元西武ライオンズのプレーヤーとして、現在は球団社員として埼玉西武ライオンズを支える高木大成さんの『プロ野球チームの社員』を読了。
サイン本を見つけたことと、
タイトルから内容に興味を抱いて購入した一冊。
本書は、
第1章 高木大成、選手から社員になる
第2章 パリーグとライオンズ
第3章 プロ野球選手になるまでの話
第4章 プロ野球の未来に思うこと
に章立て(別途、はじめに&おわりに)され、1995年のドラフト会議で、西武ライオンズ(現 埼玉西武ライオンズ)がドラフト1位で入団し、
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週初めに中間記⬇︎
をアップロードしていたなぎら健壱さんの『高田渡に会いに行く』を読了。
類稀なる説得力
中盤以降も(序盤からと同様)人間臭いエピソード満載でしたが、それらに加え
” 佐久間 基本的には、渡ちゃんはものすごく歌が上手だから。いわゆる歌唱能力というか、ただ歌が上手い、ということではなくてね。
あの人の歌はメロディーが上下するわけでもないんだけど、ものすごく上手なんだよね。声も太いし、何より届く。”(p257/佐久間=佐久間順平)
に、
続きを読む なぎら健壱さんが迫った人間 高田渡:『高田渡に会いに行く』読了 →
シンガーソングライターにタレントと多方面で活躍されているなぎら健壱さんの『高田渡に会いに行く』を読み始め
出会いと黎明期
証言1 高田 烈
証言2 高田 蓮
証言3 高田 富美子
証言4 佐久間順平
証言5 シバ
と章立て(別途、前書き 等)されているうち「証言2 高田 蓮」まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
一度本書サイン本の販売機会があり、扱われているテーマからスルーしていたものの、機会を逃した後から後悔の念を抱き、
再度訪れた入手機会に購入していた経緯。
なぎら健壱さん及び所縁深き人たちから浮かび上がらせる実像
最初、購入を見送っていた経緯が、本書の主人公である高田渡さんについて承知していなかったことで、
続きを読む なぎら健壱さんが迫った人間 高田渡:『高田渡に会いに行く』中間記 →
(2021年)上半期、残すところ2週間+α程度といったところ、過ぎ去りし日の中で快心の日を振り返ると、
筒井康隆先生との遭遇叶った2月18日が代表的に思い起こされますが、その筒井康隆先生の最新刊『世界はゴ冗談』
のサイン本を販売検索すれば・・
続きを読む 先月(2021年5月)末から今週(6/7〜13)にかけて嬉しかったこと:筒井康隆先生本7冊 →
前回、(2021年)5月中旬に顔を揃えた積読本6冊 ↙️
てっきり梅雨のお供に・・と思いきや、20日近く経過してもいまだその気配感じられずも、読書は快適に進行し6冊目となった ↙️
を読了し、新たに積み上がりし、
続きを読む いまだ梅雨入りせず、夏の到来を予感させられながら揃いし 2021年4月下旬購入積読7冊 →
建築家 光嶋裕介(こうしまゆうすけ)さんの『増補みんなの家。建築家一年生の初仕事と今になって思うこと』を読了。
(2021年)4月上旬、光嶋裕介さんの『つくるをひらく』読了の
余韻を引きずる最中、「そういえば(光嶋裕介さんの)サイン本(➡︎サイン入りポストカード)・・」とおぼろげな記憶から
書店を往訪し、入手していた経緯。
建築家 はじめの一歩
本書は、光嶋裕介さんが建築家としての第一歩を刻んだ内田樹さんの自宅兼道場兼能舞台『凱風館』の設計を依頼されてから竣工に至るまでの日々が、光嶋裕介さんの個人史を踏まえながら26項目にまとめられたもの。
タイトルにある「増補」とは、2012年7月に本書の元となる『みんなの家。 建築家一年生の初仕事』が出版されており、
続きを読む 光嶋裕介さんが凱風館建築で辿った軌跡とそれから:『増補みんなの家。 建築家一年生の初仕事と今になって思うこと』読了 →
漫談家ねづっちさんの『会話を整える』を読了。
ねづっちさんが新刊を出版されたことをTwitterで承知していて、
(2021年)4月の単独ライブ(「ねづっちのイロイロしてみる60分」)前 ⬇︎
サイン(書いていただく)用に、近くの紀伊國屋書店に駆け込んで入手していた経緯。
会話術の心得となぞかけの醍醐味
本書は、
” 会話術のテクニックは、たくさん世の中に紹介されています。しかし、そんなに多くのテクニックをマスターしなくても本書の第3章にある11のルールを参考にすれば、会話力は上がるはずです。”(p3)
と、本を開いたところの「はじめに」で記され、
続きを読む ねづっちさんに学ぶ、なぞかけを整え日々の会話を楽しめるようになるちょっとしたコツ:『会話を整える』読了 →
小説家 朝井リョウさんの作家生活十周年記念書き下ろし作品『正欲』を読了。
本作発売により朝井リョウさんの名を知ることとなり、発売となった3月下旬頃から、訪れる書店の何店舗もで「これでもか」と言わんばかりの一等地を陣取る陳列で
注目度の高さを知らしめられ、「どんな作品だろう・・」とレビューを参照するも
「後味の悪さ」といったニュアンスを感じ取り、距離を置いていたものの、一度書店から消えた
サイン本再入荷のタイミングで「(これを機に)一回読んでみようかな」の思いに切り替わり、手が伸びていた経緯。
多様性が叫ばれる現実の一方で
口外出来ぬ悩み(性癖)を抱えた男女に、引きこもり児童と居を共にする検事家族に、
ストーリーはそれぞれの場所で進行してゆき、やがてその悩みが結末で舞台を一つにしていくという・・ 大雑把な流れですが、
続きを読む 朝井リョウさんが描いた心に闇を抱えたものたちの共闘、その結末・・:『正欲』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる