アンジャッシュ 児嶋一哉さんの『俺の本だよ!!』を読了。Twitterにアクセスした際、タイミング良く
サイン本入荷情報に触れ、即反応し入手していた一冊。
児嶋ワールドの真骨頂
帯に、おぎやはぎ 小木博明さんの
” 笑いない!涙なし!これぞ児嶋ワールド!”
のコメントが載っていて、これが言い得て妙で ^^
” アイドルになりたいという思いが募り、中学3年生のときに、とうとうジャニーズ事務所に履歴書と写真を送った。
しかし、一向に連絡はない。「何か手違いがあったのではないか?」気を取り直し、もう一度書いて送った。
まさか合格した人にしかジャニーさんから連絡が来ないなんてこと、その頃の僕は知る由もなかった。”(p021)
という強烈な自我に支配されていた?学生時代に、
続きを読む アンジャッシュ 児嶋一哉さんの世界観にどっぷり浸かる『俺の本だよ!!』読了 →
筒井康隆先生の最新刊『ジャックポット』を読了。
大概、筒井康隆先生の新刊が出る際はサイン本が出ている印象で待ち構えるも、
本作については「(2月上旬の発売後)出ないなぁ・・」と、3月も中旬となり諦めモードに切り替わりかけていたところ
Twitterで販売情報を見つけ
通信販売で思いを叶えていた経緯。
コロナ禍の最中、混沌、狂乱の世界へ
本書は「漸然山脈」「コロキタイマイ」など一四の短篇を収録。
全体を通じコロナ禍の混沌を描いた「ジャックポット」好例にカオスとの印象を引っ張り出されましたが、
最初二話は全然設定が頭に入って来ず、難解との滑り出しに冷や汗気味も、
続きを読む 筒井康隆先生が描いたコロナ禍の狂乱、亡きご子息との夢の中での再会ほか一四の短篇集『ジャックポット』読了 →
世界屈指のバトミントンプレーヤー 桃田賢斗選手 初の自伝『自分を変える力』読了。
サイン本発売を待ち構えていたところ
SNSで情報をゲットし、
即反応して入手していた一冊。
光と影の落差大きいキャリア
バトミントンに、桃田賢斗選手にフォローしていない私でも、桃田賢斗選手に
” 2016年の春、世界ランキング2位となった直後、不祥事で無期限の試合出場停止処分となり、リオデジャネイロオリンピックを断念。
その1年後の6月に復帰。2018年には世界選手権を制し、初めて世界ランキング1位にもなった。
そして2020年、交通事故で右眼窩底骨折となり、一時は引退まで考えたが、手術ののちに復活した。”(p186)
と、1994年9月生まれでいまだ26歳ながら、いろいろあったことは承知していて
続きを読む 桃田賢斗選手が逆境を乗り越えた言葉とバトミントンに賭ける思い:『自分を変える力』読了 →
(2021年)3月中旬の見立て⬇︎通り、
4月一杯で(当時の)積読14冊を読み終え、新たに積読されし7冊 ⬇︎
もっとも背後にそびえし積読状態である本は ⬇︎
続きを読む ゴールデンウィーク突入でステイホームのお供! 2021年3月下旬購入 積読7冊 →
俳優 中村倫也さんのエッセイ集『THE やんごとなき雑談』を読了。
Twitterで本書に関する話題がヒートアップしており、「サイン本買えたら・・」
の希望叶い、手元に引き寄せていた一冊。
変わりゆく周囲、等身大の姿
『ダ・ヴィンチ』誌での2018年11月号〜2020年11月号に掲載されたエッセイに書き下ろし2本が加えられた構成で、
” 確かに、二〇一八年は激動の一年だった。注目度が桁違いに上がったし、ちょっとしたコメントなどもすぐにネットニュースになって、多くの方に広めていただいた。”(p47)
とキャリアの飛躍を遂げた時期に
続きを読む 中村倫也さんがエッセイで綴った人気俳優の等身大の日常:『THE やんごとなき雑談』読了 →
高田文夫先生が著者に名を連ねる『ギャグにまつわる言葉とイラストと豆知識でアイーンと読み解く ギャグ語辞典』を読了。
ふらっ〜と立ち寄った書店で「サインカード封入」の本書を見付け、
「これは〜!」と即応し、入手していた一冊。
笑撃史の数々
読み始める前は、辞典形式だし200ページに迫る分量「読むの大変かな・・」なる不安も感じていたものの
読み始め早々
” 味の素が無い!
・・中略・・
出演していた深夜番組『M10』(テレビ朝日系)の料理コーナーで、たかじん自らが調理するなか、味の素の用意がないという理由で激怒。”(p34)
と、ギャグにこだわらず、お笑いに関する事件簿等など興味深く読まされる項目が点在し、程なく引き込まれていき
続きを読む 高田文夫先生がギャグで振り返った笑撃史:『ギャグにまつわる言葉とイラストと豆知識でアイーンと読み解く ギャグ語辞典』読了 →
小説家 伊東潤さんが、蘇我馬子の生涯を描いた『覇王の神殿』を読了。
Twitterでサイン本が稀少である旨が流れてきて、
サインが書かれている動画を見ているうち
「サイン本、買えたら(読んでみよう)」の思いに至り、売場を往訪した際、
” 馬子、推古大王、聖徳太子らが目指した理想の軌跡を辿る “
なる帯から想起させられる内容に「日ごろあまり感じないロマン(のようなものを)感じ、最後の一冊で売り出されていたサイン本との巡り合いから
手元に引き寄せていた著書。
父から子へ託された仏教国への悲願
近年、日本史への興味を強くしているものの、もっぱら対象は近現代史で
本書の主人公 蘇我馬子は、名前は頭に入っていたものの「教科書の最初の頃に出ていたなぁ」という程度。
序盤、
続きを読む 伊東潤さんが描いた、古代日本に理想国を造り上げた者たちの軌跡:『覇王の神殿 日本を造った男・蘇我馬子』読了 →
先週、中間記 ⬇︎
をアップロードした吉田豪さんの『書評の星座 吉田豪のプロレス&格闘技本メッタ斬り 1995-2004』を読了。
中、後半は感じ掴めてきたスピードアップ感に、通常版より短めの回もありましたが、内容的面白さに牽引されたような。
プロレス、格闘技界のリアル
上げ幅強かったパートを抜粋すると・・
“「リングの上の闘いはそれこそ生きるか死ぬかの迫力で臨まなければ、お客さんを惹きつけることなんかとうていできない。
お互いを罵り合って『ぶっ殺してやる』といった発言が新聞に載り、一触即発の緊張感が次にどう転ぶかわからないような意外性。
知恵を絞り、工夫を凝らし、こうした展開を必死になって考えていく。それがプロレスというビジネスなんだ」”(p414/『俺の魂』アントニオ猪木)
という根源的な話しに、
続きを読む 吉田豪さんがプロレス、格闘技系本に下した鉄槌と評価:『書評の星座 吉田豪のプロレス&格闘技本メッタ斬り 1995-2004』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる