週初めの朝、中間記⬇︎をアップロードしていた
小説家 真山仁さんの『ロッキード』を読了。
戦後最大の疑獄事件の闇・・
“「フワフワと現れて、フワフワと消え去った事件でした」”(p11)
という園部逸夫 元最高裁判事のコメントに始まる全567ページ(別途、関連年表 等)に及ぶ大作。
「オヤジが死ぬまで、最高裁が判決を出せなかったのは、公判の無理を、裁判所が感じていたからだろう。檜山の請託の事実にしても、現金授受にしても、問題が多すぎる。それでも、オヤジは、無罪にならなかった」(p244)
というかつて側近として仕えた石井一 元自治大臣の振り返りに、
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小説家 真山仁さんが手がけた初のノンフィクション作品『ロッキード』を読み始めて
第一章〜終章(=第十五章)と構成されるうちの第八章(/第二部)まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
先月(2021年2月) ⬇︎
オンライン視聴したトークライブで、それまで漠然と有していた興味をより強く刺激され、
サイン本を探し出し、購入していた経緯。
購入後、5cmに迫る厚みに軽くプレッシャーを感じていましたが・・
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くりぃむしちゅー 上田晋也さんの
” 17年か18年ぶりに文章を書いた。というのも、新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言中に50歳になり、ふと40代の10年間を振り返ってみると、この10年間一度も文章を書いていなかったことに気付いた。
文字を覚えて文章を書かなかった10年間などなかった。コレは由々しき事態だ、と思い、どうせなら文章を書かなかった40代に経験したことに絞って綴ってみた。”(p3)
との「前書」に始まるエッセイ集『経験 この10年くらいのこと』を読了。
サイン本が書店に流通していることを知り、「どこか出ないかなー」と待ち構えていたところ
情報に即応して、滑り込みといった感じで入手叶った著書(=サイン本)。
抜群の露出度、かと思いきや・・
TVではニュース、ドキュメンタリー、スポーツ番組視聴に偏る自分ながら上田晋也さんがTVに出まくっている超売れっ子であることを承知しているものの
カメラのないところで
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ロックバンド クリープハイプのVocal & Guitar 尾崎世界観さんの小説で第164回 芥川賞候補作『母影』を読了。
先月(2021年2月)、
オンライン視聴したイベント⬆︎で入手していた著書。
カーテン向こう側の母
主人公の少女のお母さんが勤務する
“このお店はせまいから、探けんしてもつまらない。入ってすぐのところにテーブルと細長いイスがあって、その先にやわらかいカーテンにぐるっとかこまれたベッドが二つならんでる。
その向こうにはトイレがあって、その先の行き止まりはタオル置き場だった。
ちゃんとたたまれた新品のタオルは山になって、使って捨てたタオルはカゴの中で川になってた。
私はいつも手前のベッドにもぐりこんで、カーテンだけを見てる。
私が見てるカーテンはお母さんのベッドとつながってて、ときどきそこにお母さんの影が出るからだ。”(p3-4)
との情景描写で始まる本書は、
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小説家 百田尚樹さんが、「時間」の本質に斬り込んだ『百田尚樹の新・相対性理論』を読了。
本書を読んだ方々から「もっと早くこの本に出会っていれば・・」といったレビューが百田尚樹さんのもとに寄せられていたとの状況から
(2021年)2月初旬の購入時から楽しみにしていた著書。
伸び縮みする時間
本書は「週刊新潮」誌上での連載が、加筆修正などを経て書籍化されたもの。まず冒頭の「はじめに」で
” 人類は「長生き」のために、とんでもないことを考えました。それは医学や栄養学とは全く異なるアプローチの発想です。
このアプローチはまさに画期的なものでした。人類が他の人類を圧倒し、凄まじい発展を遂げることができたのは、実はこのおかげなのです。その発想とはどういうものか?
それは「時間の概念を変える」ということです。
・・中略・・
私はこの発見を「新・相対性理論」と勝手に名付けました。
約百年前、アルバート・アインシュタインが「相対性理論」を発見し、「時間」が伸びたり縮んだりするものだと理論的に説明して、世界をあっと言わせました。
・・中略・・
さらに言えば時間は重力によっても進み方が変化します。それらは世紀の発見と言えるものでしたが、実は人類は何万年も昔から、時間が伸びたり縮んだりすることを知っていたのです。
そう、人類は「時間の概念を変える」ことで、「長生き」が可能だということに気付いたのです。”(p10)
と示され、
本編で
続きを読む 百田尚樹さんが迫った人生を激変させる目から鱗な時間の本質:『百田尚樹の新・相対性理論』読了 →
(2021年)1月末に積み上がっていた12冊 ⬇︎
の最後の1冊 ⬇︎
を週初め読了させ、
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先週、読み始め記 ⬇︎
をアップロードした近田春夫さんの『調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝』を読了。
気づかず接していた近田春夫作品の数々
その(読み始め記)後、読み進めた中、後半には
” 翌81年の元日には、俺が作詞作曲を手がけたザ・ぼんちの「恋のぼんちシート」(作詞・作曲/近田春夫)がリリースされ、80万枚の大ヒットを記録した。
・・・と同時に、盗作をめぐる騒動でも世間を賑わせることになった。”(p144)
という「あの曲そう(=近田春夫さんの曲)だったのかぁ」という大昔からあった近田春夫さんとの接点に、
続きを読む 近田春夫さんが振り返った、その痛快なる半生:『調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝』読了 →
音楽界をはじめ多方面で才能を発揮されている近田春夫さんの『調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝』が、
1 NASU-KYURI 1951-57誕生
2 先生がんばってください 1957-63 小学校にて
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22 調子わるくてあたりまえ 1989-2017 癌闘病
23 世界で一番いけない男 2017- 300へ向けて
と23に及び項目立てされているうち、9 COME ON, LET’S GO 1975-77 レコードデビュー まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
サイン本入手機会を捉えて、
手許に引き寄せてた著書。
枠に収まりきらない才能
自伝の類、たいがい幼少期の頃は退屈だったりしますが、本書は
続きを読む 近田春夫さんが振り返った、その痛快なる半生:『調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝』読み始め →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる