ビートたけし(北野武)さんが、
” 芸人の俺に、「この時代への弔辞」を読ませようと企んだ出版社があって、しかも、それがあの講談社だった。
俺は面白いと思った。生涯、読むつもりなかった弔辞を、俺がここで読んだらどうなるか。”(p19)
と因縁浅からぬ講談社から出版した著書(エッセイ)を読了。
昨年(2020年)末、「うわっ、出遅れた、、」と思ったところから
歩いてサイン本販売店を探し出し、入手していた一冊。
出生から近未来まで
本書は、
第1章 あのころのテレビ
第2章 人間ってやつは
第3章 お笑いの哲学
第4章 さよなら古い世界
と章立てされたもと、
続きを読む ビートたけしさんが、今この時代に読んだ『弔辞』読了 →
先週、中間記⬇︎をアップロードした
川相昌弘さんの『ベースボールインテリジェンス 実践と復習の反復で「頭を整理する」』を読了。
基礎からプロの領域
その(中間記)後、読み進めたのは
第3章 守備(連携)編
第4章 犠打編
第5章 打撃編
第6章 走塁編
の4章。守備に関して
” 私は、ヘッドスライディングで突っ込んでくる選手に対しては、左足を二塁ベースの前に置くことがあった。
ランナーがベースタッチするところに、左足を置いておくのだ。そうなると、ランナーはほかの場所をタッチせざるをえない。
そこを狙って、グラブを持っていけば、アウトを取れる確率が上がる。
「頭脳的と見るか」、「汚い」と見るかは人それぞれだろうが、私の現役時代はこういうプレーをする選手が結構いたものだ。私はプロの技術だと思っている。”(p109)
という基礎に裏打ちされたプロフェッショナルな領域に、
続きを読む 川相昌弘さんが伝授する実践済み野球の奥義:『ベースボールインテリジェンス 実践と復習の反復で「頭を整理する」』読了 →
元読売巨人軍、中日ドラゴンズで選手、指導者として活躍された川相昌弘さんの『ベースボールインテリジェンス 実践と復習の反復で「頭を整理する」』を読み始めて
はじめに
第1章 心の持ち方
第2章 守備(基礎)編
第3章 守備(連携)編
第4章 犠打編
第5章 打撃編
第6章 走塁編
と章立てされているうち、「第2章 守備(基礎)編」まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
昨年(2020年)12月に開催された
刊行記念イベントで入手していた著書。
一流になるべく書き留められた記録
川相昌弘さんが読売巨人軍入団後、
続きを読む 川相昌弘さんが伝授する実践済み野球の奥義:『ベースボールインテリジェンス 実践と復習の反復で「頭を整理する」』読み始め →
先週、中間記をアップロードした
爆笑問題 太田光さんの『芸人人語』を読了。
月刊誌(『一冊の本』)での連載がまとめられた著書で、後半の話題が、
” 実はこの世界に不要な人などいない。逆に言えば絶対に必要な人もいない。そんな当たり前のことが見えなくなる。
感染が終息するまでと頭ではわかっている。しかし人は自分の存在意義を問わないでいられない。自分はこの会社に必要なのか。この世界に必要なのか。皆が等しく苦しいから誰に相談することも出来ない。”(p186)
など、時節柄を反映した内容に偏ってしまったものの
続きを読む 爆笑問題 太田光さんがコラムで斬った社会、笑い もろもろ:『芸人人語』読了 →
爆笑問題 太田光さんの「一冊の本」の連載コラムがまとめられた『芸人人語』を読み始め、全20本収録されているうちの5本読み終えたので、そこまでのおさらい。
Twitterでサイン本入荷情報を見つけ、
最初、爆笑問題の笑いの質が得意でないことから迷ったものの、直近では、ふかわりょうさんのコラム集⬇︎など、
コンスタントにお笑い芸人の方の著書を読んでいた経緯を鑑みて購入。
身近なことを奥深く
読み始めて早々「やや難解さを感じさせながらも、これは当たりかな」と
続きを読む 爆笑問題 太田光さんがコラムで斬った社会、笑い もろもろ:『芸人人語』読み始め →
先週、中間記⬇︎をアップロードした
東京新聞運動部記者 森合正範さんの『力石徹のモデルになった男 天才空手家 山崎照朝』を読了。
その(中間記)後に読み進めたのは
第3章 「戦国キック」参戦
第4章 第1回 全日本選手権の衝撃
第5章 梶原兄弟との訣別
第6章 クラッシュ・ギャルズ
第7章 空手道おとこ道
上記の章(別途、Interview 「極真の竜」、語る etc)で、
“「『山崎が負けたら日本の空手が終わる』と切羽詰まった感じでね。大山館長の一押し。
寸止めの全空連を意識して、『山崎を通じて実戦空手、喧嘩空手はどういうものかを見せる』とはっきり言っていたからね」
真の空手とは「寸止め」ではない。実戦で通用する極真だ。大山にはそれを具現化し、証明できる弟子がいる。大山は山崎にすべてを懸けていた。”(p109-110)
と命運を背負った背景に、
続きを読む 森合正範さんが迫った伝説の空手家の実像:『力石徹のモデルになった男 天才空手家 山崎照朝』読了 →
空手家として極真会館 第1回オープントーナメント全日本空手道選手権大会チャンピオン、キックボクシング「ワールド・キックボクシング」エースとして活躍されたなどの経歴を持つ山崎照朝さんの半生に、
東京新聞運動部記者 森合正範さんが迫った『力石徹のモデルになった男 天才空手家 山崎照朝』を読み始めて
第1章 力石徹はおまえだ
第2章 大山倍達と石橋雅史
第3章 「戦国キック」参戦
第4章 第1回 全日本選手権の衝撃
第5章 梶原兄弟との訣別
第6章 クラッシュ・ギャルズ
第7章 空手道おとこ道
と章立て(別途: Interview「極真の竜 」、語る 他)されているうちの第2章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
伝説の空手家に迫るプレリュード
本書は、参加が叶わなかったものの先日読了した『沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修 評伝』の刊行記念イベントの
ゲストで本書著者の森合正範さんの登壇から本の存在を知り、『力石徹のモデルになった男』のネーミングに惹かれ、手に取った次第。
山崎照朝さんのお名前は、件の
『沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修 評伝』で
” 大田体育館で行われた旗揚げ第二戦において、打倒カンワンプライの二番手に指名されたのが、山崎照朝だった。
空手の構えを見せた山崎照朝は、タイ式ボクシングのリズムに、まったく付き合わず、開始一分すぎに左の前蹴りを叩き込み、わずか1ラウンド1分33秒でKO勝ちを収めている。”(p360)
と登場しており、タイトルに掲げられた「伝説の空手家」の呼称とともに前段階から興味を刺激されての読み始めでしたが、
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年末年始(2020-21)を跨いで読み進めた著述家 細田昌志さんの『沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修評伝』を読了。
中間記⬇︎をアップロード後、
程なく
” この白羽秀樹こそ、のちに沢村忠となるからである。”(p277)
と、本の主人公 野口修さんの運命を決定づける沢村忠さんが登場し、
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる