幻冬舎 代表取締役社長 見城徹さんの『読者という荒野』で
第1章 血肉化した言葉を獲得せよ
第2章 現実を戦う「武器」を手に入れろ
第3章 極端になれ!ミドルは何も生み出さない
第4章 編集者という病い
第5章 旅に出て外部に晒され、恋に堕ちて他者を知る
第6章 血で血を洗う読書という荒野を突き進め
と章立て(別途、はじめに&おわりに)されているうち、
第2章までを読み終えたので、そこまでのおさらい。
本書は、先日参加したトークイベント↓で入手していたもの。
言葉を獲得するための読書
冒頭「はじめに」で
” この本のテーマは、読書論である。僕の人生と、その人生のなかで読んできた膨大な数の本について語ることで、
一人の人間がいかにして自分の言葉を獲得し、言葉によって道を切り開いてきたかを明らかにして行く。”(p7)
と本書についての紹介があり、
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青山繁晴参議院議員の『ぼくらの死生観 ー 英霊の渇く島を問う』を読了。
かつて出版された『死ぬ理由、生きる理由 ー 英霊の渇く島に問う』が新書化され、
そこに書き下ろしの原稿(「この書が新書として再生する朝は、こころの晴れ間です」)が約120枚が加えられたもの。
本書が書き上げられた発端は、大型客船にっぽん丸を運航している商船三井から
” いつか、にっぽん丸の小笠原クルーズの行き先に硫黄島を加えて、ぼくの話を乗客に聴いてもらいたいという願いを、
この智子さん(註:商船三井社員)が深められて、粘り強く上司らとの話し合いや商船三井客船へのプレゼンテーションを重ねてきたうえでのオファーだったのでした。”(p22)
青山繁晴参議院議員(当時、株式会社独立総合研究所社長)の下にオファーが舞い込み、
主に、硫黄島に関する船上での講演『硫黄島を考える講演会付きのクルーズ』の模様が文字起こしされたもの。
硫黄島の真実
硫黄島(いおうとう)とは、
” 日本はそれまでの2千年をはるかに超える永い歴史で初めて、国土の一部を外国に占領されました。”(p16-17)
という日本史においての位置付けを担い、そこでは
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元テニスプレーヤーで、現在はスポーツキャスターなどとして活躍されている松岡修造さんの
『弱さをさらけだす勇気』を読了。
書店に立ち寄った際、サイン本の販売を見つけ、
書に手に取っていた経緯。
「弱さ」が切り拓く未来
” 自分の「弱さ」と向き合えば、僕たちはもっと成長していけると思います。”(p229)
という松岡修造さんのメッセージの下、
続きを読む 松岡修造さんが説く、偽りの自分を脱ぎ捨て本当の自分で勝負するススメ:『弱さをさらけだす勇気』読了 →
センターバックとして(イギリスの)プレミアリーグ サウサンプトン(Southampton Football Club)及びサッカー日本代表で活躍されている
吉田 麻也 ハーパーコリンズ・ ジャパン 2018-06-01
吉田麻也選手の半生が綴られた『レジリエンスー負けない力』を読了。
先週末に参加したイベント↑対象書籍として入手していたもの。
イギリスの超大手と呼ばれる出版社から(出版)オファーが届いた際、逡巡している姿に編集者から
“「大丈夫、マヤには resilience があるから!」。
「 ri-zi-li-ens ・・・レジリエンス?」。一度聞いただけでは、スペルすら思い浮かばなかった。
日本語では「逆境力」「折れない心「復元力」「回復力」「耐久力」など、いろんな訳が当てはまる言葉らしい。僕的な解釈は「負けない力」。”(p7)
とタイトルに込められた思いの下、
吉田麻也選手がプロのアスリート=サッカー選手となり、海外に渡っての挑戦のこれまでの日々が記されています。
12歳の覚悟、そして海外で感じた異次元
12歳で長崎の親元を離れ、選抜された名古屋グランパスのジュニアユースに飛び込む際、
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書店でタイトルに惹かれ、立ち読みした感じも「面白そうだなぁ」と、
手に取った山納洋さんの『地域プロデュースはじめの一歩』を読了。
1,000回以上のイベント開催から導き出された原理
著者の山納洋さんについて承知しておらず、他の出版等について調べてみたところ
「カフェ」に関するもの(未読)などあって、経営コンサルタント的な職業に従事されているかと思いきや、
” 僕は大阪ガスという会社の社員です。”(p1)
と、何と!会社員の方が・・
続きを読む 山納洋さんが、イベント開催、場づくりをしたい人たちに伝授する小さなアクションの起こし方:『地域プロデュース、はじめの一歩』読了 →
野村監督こと、野村克也さんの新著『野村克也からの手紙 野球と人生がわかる二十一通』を読了。
野村 克也 ベースボール・マガジン社 2018-06-19
先日開催された「サイン本お渡し会」で入手していたもの。
リーダーへ 助言の手紙
挑戦者へ 激励の手紙
個性派へ 忠告の手紙
恩師、友へ 学んだことへのお礼の手紙
家族へ 愛の手紙
遺言
と章立てされ、
教え子といえる宮本慎也 東京ヤクルトスワローズヘッドコーチ、古田敦也さん、田中将大選手(ニューヨーク・ヤンキーズ)、リーグは違えどライバルとしてしのぎを削った長嶋茂雄さん、王貞治さんへの思いが手紙という形でしたためられています。
手紙に載せられた思い
読み物として面白かったのは「個性派へ」で
続きを読む 野村監督こと野村克也さんが、本当は書きたくなかったけれど伝えたかった二十一の思い:『野村克也からの手紙 野球と人生がわかる二十一通』読了 →
先週、中間記↓アップロードした
白井聡さんの『増補 「戦後の墓銘碑」』を読了.-
『国体論 菊と星条旗』刊行記念のトークイベントで
(白井聡さんの)大学の先輩との國分功一郎さんが、「烈しさ」というキーワードを抜き出されていましたが、
続きを読む 白井聡さんがエグる「永続敗戦レジーム」の爪痕:『増補「戦後」の墓碑銘』読了 →
政治学者 白井聡さんの『増補 「戦後」の墓碑銘』を読み始めてから
全部で第5章まであるうちの第1章とちょっと(〜p149)を読み終えたので、そこまでのおさらい。
” 本書は。『週間金曜日』に連載された『「戦後」の墓碑銘』と題するコラムの原稿、ならびに、筆者が折に触れてさまざまな媒体に書いた時事論的論考、
そして「戦後」というテーマに関連する解説論文等をまとめたものである。若干の書き下ろしも含まれている。”(p18)
というバックボーンから
第1章 「戦後」の墓碑銘
第2章 「永続敗戦レジーム」のなかの安倍政権
第3章 「戦後」に挑んだ者たち
第4章 生存の倫理としての抵抗
第5章 平成政治の転換点
と章立てされた下、
続きを読む 白井聡さんがエグる「永続敗戦レジーム」の爪痕:『増補「戦後」の墓碑銘』読み始め →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる