このところ週末は、ウェビナーを見ている事が多い気がしますが、今回は平秀信さんのヴァーチャル・コンサルの三講義目。
前回 >> 平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(2-2/4)<<
前々回 >> 平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(1-2/4) <<
初回 >> 平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(1-2/4) <<
ヴァーチャル・コンサルへの道:海外銀行口座開設
そもそも論として、ヴァーチャル・コンサルは月収35万円程度の事業規模につき、海外を拠点にしてPT(無税)を実践する事で経済的効果(国内だと20%が所得税で課税されてしまう)を得られる。
因みに、それ以上の事業規模を目指すと対面型となり、別のスキルを求められるようになり、ハードルが高まる。
まず、海外生活を始めるに当たっては、海外で銀行口座を作らねばならない。
平さんの場合、香港でHSBCの口座を開設されたそうですが、かつては代理人の同席が認められていたものの
今は本人の口から自分の事業や海外口座が必要な理由を説明出来ないと、口座を持つ事が難しくなっている。
因みに、代行業者の利用も手ではあるものの、本人の同席は必須。
開設時にはパスポート、運転免許証が必要で、開設時の手数料2万円、更新料が年間5万円などのコストがかかる。但し、稼ぎに対して大きく影響するものではないとのお話し。
なお、コンサルタントとしての決済手段はクレジットカードであったり、Paypalが便利。なお、入金時期は前払いである事が必須。
ヴァーチャル・コンサルへの道:Skypeを使いこなす
ヴァーチャル・コンサルの通信手段は、Skype(スカイプ)となり、安定した通信環境は生命線となり、有線、無線、ポケットWifiなど、慎重なバックアップ策が求められる。
但し、Wifiに関しては国内よりも海外の方が充実している場合が多い。他で必要なものはイヤホン、カメラ、マイクなど。
因みにコンサル時は必ずしも動画の利用は必須でなく、本名でなくとも大丈夫と。
ヴァーチャル・コンサルへの道:集客
口座を設けてお金が入る経路を確立し、Skypeで回線の確保が出来たら、次は集客。
集客で一番効果的なのは、Facebook(30歳代以上)。というのは広告費のコストパフォーマンスが高いとの理由で、
個人ページの他に、公式ページを作って、後者に専門分野の事をセールスする。
ウェビナーでは、平秀信さんの公式ページをベンチマークされる事を推奨されていました。
その他は、人からの紹介が有力な手段で、コンサルタントを名乗る事、そのマインドセットを固める事で、いろいろな紹介が来るようになるんだとか。
続いて、専門に関するコミュニティを探して、自己PRを展開。
待っていてもお客さんは来てくれないので、自分からアプローチしていく事が大切。また、お客さんの特性も、声を掛けられる事を待っているものだと。
Facebookで記事を日々投稿していると、興味を持った人が「いいね!」等の反応を示してくれるので、公式ページを足がかりにアプローチを行なっていく。
なお、記事の書き方にはコツがあり、全てを書き切らず、先を知りたい人には、個別のコメントを求めるなど寸止めにするなどの仕掛けが集客に寄与する。
公式ページの育て方については、オファーを出して、プレゼントをして、「いいね!」を貰うなどの動きが効果的。
また、友達数は上限である5,000人を目指し、これに関してはノウハウが販売されており、プロフィール写真も大きく影響する。
5,000人に対して1回の投稿で閲覧されるのが、500名程度であるところ、700円のFacebook広告を使えば3〜5倍に対象を拡大出来る。
優れたコンサルタントの資質
コンサルティングを行なっている際は、相手をお客さんと思わず、大事な友達、家族と思う事が大事。
つまり、お客さん相手となると、お金を如何に取ろうかと考えてしまうため、相手をどのように捉えるかはコンサルティングの質に大きく影響する。
また、前回の内容と重複しますが、とにかく相手の言っている事を丁寧に聞いて上げる事が大事。そして最後の5分で、アドヴァイスなり宿題を1つ出す程度。
相談に来るお客さんは混乱している事が多いので、コンサルタントが適切な質問を発する事で、頭の中を整理して上げる。
幾つもアドヴァイスを与えると、再び相手に混乱が生じてしまう事と、全てを晒してしまうと次がなくなるので、
言いたい事、伝えるべき事を1つに絞る事が大事。
ヴァーチャル・コンサルへの道:集客(中上級編)
これが第一段階で、ここでお金が貯まるようになってきたら、PPC広告、ランディングページの作成といった手段の活用して行く。
また、Facebookだけに頼っていると、ある日、突然アカウントを閉ざされたりする事があるので
メルマガの発行やブログへの記事転載も万一の事態に備えて対応が求められる。
こういった事を通じて自分のリストを集めて、顧客の裾野を拡げていく。
ヴァーチャル・コンサルへの道:戦略
最初のうちは身に付けたスキルで、同業がやっている値段に対して価格破壊を仕掛けていく。
スキルに関しては、雑誌が参考になるそうで、雑誌の数だけ食い扶持がある。
心掛けとしては、お金を投資した先から回収を考えて行く事が大事。やってみて、自分の経験を付け加えて、独自性を出す。
最初は、1,000〜10,000円未満という時間単価で、何より始める事が大事。
Facebookが持つポテンシャル
といったところインフラ構築、集客が、今回の概要。
Facebookの商用(ビジネス)利用に関しては否定的な意見も耳にしますが、
然るべきやり方を覚える事で、「こんな使い方も出来るんだ!?」といった領域も存在してそうですね。