コラムニスト泉麻人さんの『大東京23区散歩』を読み始めて
泉 麻人/村松 昭 講談社 2016年06月15日
全668ページ(含.基礎知識問題解答等)あるうちの207ページ(墨田区【その一】)まで読み終えたのでそこまでのおさらい。
まずは、東京の真ん中から東側
東京の全23区の散歩録が収録されているのは「凄えな」と思いつつ
一方で650ページ超のボリュームで、本三冊分といった ^〜^;
これまで読んだところは
千代田区【その一】【その二】
中央区【その一】【その二】【その三】
港区【その一】【その二】【その三】
新宿区【その一】【その二】
文京区【その一】【その二】
台東区【その一】【その二】
墨田区【その一】
といった23区の中心から東側といったところ。台東区、墨田区になると往訪歴一段下がりますが、
自分の馴染みのエリアの記述になると・・
続きを読む 泉麻人さんが誘(いざな)う東京23区の只ならぬ奥深い魅力:『大東京23区散歩』読み始め →
泉麻人さんが、2015年に発表した書き下ろし小説
『還暦シェアハウス』を読了。
妻との別居生活を余儀なくされ、風俗通いの副作用にも直面した主人公が、心機一転思い立った
” 55歳以上、まぁ還暦世代のシニアの方々を対象にしたシェアハウス “(p17)
を舞台に繰り広げられる人間模様、住人同士が居を去った住人のルーツを探るべく出た旅・・
といった筋立てでストーリーが展開されていきます。
昭和漂い、分岐点に差し掛かった者たちの・・
サイン本入手がきっかけで本作を知り、コラムのイメージが強く泉麻人さんに小説のイメージなかったですが、
例えば
続きを読む 泉麻人さんが描いた、昭和が薫る舞台で還暦世代が一つ屋根の下で織りなした人間模様:『還暦シェアハウス』読了 →
偶数月に隔月開催されているソラミミストとしてお馴染みイラストレーター安齋肇さんの『空耳人生 友の会』に参加。
通算27回目となる今回は『月刊 宝島』をはじめ現在は14誌の編集局長を務めておられす関川誠さん。
お二人の付き合いは20代後半に遡り、もう35年にはなるそうで、息がぴったりというか
『空耳人生 友の会』らしいまったりとした雰囲気で進行 ^〜^
最初、定刻の19:00になっても「始まんねぇ・・」なんて思っていたら
安斎肇さん曰く「遅刻」されたとのことで ーー; 幸い10分弱の遅れでスタート。
恒例の乾杯に始まり、
関川誠さんのプロフィールを見ながら進行。
お話しのハイライトは、編集者として携わられたさまざま著名人にまつわるエピソードで
続きを読む 安齋肇さんと関川誠さんが繰り出す、雑誌文化を感じるゆる〜いトークを楽しんできた:『空耳人生 友の会』第27回 ~関川誠篇~ 参加記 →
2019年最初の安齋肇さん主催のトークイベント「空耳人生の友の会」に参加。
今回のゲストは、ミュージシャンの近田春夫さん。
近田春夫さんは、一時チェックしていた時期があったものの、その後ブランクがあったことから
「確か毒舌キャラだったよな・・」と、曖昧なる記憶でしたが
登場され伝わってきた印象は、とても謙虚で低姿勢。
内田裕也さんと、そしてそれから・・
トークは、近田春夫さんのキャリアの振り出し的な内田裕也さんのバックバンド時代の頃に始まり・・
続きを読む 安齋肇さんと近田春夫さんが繰り出す、アートでゆる〜いトークを楽しんできた:『空耳人生 友の会』第26回 ~近田春夫篇~ 参加記 →
Twitterでもろもろと検索していた際、山田五郎さんの登壇を知り「!」となった
「シンポジウム ものづくりの魅力をさぐる」に参加。
厚生労働省委託事業とあり、いか程の人が集まるのだろうと思っていれば、
開演時刻が迫るにつれ、急遽、椅子が追加されるほどの人の盛況。200名に迫る数であったとか。
早めに会場入りしといて良かった的な展開に、第一部は山田五郎さんの「手に職をつければ怖くない」と題されたメインスピーチ。
冒頭、世界で一番有名な日本の画家と(故)藤田嗣治さんを紹介し、日本を追われた経緯があり、
続きを読む 山田五郎さんが語ったITにもAIにも真似出来ない職人、匠の技:シンポジウム ものづくりの魅力をさぐる 参加記 →
8月(信藤三雄さん)、10月(藤井尚之さん)と参加してきたイラストレーター安齋肇さんがトークホストを務められる『空耳人生の友の会』へ。
今回のゲストはグラフィックアーティスト伊藤桂司さん。
お二人の付き合いは四十年にも及ぶそうで、安齋肇さんの方が年上で伊藤桂司さんのことは普段、ロン君と呼んでいるそうな。
打ち合わせ、リハーサル一切なしで敢行される空耳人生の友の会に呼ばれるゲストは、
続きを読む 安齋肇さんと伊藤桂司さんが繰り出す、アートでゆる〜いトークを楽しんできた:『空耳人生 友の会』第25回 ~伊藤桂司篇~ 参加記 →
泉麻人さんの新刊『東京23区外さんぽ」を読了。
Twitterで、泉麻人さんご本人のつぶやきを見て、
刊行記念イベントの開催は確認出来なかったものの、サイン本の発売を知り👇
早々に動いて入手していたもの。
都内西側に覚えるワクワク感
「はじめに」で、
” 東京23区の西部地域で生まれ育ってきた筆者にとって、多摩の方面は幼い頃から親しみがあります。
地元の落合や中野あたりは昭和の初め頃まで豊多摩郡などと呼ばれていたテリトリーの一部であるし、
西武、小田急、京王線といった郊外電車に乗って出掛ける楽しい遊園地や昆虫採集地が存在するパラダイスでもありました。
都心方面を昔のレコードのA面とすれば、こちらはちょっとマニア好みのB面の魅力、といってもいいかもしれません。
・・中略・・
取材当日は、遠足の日の小学2年生のように心がウキウキと昂ぶったものでした。”(p3)
とあり、
日ごろ、目的地の大半が、新宿、東京方面と東側へ移動している私自身にとっても、
都内西側に向かう時は、ちょっとしたワクワク感を抱く感覚に共感。
知られざる魅力の片鱗
本編に入ると・・
続きを読む 泉麻人さんが誘(いざな)う東京西側、23区外のディープな魅力:『東京23区外さんぽ』読了 →
西洋美術にも造詣が深い山田五郎さんと、SKE48 鎌田菜月さんが登壇された
「ルーベンス展 ー バロックの誕生」開催記念イベントに、寝ていられた日曜朝に早起きして参加。
話題との「ルーベンス展」に行こうと考えていた訳ではなく・・
(2018年)2月以来☝️の山田五郎さんのトーク(蘊蓄)を楽しみに足を運んだ次第。
SKE鎌田菜月さんの動員力を掴めず、念のため整理券配布開始時間9:00に合わせて、現地
久方ぶりとなる東京スカイツリータウン(ソラマチ)へ 〜
てくてくと歩みを進め5分前頃に敷地内の様子を捉えると・・ 「あそこかぁ」と行列の生じている一角を確認。
座席数は30程度のことで暗雲立ち込めましたが、受領した整理券番号35。
結局、立見となったものの視界をブロックされることなく、ストレスフリーなポジションを確保出来し、開演まで20分ほど。
そんなこんなで定刻11:30を迎え、いざ本番。
西洋絵画、バロック、そしてルーベンス
以下、先生役の山田五郎さんから飛び出したトークの要点を抜粋すると・・
続きを読む 山田五郎さんが誘(いざな)うルーベンス、バロック、西洋絵画の魅力:「ルーベンス展-バロックの誕生」開催記念イベント 山田五郎×SKE48鎌田菜月スペシャルトークショー 参加記 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる