「essay:エッセイ」カテゴリーアーカイブ

銀シャリ 橋本直さんが綴った思わずツッコみたくなる日常:『細かいところが気になりすぎて』読了

お笑いコンビ銀シャリ橋本直さんの初著者『細かいところが気になりすぎて』を読了。

サイン本入手機会を捉え、

残り僅かとなったサイン本在庫を確保しての入手。

購入していた経緯。

本書は、

” 漫才師のツッコミをしているから後天的に職業病として細かいところが気になるようになったのか、それとも先天的にそもそも細かいやつだったのか、今となっては自分でも謎ですが、とにかく言葉にしていなくても、日常的になにかしら気になってしまったことを脳内で即座にツッコんでしまっています。”(p1)

という橋本直さんの日常+半生記的な内容が盛り込まれたエッセイ集。なお、相方の鰻和弘さんは4コマ漫画も提供。

お笑い芸人さんのエッセィは手を伸ばしてきたカテゴリーですが、前半は馴染みづらい感じを抱きがちなところ本書も中ごろに差し掛かり次第に著者の感覚とフィットする感じとなり、

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竹内由恵さんが振り返った退職、移住、出産、育児:『なんとかなるさ! ヨシエのとほほ、くすくす日和』読了

(2024年)10月中旬に発売記念イベントに参加し、

<< 2024年10月15日投稿:画像は記事にリンク >> 竹内由恵さん『なんとかなる! ヨシエのとほほ、くすくす日和』発売記念トークショー&サイン会 参加記

入手してい元テレビ朝日アナウンサーでタレントの竹内由恵さんの『なんとかなるさ! ヨシエのとほほ、くすくす日和』読了。

本書は

” 前職を退社して、静岡に移住してから、エッセーマンガをインスタグラムで発信するようになりました。

妊娠・出産という人生の節目で、社会活動が思うようにできなくなる中で、育児マンガは私自身が日々をポジティブに生きる上での支えになり、気がついたら4年間描き続けていました。”(p2)

という育児マンガが土台となった著書で

 第1章 ヨシエ、おでこちゃんとの毎日

 第2章 ヨシエ、はじめての出産

 第3章 ヨシエ、ママになるまで

 第4章 ヨシエ、パパとの出会い

 第5章 ヨシエ、2児の母になる

の章立てで構成(註:おでこちゃん=長男)。

コミカルなマンガに、エッセーにさらっと読み進められた中、印象に残ったのは、第一子を身篭るも流産となってしまい、、

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竹中直人さんのらしさ滲むエッセイ集が心に沁みた:『なんだか今日もダメみたい』読了

竹中直人さんのエッセイ50篇を収録した『なんだか今日もダメみたい』を読了。

(2024年)6月下旬に開催された

<< 2024年6月25日投稿:画像は記事にリンク >> 竹中直人さんを8年ぶりに眼前で感じてきた:『なんだか今日もダメみたい』刊行記念 竹中直人トークショー 参加記

刊行記念トークショーでサイン本を入手していた経緯。

タイトルの付け方からして「なんとも竹中直人さんらしいなぁ」とニヤリとさせられてしまうエッセイ集本編では

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岸田奈美さんが綴った だいじょうぶ から導かれるハッピーエンドな日常:『国道沿いで、だいじょうぶ100回』読了

岸田奈美さんの『国道沿いで、だいじょうぶ100回』を読了。

先月(2024年6月)青山ブックセンターで開催されたサイン会に参加して入手していた著書。

上述のサイン会で頂いたサイン。一年ぶりの岸田奈美さんイベント参加である旨を伝えたところ「いつもありがとう!!!」のメッセージを頂きました ^^

通算5冊目となる岸田奈美さん本、本書は

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吉田豪さんの予定調和を抗う軌跡 最終章:『聞き出す力FINAL』読了

プロインタビュアー&プロ書評家 吉田豪さんの『聞き出す力FINAL』を読了。

サイン本入荷情報に

出典:紀伊國屋書店 新宿本店 X(画像は Post にリンク) *画像は一部加工

タイミング良く反応でき、入手していた著書。

本書は

“『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)の二〇一八年八月二四・三一日号〜二〇二二年四月一日号)に掲載された連載「吉田豪の聞き出す力」を、加筆修正のうえ一冊にまとめたものです。”

というもので、本編は

” ボクも三〇年近いキャリアの持ち主なのに、やっぱり原稿料一〜二万円程度でインタビュー取材のオファーがきたりするので、この仕事でプロが育たないのもしょうがないと思うのである。”(p213-214)

というライト!?な業界の内情を吐露した内容あれば

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内田也哉子さんが放浪の旅を求め触れた15名の心模様:『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』読了

先週末、中間記

<< 2024年2月3日投稿:画像は記事にリンク >> 内田也哉子さんが放浪の旅を求め触れた15名の心模様:『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』中間記

をアップロードした内田也哉子さんの『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』を読了。

後半に(対談相手として)名を連ねるのは

 石内都

 ヤマザキマリ

 是枝裕和

 窪島誠一郎

 伊藤比呂美 

 横尾忠則

 マツコ・デラックス

 シャルロット・ゲンズブール

の8名(敬称略)。

写真家 石内都さんの

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内田也哉子さんが放浪の旅を求め触れた15名の心模様:『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』中間記

内田也哉子さんの『BLANK PAGE  空っぽを満たす旅』を読み始め計15名(別途、エッセー等)登場するうちの7名までを読み終えたので、そこまでのおさらい。

本書は「週刊文春WOMAN」誌で掲載された対談に加筆、修正が加えられ一冊にまとめられたもの。前半に登場するのは

 谷川俊太郎

 小泉今日子

 中野信子

 養老孟司

 鏡リュウジ

 坂本龍一

 桐島かれん

といった各分野で著名な方々(敬称略)。冒頭、本書の土台となる連載スタートが

” 人生の核心的登場人物を失った私は、ありとあらゆる生業の、それぞれまったく異なる心模様を持った人間に出会いたい、と切望した。強風に薙ぎ倒された道しるべを頼りに、時に寄り道をしつつ、行方知らずの放浪の旅に出たのだ。”(p27)

の一文に示されたご両親との別れにあったことを触れられ、本編に移行。

紀伊國屋書店 新宿本店 X(画像は Post にリンク)*一部加工

樹木希林さんの

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井戸田潤さんに学ぶ趣味を極めていくことで得られしこと:『ハンバーグ師匠のモトライフ』読了

ハンバーグ師匠でお馴染み井戸田潤さんの『ハンバーグ師匠のMoto Life』読了。

読了といってもヴィジュアル主体70ページ程度のフォトエッセイで、読み始めから最終頁までサクッと。

「水曜日のダウンタウン」出演で話題になった直後のイベント開催。

(2023年)11月初旬に開催された井戸田潤さん/ハンバーグ師匠に会える本書発売記念イベントで入手していた経緯。

内容は、タイトルに掲げられたモトライフの通り、

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