コロコロチキチキペッパーズ ナダルさんの初エッセイ『いい人でいる必要なんてない』を読了。
先月(2022年3月)開催された ↓
発売記念オンライントークショーの対象書籍としてサイン本を入手していた経緯。
本音で生きる術を獲得するまでの葛藤
本書は、
” 最初担当の方に「ナダルさんの考えや生き方について教えてほしい。ナダルさんには、この不安定な世の中を強く生き抜くヒントが隠されている気がする」”(p19)
とのオファーを受け上梓に至った著書で、
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平成ノブシコブシ 徳井健太さんの「デイリー新潮」での連載(「逆転満塁バラエティ」)がまとめられた『敗北からの芸人論』を読了。
先々月(2022年2月)末の本書刊行記念イベント↙️
で、トーク終了後に徳井健太さんがサイン本を手渡され入手していた経緯。
面白いこと、売れること
同イベントで東野幸治さんが徳井健太さんの文章力なり、分析力を評価されていましたが、
” 僕がこの本を書くにあたり一番大事にしているのは、その人が「絶望」を知っているかどうか。毒の沼地で溺れ、足掻き、でも、そこからさも当たり前かのように這い上がり、さらに上へ上へと進もうとする人。”(p79)
という大前提のもと、読むとお笑い界に精通しておらずとも、その芸人(さん)のどこが具体的に凄いのか、
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作家 岸田奈美さんの『傘のさし方がわからない』を読了。
昨年(2021年)企画されたサイン企画に合わせ、年末に購入/送付した本が
2月に返送されてきていた経緯。
岸田奈美さんの著書は、昨秋以来 ↓
通算3冊目で、巧みな文章表現に魅了、期待しての購入。
続きを読む またしても岸田奈美さんの100文字ですむことが2000文字で伝えられる日常に惹き込まれた:『傘のさし方がわからない』読了 →
内田也哉子さんの『新装版 ペーパームービー』を読了。
購入の決め手はサイン本でしたが、エッセイスト、女優など、どんな肩書きよりも、内田裕也さんと樹木希林さん(過ごした時間は樹木希林さんとが圧倒的)を両親に持ったという環境への興味強く、
その部分、
母・樹木希林さんの薦めに応える形で、九歳の時にニューヨーク留学が決まった際
” いつも、どこに行くのでも私を一人で行かせていた母が(この時が最初で最後ではあったが)なんと、現地まで同行してくれるというのだ。
本当にびっくりしている私に、「だって、相手の家族の方々にあなたがお世話になるのだもの、ごあいさつしに行かなきゃならないでしょ」と母は言った。
・・中略・・
ケネディ空港の近所にあるホテルで一泊して、日本を発った二日後にやっと私の夢見た大家族の家にたどり着いた。
そして、まるで昔からそこに暮らしていたと錯覚するほどアッという間に私は周りに溶け込んで、私がエイミーという三つ年上のお姉ちゃんと近所の子供たちと思う存分遊んで帰ってきた時には、もう母は居なくなっていた。
いつでも母には驚かされていたが、この時ばかりは、そのあっけなさにガク然としてしまった。”(p21)
という何となくらしさ漂ってくる述懐に ^〜^;
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前々回、中間記⬇︎
をアップロードした、ハライチ 岩井勇気さんの『どうやら僕の日常生活』を読了。
誰でもありそうな日常をちょっと変わった角度から
その後、読み進めた中〜後半には
” 東京で一人暮らしを始めて4年半。30歳という遅さで実家を出て、墓場の隣のメゾネットタイプのアパートに住んでいたのだが、しばらく住んだこの家から引っ越すことにした。
このアパートに住んだきっかけは、部屋の内見に来た際、スピッツの『猫になりたい』という曲の歌詞の「広すぎる霊園のそばの このアパートは薄ぐもり」という部分が、この墓場の隣のアパートに重なったことだ。
子供の頃から一番好きなバンドがスピッツだった僕は、迷いなく契約したのだった。”(p135)
の一文に始まり
” 家探しの時に、変わった家ばかり見てしまう。普通に住みやすい家では満足できなくなってしまっているのかもしれない。”(p136)
との習性から転居した
” 低層マンションの屋上で1軒だけある平屋のような家なのだ。”(p136)
で始まった新生活の模様、 その中には・・
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ハライチ 岩井勇気さんの2冊目のエッセイとなる『どうやら僕の日常生活は間違っている』を読み始め初日で、半分程度のところ(〜p90)まできたので、そこまでのおさらい。
冒頭(「はじめに」)から
” 出版社に乗せられて、自分には文才があるんだ! などと勘違いした芸能人風情が、小説などを書きメディアに取り上げられ、蓋を開ければ最初しか話題になっていないのに本人は作家を気取っている痛々しい例を何度も見たことがある。”(p1)
に、
” というか出版社。「2冊目に向けた連載は〜」なんて言ってきてるけど、お前ら1冊目の初版6000冊しか刷ってなかったよな? 甘く見積もっていたくせに、如実に手のひらを返してきてやがる。”(p2)
といった毒づきと前のめりな感じにまず引き込まれ ^^
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お笑いトリオ四千頭身 後藤拓実さんの「小説現代」での連載をまとめた『これこそが後藤』を読了。
サイン本発売で注目を集めていた折、
上手くその波に乗っかれ、入手叶っていた経緯。
ちょっとずれる その感覚
本書は、エッセイ主体に特別対談で俳優のムロツヨシさんと作家の武田綾乃さんが登場。
四千頭身について
” ただトリオで漫才が面白い人と聞かれて、もちろんたくさんいるのですが、この人! と即答できる人は少ないと思います。だからそのジャンルですぐに思いつかれる人になりたい欲が強まったのです。”(p57)
と、広くはお笑い第7世代と称される括りに入るようですが、そこから一線を画されたかの立ち位置。
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スノーボードハーフパイプ男子で、2014年 ソチ & 2018年 平昌オリンピック銀メダル獲得、
そして先(2021年夏)の東京オリンピックではスケートボードでの出場を果たした平野歩夢選手のフォトエッセイ『Two-Sideways 二刀流』読了。
既述のソチオリンピックでの銀メダル獲得時からその名が頭に刻まれ、
サイン本販売機会を捉え入手していた著書。
平野歩夢にしかできない表現への探求
一見、スノーボードとスケートボードで、競技の類似性も感じられそうなところ
続きを読む 平野歩夢選手が、スノーボードとスケートボードに賭けた自分にしかできない表現:『二刀流 Two-Sideways』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる