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神田昌典さんが教えてくれた「起業の本質」:神田昌典ビスネスプロトタイピング講座 その参

 

連日、表参道に行って、神田昌典さんの「ビジネスプロトタイピング講座」に参加。

>> 近藤太香巳さんが教えてくれた今、小さな事で活躍している事の大切さ:神田昌典ビスネスプロトタイピング講座 その弐 <<

今までの2回は2時間+α(懇親会等)でしたが、今回は11:00〜18:00過ぎまでの長丁場。

神田さんの講演は「いまのビジネスは世界を挑発するモデルをつくれ!」と題され、最も楽しみな日でありました。

自ずと家を出る時間が早まり、開場時刻を若干過ぎた頃にACTION CENTERに到着すれば、神田さんが板書に没頭されている最中。

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最前列で空いた場所を目指せば、神田さん目と目が合い、自然な流れ挨拶を済ませ、着席。

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Ustream配信も行なわれたのでACTION CENTER内には複数のカメラが

考えるより、動き出す事

前日の近藤太香巳社長の「情報が多いと動けなる」の引用から始まり

プールで泳ぎ方を覚える際、いくら泳ぎの手順を覚えても水の中に入って泳いでみない事にははじまらないのは、起業についても一緒だと。

ここから話しは一気に、神田さんの学生時代にワープして、上智大学の頃「社会に出て何をすれば良いのか」分からない状態で、

外国に行かせてくれるとの理由から、半年間、図書館にこもって外務省試験の勉強をして、3年生の時に合格。

但し、入省後に外交の役割を論文で求められ、「意義なし」と回答して不合格とされたり、通訳の試験は話しにならない点数で不合格にされたり等、

一見、上智大学→外務省と輝かしいキャリアと思っていましたが、モラトリアム世代と称された将来、何をやっていいのか分からない状況での苦悩が聞け、イメージとのギャップがありました。

知識との出逢い、人からの教え

もともと外国に行かせてくれるとの動機で入省していた事と、周りで上級職で合格された方の仕事を見ていて

長く勤務される意思はなく、アメリカでMBAを取るなどして、民間の世界へ。

役人上がりで、営業等の経験はないことから転職に苦戦したり、早々にリストラの危機に直面したり。

海外の家電メーカーで苦労して販売した冷蔵庫の利益と、ふと事務所に飛び込んで来た無料で配られるとの携帯電話のキックバックの値段が同程度である事や

出張中に視界に飛び込んで来たダイレクトマーケティング、マインドマップ、フォトリーディングとの出会いに衝撃があり

「自分の人生を築く出逢いは、一瞬のように築かれる事」を認識。

その中でも、ダイレクトマーケティングの自分から営業を仕掛けるスタイルではなく、(自分の)商品が欲しいと思わせる人を集める手法、視点の切り替えは大きな出会いとなる事に。

そこで得られた知識を、勤務先にバレない形で小予算で実験を開始。1台も売れないなどの試みがあったものの、失敗の度に新しい出会いがあった。

知識との出会いを学びに止めず、実践に移されたところに、神田昌典ブランドの始まりが垣間見えました。

この段階で神田さんが学ばれた事に、「知識を見付ける前に動き出す」、インド人同僚からの「(理屈はいいんだ)キャッシュフローを作れ」との教えが胸に刻まれた。

具体的には今日の1万円を翌日10,100円にする感覚。キャッシュが入っても、ロゴを作ったり、名刺を作ったりする事にお金を回してはいけない。

起業とは、少しでも自分の器にお金が入ってくる場所、仕組みを作る事。

「粗利 x リピート」の絶対性

ここから、ビジネスの本質への切れ込みがあり、

「粗利 x リピート」の公式がとても大事で、殆どの起業家が失敗するのは粗利が低過ぎる。多くの人は仕入れると粗利を30%程度するが、最低でも60〜70%、本来は80〜90%は欲しい。

・粗利はどれ位取れるか?

・リピートするのか?

この二つの問い掛けは、とても大切。これを踏まえ1,000人の顧客がいれば、大概のビジネスは回るとの事。

起業家を感じ、感覚を馴染ませる

また、起業をする上で大事な事は、実際に起業をしている人と一緒にいる事。

神田さん流の表現では、起業してヘラヘラしている人を回りにおいて、セルフイメージを上げる。(笑)こんな事でも起業出来るんだといった感覚。

例えば観光バスの中古車販売のサイトを作ったりなど、手段は様々。

起業のために上る「3つのハシゴ」、起業の本質

起業には3つのプロセスがあり、まず「生活」するため。次に「地域」のため、そして「上場」。

地域、上場は社会性を帯びますが「上場」に関してはメリット、デメリットが様々存在するため、選択的となる。

ステージも「EGO(欲)」「SOUL(内面の充実)」「SELF(自分自身)」と3つに分かれ、男性は「EGO」から入る事が多く、女性は「SOUL」、40代から入る事が多い。

ここに今回のポイントがあって、始められるなら「SELF」から。

この事が分かっていれば、楽。その他、起業に関するインフラ的な機能は、無料(若しくはそれに近い状態)で備わっている。

人を集めようとすれば、分単位で優秀な人材を探すサービスは提供されているし

お金を集めると、それに見合う人が集まって来る。

その上でダークサイドに落ちない信用を身につけている事が大事。

起業とは、つまり自分自身が何者であるかを見付け出す事。

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約140分を経ての板書

真横で神田さんを体感

と、このような内容で神田さんのパートで2時間20分程度。午後は神田さんの全能思考ことフューチャーマッピングで

ライヴ講義参加者24名で共通したビジネスモデルを作ろうとの試み。実際、自分が発言した内容が板書されると俄然、当事者意識が高まりました。

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約240分を経て形作られたFuture Mapping

で、この後、懇親会。約20名の参加者に神田さんが含まれ、左横のポジションをがっちりキープ(笑)

「多くの人はお金は努力しないと稼げないと思い込んでいるが、神田さん曰くお金は想像の産物に過ぎない」と。

であるとか、神田さんが捉える中国でのビジネスの仕方(/日本国内で稼ぐ事は至難な時代)など、この場で3時間。

自分の日常を切り離す、感覚を書き換えていくには絶好の場であったと言えますが、(神田さん/成功者の真横で3時間)よく頑張りました(笑)

いつもはどんなに疲れても、ブログ書く気力は残っているものですが、金曜、土曜は帰宅するなり、寝落ちしてしまう感じで、自分にとって、雲の上の世界を間近で体感する尊き2日間の通過点でありました。

 

近藤太香巳さんが教えてくれた今、小さな事で活躍している事の大切さ:神田昌典ビスネスプロトタイピング講座 その弐

 

神田昌典さんが、最初で最後、起業家育成を手掛けるプログラムの「ビジネスプロトタイピング講座」の第2回講座に参加。

今回は、株式会社ネクシィーズの近藤太香巳社長の登壇。近藤社長の講演は4月のセミナーズ・フェスタ以来、2度目。

近藤社長の最も人数を集めて行なった講演がセミナーズフェスタでの約6,000名で、最小が今回の30名程度。

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この距離感で体感した近藤社長の情熱

ビジネスプロトタイピング講座の初回は・・

>> 藤原和博さんが教えてくれた「それぞれ一人一人」の時代の「稼ぎ方」:神田昌典ビスネスプロトタイピング講座 その壱 <<

2,000名規模のオンラインでのUstream受講者が居たものの、今回は非公開。

「無料で聴講出来ますよ」と情報を流して自分としては冷や汗ものの、史上最年少で上場を果たした起業家の話しを体感出来る稀少な機会。

今と大きく異なる時代背景

近藤社長が起業したのは若干19歳。当時はべンチャー、アントレプレナーといった言葉はなく、

「この若造に何が出来る」と門前払いされるのが常であったそうな。

良かったのは、情報が無かった時代なので考えながら動いた事。

近藤社長が起業志望者向けに講演される機会は多いものの、経営者になる人が少ないのは、今の時代、情報に溢れていて考え過ぎて行動出来ていないと。

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経団連を超える経営者交流会 “Passion Leaders”を主催。会費月額1万円

超一流と一流を分ける僅かな心掛け

近藤社長が定義する仕事は想像と工夫だとして、以下のレベルに分類される。

三流・・・期待されない人

二流・・・期待されても出来なかった人

一流・・・期待に応えた人

超一流・・・期待を上回った人

一流と超一流の間はミリの差だとして、なり方は難しくない。

例えば文章を読むにしても熟読に熟読を重ね、句読点の打ち方であったり、図表への挿入であったり、目の前のものをピカピカに磨き上げる人が超一流。

近藤社長は社会に出て、上記、時代背景もあり、超一流を目指さないと相手してもらえなかった。

とにかく大事な事は、毎日、これがベストか?これがベストか?と問い続け、今、出来る事の最善を尽くす事。

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近藤太香巳の処世術

近藤社長は創業から上場に至るまで、その間には上場取消などの辛酸を舐めながらも

華麗なビジネスキャリアを築かれていますが、その分、人脈も多方面に広がり

その中で、お聞き出来た処世術に好きな人、大切な人には徹底的にゴマをすれというもの。

例えば石原元東京都知事から突然のヨットの誘いを受け、二つ返事で快諾。二人でクルージングに出た際、

急な誘いで、いろいろ事情/用事があったであろうにもかかわらず、何も言わずに駆けつけてくれた事に、「だからお前は信用出来る」と褒められたりといったエピソードが紹介され

ご自身の経験で、好きな人と関係を深めていって仕事などで上手くいったケースは数知れぬも、逆に「嫌だな」と思いながら打算的に付き合った結果、上手くいった事は一度もなかったとの振り返り。

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未来は分からない。大切なのは「今」。

普段からマイナスの事は言わない心掛けをしているものの、思わず口からこぼれてしまった時には「うそうそ」と言って即座に取消し、運が逃げないように配慮。

嫌な事があったら作文する事を習慣にして、5行も書いているうちに思考が前向きなものに変わっていくようになる。

未来の事は分からないし、どうでも良い。大事なのは、今。今、小さな事で活躍している事が、これからの大きな事につながる。

暇な人ほど悩んでいるとして、一生懸命頑張り続けていると人間力は勝手についてきて、頑張る事で夢はどんどん膨らんでいく。

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常にアンテナを立て、考える習慣

企画という事に関して話しがあり、無から有を生み出す発明を想像しがちであるが、自分(近藤社長)はコレとコレを組み合わせたら面白い事を見付ける発見家である。

街中でいろいろなコピーを見て、それが生まれた背景を想像したり、自分が政治家だったら、どういう風に喋るかといった事を常に考えている。

逆境は力に

創業の地、香川県高松市から東京に進出したもののビジネスパートナーに騙され、大阪から上京した父親に里帰りを勧められるものの

東京で再起を誓い、渋谷駅で涙ながらに別れた父親に大声で叫んだ事で、覚悟が芽生えた。

ITバブルが弾け、上場取消、世の中が騒然となり、銀行が総撤退の動きを見せ、一気に倒産の危機に直面するも

社員が取ってくれたファイティング・ポーズに鼓舞され、SBIの現北尾会長に融資を申し出たところ15分で30億円の支援を得る。これは後に300億円にして還元したとの事。

孫正義が拡げてくれた器

後に孫正義さんと事業を共にする事があり、近藤社長が目一杯の見込み値を告げたところ「一桁足りない」と返され、それは途方もない数字であったそうで・・ 孫さんのスケールを実感。

後に、孫さんの求めていた数値を達成することになり、頑張れば頑張るほど凄い人に出逢える縁に恵まれ、こういった人たちが背伸びさせてくれる事を実感。

裏返すと、こういった出逢いに恵まれないと自分の枠は広がらない。

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リーダーとして背負った宿命

ピンチとチャンスは常に隣り合わせ、ピンチの時は社員にその状況を共有する事が大事だが、必ず解決策を提示する事が大事。

そしてリーダーは奇跡を起こす。

その裏側では、今でも月に5〜10日は誘眠剤の力を借りないと寝れない日があるそうな。

小さな凄い事の積み重ねが大河に

講演は、近藤社長が指摘されていた通り、4月に耳にしていた内容と骨子は一緒でしたが間近で聴いて伝わる人間性に思い。

よく「試練は乗り越えられる人のために与えられる」といったことが言われますが、近藤社長流に表現すると「人は絶望を希望に変えられる」。

これでも、まだ自分の能力30〜40%しか発揮出来ていないと振り返られ、何よりの自慢は社員との関係。

毎年、ご自身の誕生日は盛大に祝ってもられるとの事。昨年は社員から集められたお金で、数百万円のジェットスキーがプレゼントされたとの事。

別の場所で聞いた話しでは、東証一部上場の社長ながら、社員一人一人に誕生日のメールを欠かさないとか。

帰り際、一旦退場しかけ、聴講者一人一人と握手にしに戻ってきた姿に

起業後の実績は超一流の領域ですが、裏側には精緻な気配りが行き届いての事を実感させられました。

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講演の場、表参道のACTION CENTER

 

池間哲郎さんに日本の真実の歴史を学ぶ「日本塾」第2回

 

日本の真実の歴史を学び、「日本を愛し、日本人の誇りを持つ」とのコンセプトで開催されている池間哲郎さん主催の日本塾の講義に参加。今回は8月に続いて、2回目。

>> 「日本を愛し、日本人の誇りを持つ」を訴える「日本塾」の初回講義へ行って来た <<

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知られざるラオスと日本の関係

今回の講演のテーマは「日本の成り立ち、古事記と皇室」。なお、主催の池間さんは NPO法人アジアチャイルドサポートを運営され

寄付等を通じて得られた資金で、アジアで恵まれない地域に学校を創設される運動を行なわれています。

講義では、運営を通じてご経験された生々しい話しを聞ける場でもあり、

前半は、ラオスでの活動のフィードバック。聞けば、謙虚さを持つ心など、外国の中で日本人に最も近いメンタリティを持つ国民性との事。

アジア最貧国に位置付けられ、ラオスで見られる光景は100年前の日本の地方の農村地帯と形容されるそうな。

水道の蛇口を捻り、出てくる水は赤茶けており、飲んで一発で命を落としてしまう児童も少なくなく、それは風邪を引いただけでも同様の結果を招き得る。

児童に割り当てられた1食当たりの予算は僅か20円。それも昼食と夕食のみ。学校で昼食を告げる鐘が鳴らされると、我先にと食べ物にありつき、さながら争いが行なわれているかの光景が見られる状況。

領土内では米軍の容赦なき空爆により、至る所に不発弾が散在してる状況で、国の発展を妨げている。

そういった環境下、池間さんが現地の人たちと浸食を共にして、限られた予算で学校を建て、子どもたちに学童用具一式を与えた時にみられる笑顔が何よりも活動の原動力になっているとのお話し。

実際、写真を目の当たりに出来る機会に恵まれましたが、日本の現状とは比較にならない状況で、子どもたちの眩しいばかりの笑みに考えさせられました。

また、日本軍が現地に80kmの「日本道」と呼ばれる道路を造成した事実がありながら、当時を知るラオス人が80歳以上の高齢に達しており、真実が伝承されない状況も進行しており

池間さんは現地でのヒアリング、日本人らしからぬ風貌からその時代を知る人々から日本軍についての印象を聞いて回っているそうですが、否定的な反応は全くなく、非常に感謝されているとの事。

報道で知る限り、アジア諸国の中で日本の存在感を発揮出来ないでいる中、前回紹介したパラオでの事例と並んで、かつての我々の祖先が行なった善行は後世にもバトンタッチしていきたいですね。

問われる「日本って、どういう国?」の答え

後半は、日本神話と皇室について。池間さんが海外に出て行くと、「日本って、どういう国?」との質問をぶつけられる事が多いそうで

池間さんは、日本国旗の説明から入り、漢字の意味を教えて、「太陽の国」「太陽の子孫」である旨に言及されるそうな。

池間さんが鳴らす警鐘は、「地球人」と「国境が無くなった」といった表現で一括りにされてしまう事。

日本人が一人一人、日本人としてのアイデンティティを持っていないと、発せられた疑問には答える事は出来ない。

神話に始まる「日本」

国民が自国の建国の歴史を知る事で、国に対する誇りを持てる礎となり、日本人には国の成り立ちが理解されていない。

その事が国歌、国旗を愛さなくなってしまう状況を招いている。

確かに今回、講義室に入った際、壇上脇に国旗の掲揚があり、無意識に身構えてしまうような心の動きがあり、(自分の国の国旗なのに)この条件反射(摺り込み)の正体って何だろうなと。

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昔は祝祭日になると玄関先などに国旗が棚引く光景も一般的でしたが、現在はまず見られなくなりましたね。

また、日本人が知らない事として「世界最古の国」としてギネスブックに認定されているのは「日本」で

なぜか英語版にその記載があるものの、日本語版には無いそうな・・。

国の成り立ちを学ぶ上では、その国に伝わる神話を疑わない事が前提で、日本の場合、美化された内容でなく、非常に人間らしい描写で綴られているのが特徴だそうな。

講座では、イザナギ(男神)、イザナミ(女神)に始まり、天照大神、ツクヨミ、スサノオといった日本史を語る上で重要な神々など、時間を割かれ説明が有りました。

日本独自の皇室と国民の関係性

皇室に関する話題では日本が敗戦を受け容れ、他国では敗戦国の国家元首は民衆によって処刑されるなどの事が通例であるものの

昭和天皇は日本全国を廻る巡幸で、時として群衆の中をかき分けて歩を進める状況を迎えながらも、国民との間に衝突がなかった。

この事はGHQほかに象徴的な出来事として移ったようで、また、天皇家が約1,000年もの間、居住した京都御所の壁の低さも

王室と民衆が対峙し、高い城壁に守られていたり、地勢条件的に配慮された場所に居を構える事が一般的な事と比較すると

国民と皇室の距離を示す世界的に珍しい間柄であるとの事。この事は「大御宝」(天皇→国民)/「大御心」(国民→天皇)といった言葉で語られている側面もあるそうな。

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講義が終わって、池間哲郎先生と

自国の歴史と向き合う機会

上記、今回、初めて耳にする話しが多く、正しく理解出来ているか自信ないところもありますが

受け身でいると、このような側面で日本史、特に近現代史については学べる事は無く、自分が生まれ育っている「日本」という国の真実、魅力について、学べる貴重な機会となっています。

なお、前回も書いた通り、池間さんは、ご自身の歴史観を押し付ける意思は毛頭なく、むしろ「池間哲郎を疑え」の視点も推奨し

日本人の一人一人がしっかり自国の歴史について学ぶ事の大切さについて説かれています。

自分自身にとっては、この半年(日本塾のプログラムは2015年1月迄)が、その機会になりますが

学びが深まるにつれ、誇れる事、反省すべき事、両面からしっかり歴史観を体得したいとの思いを強くするに至りました。

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重いテーマを扱った講義後の懇親会は、総勢50名の方と明るく未来の話しを
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参加者の熱い思いも語られる場も

 

藤原和博さんが教えてくれた「それぞれ一人一人」の時代の「稼ぎ方」:神田昌典ビジネスプロトタイピング講座 その壱

神田昌典さんが、最初で最後、起業家育成を手掛けるプログラムの「ビジネスプロトタイピング講座」に先ほどまで参加してきました。

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1月以来、久々に表参道のアクションセンター。土地勘はあるものの、曲がる所を間違えて、つかの間の迷子に(笑)

>> 神田昌典さんが最初で最後、直接起業家育成をプロデュースする「ビジネスプロトタイピング講座」に、合格! <<

初回は、藤原和博さんの『情報編集力』と題された講義。藤原さんのお名前を見て、反応出来る人は少ないかもしれません。

世間的には、民間人として初めて公立学校(杉並区立和田中学校)の校長を勤められた方として、お馴染みであるものと。

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会場に入った際には、熱心に藤原さんが熱心に板書されていました。

時代の要請としての「起業」

神田さんが講座を企画したのは、起業家向けの講座をやりたいと長く思われていた事と、

30〜40億人が中間層に入る人口構成の変化、スマートフォンの世界契約数が70億超となっている点から起業家教育をやらない事にはどうにもならない時代の要請に応えての事。

会場に集ったのは24名でしたが、Ustreamで無料配信された視聴数は2,000人規模にも達したそうな。

答えが一つから、人それぞれの時代へ

で、約2時間に及んだ藤原さんの講義の要旨は、教育の場に携われてきたご経験から

日本の教育で教え込まれる正解主義に問題の根幹が有り、1997年の日本の高度経済成長の終焉に伴い

「みんな一緒の社会」から「それぞれ一人一人の社会」への変化が起こった点を指摘。

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時代は「みんな一緒」から「それぞれ一人一人」に推移していた

例えば電話を例にすると、かつては家の電話を家族で共有していたが、今の時代は一人1台(以上)携帯電話を持つ事になった。

結婚式の引き出物を例にすると、皆、同じ物を持ち帰っていた時代から、各自、カタログから欲しい物を選ぶ時代に変わった。

仕事の現場では共同幻想が崩れ、マネジメントが難しくなり、各人にとっては自分自身の幸福論を持てないと、幸せになれない時代となった。

従来は、正解をいち早く言い当てる能力が評価されたが、今の時代は、自分が納得し、かつ関わる人を納得させる能力が求められ、人の知恵、知識をつなげられる力が重要となっている。

つなげる力が、情報編集力に結び付いてくるわけですが、この能力は遊んでいないと鍛えられない。

自分の考えを他人の考えに触れさせて修正していくアプローチとなり、その幅が広ければ広いほどアイディアが涌いてくるようになる。

まずは、(多くの人は)自分自身が正解主義の思考にはめられている事に気付くところから始まる。常識、前例を疑う事。

「つながる力」の担い手

情報編集力とは相手とつながる力に作用し、自分のプレゼンテーション術もある。

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「情報処理」から「情報編集」の時代へ

まず、最初の段階で、敵と判断されない事に目標を置き、相手の頭の中にあるイメージを使って、つながっていく。

出逢いの場では、自分の顔であったり、名前を用いる事が効果的。

人々は出逢いの場でもエンターテイメントを求めているとして、つかみとして、キャッチフレーズが効いてくる。

起承転結でいう「転」の部分を最初に持ってくるイメージで、よくある情景で会った時点で名刺交換から始まるが

本来はお互いの痕跡をしっかりとした形で相手に残し、最後に連絡を取り合う手段として、本来は用いられるべき。

会社のブランド力に頼っていると、いつまでたっても個人の力が磨かれなくなってしまう。

自己紹介ではなく、相手の頭の中に、どんな映像を写したいか。相手の頭の中を編集するプレゼンテーションが望まれる。

相手と同じドメインがあると仕事をしやすくなり、特にマイナスモードで繋がった場合は力が強くなる。

10,000時間の法則で、何を選ぶ?

また、「(お金を)稼ぐ力」についても言及が有り、大抵の場合、1つの事に10,000時間を投入すれば、100人に1人の人材になれる。

更に近い分野で10,000時間を投入すれば10,000人に1人の人材になれ、社会で「稀少性」を帯びた人材となる。

この「稀少性」がポイントで、上述の「それぞれ一人一人の社会」、他の人たちと違うことをやっていても、その孤独さに耐える事が、自分自身の「稀少性」を育てる事につながってくる。

「稀少性」が備わると、信頼 x 共感 = 信任(クレジット) の数式から仕事を任せられるようになる。

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求めれる「稀少性」に、人生「山あり谷あり」

「山あり谷あり」で、人は谷に惹かれる

最後は、自分の人生を曲線に振り返り、谷の部分をグループの中で共有。

苦しい時を如何に面白おかしく、人に語れるかが、その人の資産となり、後のその人の人生を輝かせる事につながる。

谷が浅いと感じた人は、どんな山にも裾野があるように、どのような経験も後に効いてくるので、深さを求めるくらいで良い。

思いを実現する場所のプレーヤーたち

講演の解釈は、このような感触。その後、ケータリングが用意され、「聞いてないよ(古っ)」といった感じで・・

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懇親会の乾杯シーン

藤原さん、神田さんを含め30数名の方の前で、自己紹介の場が設定されるなど、冷や汗の展開もありましたが(笑)

藤原さんの熱の入った講義に、神田さんのクールに未来を見据えた語りに

自分の懐具合も大事ですが、目先の事に目標を置くのではなく、「世の中を良くしていくために自分に何が出来るか」といった大局的な視野を持つべきとの学びを得られた初回でありました。

 

トリニティーコンサルティング「起業家育成塾修了式」で久々名古屋

 

3月21日から隔週ペースで受講していた名古屋に本拠を構えるコンサルティングファームのトリニティコンサルティングの「起業家育成塾」の最終講に参加すべく、エラく久々な感じで新幹線に乗って名古屋へ。

プライベートにつき、極力費用を圧縮しようと、ネットで調べて「ぷらっとこだま」なるJR東海が提供しているサービスを利用(片道8,100円)。

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割安は良いが、10:24東京発で、13:15名古屋着は、やっぱり長かったなぁ(苦笑)

名古屋の定番〜名古屋の中心〜オフラインではじめまして

名駅で同期塾生と待ち合わせ、「名古屋に来たらやっぱり味噌カツでしょう!」事で空腹を満たし

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奥が自分。pic taken by 近藤智美さん

いざ講座が開かれる栄(地区)を目指す。

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いざM402・・

この講座、東京からの受講生は自分のみで、他は浜松2名、大阪1名、名古屋1名、三重1名といった分布。

浜松と三重の方は名古屋で受講に臨むも、大阪の方と自分は無料ビデオ通話ソフトの ooVoo を介しての参加で、多くの方と顔合わせは初めてといった展開。

講師の方を交え総勢8名の陣容で、恐らく最初で最後の顔合わせという事を考えると、一期一会の儚さを感じながら

何も知らなかった頃の3月からの道のりに思いを及ばせたり。個人では先月に実施された修了検定の結果が認められ

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踏み出した一歩となる証

認定証の授与に預かり、名古屋に来た意義に深みを持たせる事も出来ました。

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紙に印刷された文字なれども、自分にとっては大いに意義のある証。来週からの神田昌典さん版の起業家育成塾への励みになりました。

>> 神田昌典さんが最初で最後、直接起業家育成をプロデュースする「ビジネスプロトタイピング講座」に、合格! <<

最後はディスカッションを経て、修了式を迎え、塾生同士でエールを交わすなど。

志を同じくする人同士、こういったご縁を大事にしたいです。

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講師の方々を含め記念の一葉

名古屋で食い倒れる

で、打ち上げというのか、慰労会というのか、トリニティコンサルティング恒例?の肉食会が近くの焼肉店に場所を移して行なわれ

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画像の如く、注文した肉が届くと同時に網の上に投下され、写真の状況が2時間弱に渡って継続されるという(笑)・・酒池肉林な展開。

2時間、盛り上がりが絶頂に達し、文字通りお腹一杯となった後、「さて帰ろうか」と思えば、外は結構な涙雨。

13:15に名古屋に入って、20:29に名古屋を発つという瞬く間の展開でしたが、名古屋に印象的な思い出を刻む充実した瞬間を刻む事が出来ました。

 

PS  因みに、近々第2期の開催が決定していますので、御興味お有りの方は居住地を問わず(オンライン受講可)、参加出来ますよ。

布袋寅泰 : HOTEI Premium Live @ Blue Note Tokyo 素晴らしかった!

先月末に、Blue Note のサイトを「何かないかなー」と眺めていたら HOTEI  -Premium Live- の表記を発見。

BLUE NOTEには年1回程度のペースで、今まで 忌野清志郎、八代亜紀、坂本龍一、Steve Gadd Bandといった観覧暦。

わりと1回限りのライヴと縁があって、抽選申込期限と重なり、考える間もなく、ダメ元で申し込んだ次第・・

1週間の間隔を経て「当選」のメールが届いて、普段、東京ドームだったり、 日本武道館で公演しているアーティストが間近で見れて「ラッキーだな」と。

夏にめぼしい予定が立っていなかった事もあり、この日を楽しみにしていました。

BOOWY世代とは言えども・・

もっとも、私と布袋寅泰さんの距離感となると、学生時代、BOOWYの絶頂期で、間違いなくBOOWY世代と言えるものの

アルバム、ライヴ等の購入履歴はなく、iTunesで唯一 “Runaway Train”をダウンロードした程度。

そこも普通は 「 BEAT EMOTION からなら、”B・BLUE”でしょう」とツッコミが入りそうですが(笑)

しかしながら、今や世界のHOTEI「外す事はないでしょう」と、ワクワク感を胸にいざ Blue Note /ブルーノート へ。

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Foursquareでチェックインしたら、昨年10月の Steve Gadd Band以来。

「もしやあるかな?」と思っていたサイン特典はないものの、普段、Blue Noteで見掛けないTシャツ等の物販売場はあり、時間を追って賑わいをみせていました。

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限定物狙いで早めの会場入りも、DVD購入者へのトークショー招待の抽選が行なわれていた程度

Blue Note Tokyoは横に長い

開演1時間前となり会場内への案内が始まり、今回の席は人口密集度の高いアリーナ席から外れ、

狙ったところはサイドボックスシートL。端っこに落ち着きを感じる人間にはピッタシの場所ですね。幸い、エリアの中心近くで見辛さを感じる事もなく。

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サイドボックスシートLからの眺め
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Blue Note恒例の公演限定メニューは布袋セレクションで Fish & Chips、布袋さんが昨今の乾杯酒としているスペインのカヴァに、オリジナルカクテルは、その名も(代表曲に因んで) Poison !

ギターの醍醐味が伝わるHOTEIワールド

ほぼ定刻の21:30に始まったはず。ザクザクとしたリフの刻みが心地良いインストゥルメンタルナンバーに始まり

金曜夜の開放感が相俟って、俄然惹き込まれるHOTEIワールド。

途中のMCでありましたが、イギリスに活動の拠点を移して約2年の月日が流れたそうですが

その間、HOTEIの名を名前を誰も知らぬ場所でも積極的に活動を繰り広げているそうな。その間にはお母様の亡くすなどの不幸もあり、

ステージでは天国のお母様へ向けた演奏も2曲ありました。

名刺代わりの KILL BILL ナンバー

本編ラストはHOTEIの名を知らずとも、曲が始まると共に反応が得られるという

布袋さん曰く「名刺代わりの1曲」、Battle Without Honor Or Humilityで締め。途中、Drumソロ〜Bassソロを交え、アレンジが効いていました。

“Battle Without Honor Or Humility”

満場のアンコールの喝采に応え、最後の演奏が終わった頃には23:00を過ぎていたと思いますが、終わってしまうのが名残惜しいばかり。

アットホームで、ギターという楽器の魅力が存分に伝わるライヴでした。

BOOWYの布袋寅泰に始まり、今や世界のHOTEIへ

布袋さんと言えば、3月のThe Rolling Stonesの来日公演でゲスト出演した事が大きな話題となりましたが、

The Rolling Stones with Hotei performed “Respectable” at Tokyo Dome March 6th, 2014

聞けば間もなくリリースされる新譜でも Iggy Pop が2曲Vocalで参加しているとの事。

海外の伝説のミュージシャンからも一目置かれ、もはやBOOWYの布袋寅泰を遥かに超越した存在で、日本のミュージックシーンを背負う形。

それでいながら肩肘張らず、ギターの演奏、トリオ編成で放たれるHOTEIワールドに誇らしさも感じられる一夜でありました。

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HOTEIがブルーノートに君臨した二夜

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平秀信さんを成功に導いた仙人さんの人生哲学に耳を傾けた90分

前回に続いて、平秀信さんのウェビナー。このところ妙に平さんづいてるなぁ(笑)来週も1本予定しているし・・。

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平さんは背後に雄大な自然をはめ込み生中継で登場

成功者にメンターあり

今回は平さんの師匠(メンター)の(通称)仙人さんが 新たなプログラムを提供されるとの事で、その申込前日の前夜祭。

何でも明日6時の申込を前に1万人以上が行列を成しているとかで(ホントかね?!)

約90分の間、視聴者からの質問を交え、平さんと仙人さんのやり取りに耳を傾けていました。

謎めいていながらにして、多くの人を惹き付ける仙人さんとは・・

因みに、仙人さんについては詳細が語られておらず、仙人さん主催の高額セミナー(100万円以上?)に参加すると、ご本人と面識を持てるようですが

今回のウェビナーでも、一連の「ヴァーチャル・コンサル」でも音声の出演のみ。

平さんのセミナーに長く参加されている方の間では、ミスターXの呼称でもお馴染みのようです。

mysterious

それで、1万人規模の関心を集めるとは凄いですね。

現在は治療ビジネスを主に手掛けられ、若かりし頃はバス停や貧しい環境の中でルームシェアするところで寝床を得ながら、

コピーライティング等を学ばれる経歴から、現在では億単位の稼ぎを叩き出されるまでになったそうです。

特異な人生経験から築かれた独自の人生観

仙人さんの愛称となる由来は、もともと小さい頃から山奥、自然の中で暮らすライフスタイルに憧れていたそうで

学校教育は中学の頃に早々にドロップアウトして、上記のようなそれこそストリートであるとか、過酷な状況から単身這い上がって、独自の人生観を身につけられ、

そこが平さんをはじめとして、百万円単位の高額セミナーの開催であったり、多くの信奉者を得る事につながった。

uniqueness of casein

女性にモテたいは、男性の大きな動機付けとなる

お金持ちになりたいと思ったキッカケは、経済的に困窮している時代に好きになった女性に

「高学歴か高収入でないと一緒になれない」と言われた事によって。最初は海外のオークションサイトで、家賃や食費を稼ぐところから

特異な経験をeブックという形にまとめ、徐々に稼げる金額を拡大。

やがて$20で買ったジェイ・エイブラハムのカセットテープから時給50万円の世界を知り、

指が曲がるまで日々ひたすらコピーラインティングの勉強と、インターネットビジネスについて学び、成功に二文字を近付ける事に。

テクニックの前に立つ、強烈なる思ひ

コピーラインティングの勉強では先生が居たようですが、テクニック云々の前に、書き続ける事の大切さ、メンタル面の強化を学んだ。

この辺、自分のやっている事に如何に没頭出来るかの資質が問われますね。

仙人さんは、資産構築の分野でも多くの人に教えを説く立場で、これはお金に限った事ではなく、自分の価値観、やりたい事によって、何が必要となるかを見極める事が大切。

特に仙人さんが自身の人生で実感した事は、人は自分のために頑張れる事には限界があるが、誰か、この人のためと思った/決めた人たちのためには思った以上の力が出せるという事。

成功の決め手は、心の声に耳を傾けた事

仙人さんが経済的に成功を収めた自身の分析に、特別な才能は無かったが、

「自分の心を声を聞く」事を大切にしていた事が、たった一つ才能と言えたかもしれないと。

ウェビナーを受講していた人たちにも、誰にでも心のどこかに声はしているので、少しでも良いから「心の声に耳を傾ける」事を習慣にしていった方が良いと助言。

自分に自信がないと心の声を聞きづらいが、本来、誰も自信がないもの。恥ずかしさを捨ててから、どこへ行っても自分を出せるようになるものだと。

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人は一人で変われず、環境と共に変わる

また、心の声を聞くためには、普段、自分が身を置いている環境が大事で、周りの人、先生、メンターを如何に持てるか

自分がそういった人たちに影響を受けて行く事が大切。

ウェビナーではミラーニューロンの話しを交えて説明されていましたが、自分自身にだけ目を向けるのではなく、周囲に目を向ける事も欠かさざるべき事なりと。

 

平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(4/4)

平秀信さんのウェビナーで受講していた4回シリーズの「ヴァーチャル・コンサル」最終回。

>>  平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(1/4)<<

>> 平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(2-1/4)<<

>>  平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(2-2/4)<<

>> 平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(3/4)<<

結局、ライヴでは一度も見れず、各回録画映像でのフォローする形となりましたが、最後は主にバックエンドの売り方。

「ヴァーチャル・コンサル」なる社会への価値提供手段

まずは、ヴァーチャル・コンサルの総括的なところで、コンセプトは、PT(合法的無税生活)、自由、海外。

行動のポイントは、自分の仕事をモバイル化して、全ての人間がコンサルタントとなり、海外に出でよ、の3点。

モバイル化とは、1つの場所に捕われる事無く、あらゆる可能性を信じる。これからの時代は、全てをヴァーチャル化していく必要がある。

コンサルタントと聞くと構えてしまうが、いろんな悩みの相談に乗って上げる事。

どんなビジネスをやるにしても、コンサルの要素を入れておくと、次に繋げやすくなる。

また、元手がかからず、例えば場所に関する点ではホテルのロビーであったり、通信手段はSkypeであったり。

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約1ヶ月の期間、4回に及んだ最終回

国内で気付かぬうちに縛られているリミット

海外に出る事の意義は、国内に止まっている限り、メディアであったり、学校であったり、何らかの洗脳を受けている状況。

それが大きなリミットとなっており、海外に出る事によって、それらが外れて可能性を拡げるキッカケに繋がる。

借金を整理(無く)して、物を売り切って、身辺整理をして、海外に出る事。

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ストーリーを展開し、売りたいものを出逢った人たちに

で、ヴァーチャル・コンサルのバックエンドは、まずフロントエンドとバックエンドの考え方があり、

フロントエンドとして無料、100円、1,000円といった金額で、自分の商品を買ってもらい、そこで興味を示してもらった人たちに

本来売りたい商品をバックエンドとして売っていく。平秀信さんの師匠の仙人さんの表現では

フロントエンドからバックエンドでのステップは、恋人を作るプロセスに類似しており、

人と出逢って、相手に対してどういうドラマを創り出せていくか。こういった発想が求められて来る。

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ヴァーチャル・コンサルの10の視点

で、商材、視点としては、

1.海外輸入サポート:物ではなく、情報を提供していく。或いは場所によって値段の違いがあり、安く売られているところから高く売られているところに商材を流すだけで、ビジネスのチャンスがつかめる。

2.海外でセミナーを開催する:例えばバリ島の秘境でセミナーを開催するなど、企画であったり、アテンドであったり、こういった需要に目を光らせる。

3.海外で教材を買付け、翻訳する:この場合、多くの人がアメリカを中心とする英語圏を意識しがちであるが、インド、エジプトといった国で新しいコンテンツを見付けられる。ディープで、他の人が知らないようなところに目を着ける。

4.格安旅行の手配:まだ、誰も目を着けていないところに絞った展開など、旅行好きの視線を集める。

5.デジタルコンテンツの作成、販売:商品をパッケージ化して、まとめ売りして、買い手の時間コストをセーブするなど、価値ある物に付加価値を付けて販売する。

6.海外移住コンサルタント:富裕層が節税のためであったり、年金リタイア層であったり、これから様々な理由をもとに海外に場所を移したい人たちのために情報を提供して行く需要は高まる。

7.海外の不動産を売る:国内では不動産の扱いに免許が必要となるが、海外では不要となる事もあり、日本人と海外エージェントの間に入る需要が見込まれる。

8.企画旅行の開催:誰も注目しないようなニッチな分野に焦点を当てた旅行で、新たな分野の開拓を図る。

9.    不要品の取引/海外への販売:中古車の海外販売は確立されつつあるが、他分野でも同様の流れが想定される。

10.ニッチサイトの運営:それぞれは小さくても、自分でどんどんニッチな分野を確立して、安定収入につなげていく。バードハウスの作り方、開脚サイトなど。

今の時代、専門家からでないと買いたくないという時代となっており、何か分野を定めて、専門性を深めていく事。分野のニッチを見付け、そこで専門家となる。

これらの事柄が取り上げられる。

専門家の素養

一般的に専門家となるためには、生まれ持った才能とは別途、費やした時間の長さがポイントとなる。

それには忘れられないくらい没頭出来る事。知らぬ間に何万時間も使っているような事が、人それぞれあるはず。

自分のしたい事が見付からなければ、どういう人と付き合いたいか?好きな人を見付け、その人としたい事を見付ける事でも、自分のやりたい事が見付かるもの。

インストラクターをやるにしても、広く一般的では上手くいかない可能性が高く、**専門といった展開で専門性を打ち出していく。例えば、AV女優専門のヨガ・インストラクターがいるのだとか。

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これからはあらゆる事がヴァーチャル化、モバイル化していくという考え方

後半は受講者の悩みに仙人さん、平さんが回答する形となり、質問内容によって、内容が多岐に及びましたが、

これからの時代の新しいライフスタイル。特に、世の中のあるゆる事がヴァーチャル化していき、

自分の仕事をそれに合わせていく必要性があるとの指摘は、それまで頭に無かった事で、考える種をたくさん植え付けられたかの4回に渡る講義でした。