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「日本を愛し、日本人の誇りを持つ」を訴える「日本塾」の初回講義へ行って来た

先日、ウェビナーを受講して興味を持った「日本を愛し、日本人の誇りを持つ」とのコンセプトを持つ「日本塾」の初回講義があったので行ってきました。

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池間哲郎さんの新刊『日本はなぜアジアの国々から愛されるのか』

空模様の方は選りに選って、この日にという感じでしたが(苦笑)・・幸いは被害なく、無事開催。

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交通機関の乱れに影響されず、余裕を持って会場入り

もっとも母数100のうち参加が50名程度であったため、台風の影響はありましたね。

なお、タイトルから感じられたであろう思想色は、本塾には存在せず、塾の開催主旨は池間さんが学ばれた日本史とアジア支援を通じて経験がシェアされるものです。

この手のトピックでありがちな、右、左といった枠組みも一旦、取っ払われてお読み頂く事を希望します。

「思い」が人を動かす

塾長を務められる池間哲郎さんは、沖縄県生まれで、本業は映像制作会社を運営される傍ら

ライフワークとして2つのNPO法人(アジアチャイルドサポート、アジア支援機構)を運営し、アジア各国で学校を作るなどの運動を主導され、

関わられた実績は金額ベースで10億円は優に越えられている模様(正確な数値把握しておらず)。

設立当初から10年程は1人で切り盛りされていたそうですが、マスコミに嗅ぎ付けられる事になり

規模を大きくなる事に。もっとも1人でやっている分には効いた自由が、団体となると事務所経費だけでも月額60万円かかるなど

ご苦労が多かったようで、継続する事が容易でない時期もあったようですが、ご経験から何より

「やり始めた事は、続けた方が良い」

との人生訓を身につけられ、その心は

「人間は思い」

との事。人脈やお金でないところ、何もないからやりたい事が出来る、という側面も実感されたようです。

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講義終了時の運営のリアルインサイト鳥内社長と池間さん

で、講座の方は、今回「500年間に渡る白人植民地時代」と題され、世界各国で行なわれた歴史経緯(先住民対白人等の構図)について説明があり、その一連の流れに歯止めを掛けたのが、日本であったと。

大東亜戦争突入の経緯が次々回の講義となるため全体像を掴めていませんが、日本がたくさんアジアで非難、謝罪の対象となるべき事を行なってきたとの歴史報道が大勢と感じていますが

池間さんがアジア各国の支援を通じて実感された事の中に、アジア諸国でパラオをはじめラオス、スリランカなど、日本に感謝の念を抱いている親日国は少なからず存在している。

但し、それらが報じられない事もあり、多くの日本人が、その事を知らないのが現状だと。

パラオ国旗に込められた思い

因みに下記がパラオ国旗。

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青色は海原、黄色は月を意味するそうですが

図柄は日本に対する感謝の念からだそうで、月を中心にすると日本と似過ぎてしまい失礼に当たるとの事から、やや左側にずらしたという経緯。

海外で感じる日本

池間さんがアジア諸国を訪れる中で、日本人だと気付かれると感謝される事が多いのが実情。

方や池間さんが典型的でない日本人の風貌から、日本人である事を隠して、日本についての意見を求める事もあるようで、その際でも同様の状況となる事が多いそうです。

報道を通じて知る事実が、真逆の事が多い状況を考慮すると、先日のウェビナーの受講以来、「分かっていない(知らない)事が多いな」と。

それと、自分の生まれた国についてよく学んで、誇りを持つ生き方に意義を見出したのが受講のキッカケでしたが、

2時間の講義の後、開催された懇親会では、

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池間さんを囲んで。こういった場に集まってくる人は熱い思いを滾らせている

そういった思いを持った人が集まって来て、普段しないような話題が飛び交って、池間さんを交え、表に出ない話しなどを聞けて如何に自分の思考が受動的な状態で凝り固まっていた事を思い知らされました。

目の前に鎮座された池間さんにシャープな質問をするに至らず、今回はちょっとアウェーな感じで第1R終了、、

各自で確立しよう「自分の歴史観」

池間さんご自身、講座の最後で「池間哲郎を疑え」と締め括られており、自分なりの歴史観を持つ事が大事だと。

調べて勉強しないと自分がそうであったように、頭の中で報道で言われている事が、既成事実化されていってしまうわけですが

懇親会の際でシェアされた感想で印象的であったのが一つ。

「今回の池間さんの話しを聞いて、体が楽になったと。」

これには共感された方が多く、これは自分の先祖たちの誇らしい行動、実績を知るに居たり、日本人である事の誇りを共有出来た瞬間であったんだろうと。

歴史は勉強すればするほど、立場による認識の相違も著しく、簡単ではないと思いますが、自分が日本人である事をどう考えて、どう人に説明出来るか、一人一人の答えがあって然るべきと思います。

Editor’s Note

今回の記事は、やはり書ける事と書けない(書きづらい)事があって、歴史問題の難しさを感じましたが

自分で調べたり、色んな人の話しを聞いたり。少なくとも、自分の母国について誇り(考え)を持つ(高められれば)、

昨日とは違う明日が過ごせる実感は得られましたので、何らか自分なりの歴史観作りを始められる事、この点はしっかりとメッセージとして伝えられる事です。

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池間哲郎さん直筆

 

平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(3/4)

 

このところ週末は、ウェビナーを見ている事が多い気がしますが、今回は平秀信さんのヴァーチャル・コンサルの三講義目。

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今回は平さんの師匠の仙人さんの登場はなし

 

前回 >>  平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(2-2/4)<<

前々回 >> 平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(1-2/4)  <<

初回 >> 平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(1-2/4)  <<

ヴァーチャル・コンサルへの道:海外銀行口座開設

そもそも論として、ヴァーチャル・コンサルは月収35万円程度の事業規模につき、海外を拠点にしてPT(無税)を実践する事で経済的効果(国内だと20%が所得税で課税されてしまう)を得られる。

因みに、それ以上の事業規模を目指すと対面型となり、別のスキルを求められるようになり、ハードルが高まる。

まず、海外生活を始めるに当たっては、海外で銀行口座を作らねばならない。

平さんの場合、香港でHSBCの口座を開設されたそうですが、かつては代理人の同席が認められていたものの

今は本人の口から自分の事業や海外口座が必要な理由を説明出来ないと、口座を持つ事が難しくなっている。

因みに、代行業者の利用も手ではあるものの、本人の同席は必須。

開設時にはパスポート、運転免許証が必要で、開設時の手数料2万円、更新料が年間5万円などのコストがかかる。但し、稼ぎに対して大きく影響するものではないとのお話し。

なお、コンサルタントとしての決済手段はクレジットカードであったり、Paypalが便利。なお、入金時期は前払いである事が必須。

ヴァーチャル・コンサルへの道:Skypeを使いこなす

ヴァーチャル・コンサルの通信手段は、Skype(スカイプ)となり、安定した通信環境は生命線となり、有線、無線、ポケットWifiなど、慎重なバックアップ策が求められる。

但し、Wifiに関しては国内よりも海外の方が充実している場合が多い。他で必要なものはイヤホン、カメラ、マイクなど。

因みにコンサル時は必ずしも動画の利用は必須でなく、本名でなくとも大丈夫と。

ヴァーチャル・コンサルへの道:集客

口座を設けてお金が入る経路を確立し、Skypeで回線の確保が出来たら、次は集客。

集客で一番効果的なのは、Facebook(30歳代以上)。というのは広告費のコストパフォーマンスが高いとの理由で、

個人ページの他に、公式ページを作って、後者に専門分野の事をセールスする。

ウェビナーでは、平秀信さんの公式ページをベンチマークされる事を推奨されていました。

その他は、人からの紹介が有力な手段で、コンサルタントを名乗る事、そのマインドセットを固める事で、いろいろな紹介が来るようになるんだとか。

続いて、専門に関するコミュニティを探して、自己PRを展開。

待っていてもお客さんは来てくれないので、自分からアプローチしていく事が大切。また、お客さんの特性も、声を掛けられる事を待っているものだと。

Facebookで記事を日々投稿していると、興味を持った人が「いいね!」等の反応を示してくれるので、公式ページを足がかりにアプローチを行なっていく。

なお、記事の書き方にはコツがあり、全てを書き切らず、先を知りたい人には、個別のコメントを求めるなど寸止めにするなどの仕掛けが集客に寄与する。

公式ページの育て方については、オファーを出して、プレゼントをして、「いいね!」を貰うなどの動きが効果的。

また、友達数は上限である5,000人を目指し、これに関してはノウハウが販売されており、プロフィール写真も大きく影響する。

5,000人に対して1回の投稿で閲覧されるのが、500名程度であるところ、700円のFacebook広告を使えば3〜5倍に対象を拡大出来る。

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優れたコンサルタントの資質

コンサルティングを行なっている際は、相手をお客さんと思わず、大事な友達、家族と思う事が大事。

つまり、お客さん相手となると、お金を如何に取ろうかと考えてしまうため、相手をどのように捉えるかはコンサルティングの質に大きく影響する。

また、前回の内容と重複しますが、とにかく相手の言っている事を丁寧に聞いて上げる事が大事。そして最後の5分で、アドヴァイスなり宿題を1つ出す程度。

相談に来るお客さんは混乱している事が多いので、コンサルタントが適切な質問を発する事で、頭の中を整理して上げる。

幾つもアドヴァイスを与えると、再び相手に混乱が生じてしまう事と、全てを晒してしまうと次がなくなるので、

言いたい事、伝えるべき事を1つに絞る事が大事。

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ヴァーチャル・コンサルへの道:集客(中上級編)

これが第一段階で、ここでお金が貯まるようになってきたら、PPC広告、ランディングページの作成といった手段の活用して行く。

また、Facebookだけに頼っていると、ある日、突然アカウントを閉ざされたりする事があるので

メルマガの発行やブログへの記事転載も万一の事態に備えて対応が求められる。

こういった事を通じて自分のリストを集めて、顧客の裾野を拡げていく。

ヴァーチャル・コンサルへの道:戦略

最初のうちは身に付けたスキルで、同業がやっている値段に対して価格破壊を仕掛けていく。

スキルに関しては、雑誌が参考になるそうで、雑誌の数だけ食い扶持がある。

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心掛けとしては、お金を投資した先から回収を考えて行く事が大事。やってみて、自分の経験を付け加えて、独自性を出す。

最初は、1,000〜10,000円未満という時間単価で、何より始める事が大事。

Facebookが持つポテンシャル

といったところインフラ構築、集客が、今回の概要。

Facebookの商用(ビジネス)利用に関しては否定的な意見も耳にしますが、

然るべきやり方を覚える事で、「こんな使い方も出来るんだ!?」といった領域も存在してそうですね。

 

平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(2-2/4)

 

金曜夜の開放感に浸って程なく、日曜日に見ようと思って見切れなかった平秀信さんのヴァーチャル・コンサル2回目講義の後半を聴講。

>>  平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(2-1/4) <<

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人に悩みあり。コンサルの資質は共感出来る事

冒頭、受講者から「資格や腕のない普通の人でもコンサルやPTになれますか?」との質問に

平さんの師匠の仙人さんが、「なれる!」と即答。その心は、普通の人はコンサルに凄く敷居の高いものを感じているが

コンサル(タント)のあるべき姿は、人の悩みを聞いて上げられる優しい人である事が条件。共感して上げる事が大事で

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ちょっとした一言、アドヴァイスが出来れば十分。むしろ知識偏重のコンサルであった場合、リピーターが付かないとの事。

同席者の一人(神崎さん/1番目写真の右側)も、コンサルについて100%の答えを即答しないといけないと思っている人が多いのだが、

後から調べて完璧な答えを出す事でも、十分、コンサルになるとフォロー。

「何をコンサルすれば良いか?」との問いには、稼ぎやすい分野というのもあるが、

分野が依頼者が決める事で、自ら制限する事はしない方が良い。

アンパンマンもスーパーマンも自分の事で悩まない

日頃のあるべき姿勢としては、アンパンマンやスーパーマンの如く、普段から困っている人を探す事。

つまり、自分の事で悩まない。不安とは、コントロール出来ない事で、想像の世界。

逆に自由は、コントロール出来る事。分野をマスターすれば不安は消えていく。

自分探しのような事をすると内向きとなり、不幸の循環に入る。

大事な事は外側に目を向ける事。不安を感じたら進化をするチャンス到来で、悩む事無しに行動する事。

人は必要とされる事に幸せを感じ、自分が必要とされている場所に行く事が大事。

必要とされている場所では、自分の意志にかかわらず、やるしかない。

自分の事で悩まず、行動する事で、想像が創り出している不安は解消される。そして、人の悩みに耳を傾ける事の大切を説かれたの今回の要点であったものと。

意識は外側に向けられていてしかるベし。

Editor’s Note

金曜夜の開放感に浸って動画を見始めたは良いが・・ 途中で開放感の強さから?! 寝落ちしてしまい(笑)

一旦、中断。今、土曜の朝ですが、自分が感じている以上の開放感。

「金曜夜〜土曜」な感じは心地良いですね。このタイムゾーンの感覚を如何に拡げていけるか。

 

平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(2-1/4)

前日投稿の2時間半の予定のウェビナーが3時間25分になってしまった余波で

平秀信さんの「ヴァーチャル・コンサル」の二講義目のウェビナーが前半部分しか見れず。

因みに初回の模様↓

>> 平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(1/4)<<

香港に住むのに英語って必須?!

そのパートは香港に移住され、PT(合法的海外居住無税生活)を送られている原田さんからのヒアリング形式で

インターネットを介して、情報商材の販売であったり、(競合が少ないとされるスマホの)アフィリエイトであったり、

或いはメルマガ等を通じて告知をして、月に1、2回といった頻度で日本でセミナー等を開催されているとの事。

英語は殆ど話せないとの事で、香港は日系のコミュニティが相当に発達しているとか。因みにビジネスは全て日本人相手。

因みに英語は話せた方が良いものの、話せなくても致命傷には至らずとの見解。

ご子息を現地の学校に通わせ、英語と中国語で学んでおり、日本に居る時よりも質の高い教育を受けらているそうで、

この辺は家族で移住を検討されている方にとって盲点かもしれないですね。

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二講義目は四名体制。

海外生活に揃うインフラ

原田さんによると、月収50万円程度であれば、誰でもどこでも実現出来る水準であると。

移住のキッカケは東日本大震災であったそうで、海外移住の候補地として、香港とシンガポールで迷って、香港を選択。

物価高との先入観がありましたが、意外にも住みやすい場所のようで、海外移住の第一歩としては適当であるとの事。

税金等のお金回りの事も「香港 税理士」と検索すると、情報も豊富なようで、無税生活に対するハードルは思いのほか低いとのご案内。

田舎、都会、海外を使い分けるライフスタイル

前半の最後は、平秀信さんの師匠である仙人さんのお話しとなり、

「ヴァーチャル・コンサル」とは、世界を股にかけて出来る田舎暮らしと定義され

「ネオ・ライフスタイル」を標榜され、田舎と都会を行き来する暮らしに海外をプラスするイメージ。

何でも全裸、裸足の生活が脳に適度が刺激を与えるとの事で、大人は対象外となるようですが(笑)子供の頃のこういった経験は後に与える影響が大きいそうな。

ヴァーチャル・コンサルの守備範囲って・・

ヴァーチャル・コンサルの対象領域は、家計簿、海外の学校選び、電子書籍の出版(実際、もっと多くの例が取り上げられましたが、書き留め切れず、、)など思いつ付く限り際限がなく

そんな中、自分が学びたい事を商売にすると良いとのお話し。

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というのも、あまり相談相手が先を行き過ぎていると相談者としては気が引ける面もあり、(相談者の)20%程度先を行っているくらいで丁度良い。

まずはビジネスを立ち上げ、お客さんを見付けて、学びながら稼いでいく。

ここでポイントなのは「完璧でないと教えられない」というのは思い込みで、初心者の人に対しては少しの知識でも十分に教えられる立場になれるとの指摘で

確かに、私自身も圧倒的な立場の違いがないと、教えを請う人たちに面と向かえないものと思っていた節はあり、

この部分は講義前半で一番の収穫となる事でした。次回は2回目の後半でーす。

 

澁澤榮一が説いた「信」、鳥内浩一さんが説く「八つの徳目」に見出す未来

 

今朝、メールチェックをすれば、「[号外]【無料・緊急】今日夜7時までに必ずお読み下さい」といったメールが着信しており

内容を一読すれば、リアルインサイトの鳥内浩一さんが19:00から(無料)ウェビナーを開催されるとの事。

お題が、「日本発 新・資本主義経営」と、マーケティングに関連した内容が聞けるかも?といった動機から受講してみました。

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警鐘が鳴らされる資本主義の未来

鳥内さんは長く経営コンサルタントの立場でご活躍されたご経験からピラミッド型の構造を持つ西洋型資本主義では利益追求の姿勢に限界があるとの結論を見出され、その解決策が日本にある事を発見。

西洋型の資本主義とは、例えばサブプライムローンで上位1%、10%の所得層のために返済の見込みの無い低所得者層に借金をさせて、利益を吸い上げられた構図。

日本型(資本主義)とは、澁澤榮一が「論語と算盤」で唱えた

「富をなす根源は何かと言えば仁義道徳。正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができぬ。」

との心得。

企業が利益に(過度に)目を向けると、顧客が離れていってしまう事に関連性に言及され、

利益を追求すると企業はイノベーションを生み出せず、過当競争を招き、商品のコモディティ化が進み、人の心が満たされなくなるという循環。

また、利益追求が進むと企業不祥事や人件費抑制の反動で、優秀な技術者が海を越えて、技術流出を招いた。

創意工夫に及ばぬ利益追求型経営

日本企業の75%は赤字なのは、イノベーションを生み出せておらず、コモディティ化が進んでいる。

社員はロボット的役割を強いられ、イノベーション、創造、感動を生み出すプロセスに至らない。

また、過当競争が進み、サービスが無機質化している。例えば、昨今、支持を集めている格安航空の事例では

人が人として扱われておらず、物として扱われている側面があるのではとの指摘。

東日本大震災の経験も有り、人々は 「絆」、人の温かみが大切と分かるに至った。

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累計視聴者数は2,000人を突破

「信」あればこそ

日本型資本主義は、澁澤榮一が唱えた「信」こそが最も重要な資産であるとしたもので

信があればこそ、人しか持たない想像力を発揮して、感動とイノベーションを生み出していける。

信があればこそ、困難を迎えた時でも人は助けてくれるし、「金の切れ目が縁の切れ目」というが、お金がいくらあっても信がなければ仕事はもう続かない。

本当に大切なのはお金ではなく、鳥内さんが編み出されたのが、「八つの徳目」と命名されたもので・・

徳:「所有」ではなく「共有」の哲学

仁:人を人として無条件で受け入れる愛

智:知識ではなく、創造力を発揮する

礼:気遣い、気配り、気品とおもてなし

義:渋沢栄一が見抜いた「経営の本質」

勇:正しい事を敢然と貫く勇気

誠:武士道やユダヤのルールの共通点

信:「信じる」ことが発展を加速する

という整理分類。

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八つの徳目 by 鳥内浩一さん

渋沢栄一が見抜いていた経営の本質

何でも、澁澤榮一の唱えた事は、かのピーター・ドラッガーをして、

「経営の本質は責任に他ならない事を澁澤榮一は世界中の誰よりも先に見抜いていた」との評価を与えられたそうな。」

鳥内さんの指摘では西洋型資本主義は、過去の事例を踏まえても行き詰まりは明白で、経済市場でダブついた資金が株式市場に流れており、

例えば日本では一時的な株式高となっているが、中国で儲からないと分かっている商品に資金が流れている実態、シャドウバンキングの問題もあり、

次、金融システムに問題が起こった時は、リーマンショックの比ではない状況が予測されるとの見通しを示されていました。

と、当初想定の150分のセミナーでしたが、予定より押しまくって、結局205分に及ぶ長丁場でしたが、

よく分かっていない事が、無料で分かるように説明される。そこには自分の頭で考える事も必要ですが、

情報が入って来る環境を整えれば、考えるヒントを貰える恵まれたご時世ですね。

 

平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(1/4)

先日、受講した平秀信が発言されていて小耳に挟んだ「ヴァーチャル・コンサル」のウェビナーの初回が先週開講し

リアルタイムで聴講出来なかったのですが、動画が録画(有料講座のため非公開)されており、週末に学習してみました。

>>  平秀信さんに学んだPT(合法的無税生活)とヴァーチャル・コンサルティング  <<

ヴァーチャル化する世の中

4回シリーズで、第1回は「ヴァーチャル・コンサル」の概略的内容。

キャストは、平さんと(平さんの師匠の)仙人さん、ヴァーチャル・コンサルを実践されている神崎さんのお三方。

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序盤はビートたけしの番組的なノリでスタート。仙人さんは声のみの出演。

まず、ヴァーチャル・コンサルがこれから伸びて行く時代背景に世の中のあらゆる事が、ヴァーチャル化している事により、

これから6〜7割程度の職業のヴァーチャル化が想定され、ヴァーチャル・コンサルに向かない職業は無いと言えると思われる。

例えば美容師、蕎麦屋といった職業でも、同業者にコンサルする事で実現可能。因みにサラリーマンは、様々な苦労を経験していることからヴァーチャル・コンサルに向いているとの事。

この流れに沿ってコンサルティングの技術を身につけておくと、どこに居ても仕事が出来るようになり、未来が明るくなる。

参考までに(ヴァーチャル・コンサルの)月収の目安は35〜40万円程度との事。

まずはコンサルティングの世間一般のイメージを外すところから

ヴァーチャル・コンサルは主としてSkype(スカイプ)を使って、画面は落として、顧客の良き相談相手となるもので

イメージされる堅苦しさとは無縁。実際は「話しを聞いてくれる優しい人」程度の感じで丁度。

平さん曰く、そもそも仕事の定義自体、「価値を与える事」にあり、スーツを着て、会社に行く事と勘違いしている人が多いと指摘。

一気に大きくしようとせず、少しづつ段々と

ヴァーチャル・コンサルと聞いて、よくイメージ出来ず、不安に思う人が多いとみられるが

一気に始めるのではなく、不安を感じるのなら小さく始めれば良いとの事。

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安価なコストでインフラ整備が進んでいるこのご時世

平さんの提唱するヴァーチャル・コンサルは海外に出て、日本の顧客を相手にする。

これは次回以降の講義の内容となる海外で合法的に無税生活を送る「PT」とリンクしたもの。

この話しを聞いて、語学面で不安を感じる人も多いと推測されるが、ヴァーチャル・コンサルを生業としている人たちの中には

” Hello” 程度の英語力しかない中で、1年間ドイツで生活していたり等、語学力の出来不出来は本質的な問題ではないそうな。

海外では安宿をまとめて紹介するサイトや家をシェアさせてくれる制度の普及など、調べればいろいろ経済的に活用出来るシステムは発達しているようです。

本拠を構えるのにオススメの場所は東南アジアで、日本人でも目立たず、周囲と溶け込める事が大事であると。

ヨーロッパは惨めな思いをし兼ねないとの事ですが、世間との印象と打って変わって、ロシアは世界一優しい国であるそうな。

はじめ方は様々、価値の交換の仕方

「いきなり、海外は・・」という人たちのためには、会社と交渉して週1回は社外勤務にしてもらうなど

会社と協議する事の提案があり、意外と交渉に応じてくれる場合が多いんだとか。まぁ、これも「会社に行く事が仕事ではない」といった

こういった申し出を出来る人のマインドセットの問題はあるかと思います。

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内容が核心に入り、表情も真剣に・・

まずは「相談されましょう」

ヴァーチャル・コンサルの第1歩は、仙人さんによると

” まず人から相談されるチャンスを見付ける事 ”

相談が来れば、親切に乗ってあげる事を心掛け、その繰り返しが将来的にセミナーの開催やDVD等の商材販売に必ず繋がってくると指摘。

願わくば一人でやるよりはチームでやった方が良いとの事ですが、実は、

ヴァーチャル・コンサルに必要なのは「度胸だけ」だそうです。

才能とは、自分で気付かないくらい、至極当たり前にやっている事

ウェビナーの後半部で仙人さんから(コンサルティングの源泉となる)「才能」に関しての言及が有り、

才能は、自分が思っている事ではない。凄く自然な行為で、凄く簡単、自分でも考えないような事を指し、

これは(友達等の)人に聞いてみて分かる事だと。自分が嫌いな事であったり、親から怒られてきた事が該当したりするようです。

「失敗」が存在しない世界

ヴァーチャル・コンサルになって、自分が外へ出て行く事で、自ら環境を良くしていく。

大概の人は、「失敗したらどうしよう」と考えるが、仙人さんは学校に行かなかった事も有り

そもそも「失敗」について学ばなかったので、失敗について分からないとしながらも

人間界に失敗は無く、何かしたら、何かを必ず学ぶもので、それを次に活かせば良いだけの事。

「好きな事して、相談されて、感謝されましょう」の好循環

人間の幸せは、感謝される事に有る。好きな事をして、感謝される事に本来の姿が有り、

実際、ヴァーチャル・コンサルをやっている人たちは「感謝される事しかない」とか。

初回のエンディングは、「人に感謝される事を毎日していきましょう。」「最初から大きく考えない」

ちょっと海外に旅行する感じで出て行けば、必ずステップ・バイ・ステップの要領で歩を進められる。

自分ではなく他人の事、明日、明後日ではなく1年後の事

最後は仙人さんから、ヴァーチャル・コンサルの3つのマインドセットが定義され・・

1. 小さくテストする

2. 相談される

3. (借金があれば)借金を返す事

この指摘と並行して、自分の悩み、問題にフォーカスする事は止め、

明日、明後日の事を考える事も止めて、1年後の事を考えるようにしましょうと。

知らぬは、己の思考の枠組みなり

ざっと、このような内容で100分強の尺であったと思いますが、ヴァーチャル・コンサルという職業、ライフスタイルも然ることながら

こういった事を知っているか、知らずにいるか。また、自分が普段、如何に枠にハマった考えた方をしているのかを実感させられる機会にもなりました。

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続き(第2回)は、また来週アップします。

 

ランチトリップのラオス便に搭乗。古来からの歴史が脈打ち、雄大な眺めを持つ国だった

「その国の料理に舌鼓を打ちながら、文化などその国について学ぶ」といったコンセプトで活動されているランチトリップのイベントに参加、行き先(イベント対象国)はラオス。

昨年2月のアイスランドを皮切りに、シリア、ブータン、イラン、ブルキナファソ、今年に入ってミャンマーで、通算7ヶ国目。

ラオスって、どんなところだろう・・

ラオスと聞いて、国名と場所くらいが頭に入っていますが、周囲でも極少数の人に渡航歴があるものの、公用語、首都とかそのレベルから知らないというまっさらな感じ。

ガイド役にラオスでビジネスを行なわれている日本人の方に、途中、ラオスからの留学生の話しを交え約3時間のフライト(=イベント開催時間)。

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ガイド役は化粧品でお馴染みFANCL勤務の方

序盤は、海に接していない地勢条件ながら製塩業が盛んで、上記ガイド役の方も現地で作られた塩を日本に輸出。

国民性等の違いから、ご苦労もあったようですが、そういったプロセスを経て(日本市場向けに)開発された商品は、どの塩よりもカルシウム分を含んでいるそうな。

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ラオス人によるラオスの食文化解説

時の流れに身を委ねる贅沢

また、治安に関して漠然とした懸念を持っていましたが、周辺諸国と比較しても良好であるとの事。

続きを読む ランチトリップのラオス便に搭乗。古来からの歴史が脈打ち、雄大な眺めを持つ国だった

平秀信さんに学んだ PT(合法的無税生活)とヴァーチャル・コンサルティング

ウェビナー受講のきっかけは、Facebook友達のいいね!

先日、平秀信さんのウェビナー(オンラインセミナー)を受講。平さんについてはお名前は存じていたものの、神田昌典さんの教えを受けた程度の知識。

ウェビナー受講のキッカケはFacebook広告で、時分は平さんのFacebookページに「いいね!」していない為、Facebook友達の多くが同ページに「いいね!」していたという巡り合わせ。

因みに平さんのご略歴は、約20年のサラリーマン生活の最中、勤務先の倒産騒動に巻き込まれ、1億円の負債を背負う。そこから起業し、3年で年商10億円に業容を拡大し、借金は完済。

後に、平さんの名前を馳せる事につながる超ローコースト住宅を世に出したり、事業の多角化等により、現在の年商は35億円ほどとか。

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ウェビナーの模様

コップの中に閉じ込められてしまう日本教育

ウェビナーのお題目は「成功のブレーキを外す唯一の方法」。読んでの通り、自己啓発系。

平さんご自身、40歳過ぎて事業の成功から富を得て、そこで得られた様々なノウハウを公開、伝授して、15年間に渡って広く後進の育成に努めるも、多くは上手く行かない。

「これをやれば・・」「ここに書いてある通りやれば・・」というだけなのに、大多数の人は一線を越えられない。

そこに強い疑問を感じ、平さんのメンターで普段は山の中などで生活されている仙人さんと呼んでいる方がいらして、山奥から出て来られた際に、疑問をぶつけたところ・・

日本の教育システム、幼少の頃から育てられ方に問題があるのではないかという事。

つまり、やってはいけない、行動を続けられない教育ばかり受けているため、それを解いていけば良いのではないかという事。

例えれば、自由に飛び回っていたのが、ガラスの中に閉じ込められたようなもので、

儒教、陽明学の「名誉、利益を避け、私欲を捨てる」思想の影響に、すっかり洗脳されてしまっているのではないかとの見立て。

失敗したら、また挑戦すれば良い

平さん自身、東南アジア、フィリピンなどでは日本と全く異なり、

「自分は何でも出来る」「失敗しても何度でも挑戦出来る」といった考え方が根付いているとの事。

日本の著名な経営者でも海外を学んで、成功された方が多いと指摘。

成功する人に共通している事として、学んだ事をすぐに行動に移し、身体を使って勉強する習慣が身に付いている。

多くの人には、行動するにもブレーキがかかっている状態で、だから成功出来ない。

日本から出でよ

平さんの提案する方法は、英語の通じない海外に行ってみる事。言葉が使えない状況で、自分の行きたい所にも行けないという、行動しなければいけない状況に自分を追い込む。

そうやって既存の枠組みから外れ、行動範囲を拡げていく中で自分に植え付けられた洗脳を外して行く事が出来るようになる。

ウェビナーでは具体的にオススメの場所の教授があって、チェンマイ(タイ)、台湾、上海、韓国(ソウル、仁川以外)、ベルリンなど。

一部、英語圏の紹介もあり、ニューヨーク、ロンドン、香港、シンガポール等。

何でも1年に海外旅行に出る世界平均値が1.12回であるのに対して、日本は0.12と極端に低い実情。

自分が今いる環境を変えて、自己責任を持ち成長する過程を体感する事、また、自分の育ってきた環境を外側から見て客観視する事が大事。

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700円のセミナーで、実に45ページのレジュメ

ノウハウ身に付けて誰でも始められる無税、月収35万円生活

更に進むと、海外で得られた収入をもとに合法的に納税せず無税で暮らす「PT(Perpetual Traveller/永遠の旅行者)」なるライフスタイルが注目されているようで

これは誰でも出来る手段であるそうな。PTは、己にかかった洗脳を解く第一歩になるとして

生まれ育った既存の環境、過去を引き摺っていては、変えようにもなかなか自分を変える事は難しい。

「PT」で収入を得る手段で、ヴァーチャル・コンサル(ティング)がある。スカイプを使って、クライアントから悩み、資産形成、マーケティングなどの問題に対して価値を提供する事で、

月商35万円程度(所要時間 30-60分:単価 4,000-10,000円)の収入を得る事は至極現実的な事(マニュアルが存在)。

新たな学びは、PTとヴァーチャル・コンサル

1時間のウェビナーで、まず、やるべき事が「海外へ出ろ」という事で

単身で旅行する機会が多く、非英語圏のモントリオール(カナダ)やリヨン(フランス)の街中を一人で観光した事のある自分としては

「ホンマかいな」的に感じてしまいましたが、PT、ヴァーチャル・コンサルといった学びもあり、

場所に縛られないノマドライフに憧れる自分としては「いい事聞けた!」的な感覚も得られ、ヴァーチャル・コンサルについてはちょっと勉強してみようと思いました。