(元マイクロソフト社長)成毛眞さんの『amazon 世界最先端の戦略がわかる』を読み始めて
chapter 01〜 chapter 09 とあるうちのchater 1を読み終えたので、導入部(incl. はじめに、prologue)のおさらい。
まず、本書刊行の経緯に関して、
” アマゾンのビジネスは、経営学の革命だと断言できる。10年後には、必ず経営学の教科書に載るような、エポックメイキングな存在である。
「ネットとリアルの境界」をなくした最初の存在として、未来に残り続けていくだろう。
・・中略・・
アマゾン1社を押さえることで、主だった業界のことがわかり、そこで今何が起こっているのか、現代のビジネスマンが知っておくべき最新のビジネス感覚を身につけることができるのだ。”(位置No.7, 14/電子書籍のページ数)
本を開いたところの「はじめに」で定義。
そこから
” アマゾンは、自前の空輸、海運手段を用意し、蓄積した買い物データをもとに、最適な商品のおすすめする。
「今日買って、明日届く」物流は、アマゾンにとって最大のサービスであり、他社が持てない武器だ。”(位置 No.61)
” 品揃えが大量で、安い。シンプルだが、それこそがアマゾンが強い理由である。”(位置 No.476)
と我々がもはや当たり前の如く享受していながら、実は(知られざる)凄い水面下の仕組みから実現されている現実に、
” アマゾンは、顧客の望みを叶えるために、テクノロジーでインフラを整えてきた。いまや、AI、自動運転、顔認証や翻訳システムにまで投資している。
アマゾンの投資先を知れば、この先の世界がわかるといってもいい。”(位置 No.79)
という実態から
続きを読む 成毛眞さんが紐解く、amazon(アマゾン)が導く近未来:『amazon 世界最先端の戦略がわかる』読み始め →
今年(2018年)のいわゆるゴールデンウィークは、5月1日、2日と平日の2日間を挟んで、
前半(4/28-4/30)、後半(5/3-6)に分かれますが、何れも目ぼしい予定がない状況ながら
何かやっておこうの思いはあり、前半期間中に映画(DVD)鑑賞を1本ということで『ブレードランナー2049』
ライアン・ゴズリング ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2018-03-02
カルト映画にカテゴライズされる『ブレードランナー』で描かれた世界観にさほどインスパイアされた訳ではないものの
一昨年、原作↓を読んでいた経緯もあり、
続編(本作)の製作、ロードーショーを知り、長く気になっており、
「そろそろレンタルに出ている(はず)だよな・・」と、店舗に立ち寄り、丁度良くゴールデンウィーク期間に重なったもの。
映画『ブレードランナー2049』予告3
続きを読む リドリー・スコットが、35年の時を経て製作総指揮で描いた『ブレードランナー』の続編、2049年の未来:映画『ブレードランナー2049』鑑賞記 →
先月に続いて、東京ビックサイトへ。前回はリテールテックJAPANでしたが、
今回は、第2回 AI・人工知能 EXPO.-
最寄り駅に着いて、下車する人混みに「もしや、、」なんて嫌な予感を抱きましたが、
続きを読む 第2回 AI・人工知能 EXPOで感じてきた近未来 →
昨年(2017年)に続いて、リテールテック JAPAN へ。
テクノロジーの進化がもたらす小売業の近未来像を感じに・・ といった楽しみから東京ビックサイトへ向かった次第でしたが、
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本は何となく「買った順番に読もうかな」という頭があるもののこのところは立て続けに、
近未来、時代に合う考え方という内容の本を購入順を差し置いて手に取り、
今、現在、自分自身の興味関心の向かっている先を客観視出来たようなところもあり。
著者は異なれども・・
本の書き手、専門は異なれども、書かれてあったことに共通点を見出せ、例えば三者ともベーシックインカムについて取り上げ、
続きを読む 佐藤航陽さん、落合陽一さん、新井紀子さんが共通して描いた訪れるであろう近未来の姿 →
数学者で国立情報学研究所教授、国立社会共有知研究センター長などの肩書きを持ち、著書も多い
新井紀子さんの『AI vs. 教科書が読めない子どもたち 』を読了。
先日参加した東京大地塾で佐藤優先生が、
今一番のオススメといった形での紹介があり、興味を持っての購入。
人工知能が実現出来ること(出来ないこと)
本書を読むまで、AI(人工知能)について日進月歩で進化を遂げていて、
シンギュラリティと称される人間の脳を超える日も迫っているのかと思いきや
本書を開いての冒頭、「はじめに ー 私の未来予想図」で、新井紀子さんは
続きを読む 新井紀子さんが明らかにするAI -人工知能- と共存できる近未来との向き合い方:『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』読了 →
先日、中間記↓をアップロードした
落合陽一さんの『日本再興戦略』を読了。
時代を風を捉えるリーダー 2.0
本の後半、まとめ的なところ、これからの個人の在りようについて・・
続きを読む 落合陽一さんに学ぶ、停滞に終止符を打ち、戦況を好転させる日本再興のグランドデザイン:『日本再興戦略』読了 →
「現代の魔法使い」との異名を持ち、教育分野に、ビジネスに、アートなど特定のカテゴリーに捉われることなく、
幅広い分野で才能を発揮されている落合陽一さんの新著『日本再興戦略』を読み始め
第1章 欧米とは何か
第2章 日本とは何か
第3章 テクノロジーは世界をどう変えるか?
第4章 日本再興のグランドデザイン
第5章 政治(国防・外交・民主主義・リーダー)
第6章 教育
第7章 会社・仕事・コミュニティ
と、全部で7章あるうちの第3章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
日本の現在地、志向すべき未来
落合陽一さんと聞くと、ベクトルが未来に向かっているイメージが強いですが、
本書では
” 今の日本は、自虐的な批評に飽きて自信を喪失している気がします。そこで過度に自信をつくろうとして、内部的には「日本はすごい」と自画自賛するコンテンツばかりになってしまっています。
日本が自信を取り戻すためにまず大事なことは、「過去において日本は根本的に何がすごかったのか、何がすごくなかったのか」について我々の常識を更新しながら考えることです。”(位置 No.89/電子書籍のページ数)
” 日本は国策によって急激に近代化を果たした国です。明治時代以降に我々が手本にしたのは、いわゆる欧米型といわれる欧州型と米国型でした。
明治維新では、主に欧州型を手本にして、1945年以降は、米国主導で、戦勝国型を手本にして国をつくってきました。
この欧州型と米国型が合わさって、「欧米」という概念になったわけですが、それをもう一度見直してみるのもこの本の趣旨です。”(位置 No.111)
とここまで読むと、本のタイトルも腹落ちしてきますが、一旦、ほつれた糸をほぐして、
続きを読む 落合陽一さんに学ぶ、停滞に終止符を打ち、戦況を好転させる日本再興のグランドデザイン:『日本再興戦略』中間記 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる