「life story: 自伝、伝記」カテゴリーアーカイブ

Greg Renoffが辿ったロック界の黄金期を築いたプロデューサーの軌跡:『プラチナ・ディスクはいかにして生まれたのか テッド・テンプルマンの音楽人生』読了 1/2

先日、中間記↓を

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アップロードしていた『プラチナ・ディスクはいかにして生まれたのか テッド・テンプルマンの音楽人生』をその後、

 第10章 ホワット・ア・フール・ビリーヴス

 第11章 ロックン・ロール・ベイビー

 第12章 ジャンプ

 第13章 分裂

 第14章 5150への復帰

 第15章 駆り立てるもの

 第16章 兄弟

と読み進めて読了。当初は、一気に読了記と考えていたものの書き留めきれないので、2回に分けるうちの前編。

絶頂と崩壊への階段

章のタイトルの如く、第11章 ロックン・ロール・ベイビー に、第12章 ジャンプ 等、VAN HALENに関する記述が濃密となり、

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Greg Renoffが辿ったロック界の黄金期を築いたプロデューサーの軌跡:『プラチナ・ディスクはいかにして生まれたのか テッド・テンプルマンの音楽人生』中間記

先週末、読み始め記 ↓

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をアップロードした『プラチナ・ディスクはいかにして生まれたのか テッド・テンプルマンの音楽人生』を、その後、

 第6章 リッスン・トゥ・ザ・ミュージック

 第7章 ドゥービー・ストリート

 第8章 叶わぬ賭け

 第9章 溢れる愛

の4章を読み進め、ページ数でも全574ページ中337ページと半分を超えたので、ここでまたおさらい。

出逢いの衝撃、弱みから唯一無二への転機

本書購入の目当ては何といってもプロデューサーの立場から捉えたVAN HALENについて知りたくてのことですが、

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Greg Renoffが辿ったロック界の黄金期を築いたプロデューサーの軌跡:『プラチナ・ディスクはいかにして生まれたのか テッド・テンプルマンの音楽人生』読み始め

Greg Renoff:グレッグ・レノフが、ロック界のプロデューサーとして名を馳せたTed Templemanの生涯に迫った『プラチナ・ディスクはいかにして生まれたのか  テッド・テンプルマンの音楽人生』を読み始めてから

 第1章 太平洋

 第2章 ジャズ・ファン

 第3章 フィーリン・グルーヴィ

 第4章 ガラスの向こう側

 第5章 ワイルド・ナイト

 第6章 リッスン・トゥ・ザ・ミュージック

 第7章 ドゥービー・ストリート

 第8章 叶わぬ賭け

 第9章 溢れる愛

 第10章 ホワット・ア・フール・ビリーヴス

 第11章 ロックン・ロール・ベイビー

 第12章 ジャンプ

 第13章 分裂

 第14章 5150への復帰

 第15章 駆り立てるもの

 第16章 兄弟

と章立て(別途、謝辞、あとがき等)されているうちの 第5章 ワイルド・ナイト まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

VAN HALENをプロデューサーの立場から

グレッグ・レノフといえば、何と言っても『ヴァン・ヘイレン・ライジング 伝説への導火線』↓の著者であるというインパクトで

David Lee RothとEddie Van Halenの関係性にも迫った名著 << 2021年7月24日投稿:画像は記事にリンク >> Greg Renoffが辿った VAN HALEN伝説が築かれるまでの軌跡:『ヴァン・ヘイレン・ライジング 伝説への導火線』読了

本書を発売直後の(2022年)1月に立ち読みした際、VAN HALENにしっかり分量割かれている感触から読もうと思っていた次第。

立ち読みから4ヶ月ほど空白が生じたのには、600ページに迫る本の厚みに腰が引けた影響。

波乱、激動の青年期

読み始めると伝記ではありがちが興味を抱きづらい幼少期の頃の思い出から細かく綴られており、その部分でなかなかエンジンかかりませんでしたが、

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堀米雄斗選手が綴ったスケボーとの出逢いから東京2020オリンピックで金メダルを手中にするまで:『いままでとこれから』読了

スケートボード男子ストリート、東京2020オリンピックで金メダルに輝いた堀米雄斗選手の自伝フォトエッセイ『いままでとこれから』を読了。

サイン本販売情報がアップロードされた際、タイミング良くTwitterアクセスして

出典:KADOKAWA宣伝局公式 Twitter(画像はTweetにリンク)

入手叶っていた経緯。

スケートボードを始めるまで・・ そしてオリンピック

本書は

” お母さんと結婚するときにスケボーは辞めると約束していたから、子守という名目で「ちょっと散歩に連れてくわ」と理由をつけ、お父さんが滑りたいがために連れていかれていたらしい。”(p017)

というスケートボードとのユニークな接点うかがわれる幼少期の一コマに、

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くりぃむしちゅー上田晋也さんが振り返った「あっ」という間に過ぎ去った密度濃過ぎの30代:『激変 めまぐるしく動いた30代のこと』読了

くりぃむしちゅー上田晋也さんが自身の40代のことを綴った前著↓

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『経験 この10年くらいのこと』に続いて、

” そんなこんなで30代の頃の話。”(前書)

ということで上梓された『激変 めまぐるしく動いた30代のこと』を読了。

ジェットコースター的日常

「あれ、この前の そんな面白かったっけかな?」と(読んだのが)4ヶ月前のことで記憶があやふやになっていたところ

入荷情報後、早々に反応して確保した一冊 出典:紀伊國屋書店 新宿本店 Twitter *一部加工

サイン本きっかけで入手していた本書は、

中国を仕事で訪れた際、懇意にしている飲み屋のお姉さんが北京入りしていることを知り、流れから女史の訪問を受け

” 何かお土産でも買っておいでよ。それにかかったお金、あとで渡すからさ」”(p44)

と仕事の関係で軽く時間潰しを促したところ

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おぼん・こぼん 師匠が振り返った60年に迫る芸歴、不仲、そしてその先:『東京漫才』読了

おぼんこぼん師匠の『東京漫才』を読了。

サイン本販売情報を見つけた後、

絵心あるサインが決め手となり購入。

イラスト的なサインが決め手となり、食指が動いていた経緯。

半世紀超に及ぶ足跡。そして訪れた転機

帯に

> 奇跡の “仲直り”を果たした超絶 “不仲” コンビの自伝的お笑い回顧録 

とあり、

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水溜りボンドのカンタさんとトミーさんの絆の深さに打たれた:『ふたり。』読了

YouTuberとして屈指の人気を誇る水溜りボンドの『ふたり。』を読了。

先月(2022年3月)開催された ↓

<< 2022年3月23日投稿:画像は記事にリンク >> 水溜りボンド 『ふたり。』 発売記念オンラインイベント 視聴記

本書発売記念オンライントークイベントの対象書籍として入手していたもの。もっとも動機はサイン本→トークイベントの順番でしたが。

水溜りボンドを続けていくために

全317ページを読み終え、何より強く感じさせられたのは

” 僕たちは、YouTuberになりたくてなったわけじゃない。ふたりで居続けるための決断の先に、たまたまYouTubeがあったのだ。”(p94)

と同意の文は本書に繰り返し出てきますが、二人の関係、相互に寄せる信頼に混じりっ気がなく、

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コロコロチキチキペッパーズ ナダルさんが本音で生きるまでの軌跡に惹き込まれた:『いい人でいる必要なんてない』読了

コロコロチキチキペッパーズ ナダルさんの初エッセイ『いい人でいる必要なんてない』を読了。

先月(2022年3月)開催された ↓

<< 2022年3月13日投稿:画像は記事にリンク >> コロコロチキチキペッパーズ ナダル 『いい人でいる必要なんてない』 発売記念 オンライントークショー 視聴記

発売記念オンライントークショーの対象書籍としてサイン本を入手していた経緯。

本音で生きる術を獲得するまでの葛藤

本書は、

” 最初担当の方に「ナダルさんの考えや生き方について教えてほしい。ナダルさんには、この不安定な世の中を強く生き抜くヒントが隠されている気がする」”(p19)

とのオファーを受け上梓に至った著書で、

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