ロンドンブーツ1号2号 田村淳さんの『母ちゃんのフラフープ』を読了。
サイン本販売機会に反応して、入手していた著書。
田村淳さんの本は『即動力』⬇︎以来
3年ぶりで、本書が通算4冊目(であった筈)。これまでの著書で読み、知っていた内容が散見されるも本書は
” 病院のシャワー室に父ちゃんが行った頃合いを見計らって、母ちゃんは旅立った。”(p183)
と昨年(2020年)他界されてしまったお母さま(久仁子さん)との絆を軸に構成されたもの。
【生配信】田村淳の書籍『母ちゃんのフラフープ』記者会見ごっこ。
お母さまと強烈に結ばれた絆
小学3年生時の
続きを読む 田村淳さんが振り返ったお母様との日々、絆、思い:『母ちゃんのフラフープ』読了 →
フィギュアスケート界を牽引した第一人者浅田真央さんの『浅田真央 私のスケート人生』を読了。
昨年(2020年)末に読んだ
『浅田真央 100の言葉』が印象的で、「また何か・・」と思っていたところサイン本が手に入る機会があり、手元に引き寄せていた経緯。
引退が脳裏を過ぎる日々
引退発表の舞台に始まる(プロローグ)は、
I 浅田真央、引退
II 浅田真央、「フィギュアスケーター・浅田真央」を語る
III 次のステップ
の章立てのもと、
” 表現面を評価する演技構成点では高い得点が出るのだが、ジャンプが決まらないのだ。
技術点がブレーキとなり、総合の得点が伸びてこない。真央の気持ちは揺れ動いた。
真央はそのころの苦しい状況をこんなふうに振り返る。
「がんばってみよう、と思ってはじめたシーズンだったのですが、いろいろなことがうまく回っていきませんでした。
そのせいもあって、試合も思うようにいかなくて。試合を終えるごとに、『もう無理かもしれない』という思いが強くなっていきました。」”(p30)
という引退に至る苦悩、葛藤に、
続きを読む 浅田真央さんが振り返ったフィギュアスケーターの栄光と苦悩:『浅田真央 私のスケート人生』読了 →
元阪神タイガース横田慎太郎さんの著書『奇跡のバックホーム』を読了。
本書の出版は承知していて興味を持っていたものの「サイン本出ないかなぁ」と物色していた折、
タイミング良くTwitterで情報に触れ、手元に引き寄せていた著書。
嘱望されていた大器
本書は、
” あとで知ったのですが、タイガースは毎年、大学や社会人の即戦力選手を1位で指名し、2位はもっともほしい高校生を指名するのが通例だそうです。”(p77)
と、高校卒業時に迎えたドラフト会議で阪神タイガースから2位指名を受け、
続きを読む 元阪神タイガース横田慎太郎さんが振り返った惜しまれながら感謝に包まれた現役選手生活:『奇跡のバックホーム』読了 →
前々回、読み始め記をアップロードした
女優、ジャーナリスト、作家として活躍されてきた岸惠子さんの『岸惠子自伝 卵を割らなければ、オムレツは食べられない』を読了。
その(読み始め記)後、読み進めた
第III部 イヴ・シァンピとともに
第IV部 離婚、そして国際ジャーナリストとして
第V部 孤独を生きる
女優としての顔よりも、
続きを読む 岸惠子さんが振り返った国境、職種を跨ぎ、新たな女性像を切り拓いてきた軌跡:『岸惠子自伝 卵を割らなければ、オムレツは食べられない』読了 →
女優をはじめ様々な分野で活躍された岸惠子さんの『岸惠子自伝 卵を割らなければ、オムレツは食べられない』を読み始めてから
第I部 横浜育ち
第II部 映画女優として
第III部 イヴ・シァンピとともに
第IV部 離婚、そして国際ジャーナリストとして
第V部 孤独を生きる
と章立てされているうちの「第II部 映画女優として」まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
岸惠子のお名前は承知しているものの、自分の世代上という感覚強く、出演作品が思い浮かぶことない状態ながら
女優の方の自伝は、直近では秋吉久美子さん ⬇︎
など年1、2冊といったペースで読んできたことに、ショーケンこと萩原健一さんのエピソードあれば興味深い(掲載の有無不明)であろうと、
サイン本きっかけで購入。
鮮烈なる幼少期、そして女優の道
序盤は、
“「こんなところで何をしているんだ!子供はみんな防空壕だ」
その人は母の濡れ布団を引きはがした。一部に火がついて焦げていたのだった。砂利道を引き摺られ放り込まれた防空壕は、詰め込まれた子供や、大人たちの怯えた顔が引き攣れていた。
土を掘っただけの暗い穴を見て、ここにいたら死ぬと思った。暗い穴の中で死ぬのは嫌だった。
・・中略・・
わたしが逃げ出した急ごしらえの横穴防空壕にいた人たちは、土砂崩れと爆風でほとんどが死んだ。大人の言うことを聴かずに飛び出したわたしは生き残った。
「もう大人の言うことは聴かない。十二歳、今日で子供をやめよう」と決めた。”(p27-29)
という九死に一生を得た壮絶体験や
続きを読む 岸惠子さんが振り返った国境、職種を跨ぎ、新たな女性像を切り拓いてきた軌跡:『岸惠子自伝 卵を割らなければ、オムレツは食べられない』読み始め →
先週、読み始め記⬇︎をアップロードしていた
プロレスラー武藤敬司選手による『グレート・ムタ伝』を読了。
中間記後、読み進めた
Chapter 3 NEW JAPAN PRO-WRESTLING ERA Part-2
Chapter 4 ALL JAPAN PRO-WRESTLING ERA
Chapter 5 WRESTLE-1〜PRO-WRESTLING NOAH ERA
は、1994年以降の武藤敬司選手の動向にグレート・ムタが如何に姿を現していったかという形の記載が続き、
続きを読む 武藤敬司選手が代理人として語ったグレート・ムタの軌跡:『グレート・ムタ伝』 読了 →
プロレスラー武藤敬司選手が、グレート・ムタの軌跡を振り返った『グレート・ムタ伝』を読み始めてから
イントロダクション ー 「武藤敬司」と「グレート・ムタ」
Chapter 1 CWF〜WWC〜WCCW〜WCW ERA
Chapter 2 NEW JAPAN PRO-WRESTLING ERA Part-1
Chapter 3 NEW JAPAN PRO-WRESTLING ERA Part-2
Chapter 4 ALL JAPAN PRO-WRESTLING ERA
Chapter 5 WRESTLE-1〜PRO-WRESTLING NOAH ERA
と章立てされているうち Chapter 2 NEW JAPAN PRO-WRESTLING ERA Part-2 まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
サイン本入手機会に
即反応して購入。
ヒールで得られたエクスタシー
” 俺が初めてアメリカに行ったのは、デビューして1年が過ぎた1985年11月だった。”(p8)
と、武藤敬司選手の渡米時に始まる本書は、
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前々回、中間記 ⬇︎
をアップロードした写真家 大竹英洋さんの『そして、ぼくは旅に出た。 はじまりの森 ノースウッズ』を読了。
踏み出した写真家としての歩み
その(中間記)後に読み進めた中、後半は、旅の大きな目的であるアシスタントを願い出たJim Brandenburg:ジム・ブランデンバーグから
続きを読む 写真家 大竹英洋さんが振り返った夢の中に登場したオオカミに始まった旅の軌跡:『そして、ぼくは旅に出た。 はじまりの森 ノースウッズ』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる