2021年、23年に及ぶ現役選手生活にピリオドを打った松坂大輔さんの『怪物と呼ばれて』が全18章に章立てされているうち 第1章 引退ー2021年10月19日 から 第9章 世界ー日の丸の記憶 まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
サイン本入手機会を捉えて入手していた著書。
幼少期から視野に捉えられていたプロフェッショナル
内容は半生記で、さすが松坂大輔(さん)と感じさせられる300ページ弱の厚みで、
” 子どもの頃は、人によって野球に対する意識はまったく違うと思う。僕は小さい頃から、どうやったらプロ野球選手になれるかということを常に意識していた少年だった気がする。”(p16)
という野球との出会いから早々にプロフェッショナルを頭に描いていた幼少期に、
続きを読む 松坂大輔さんが振り返った「怪物」と呼ばれ、期待を背負い格闘した日々:『怪物と呼ばれて』中間記 →
吉本興業ホールディングス大﨑洋前会長の『居場所。 ひとりぼっちの自分を好きになる12の「しないこと」』を読了。
サイン本販売情報に反応して
入手叶えていた著書。
大﨑洋さんに関しては2年半前に↓
その半生記を痛快といった内容に触れていましたが、本書ではご自身の手によって
” 二人やったら世界に行ける。お笑いの世界を変えられる。そういう二人やと俺は思うねん。松本と浜田やったら、全然新しいことかて、絶対にできるはずや。そやから、俺がマネージャーやるわ」”( p046)
といち早くダウンタウンの才能を見出しブレイクに至るまでの日々が振り返られているのをはじめ、「三人目のダウンタウン」と評された関係性が滲む記述あれば
続きを読む 大﨑洋よしもと前会長に学ぶ自分らしくあるための居場所の見つけ方:『居場所。 ひとりぼっちの自分を好きになる12の「しないこと」』読了 →
中日ドラゴンズなどで活躍され、現在はプロ野球評論家として更にはYouTuberとしても活躍されている田尾安志さんの『それでも僕は前を向く 人生を強く生きるために、野球が教えてくれたこと。』を読了。
サイン本入手機会に乗じ
購入していた著書。
タイトルからてっきり公表されていた
” この本を出そうと思った理由は、多くの人に心アミロイドーシスという病気への理解を深めてもらい、少しでも体に異常を感じたら、早めに検査を受けてほしいと思ったからだ。”(p8)
日本国内で2,000人程度の認定に留まる心アミロイドーシスの闘病記を軸とした内容かと思いきや・・
続きを読む 田尾安志さんが野球場内外で貫かれてきた生きざま:『それでも僕は前を向く 人生を強く生きるために、野球が教えてくれたこと。』読了 →
音楽クリエーター金子隆博さんの『日向の道をまっすぐ行こう』を読了。
金子隆博さんが米米CLUBのメンバーであることにサイン本入手機会を捉え、
入手していた著書。
ふと訪れたその後を塗り替える転機
” 痛み。
人生は素晴らしい、人生は面白い、と書き始めたいところですが、ここまでの人生を思い返せば「痛い目」にあって初めて思い知ることばかりだったように思います。
軽いノリでやり始めたけれど実力が伴わず失敗したり、相手の気持ちがわからず、失礼なことをしてしまったり。迷っていて判断が遅くなって迷惑をかけてしまったことも、取り返しがつかないことをやってしまって途方にくれることも・・・。”(p7)
の一文に始まる本書は、
続きを読む 金子隆博さん(米米CLUB)が辿った痛みと出逢いに恵まれたカラフルな半生記:『日向の道をまっすぐ行こう』読了 →
YouTubeチャンネルはなおでんがんを率いる理系YouTuberはなおさんの『生き物A』を読了。
(2022年8月の発売後)「サイン本が売れていっているなぁ」と入手を諦めかけていたところルーティン的に立ち寄った書店で
在庫を見つけられた巡り合わせから購入出来ていた経緯。
このところジャンルとして読み進められているYouTuber本として興味を持った著書。
実験台として辿り着いた現在地
本書は、
続きを読む 理系YouTuberはなおさんが振り返った、実験台として歩んだ20代までの足跡:『生き物A』読了 →
アントニオ猪木さんの『最後に勝つ負け方を知っておけ。』を読了。
本書を、冒頭の棚橋弘至選手による「文庫化に寄せて ー 負けてなおマウントを取るアントニオ猪木の恐ろしさ!」から拾うと
” この本、もともとは猪木さんが47歳の時に書いたものらしいですね。”(p9)
という1990年9月に出版された著書が、2022年6月に文庫化された経緯。
色紙を書かれている動画を視聴していて
動かない手で一生懸命書きました。最後に勝つ負け方を知っておけ。青春出版社 アントニオ猪木
本書刊行を記念したものであったのかと反応し購入。
出版当時、アントニオ猪木さんは
続きを読む アントニオ猪木さんが齢四十七にして振り返った体験に裏打ちされた半生記:『最後に勝つ負け方を知っておけ。』読了 →
チャンネル登録者数 750万人超を誇るFischer’sを率いるシルクロードさんの『全力少年ドモラ』を読了。
YouTubeは身近なれども、Fischer’s初心者で参加した月初の ↓
シルクロードさん登壇イベントに合わせて購入していた著書。
規格外への軌跡
構成は半世紀で、
” 「力こそ正義」
負けることは断じて許されない。負けそうになったら逃げて最悪不戦勝に持ち込め。堅気の家とは思えない。まるで漫画『HUNTER x HUNTER』に登場する殺し屋一家、ゾルディック家を思わせる家訓がまかり通っていた。”(p015)
という家庭環境から、少なからず普通の枠に収まらない生い立ちを経て
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ノンフィクションライター 長谷川晶一さんが、東京ヤクルトスワローズで活躍された館山昌平元選手への十数時間のインタビューなどを経て出版された『自分を諦めない 191針の勲章』を読了。
サイン本販売機会を捉え
入手していた著書。
覚悟を決め挑み続けた17年間
序章 トミー・ジョン手術はドーピング違反ではないのか? において
” 17年間の現役生活において実に9回の手術を経験した。この身体に刻まれた手術痕は全部で191針もある。”(p5)
との一文に、東京ヤクルトスワローズのサイドハンドで長く活躍していたピッチャーとの表の活躍の一方、知られざる苦闘の日々が予感させられ、
続きを読む 長谷川晶一さんが迫った(元東京ヤクルトスワローズ)館山昌平さんが絶えざる逆境に挑みまっとうした現役選手生活:『自分を諦めない 191針の勲章』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる