俳人 夏井いつきさんと俳優であり映画監督である奥田瑛二さんが
” 俳句を愛する愛する者同士、子規について語り合おうという企画 “(p6)
から三夜に及ぶ対談が書籍化された『よもだ俳人子規の艶』を読了。
(2023年)10月に開催された
発売記念イベントの対象書籍として入手していた著書。
当初、
先週、読み始め記をアップロードした ↓
『ジョン・ウォーターズの地獄のアメリカ横断ヒッチハイク』を読了。
その後、読み進めた
起こりうるかぎり最悪のこと
本物の旅
で、「最悪の旅」が夢想された「起こりうるかぎり最悪のこと」は、最初の「起こりうるかぎり最高のこと」でガツン!とやられていた分、感覚的な慣れは芽生えていたものの生々しい描写などジョン・ウォーターズの世界観を色濃く改めて。
ハイライトは「実際、どうだったのか?」という「本物の旅」で、それまでの「最高の旅」「最悪の旅」とは大きくトーンが異なり、
続きを読む ジョン・ウォーターズ監督が描いた最高、最悪、そして現実のヒッチハイク旅行記:『ジョン・ウォーターズ地獄のアメリカ横断ヒッチハイク』読了
カルト映画の世界で名が馳せたジョン・ウォーターズ監督の『ジョン・ウォーターズ地獄のアメリカ横断ヒッチハイク』を読み始めてから
プロローグ 我が道を行く?
起こりうるかぎり最高のこと
起こりうるかぎり最悪のこと
本物の旅
と、章立てされているうちの「起こりうるかぎり最高のこと」まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
本書のサイン本( by 訳者 柳下毅一郎さん)販売情報を見つけ、「どんな内容だろう」と関心を抱けば・・
続きを読む ジョン・ウォーターズ監督が描いた最高、最悪、そして現実のヒッチハイク旅行記:『ジョン・ウォーターズ地獄のアメリカ横断ヒッチハイク』読み始め
映画監督 押井守監督の『押井守の映像日記 ネットしたらやっていた』を読了。
週末のTwitterを徘徊中、サイン本入荷情報で本書を知り、
押井守監督について頭に入っているようないないような状態であったため
「攻殻機動隊」などキャリアをWebで辿って「買ってみよう」と手元に本書を引き寄せていた経緯。
最初、映画監督の日常的なエッセイ集と思いきや
” この連載は映画批評なんぞではなく、何の資料も調べずに曖昧な記憶だけで書くことが主旨なので資料的価値も限りなくゼロに近いシロモノです。”(p17)
と紹介され、原則はB級と称される映画や短編について、鑑賞時に感じられたことが記憶を辿って記載されているというもの。
本書で取り上げられている作品の悉くを視聴していなかったことから、本文で筋を追われても・・という面は否定出来ずも、
Twitterで遭遇したサイン本入手機会に即反応し、
手元に引き寄せていた著書。
岩井俊二監督のお名前は、その高い評価とも長く承知していたものの、これまで作品に触れる機会なく、
書籍(原作?)ながらようやく訪れた初機会。
サインきっかけということで、予め帯に目を通しておけば内容を想起することも出来たでしょうが、
Twitterに上げられたサイン本情報で、売り切れが相次いでいたことからフラグが立ち、
限定40冊の争奪戦を経て、参加に至った
クリープハイプ ヴォーカルの尾崎世界観さんと、映画監督 西川美和さんのトークイベントをオンラインで視聴。
有料イベントにつき内容については口外秘とのことで、詳細については記すことは出来ませんが、
西川美和監督作品のファンで、イベント対象書籍で芥川賞候補作になった『母影』刊行にあたり、
続きを読む 尾崎世界観 x 西川美和「世界のまなざし、言葉と言葉以前の何か」『母影』刊行&『すばらしき世界』公開記念 視聴記
David Lynch:デヴィッド・リンチ映画監督が、青年期までの時期を回想した
『デヴィッド・リンチ:アートライフ』を鑑賞。
Facebook広告を辿っていったら、デヴィッド・リンチ監督のクラウドファンディング情報に接し ⬇︎
その後、タイミング良く本作をamazon prime videoで見つけたことから、何作かあった候補の中から真っ先にピックアップ。
幼い頃から絵を日常的に描き、親からも才能を認められ期待されたものの人間関係で脱線を余儀なくされてしまったり、
父親との葛藤に、経済的な自立との折り合いに・・
『カメラを止めるな!』を世に送り出し、一躍、その名を世に知らしめることになった上田慎一郎監督が、(今から十数年前)無名時代、
” バイトをする傍らで本作の執筆に集中した。毎日フルタイムで働きながら他のすべての時間を本作の執筆に費やした。
バイトの行き帰りの電車の中でも書いた。バイトの休憩時間もトイレにこもって書いた。165万円の借金を背負ったのだ。当然、貧乏だった。
家では具なしの名もなきパスタばかり食べていた。バイトへは白米にふりかけをかけただけの名もなき弁当を持参した。(見かねた同僚がおかずを少しずつ分けてくれたりしたっけ)。”(p153-154)
なる環境から書き上げた小説が、
『カメラを止めるな!』の空前のヒットをきっかけとして、蘇ることになった小説『ドーナツの穴の向こう側』を読了。
ストーリーの方は、