筒井康隆 先生の『活劇映画と家族 』を読了。
発売に合わせ注目していたタイミングで流れ良く購入出来たサイン本
サイン本入手に機会に即反応し入手していた経緯。
本書は、
” 映画の中に描かれる運命共同体としての疑似家族を取りあげ、文章として再録することによって小生、読者と共に懐かしい映画の思い出にどっぷりと浸かりたいのだ。”(p4)
と冒頭の「家族と擬似家族 」において刊行意図が説明され、
家族と擬似家族
一 「白熱」「血まみれギャングママ」「前科者」
二 ハワード・ホークス監督「ハタリ」の擬似家族
三 ジョン・ヒューストンに始まるボギーの一族
四 西部劇の兄弟
の章立てに基づいて、筒井康隆先生の思い入れの作品について取り上げられています。
滲み伝わる映画愛
「あとがき」に
” 結果として主に筋書きを書くだけになってしまった “(p162)
とある通り、既述の大部分は映画の展開が言語化されたもので、私自身、
ハワード・ホークス監督に、ジョン・ウェイン出演作品は一時どハマりして、紹介作の多くが1950年代前後ながら見ている作品も幾つか含まれているはず、ながらも
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『バベル九朔』読了後、
<< 2021年10月10日投稿:画像は投稿にリンク >> 万城目学さんが管理人を担った雑居ビルで膨らませた妄想の果て:『バベル九朔』読了
「映像ってPrime Videoにあるのかなぁ」と検索すれば・・
出典:Prime Video
期待に沿う結果にあらずも、万城目学 さんのデヴュー作『鴨川ホルモー』がストックされていたので、週末の締め括りに選択。
京都の大学生と住まう神々が織りなす・・
二浪して京都大学に進学した主人公が、当初は合格の満足感等に浸るも次第に精神的な張りが失われていく日々、
とあるサークルの新歓コンパに声掛け、参加後も乗り気でなかったものの
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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の車両13台競売へ
” 2015年の大ヒット映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード(Mad Max: Fury Road)』で使用された車両13台が、オーストラリアでオークションに掛けられている。26日まで。
ジョージ・ミラー(George Miller)監督の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、「マッドマックス」シリーズの4作目。
今回出品された車には、シャーリーズ・セロン(Charlize Theron)演じるフュリオサ(Furiosa)が操る「ウォー・リグ(War Rig)」や、トム・ハーディ(Tom Hardy)演じるマックス・ロカタンスキー(Max Rockatansky)と競った「レイザー・コーラ(Razor Cola)」が含まれている。
ロイズ・オークションズ(Lloyds Auctions)のジェフ・マキュー(Geoff McKew)氏はシドニーでAFPに対し、「一目見て、車が『怒りのロードに連れて行ってくれ』と訴えているのが聞こえてきた」と語った。
現在の所有者は、マッドマックス史保存のため全13車両まとめてのみ販売するとしている。
マキュー氏は、車両は車庫で眠っているべきではなく、人に見てもらって、しかるべき敬意をもって取り扱われなければならないと強調した。
だが、残念ながらすべて公道を走ることはできない。
しかし、マキュー氏は、キャデラック(Cadillac)の1959年製「クーペ・ドゥビル(Coupe de Ville)」2台を重ねた、倉庫にも入らないほど巨大な「ギガホース(Gigahorse)」のような車を止めるほど勇気のある警官はいないだろうと話した。”(出典:AFPBB News via livedoor NEWS )
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四週に及ぶことになった『監査役 野崎修平』
出典:Prime Video
最後夜は、第7話&第8話の2話を鑑賞。
<< 2021年9月19日投稿:画像は記事にリンク >> 金融機関の存亡の懸かった疑獄に立ち向かう監査役奮闘の行方:『監査役 野崎修平』鑑賞記 ③
並々ならぬ権力への執着と浄化の攻防
闇に光が照らされ、身を処する状況に追い込まれた頭取の窮余の一策として
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『監査役 野崎修平』鑑賞3週目は
出典:Prime Video
第5話から第6話まで。
<< 2021年9月13日投稿:画像は記事にリンク >> 金融機関の存亡の懸かった疑獄に立ち向かう監査役奮闘の行方:『監査役 野崎修平』鑑賞記 ②
闇に迫るほど顕在化する危機
疑獄の核心に迫るにつれ、それを阻止したい側の動きが先鋭化し、
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岩井俊二 監督の『零の晩夏 』を読了。
Twitterで遭遇したサイン本入手機会に即反応し、
出典:岩井俊二映画祭 Twitter(画像はTweetにリンク)
手元に引き寄せていた著書。
満を辞しての初
岩井俊二監督のお名前は、その高い評価とも長く承知していたものの、これまで作品に触れる機会なく、
書籍(原作?)ながらようやく訪れた初機会。
サインきっかけということで、予め帯に目を通しておけば内容を想起することも出来たでしょうが、
続きを読む 岩井俊二監督が描いた謎を追う編集者と深い思いを持つ画家とのまさかが連続するミステリー:『零の晩夏』読了 →
先週末⬇︎に続いて、
<< 2021年9月6日投稿:画像は記事にリンク >> 金融機関の存亡の懸かった疑獄に立ち向かう監査役奮闘の行方:『監査役 野崎修平』鑑賞記 ①
週末の締めにPrime Videoにアクセスし『監査役 野崎修平 』を鑑賞。
全8話中の折り返し、第4話まで到達 (出典:Prime Video)
今回見たのは第3話&第4話。
不可解融資から露見する底知れぬ闇
初の女性支店長が誕生した店舗に不可解な融資が露見され、
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週末の締め括り、久々「何か観てみようか」とPrime Video内を検索し、
出典:Prime Video
あらすじから興味を持った『監査役 野崎修平』をチョイス。
問われる正義
不採算の支店閉店の憂き目に遭いながら、実直な仕事姿勢が評価され、(役員兼)監査役に昇格した
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる