「このところ(映画館で)映画観てないなぁー」と、だいたい映画の日で鑑賞料金1,100円となる月頭の1日あたりになると
「何かやってないかなぁ」と探し始めるものの、今月はアンテナすら立たず、後から気づく始末。
そろそろ劇場体験しようとリストアップしているのが2本に、日本語版製作を望む1本を以下に紹介したいと思います。
「このところ(映画館で)映画観てないなぁー」と、だいたい映画の日で鑑賞料金1,100円となる月頭の1日あたりになると
「何かやってないかなぁ」と探し始めるものの、今月はアンテナすら立たず、後から気づく始末。
そろそろ劇場体験しようとリストアップしているのが2本に、日本語版製作を望む1本を以下に紹介したいと思います。
家でのDVD鑑賞は活発であったものの、久方ぶりに映画館へ。
ゴールデン・ウィークの名付け親は映画業界であったと記憶していますが、
その経緯を踏襲したというよりは、毎回(毎年!?)新作を楽しみにしているウディ・アレン監督作品がロードショー中であるため。
タイトルは「マジック・イン・ザ・ムーンライト」。原題がそのまま邦訳されていますが
先日レンタルしてきた、製作されていたのを知らなかったウディ・アレン監督作『ブルージャスミン』を鑑賞しての振り返り。
ウディ・アレン監督作の場合、自分のように足しげく通うファンが居て、
自分の知らぬ間にロードショーされていたようで、TSUTAYAの新作コーナーの陳列で、本作を知るに至った次第。 続きを読む ウディ・アレン監督が描いたセレブ生活から真っ逆さまのヒロイン:『ブルージャスミン』鑑賞記
音楽で、毎年の如くアルバム発表してくれるアーティスト、かつてのFrank Zappa、VAN HALEN、Princeなど。
最近だと邦楽だと自分の知らない人たちで多くいるのかもしれないですが、自分がフォローしているアーティストだとLOUDNESS/ラウドネスくらいかな。
年中行事があると「そろそろかな・・」なんて楽しみもありますが、映画だと製作期間からなかなかそのような期待を抱きづらくいと思います。
但し、1人その期待に応えてくれる人が居てウディ・アレン。本人も自身の生涯に迫ったドキュメンタリーで「多作と認識されている」事に自覚があるようで、「量を出す事で名作を世に出す事」にも繋がり得るとの認識を語っていたと思います。
前日、飲み会の場所へ移動すべく新宿駅の地下街を歩いている際、視界に飛び込んできたのがウディ・アレンの新作(「ジゴロ・イン・ニューヨーク」)と思わしき広告。
「ジゴロ・イン・ニューヨーク」予告編
TVを視聴せず、新聞を読まない生活もあり、トレンド情報に敏感でないところあり、「封切りかぁー」とばかり、特に予定の無かった週末の楽しみの中心に。
新宿での上映館が新宿武蔵野館であったため、一旦、日中の暑い中、場所を確保すべく前売り券を金券屋で購入し、整理券を確保。
その時の上映会は立ち見が出る程の盛況であった模様。帰宅した頃には汗だくの余り着替えるなどして、いざ仕切り直し。
広告でウディ・アレンの姿を確認しただけで、シナリオなどはすっかりお任せ(安心している)
役者の出演がある事から「初期のコメディ路線か」と期待感膨らみましたが
冒頭のタイトルロールで「Directed By John Turturro」の表記。「あれ、脚本のみ?」と思えばエンドロールでは「Written and Directed by John Turturro」と流され、
ウディ・アレンが単なる役者として出演する珍しいパターン。
ストーリーの方は封切り直後につきネタバレ控えますが、ウディ・アレン扮する登場人物が男友達(ジョン・タトゥーロ)に売春の仕事を紹介するところから始まる、他の映画に無かったかの設定(笑)
ジョン・タトゥーロの監督デヴュー作かと思いきや然にあらず。上映時間も程良い感じで、かといってシナリオは浅からず。
原則、自身の監督作品にしか名を連ねないウディ・アレンは構想を知って惚れ込んでの非製作者としては14年振りの出演だったそうで、快心作とまで自身の評価は高くないながらも
「ドゥ・ザ・ライト・シング」をはじめとするスパイク・リー監督作であったり、コーエン兄弟の「ビッグ・リボウスキ」で存在感を発揮していたジョン・タトゥーロのセンスを垣間見る事の出来る作品でありました。