橘玲さんの金融情報小説『マネーロンダリング』を読了.-
話しの筋の方は、中間記↓で書いた通り
日本から香港に送金され、意図的に消されてしまった巨額資金を巡って繰り広げられる人間模様に謎解きで、
全部で546ページに及ぶボリュームのラスト約200ページは1日で読み切りました。
専門家をも引き込むリアリティ
本編の凄みは実感がないながら元大阪国税局税務課長、行政改革担当大臣秘書官補 玉木雄一郎さん(現衆議院議員?)が、巻末の「解説」で
橘玲さんの金融情報小説『マネーロンダリング』を読み始めて、
段々と筋が捉えられるようになってきたので、これまで(〜p183)のまとめ。
ウォール街の金融機関に勤め高額所得を得るも、キャリアに行き詰まり、香港に渡り脱税指南、口座開設など、悶々とした日々を過ごす主人公が、
先週、読み始めの段階で一旦アップロードした
橘玲さんの国際金融小説『タックスヘイヴン』を読了。
表沙汰に出来ないアンダーグランドマネーを運用して話題を集めたファンドマネージャーの死が起こったシンガポールを舞台に、
日本、マレーシアに、スイス、北朝鮮などの思惑も絡み合って展開されるストーリー。
全523ページに及ぶボリュームで、登場人物が相次いで殺害され、また狙われる中で、
連休明けから読み始めた橘玲さんの『タックスヘイヴン』が、
全6章あるうちの1章を読み終え、感じが掴めてきたので、これまでのおさらい。
橘玲さんの書籍は本書で9冊目となるはずですが、小説は初めて。
本書に書かれてあるような内容をノウハウといったような形で出版すると差し障りがあるため、小説の体を取っているとか、そのような背景があったものと記憶していますが、
内容の一部を抜粋すると・・
百田尚樹さんのTwitterで
とあり、興味を持ち購入した『影法師』を読了。
百田尚樹さんの書き下ろしの場合、上下巻に分かれる場合が多い印象ですが、
本作は(文庫版)1冊。それでも400ページに迫る分量。
最初は、人物関係が頭に入らずらかったですが、中盤くらい差し掛かり、徐々に構図がつかめてきて
そこからは一気にといった感じで読了まで。
本作もまた、『永遠のゼロ』や『海賊とよばれた男』と同じく、力強い日本人の生きざまが描かれており、
お笑いの世界から処女作『火花』で芥川賞を受賞し、
華々しく文壇デヴューを飾った又吉直樹さんの二作目となる長編小説『劇場』を読了。
下北沢の舞台で脚本、演出などを手がける演劇人と、演劇の世界を夢見て上京してきた女性の出会い、同棲生活を通じて
絡み合い、すれ違う感情のやり取りを軸に、同じ世界で評価を確立していく者への焦燥感などが描かれています。
百田尚樹さんの最新作『幻庵 下』読了。
『幻庵 上』を読了してから、
しばしインターバルを挟み、再開してから429ページを(断続的な読書で)のべ六日で読了。
しっかり『幻庵 上』の設定が頭に入っていないところに、話しがどんどん被さっていくことに不安を覚えていたものの
本の帯に
“『永遠の0』で作家デビューして10年、ずっとこの小説を書きたかった。”
という一文が踊る百田尚樹さんの最新作『幻庵 上』を読了。
囲碁を題材にした小説で、私にとっての囲碁は幼少の頃の祖父とのコミュニケーションツールで初心者ながら
1月に参加したサイン会↓の対象書籍という縁で購入した一冊。
折り返し地点ながら408ページに及ぶボリュームで、筋を追い切れていないところはありますが、