『永遠の0』をはじめとする作家として、またTV番組等のご出演でもお馴染みの百田尚樹さんの『カエルの楽園』を読了.-
オンラインの世界を徘徊している最中、本作の存在を知り ↙︎ 興味を持ったものですが
(2016年9月時点)30万部に迫る売り上げを記録しても、殆ど書評が載ることがないという事態に百田尚樹さんは懸念を示され、
そのことを当然とする見方↑も示される方もいらっしゃるという・・ とにもかくにも話題の書/物議を醸している一冊。
先日読了した ↓
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の「訳者あとがき」で興味深い記述があったので、今回取り上げたいと思います。
著者のPhilip K. Dick:フィリップ・K・ディックについて紹介している部分。
キャリアを通じての全体は・・
映画『ブレードランナー』↓
の原作本としてお馴染み『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を読了.-
『ブレードランナー』は遥か昔に鑑賞していたものの、辛うじてパッケージのデザイン程度の記憶にとどまり、
内容の方は、ほぼゼロからという状態。電車などの移動時間中に断続的に読み進めていくには
背景の特殊性や登場人物の多様性など、筋を追いづらかったですが、
中盤あたりからバウンティーハンター(賞金稼ぎ)とアンドロイドの戦いがクローズアップされてからは、
読み進めていくのが楽しくなっていった時間経過。
続きを読む フィリップ・K・ディックが描いた映画『ブレードランナー』の原作本で描いた世界:『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』読了
その独特な世界観から独自の地位を確立されている小説家 筒井康隆さんが、本の帯で「わが最高傑作にして、おそらくは最後の長篇」と評価、位置付けた『モナドの領域』を昨日読了.-
時を遡ること昨年(2015年)12月、本書のサイン本お渡し会に参加した後、
しばらく積ん読本と化していましたが ^^;
昨今、荻原浩さんの著書 ↓をはじめ
フィクション、小説を読むようになっていた気分的な盛り上がりから、このタイミングと読み始めた次第。
直木賞受賞後、初の長編作品として注目の荻原浩さんの『ストロベリーライフ』を読了.-
出版されていること承知していたものの、元来、ノンフィクション好きで、
また、タイトル、帯から想像された設定に決め手を欠き、購入を逡巡していたものの
先日参加したサイン会 ↓ の対象書籍という巡り合わせから入手した次第。
時効を迎え、当時の世間を騒然とさせた史上最大の未解決と称される「グリコ・森永事件」を題材とし、真相に迫った
『罪の声』を読了。
400ページ超のボリュームながら、幸い期間中の中距離移動が多く、5日程度の移動電車中で一気にエンディングまでといった感じでしたが、
一つ一つの場面描写の細かさに、刻々と切り替わっていく場面に、入り混じる人間模様に・・
幾つかの書店で、そのおどろおどろしい表紙を見かけたことが、妙に印象に残り、
内容に興味を持ちネットで調べ「グリコ・森永事件(が題材)かぁ」と、程なくサイン本を入手出来る機会が訪れ ⇒ 購入。
数日前から読み始めた『罪の声』で七章あるうちの第二章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。