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村上世彰さんが、世の子どもたちに伝えたかったお金との付き合い方:『いま君に伝えたいお金の話』読了

一時、社会を騒然とさせた村上ファンドを率いた村上世彰さんの『いま君に伝えたいお金の話』を読了。

本書の刊行記念のイベント(トークショー&サイン会)開催を知り、

出典:丸善丸の内本店Twitter(画像はツイートにリンク)

(イベント)当日なって読み始め、子ども(主として中高生)向けに書かれている読み易さもあり、一日で読み終えたもの。

どのようなことが書かれてあるのかというと・・

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白竜さんと小沢仁志さんが語り、交わした男の流儀:『究極のアウトロー哲学 顔で語るか、背中で語るか。』読了

Vシネマをはじめ俳優として活躍されている白竜さんと小沢仁志さんの共著

『究極のアウトロー哲学  顔で語るか、背中で語るか。』を読了。本書は、

小沢仁志

 第一章 男の生き方指南

 第二章 女とオカマに学ぶ人生哲学

 第三章 男を磨き上げる極意

 白竜 x 小沢仁志 対談 Part 1

白竜

 第一章 己の道を究める

 第二章 心の持ち方

 第三章 自由と男の責任

 白竜 x 小沢仁志 対談 Part 2

という各々のパートと対談で構成。

一文にまとめる・・ 白竜さんは大人で、小沢仁志さんはヤンチャ といった所感になりますが  ^ー^;

お二人の人生観を一つづつ引っ張り出すと、白竜さんは、

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見城徹さんが説く、人生を決める「読書」:『読書という荒野』読了

幻冬舎 代表取締役社長 見城徹さんの『読者という荒野』を読了。

先日アップロードした中間記後=第3章以降の

<< 2018年7月23日投稿:画像は記事にリンク >> 見城徹さんが説く、人生を決める「読書」:『読書という荒野』中間記

第3章(極端になれ!ミドルは何も生み出さない)及び第4章(編集者という病い)は

” 文芸編集者になり、僕にはどうしても仕事をしたい作家がいた。学生時代から愛読してきた五木寛之と石原慎太郎である。そして彼らと仕事をするために、僕は1日24時間働いた。”(p98)

という上記の作家を含む、作家たちと出逢うまで、交流の日々に、作品の見どころに・・

憧れの石原慎太郎さんに差し出された一通の手紙から面会が叶い

” この機会を逃したら、もう二度と会えないかもしれない。ここが勝負だ。こんなときはいろいろなことを言っても駄目だと思い、僕は最終兵器を用意していた。

『太陽の季節』と『処刑の部屋』を一言一句、最後の1行に至るまで暗唱できるようにしていたのだ。”(p113-114)

の件(くだり)は、色濃く見城徹さんが示されていたと思います。

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見城徹さんが説く、人生を決める「読書」:『読書という荒野』中間記

幻冬舎 代表取締役社長 見城徹さんの『読者という荒野』で

 第1章 血肉化した言葉を獲得せよ

 第2章 現実を戦う「武器」を手に入れろ

 第3章 極端になれ!ミドルは何も生み出さない

 第4章 編集者という病い

 第5章 旅に出て外部に晒され、恋に堕ちて他者を知る

 第6章 血で血を洗う読書という荒野を突き進め

と章立て(別途、はじめに&おわりに)されているうち、

第2章までを読み終えたので、そこまでのおさらい。

本書は、先日参加したトークイベント↓で入手していたもの。

<< 2018年7月19日投稿:画像は記事にリンク >> 見城徹さんが語った「極端こそ我が命」の真意:第282回 新宿セミナー@KINOKUNIYA『読書という荒野』刊行記念 見城徹トークイベント 参加記

言葉を獲得するための読書

冒頭「はじめに」で

” この本のテーマは、読書論である。僕の人生と、その人生のなかで読んできた膨大な数の本について語ることで、

一人の人間がいかにして自分の言葉を獲得し、言葉によって道を切り開いてきたかを明らかにして行く。”(p7)

と本書についての紹介があり、

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松岡修造さんが説く、偽りの自分を脱ぎ捨て本当の自分で勝負するススメ:『弱さをさらけだす勇気』読了

元テニスプレーヤーで、現在はスポーツキャスターなどとして活躍されている松岡修造さんの

『弱さをさらけだす勇気』を読了。

書店に立ち寄った際、サイン本の販売を見つけ、

三省堂書店 池袋本店 で展開されていた特設コーナー

書に手に取っていた経緯。

購入本に書かれてあったサイン

「弱さ」が切り拓く未来

” 自分の「弱さ」と向き合えば、僕たちはもっと成長していけると思います。”(p229)

という松岡修造さんのメッセージの下、

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山納洋さんが、イベント開催、場づくりをしたい人たちに伝授する小さなアクションの起こし方:『地域プロデュース、はじめの一歩』読了

書店でタイトルに惹かれ、立ち読みした感じも「面白そうだなぁ」と、

手に取った山納洋さんの『地域プロデュースはじめの一歩』を読了。

1,000回以上のイベント開催から導き出された原理

著者の山納洋さんについて承知しておらず、他の出版等について調べてみたところ

「カフェ」に関するもの(未読)などあって、経営コンサルタント的な職業に従事されているかと思いきや、

” 僕は大阪ガスという会社の社員です。”(p1)

と、何と!会社員の方が・・

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國分功一郎さんが迫る「暇と退屈」の正体と、その向こう側:『暇と退屈の倫理学 増補新版』読了

先日、中間記をアップロードした

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國分功一郎さんの『暇と退屈の倫理学』を読了(注 を除く)。

本書を読んでみようと思った動機が、タイトルにある暇、退屈を感じた際に、従来と捉え方を変えることが出来れば、肯定感が高まるかなといったもの。

そのレベル感からすると、中盤で展開されている論は次元が高いと感じられるところもありましたが、

” 人は日常の仕事の奴隷になっているのか?それは「なんとなく退屈だ」という声から逃れたいためだった。

常識から言えば、奴隷になるのはとてもイヤなことだ。だが、この声に悩まされることは、それとは比べものにならないほど苦しいのだ。”(p312)

事例として

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國分功一郎さんが迫る「暇と退屈」の正体と、その向こう側:『暇と退屈の倫理学 増補新版』読み始め

哲学者 國分功一郎さんの『暇と退屈の倫理学 増補新版』を読み始めてから、

全部で七章(+序章、結論ほか)まであるうちの第三章までを読み終えたので、そこまでのおさらい。

本書の冒頭「増補新版のためのまえがき」で、

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