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長倉顕太さんのブランディング論と、理由要らずの偶然を楽しむ生き方のススメ

前回のメールマガジン「平成進化論」を引用した記事は好評であった模様で・・

>> 鮒谷周史さんが「平成進化論」で説く、自分の居場所の見つけ方  <<

先ほどFacebook広告のPRで「ページの他の投稿より75%反応が良い」との事で、お褒め頂きました。

有難うございます(ペコリ)

それに乗じて?!今回もメールマガジンとFacebook(リンクはFacebookページ 長倉顕太『ファイトクラブ』)投稿の混合で、今回は出版プロデューサーの長倉顕太さん。

大多数の中の一人から抜け出すブランディング

長倉さんを知るキッカケになったのは、以前の記事(下記)で紹介した動画でストレートなメッセージが心に響いての事。

>> 長倉顕太さんの「変わりたい人」へ向けたメッセージが強烈過ぎた <<

長倉さんは、YouTube、Facebook等で無料公開されている動画等でブランディングの必要性を説かれていますが、それは、

” 組織に頼って生きてきた人たちがどんどん生き残れない時代が、確実に来る “

と予見されての事。

背景にあるのは外国人労働者の流入と単純労働の機械化で、

“「労働力」を売る個人、会社は今後確実に淘汰されていきます。”

と警鐘を鳴らされ、各個人

” 絶対に機械にも他の人にも取って代われない、自分だけの強みとは何だろうか?”

という事を考える必要性がある。

” 自分のブランドを確立出来ない人は、相対的に「価値」は下がり続ける “

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理由を求める人びと

この世には「リーダー」と「フォロワー」しか存在せず、長倉語録でフォロワーとは別名、奴隷。

インターネットの時代が来て、皆、奴隷が抜け出す武器を手に出来たにもかかわらず、その環境を活かせていない。

長倉さんが勤務先のフォレスト出版から独立されて2年が経過する中で、意外に思われたのが、

「多くの人が「理由」を求めている事」

長倉さんは「理由」なんかどうでも良いとの立場で・・ 好きな人、好きなこと、好きな曲 の何れにも「理由」は必要ない。

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理由を与えれば、人はとてつもなく動く

出版社に在籍されている頃に・・

” 合理的な「理由」があれば人は動くってことを意外と多くの人が知らない ”

事に気付かされ、その証左に

” マーケティングでもコピーライティングは「理由」を与える行為だ。”

と。裏を返せば人に「理由」を与える事で騙す事も、殺人マシーンにする事すら出来てしまう。

宗教も「生きる意味」を求めることだが、長倉さんにとってはそれは人から与えられるものではないから、自分で勝手に決める。

理由でなく、偶然に感謝する生き方

長倉さんの根底に流れるのは、

” 結局さ、全部さ、「偶然」でしかない。”

との考え。だから「理由」なんて求めず、計画なんてものも立てず、「偶然」を楽しみましょうと。

今回のFacebook投稿もたまたまiPhoneにアクセスしたタイミングで目に留ったもので

それを必然と解釈するか、偶然と定義するか、人それぞれと思いますが(笑)

自分のフィルターを通した(ブランディング)情報発信をしていると、己の頭上に立っている?であろうアンテナが研ぎ澄まされて行くような感覚は得られますね。

必要な人、情報が集まってくるといった。

 

鮒谷周史さんが『平成進化論』で説く、自分の居場所の見つけ方

読み溜まっていたメールマガジン『平成進化論 』をこころのとことまとめ読み。

本日分で印象的だったのは6月30日号の「あなたの居場所の見つけ方」。

人と会い続ける事によって感じられる「自分の居場所」

著者の鮒谷周史さんは、「一人ひとりの社会における役割は外部との積極的なコミュニケーションによって相互補完的に決定されていくのでは」との仮説をもとに

読者に積極的に外に出ていき他の人々と語らう事で・・

” 自分は、周囲の人達から何を必要とされているのか “

人と会い続ける事によって、社会が自分に求めているものが徐々にクリアになっていくとして

社会での自分の居場所が見つかり、所を得て水を得た魚のような活躍が出来るようになると。

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「居場所」の探し方

鮒谷さん曰く

” 誰であれ、一人として「どこにも役割や居場所がない」なんてことは考えられない ”

との見方で、もしそのように感じる人はまだまだ外部との対話が足りていないのではと結びで述べられています。

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日々、新しきに触れる機会あり

ともすると同じ人ばかり時間を過していたり、新しい場所で人間関係を築くのが億劫になったりしますが

最も手軽に「これから」を変える事が出来るのが、新しい環境に溶け込んでいく事だと思います。

Facebookの場合、慣れた人だとサイトの左側に表示されるコミュニティの数が豊富だと思いますが

セミナーにイベント全盛の時代で、メールマガジンにしろ、Facebookにしろコミュニティを組成する情報に溢れていますから

現状を変えたいと思ったら、アンテナの立て方次第でダイナミックな展開を呼び込める時代。

前回の仙人さんの講話を引用すると、文脈に動詞を用いて「全ては変化、進化している事を意識する」心掛けにも通じますね。 

>> 続、平秀信さんのメンター仙人さんが説く資産構築法は、無限大の資源、可能性を理解し、価値を構築し提供する事  <<

 

続、平秀信さんのメンター仙人さんが説く資産構築法は、無限大の資源、可能性を理解し、価値を構築し提供する事

 

前回取り上げた平秀信さん紹介の仙人さんの講話がパート5までであったところ

タイミング良く、パート6追加のアナウンスが届いたので、さっそく聴講してみました(昨日続き)。

>> 平秀信さんのメンター仙人さんが説く資産構築法は、無限大の資源、可能性を理解し、価値を構築し提供する事  <<

 

無限をセットし、周囲でセルフイメージを描く

「全ては有限で、限りは有る」という考え方が、人生で資産を築く上で制限となっている。

この状況を脱するためには、身の回りに存在するもの全てを意識するようにして

自分のセルフイメージに合わない人がいたら、潜在意識にミックスされて影響を受けてしまうので、どんどん切っていく。

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名詞で現実を固めず、動詞を用いて進化する形を語る

表現する時は、名詞を使うと物事を限定したり、固定してしまいがちとなるので、動詞を使うようにして、全ては変化、進化している事を意識する。

例えば、自分の年収を「***万円」と決めるようにしない。数字を入れた途端、維持しよう、下がるとの思いを抱いてしまい、ブロックとなってしまう。

現実を固めないようにすると、スムーズに物事が進むようになる。

 

まとめ

自分のセルフイメージは・・

「無限の資源の中から価値を構築し、提供する人」

とする。

また、99%の周りの人間と々事をしないようにして、ハートからの声に耳を傾ける。

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この事に、自分のセルフイメージに沿う人たちのみで周囲を構築し、混じり気のない潜在意識を構築する事で、仙人さんの境地に達する事が出来るようです。 詳細

 

平秀信さんのメンター仙人さんが説く資産構築法は、無限大の資源、可能性を理解し、価値を構築し提供する事

成功者の陰にメンターあり

前回の平秀信さんのセミナーに申し込んだ後、運営会社から特典が送付されてきて

>>  平秀信さんに学んだPT(合法的無税生活)とヴァーチャル・コンサルティング  <<

その一つが、平さんがメンターと慕う仙人さんのコンサルティングの模様を収めた「資産を構築する方法」と題された音声。

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5編に分かれるうちの「パート5」を聞けとの事で、試しに4、5を聴講してみました。

資源も可能性も無限である事に気付く

世の大多数の人は、「・・は・・である」と現実を固めたがる思考を持った人が多く

経済活動、資源も、有限、稀少性を有したものと思っている人が多い。

仙人さんは、本来、これらは無限であり、限られた資源の中で生きているわけではない。

富を築く人の特徴は、無かったモノを新しく作った人たちであり、この思考の枠組みが変わらないと成功はおぼつかない。

情報ビジネスに関しても、(出したらネタが尽きるなど)ネタがない、隙間は埋め尽くされており、自分の入る余地はもはや無いと考えがちだが

富を築く人は価値を高める事であったり、ニッチな分野を探し出し出す。

有限と思っている色眼鏡で世界を見ている人たちが、無限と変えるだけで、大きな可能性に気付く事になり、そこから価値を構築し、提供するようになる。

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本当の世の中は、無限大の資源があって、可能性があるものである。そして、セルフイメージは変える事が出来る。

人生は、他人に倣うか、心の声に従うかの二択

考え方についても、多数決の多数に説得感を抱いたり、流されたりするが、それでは成功出来ない。

仙人さんが考える生きる方法は2つあって、

1.  他の人と同じ方法で生きて行く方法

2.  自分のハートの声を聞いて行く方法

上記は学校で教わらない事であり、人と違う道を選ぶのは恐い事であるが、成功するにはこの方法しかない。

人生では現実、友達、周りの人たちに惑わされてはならず、自分の道を選ばなければならない。

「有る」から始まる自分たちが歩む人生

そもそも「仙人って誰だよ(笑)?」の思いは拭えませんが、インターネット・ビジネスに身を置く人は大半がその存在を知る人である模様。

この世の中は資源、可能性は無限であるとの指摘は、「ザ・シークット」でも語られていた事で

「無い」と考えるのではなく、「有る」が考えの出発点となるのは、数多の本で語られているメッセージと符合する事です。

また、「心の声に耳を傾けよ」は、先日の池松耕次さんから受け取ったメッセージでもあります。

>> 池松耕次さんに問うた「直感、心の声は間違う事がないのか」  <<

仙人さんの言いたい事は、世の中は無限の資源と可能性に溢れており、(富を構築する人は)無から有を生み出し、価値を構築し、提供する人。

選択肢は無いと思えば無いし、有ると思えば有る。

内容に興味持たれた方は こちら。120万円のセミナーの内容が抜粋されたもので、期間限定公開との事。

 

池松耕次さんに問うた「直感、心の声は間違う事がないのか」

 

池松耕次さんと差しで30分程度の話しを出来る機会がありました。

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池松さんと(2014.4)

 

変わるための、ここ1ヶ月の習慣

先月受講した池松さんのプログラム「プラチナパスポート」から1ヶ月。こちらでも10回(文末を参照)に渡って紹介させて頂きましたが、

その後の経過:ライフワークが定まって(=舞台を海外に拡げる)、日々の意識への摺り込み、そこへ向け一歩踏み出した事などを報告。

それに関してお墨付きを頂き、ホッと一息。

 

燃え上がる欲求&直感、心の声

その過程で疑問として抱えていた、

1. やるべき事が定まっても、夢、目標に向かって行動したくて仕方がないという「バーニング・デザイアー(燃え上がる欲求)」はすぐ訪れないのか(人間、好きな事、使命に従って生きていると、行動せずにはいられない境地に達すると言われている)

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2. 直感、自分の心の声に耳を澄ませる重要性は、プラチナパスポートや『ミッション』『イメージは物質化する』といった書籍から学んだものの、これらが間違う事はないのか?といった事を質問。

 

好き、やりたい事に向かっていれば訪れる、行動せずにはいられない状況

まず、最初の質問に対しては、自分の人生の目的に従った道を歩んでいる限り、そのような状況(バーニング・デザイアー)はやがて訪れる。

日々の意識の摺り込みの内容を具体化するなどの事も効果的。

 

直感、心の声は、常に自分だけの答えを聞かせてくれる

次の質問に対しては、原則、心の声に従う生き方は正しい。但し、その事と無計画に対応する事は違う。

しっかり、目的に沿った事であるか否かを見極める事が必須。

 

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また、楽をしようとする声に惑わされてはいけない。夢、目標の実現には、常に困難が伴う事を理解しておく必要がある。

多くの人は、困難に直面した時点で、直感、心の声を否定して、自分を納得させてしまうが、直感、心の声は間違う事はない。

 

雲の上を掴む感じ

内容は、そのようなところでしたが、何より、自分より陰に陽に様々、人生でスケールの大きい経験をされている方と直で話せる経験、

しっかり自分が会話を成立させられていた事に、前へ進んだ感を実感出来ました。これは大きな成果。

 

関連投稿

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神田昌典さんに学ぶセールスコピーライティング:『禁断のセールスコピーライティング』中間報告

 

現在、神田昌典さんの読みかけの本が2冊。1冊は神田昌典さんが主宰されている顧客獲得実践会の会員向けにセールスライティングについて書かれていたものをまとめ『禁断のセールスコピーラインティング』

と、もう1冊は電子書籍版で購入した監訳の立場で関わられた『「型を破る人」の時代』。

購入後、中断していましたが『禁断のセールスコピーライティング』の読書を再開。

文章とは・・、売れるメッセージとは・・

受講中の「実践会アカデミー」の教材でもセールスコピーライティングについて学んでいますが

多面的に捉えられるという意味で、同じ受講生の方からも後押しもあり、購入した次第。

神田さんが文章の役割と定義する

” 文書はね、情報を伝えるものじゃないんだよ。気持ちを伝えるものなんだ。” (p35)

を土台に、

「商品をどういう口で販売すれば、売れるメッセージになるか?」という点について「2つの大きなステップ」があるとして・・

” 売れるキャッチフレーズというのは、その深い理解から生まれるのである。売れるキャッチフレーズが思い浮かばないのは、適切な質問を仕方を知らないからだ。

そう、適切な応えは、適切な質問をすることよって得られる ” (p26)

「適切な質問」はセールスコピーライティングの分野に止まらず、人生の質に及ぶとまで神田さんが言い切られる大事な事柄。

黄金律「PASONAの法則」とは?

次いで、2つ目の重要なポイントは、物語を語る “順番”。これが神田昌典さんを代表する1つのアプローチ法で

「PASONAの法則」と称される、顧客の購買心理を人間が行動するメカニズムに落とし込んだライティング・テクニック。

P(=Problem)・・・問題点の明確化

A(=Agitation)・・・問題点の炙り立て

So(=Solution)・・・解決策の提示

N(=Narrow Down)・・・絞り込み

A(=Action)・・・行動への呼びかけ

上記プロセスに従って・・

” 自分を主語にするのではなく、「 相手を主語に」を考え続けなければならない ” (p5)

” 人間は無意識レベルでは、否定形と肯定形を区別できない。” (p55)

等々、売れるためのノウハウが事例をもとに事細かに手引きされています。

経験は自信を裏打ちする

また、

” 自分が発信した情報が、相手から評価・判断を受けると、脳の神経回路が太くなる。

すると、今までは、ちょっと無理があるかなぁと思っていても、自分に自信が持てるようになる。自信を持つと、それを見ているお客も「さすがだ」と感心する。” (p65)

と、原則的な事ですが場数を踏む事の重要性についても内容が及んでいます。

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さて現在、第1章まで。残りあと4章、190ページと濃密な学びの旅です。

 

石川知裕前衆議院からメッセージを頂戴し考えた「逆境」の人たちに出来ること

先日、読了した『逆境を乗り越える技術』の感想を石川知裕前衆議院議員にFacebookのメッセージ機能を介して送ったところ返信を頂きました。

感想というよりは、実態としては石川知裕さんへの激励的意味合い。というのは本に・・

続きを読む 石川知裕前衆議院からメッセージを頂戴し考えた「逆境」の人たちに出来ること

ブレンドン・バーチャードが問ふ、人が最期に向き合う三つの質問:『人助け起業』読了

『人助け起業』を読了。

確認したら購入日のレシートが5月13日。346ページに及ぶ分量に途中の中断も有り、時間を要しました。

上半期最終日との動機付けが働き、本日フィニッシュ。

購入のきっかけは、Facebookのニュースフィードに友人が上げていた事で本書を知り、内容に興味を持った次第。

■関連投稿

>>  1人1分野、エキスパートのススメ:『人助け起業』前半のおさらい  <<

>>『人助け起業』に学ぶ、「最初の二年間」を耐える事、一箇所集中の原則  <<

著者のブレンドン・バーチャードについては名前を知りませんでしたが、日本で『奇跡が起こる遊園地』なる著作が発売されて、アメリカでは結構、著名な方であるようです。

 経験に込められた計り知れない価値

人生、キャリア、ビジネスなどの各分野で専門性を持った人が、如何にその分野で、人の役に立ち、経済的に独立を経ていくか

著者の経験談を踏まえ、著者によると類書がないノウハウ、マニュアル満載の内容。

” 世界中に集まる客はみな同じ欲求 ・・中略・・ 価値が欲しいのであり、あなたがそれを与えれば、彼らはあなたを支持し、あなたに従い、あなたから買い、あなたに敬意を払う。” (p338)

と巻末の総括的部分で著者が述べていて、人それぞれ・・

” あなたのアドバイスや人生経験は、自分では想像もできなかったほど貴重なものである。” (p328)

そこに至るには誰しも乗り越えるべき壁があり、

” 自分の意見を世の人々に伝えるのはあなたにとって怖いことかもしれないが、人々はあなたが想像したよりも受容力があり励ましてくれることが多い ” (p337)

” 自分のメッセージを世に広めるのを妨害する最後のバリアは、まさに「恐れ」である ” (p338)

として、人は恐れによって自分のメッセージを語る事をためらいがちであるものの

それは他人にとって(その人にしか語れない)貴重な学びの糧を奪いかねない状況である場合が多い。

実際、今の時代は・・

” わたしたちはまた、途方もない変遷の時にいる。がむしゃらに働くだけではだめで、人生にはもっと豊かな何かがあるから、それを追い求めないといけない、ということに気づきつつある世代が、ついに誕生した。

いまや、解雇されたり退職したりで、新しい機会を求める人々が、何千万といる。だれもが、もっと創り、もっと与え、もっと関わり、もっと成長し、もっとつながることを求めている。

人々はいま、自分の世界を積極的に探索し、過去の軛から脱しようとしている。自分の潜在能力を開花させられる新しいアイデアを求めているのだ。だから指導や創造的刺激に飢えている。” (p342)

と、著者は、今までになく人それぞれの専門性に「価値」が見出されている時代と分析。

Bringing_Your_Value_Proposition_to_Life

各分野の専門家に声を、この時代だからこそ、声を上げる必然性が呼びかけられています。

恐れを克服した先の世界

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声を上げるとは、具体的に・・

” 自分自身の話を伝え、自分独自のコンテンツを創ること ” (p302)

そして・・

” 客にとって ・・中略・・ 彼らの目標について考え、A地点からB地点へ移動するのに役立つ実践的トレーニングを提供すること ” (p312)

ポジショニング、パッケージング、プロモーティング、パートナーリング等の詳細は本で語られていますが、印象的であったのは下記の人生訓。

人が死の床で向き合う三つの問い

” 悲劇の最たるものは死そのものではなく、生きているうちに心を死なせてしまうことです。死の床につくと、人は稼いだお金や成し遂げた業績のことなどどうでもよくなります。

ふつう人は死の床で三つの問いを発するのです。1 私は賢明に生きてきたか? 2 わたしはうまく充分に愛してきたか? 3 わたしはしっかり世の中に役立ってきたか? ” (p296)

” わたしたち人間はみな、実は共通する経験をするのであり、どんな人のメッセージでもほかの人のそれと重なり合うことが多いのである。

しかし、それでも人はみな自分なりに教訓を学び、自分なりの結果を出し、新たな価値を出し、新たな価値を創り出して、それを人々のために役立てる。

それは人それぞれが独自に体験することであり、その人にしかできない新しいことなのだ。” (p297)

” 世界を変える必要はない、だれかひとりの世界を変えればいいんだ  ・・中略・・ ほんの小さいことでもいいのです、価値あることをすればいいのです。 ” (p301-302)

” 人間はみな同じ人生の旅をして同じようなことを発見するのだと、気づくことができたからです。

言い回しが多少ちがっても、また、自分が置かれている状況の見方であろうと、だれもがそうした発見を人に伝えようとするとするべきだと、わたしは思わずにはいられません。

生きること、愛すること、そして善い行いをすることは、人間ならだれしも重要と思う普遍的価値なのです。” (p302)

ノウハウの惜しみない開示に止まらず、最後は「かくあるべし」といった人生論にも視野を拡げられ

先日参加した池松さんのセミナーの内容と重複しますが

>> 池松耕次プラチナパスポート その六:起きた事は変えられないが、意味は変えられる  <<

自分の経験を価値として伝える事が、人それぞれの使命として背負っている事柄である事は真理であるようですね。