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立花岳志さん推奨本『ザ・ミッション』を読んで、原作者から翻訳者へと発展するご縁

2013年4月にプロフェッショナル・ブロガー、作家の立場でご活躍されている立花岳志さんの2日間に及ぶワークショップ(「人生を劇的に変える!2daysワークショップ」)に出た際、

2冊の本を課題本として指定され、そのうちの1冊がジョン・ディマティーニ著の『ザ・ミッション』。直後に一回読了して本の存在は忘れていて・・

今年3月頃であったか、youtubeの無料動画で『ザ・シークレット』を知り、

『ザ・シークレット』の始めの20分間

そこにジョン・ディマティーニが出演していて、クールな語り口で印象に残る指摘が頭に残る。

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ラーニングエッジさんで学んだセミナービジネスの極意(初級)

 

過日、参加した「これからの時代の成功の秘訣とは?」に関して。主催は「セミナーズ・フェスタ」でアンソニー・ロビンズの初来日で 7,000人弱を集客し、イベントを成功裡に終えた ラーニングエッジ (さん)。

お招きを頂いた段階のメールではアンソニー・ロビンズの舞台裏に焦点を当てたものと思いきや、セミナー開催者向けのコンテンツ紹介で

当初、場違い感を抱きつつも3時間、未知の領域に関して学びを得る事が出来ました。

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セミナーで大事なのはコンテンツと集客

まず、業界の売上調査を行い、セミナー主催者の5社で売上構成比91%を占める優勝劣敗が鮮明な構造。

セミナービジネスにおいてコンテンツ力は大事な事は言うまでもないが、それ以上に大切なのが集客力。

セミナーを運営する上では、集客と収益を分けて考える事が必要。

セミナーで集客を図る上で2つのポイントがあり

1.コンセプト(Unique Value Proposition)

2.マーケティング(αとβ)

因みにセミナーズ・フェスタでは、最終集客数のうち4,365名は募集開始から2週間で捌いたもので、最高額98万円のVIP 30席は10分以内で売り切った。

 

基本に忠実に、細部に魂を込める

もっとも入場料が3,000円であっても、300万円であっても、やる事に変わりはなく、

企画書に下記の12項目を落とし込んでいくのだが・・

1. テーマ

2. タイトル、サブ・タイトル

3. 講師

4. 日程、時間、タイムテーブル

5. 場所(会場)

6.  主催、共催、後援、協賛、協力

7.  想定参加者

8.  告知媒体

9. 中心的なコンセプト(届ける価値、キーワード)

10. 開催の目的

11. 価格

12. オファー、特典

特に、大事なのが「中心的なコンセプト」で、表現一つで売上に大きな変化が生じてしまうデリケートな世界で、同社でも様々な試行錯誤があって現在に至ったとの事。

セミナーズ・フェスタでは、アンソニー・ロビンズを広く一般的に紹介するキャッチコピーの「世界の指導者たちのメンター」の一語を考えるのに4ヶ月の苦しみがあったそうな。

また、値決めに関しても微妙な違い、値ごろ感を出すのは難しく、例えば98万円の席がすぐに売り切れてしまったからといって、更に高い金額で出せば良かったのか?というとそれは違うそうで

この辺りは様々なセミナーに出席して、価格帯に応じた感覚を掴む事が出来ないと内容を数値に落とし込む事は実質的には困難であるとの事。

 

求められる一貫性

セミナー開催の上で、

1.  明確なターゲット

(誰に対して告知するのか?人は「私」にとって価値のある事にしか投資しない。)

2.  圧倒的なバリュー

3.  ベネフィットの証明

(人は、なぜセミナーに参加するのか?というと、どう良くなる?何が得られる?何がなくなる?等のベネフィットがあるから。)

4.  ベネフィットの補強

(今の時代、ベネフィットはコモディティ化しており、ベネフィットを支える特徴が必要。具体的には世界観 / 何の資格があって語れるのか、何であなたじゃなきゃいけないのか、何が特別なのか)

5.  ビジョン、証明

6. 秒殺メッセージ

この6つの一貫性が取れているかが大事。セミナーの参加者は、内容よりも、主催者に共感出来るビジョン、使命、世界観を見ている。

 

表側に在るノウハウ

ここまでが前半で、後半は実践編的な内容に移行し、例えばメルマガを募集媒体として用いた場合、

10万人の購読者が居て、URLがクリックされるのは一般的に0.5%程度(=500人)。そこから3%の申し込みが入って15人の参加者を集めるのが割合的に通常であるそうな。

ここに、ターゲットに合うリストを持っているメルマガ発行者とジョイントしたり、バーター取引をしたり、

或いは、見込み客の獲得(ご興味のある方は優先的に情報をお知らせしますので登録下さい、といった案内)を行なうなど

申し込み率を10倍に高める手法は存在するようで、プロ向けにカリキュラムも用意されているようです。

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「いきなり告白してはいけない」の大原則

もっとも手法そのものの前に、潜在顧客との関係作りが大事で、恋愛に準えて「いきなり告白するような事はしてはいけない」という事で

しっかり時間を掛けて、興味、関心のある人のリストを地道に作っていく事が常道。

2

 

まずは、徹底的に尽くしましょう

こういった事を考えておられる人は情報発信されている方が多い事と推察されますが

まず、無料で出し惜しみなく情報を開示する事。

それを読んでいる人は「タダでこれだけの事を学ばせてくれる」のだからと、そこで、お金を払って得られる情報に興味を抱く事になる。

また、商品に段階(例、①Free: 集客商品 ⇒ ②フロント: 集客期間 ⇒ ③ミドル: 収益商品 ⇒ ④バック: 収益期間)がないと人は申し込めないとして、

最初から儲けようとしないで、バックエンドでモデルを設計するという発想も必要。

 

人は”Give”(与えている事) の質で問われる

というのが、大まかな流れ。セミナー中は概念図、フローチャートが踏んだんに用いられ、体系的理解を得る上で助けられましたが

個人的には日々ブログを書き綴っているものとして、発信している情報の内容に ” Give(ギブ) ” が成立しているか?の視点。

Give は、もともと Give & Take(ギブ&テイク)に相当する前段で使われる事が多かったですが、出版プロデューサーの長倉顕太さんによると

今の時代、Give & Take の発想でいるやつはダメで、とにかくまず相手を勝たせる Give! Give! Give! の精神でいないといった事を力説されており

 

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何より、 Give の質について広く考えを及ばされる機会となりました。

 

「直観」はウソをつかない:『ソース』読了

前々回、取り上げた『ソース』を読了。

>> 「直観」に耳を澄ませていますか?:『ソース』読み途中の中間報告  <<

充実した人生を送るための4箇条

本書の一番の言いたい事である「ワクワク(ソース)」を人生の中心に据えるには・・

① 人生のあらゆる場面において自分が持つワクワクの「すべて」を見つける。

② 発見した「ワクワク」は、ひとつ残らず「すべて」、現在の生活に生かす。

③ 自分がワクワクすることを自分自身や人のために無条件に使う。人のために使うときは、なるべく人知れずこっそりと使う。

④ ①から③まで実行しながら、バランスの取れた生活を目指す。

この4つを実践すれば、充実した人生を送れることは確実です。 (p236)

充実した人生を送る上で・・

” あなたという人間の最高の部分を生かし、それを使って社会に貢献しようと思えば、最大限のリスクを冒す覚悟が必要です。” (p241)

最大限のリスクとは・・

” 自分の住み慣れた世界から少し飛び出してみることであり、慣れた環境の外へ出て冒険することです。

感情的にも、ときにも経済的にも冒険をして、自分にできることをすべて試すことです。自分の力をすべて出しきる覚悟で挑むことです。

そうしたチャレンジに立ち向かうとき、人はリスクを冒していると感じます。 ”

” どこまでやれば自分の最大限の力を出したことになるかは、あなたにしか決められません。そのときの自分にふさわしいリスクの程度を決めるのもあなたです。

自分の心に耳を傾けましょう。内なる声が教えてくれます。他の人に決めてもらうことはできません。あなたほどあなたのことを知っている人はいないからです。” (p242)

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「ワクワク」を生きる事の中心に据えて、最大限の力で立ち向かうと・・

  • 自分が何をしたいのかがわかっているので、まわりの人たちの意見に左右されない。

  • 自分がこの世に生きている意義がわかっているので、困難にぶつかっても大きな視野から問題を捉えることができ、くじけない。いつも平安な心でいられる。

  • 人生で進みたい方向が明確にわかっているので、自分の個性を生かしたユニークな生き方ができる。

  • 自分にぴったり合った仕事や伴侶に恵まれて、毎日が楽しく充実している。

  • ありのままの自分が自然な生き方をしているので、疲れず何の不安もない。

  • 自分の生き方を応援してくれる人たちが自然に集まってくるので毎日が楽しい。(p284-285)

     

ここで、本の結びの部分を迎え・・

” ソースを生きていると、人生そのものが自己発見の旅になります。ひとつのワクワクを実践すると、それが新たなワクワクへとつながり、どんどんと自分の枠が広がって未知の自分に出会います。

夢のまた夢を思っていたことが現実になります。自分の生き方がこれでよいのかと迷うこともありません。 ・・中略・・

進む方向が大切なのであって、どこに到達するかは問題ではないからです。「小さな一歩」があなたを前進させてくれます。 ” (p289)

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まとめ:直観に耳を澄ます心構えに、小さな一歩を踏み出す準備

ここから本の方では「訳者あとがき」(ヒューイ陽子さん)となり、著者のマイク・マクナマスが本が世に出される前の

1999年3月半ばに、病死してしまった事実に言及されており

葬儀では会場に入りきれないほどの人たちが集まって、故人の死を悼んだそうな。

この後に、本が出版された事を考え、また、私が購入した版数を確認すると 26版:2014年2月(初版:1999年10月)とあり、如何に長く読者の支持を得ているかが分かり、

内容の秀でた事は、上記の二点が良く物語っていると思います。

読んだ人それぞれが置かれている状況や最大限の力を発揮する事であったり、本で書かれている内容を実直に行動に移行する事にハードルの高さも感じますが

「心の声(直観)」に耳を澄ませて、「小さな一歩」を踏み出す事は、誰しも ” 決意 “一つですよね。

なお、タイトルに上げた「直観はウソをつかない」(p310) は、本書のプロデュースにあたられた喜多見龍一さんが巻末で寄せられた「ソースという名の列車は、あなたの人生を強力にドライブさせる。」から。

「直観」に耳を澄ませていますか?:『ソース』読み途中の中間報告

仲間内で話題となっていた『ソース』を3分の2程度(1〜4部)まで読み終える。

>>  今日この頃の本に囲まれる自分 その弐:読んでみたい本  <<

日本語で記されたサブタイトルに「あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。」とある通り、

” 私たちが個人としても社会としても豊かになるためには、プライベートな生活と境界がなくなるほどの楽しい仕事をし、精神的な満足感を成功の基準とし、無条件に人や社会に与え、右脳を活用して直観にしたがった生き方をしたほうがよいのです。” (p54)

であるとして、

” 誤った社会通念は、現代の高度に発達した産業社会の世界観を反映し、物質主義、消費主義、そして金、名声、権力という空しい成功感に裏づけられています。”

と正反対の立場から、著者(マイク・マクナマス)の生き方論が綴られています。

適性もお金も介在しない選択

人は・・

” 心から夢中になれるものがあると、人はそれを無心に追い求めます。そのワクワクをまわりの人間も認めてくれ、励まされると、ワクワクに自己推進力がつき、勝手にどんどん前進していきます。

内からわき起こる情熱がその人の人生をぐいぐい引っ張っていって、自動操縦を始めるのです。” (p69)   ⇒ ” 好きなことをしていれば、自然にすべてがうまくいきます。” (p73)

夢中になれる事に、適性の有る無しはまったく関係ないとして、実際、世の中に・・

” 管理能力のない管理職、お客を怒らせる店員、修理前よりひどくしてしまう水道工事屋や電気修理屋、誤診する医者、会社をつぶす経営者たち・・ “(p97/抜粋)

” 無能だからといって、現在の地位を得るさまたげにはならなかったようです。だからあなたも、有能ではないからといって自分の夢をあきらめる必要はありません。” (p97)

また、お金に関しても・・

”  私に言わせれば、「お金があったらできるんだが」という人の本音は「これを本当にやりたいのかどうか自信がない」もしくは「これは本当にやりたいことじゃない」ということ ・・中略・・

自分が何をしたいのかが一点の疑いもなくわかれば、それをどこでどのように実現すればよいか、自然にわかります。」”(p218)

踏み出せるか、否か

と。で、ここで大事になるのが、小さな一歩を踏み出す事。

” 実に大勢の人が私のところに来て、なぜやりたいことができないか、なぜ好きな仕事につけないか、なぜ一生の夢を実現できないかという言い訳をします。

そうした人たちは、最初の一歩を踏み出す前に、成功の保障を求めたがります。けれども、自分のやりたいことに向かって小さな一歩を踏み出さないかぎり、結果を予測することはできないし、そもそも自分の望む方向に進めるかどうかもわかりません。 ” (p157)

” まずやりたいことをやるのです。そうすればお金はあとからついてきます。” (p214)

と、適性も経済的な状況も、自分がやりたい(ワクワクする)事を明確にする事で

問題を問題と思わない事を指摘。

運命を分つ「直観」への聴力

個人で、この本で印象的であったは「直観」について言及した箇所。

” 自分がしようとすることが大事業であれ小さなことであれ、できるという信念がなければ何ごとも達成できません。信念には偉大な力があります。

信念は私たちが望む方向に汽車を走らせる機関車の役割を果たす、人生の原動力といえます。” (p168)

何によって、その力を実感できるかというと・・

” それは、自分の直観を信じることです。重要なことであろうが、ささいなことであろうが、人物や状況に対して自分が直感的に感じたことを決して無視しないでください。 ・・中略・・

心の中で本当に感じていることに注意をはらいましょう。何も感じられなければ、感じられるまで決断を延ばすのです。待っていれば、いずれ何かを感じます。その感覚があなたの本当の直観です。 ” (p169)

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「感情」とは異なる「直観」の正体

ここで、注意喚起があり、「直観」と「感情」を混同してはならないという事。

” 直観と感情はどのように違うのか

  • 喜怒哀楽の感情は生理的な反応であり、信用できない。
  • 直観には感情の揺れがなく、落ち着いて平坦である。直観は生理的反応ではない。「○○な気がする」という感覚で、一貫して同じであり急変したりしない。心の中から聞こえてくる静かな声だ。
  • 直観や感覚や気配は潜在意識からのメッセージであり、意識の力を信じる人にとっては高いレベルからのメッセージだと考えられる。
  • 感情は上下に揺れ、信頼できないし、信頼するべきではない。感情はさまざまな問題や空虚感の表われである。決して感情にもとづいた決断をするべきではない。感情的な決断をすると人生にゴタゴタが生まれ、あとから後悔するような選択をしてしまう。
  • 感情は、肉体や精神が情報処理をする結果として生まれるものだから、無視しないでそのまま味わえばよい。感情を抑えつけると、心身の健康に悪影響をおよぼす。けれども感情を判断の基準にして生きるべきではない。” (p170-171)

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仮)まとめ

この部分、先日読了した『イメージは物質化する』と重複する部分でもありますが、

思考の結果が感情で ⇒ 感情は描いたイメージを既に持っている感覚を心に宿す事で、やがてイメージは現実化する役割を果たすので、自分の抱いている感情を理解する事は重要。

但し、感情は揺れ動くものなので、判断の拠り所としてはいけない。

体の中から落ち着いて平坦に沸き上がってくるのが直観で、これを自分で認識する事、それに耳を澄ませる事が大事。

今週、目を通した2冊の本から学べるエッセンスは、上記に集約されますね。まだ、未読の部分があるので、「ソース」については、もう一度。

 

イメージした未来を現実と認識し続ける事で願いは叶う:『イメージは物質化する』読了

『イメージは物質化する』を読了。4日にわたって断続的な読みでしたが、先が楽しみで根を詰めて読んだ感じになり、読了後は寂寥感のような感覚も(笑)

>> イメージし、信念を宿し、ブレない事:『イメージは物質化する』その弐  <<

>> 心の目で見るものが現実になると知るビジョナリーパーソンの時代:『イメージは物質化する』その参  <<

では、昨日の続きで「第8の法則」から・・

第8の法則

紙一重の差、と題され、「紙一重」とは失敗と成功の事。「差」とは・・

” ある人は計画を立てるだけで終わりますが、ある人はその計画を実行します。

ある人は目標達成にあと一歩のところであきらめ、ある人は達成します。

ある人はチャンスを認識するだけで、ある人はそのチャンスをものにします。” (p215)

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” あなたの知る成功者たちとあなたは、与えられているもの、備わっているものすべてが平等です。唯一違いがあるとすれば、それは何を成したかにすぎません。” (p217)

” 成功するためにしなければならないことは、必ずしも今あなたが考えているものであるとはかぎりません。ただ、それが何であろうと、あなたには何事をも実行に移す能力が備わっています。

ただ、人それぞれが置かれている環境は異なるので、その人ごとにやるべきことが異なるのは事実です。

あなたがやるべきことは、いずれあなたにも分かる日がやってきます。

重要なのは、その日が訪れ、人生の成否を分ける紙一重の違いが判明したとき、自分がそれを必ずやり遂げてみせると、今この場でコミットすることです。 ” (p218)

で、ここで試されるのが・・

” あなたに成功をもたらす鍵は、あなた自身の「忍耐力」です。何かをはじめて、困難にぶつかったときには、忍耐強くあきらめずに乗り切ること、それが紙一重の差となります。 ” (p233)

章の締め括りは、読者への問いかけで・・

” あなたの人生と仕事で、「紙一重の差」をもたらすものは、何があるでしょう? ” (p236)

第9の法則

プラス思考と章で、冒頭で・・

” 車のバックミラーを見るように過去を振り返る人生を送っているかぎり、決して物質的な富を手に入れることはできません。

しかしかし、多くの人がこの過ちを犯してしまっているのも事実です。

わたしたちは現在に生きているのですから、過去のことなど忘れるべきです。 ”  ⇒  “(これまで偉業を成した人たちは皆、将来のビジョンを持っていました) すでに起こってしまった過去ではなく、これから起きることに目を向けて、そのビジョンを実現したのです。” (p241)

” 現状はいかなる状態であろうと、あなたはこれまでに経験したことがないようなすばらしいことを想像することはできます。

そして、イメージできればこそ、そのイメージを未来に実現させることが可能になるのです。” (p243)

ここで、読者の人生に対しての問いかけがあり・・

” あなたはこれまで、自分を含め周りの人たちの人生をよりよくするために、自分が持つ本来の潜在能力をどれくらい活用してきたでしょうか?” (p244)

出来ていなかったとすれば、まず・・

” もともと備わっていた真の能力を生かして、すばらしいイメージで心のスクリーンを満たすのです。それらのイメージが、あたかもすでに実現しているものとして確信し、期待するのです。” (p247)

多くの人が過去にとらわれて生活しているように見受けられるとして・・

” ある意味、過去はあらゆる生命の終わりの場所といっていいでしょう。しかし、残念なことに九五%の人が九五パーセントの時間を、過去にとらわれて過ごしています。” (p248)

” 過去(実績・経験)を重んじる思考パターンでは、他者がすでにやったことにしか目がいかず、視点が限定されるため、人生で得られるものも限られたものになってしまうのです。” (p258)

あるべき姿は・・

” まっすぐ前を向き、自分に何ができるか、どんな人間になりたいのかをのびのびとイメージし、、それらの壮大な思念で意識を満たしましょう。

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そして、意識が向けられている方向にしっかりと注意を向けてください。そうすれば自動的にあなたの人生は、そこに向かって進んでいくのです。” (p249-250)

” 人生のパターンを変えるには、明るい未来を心に描き、それが実現した後の状態を明確にイメージすることです。” (p251)

第10の法則

いよいよ最後となる章は「捨てる」。何が述べられているかというと・・

” あなたの身の回りに、気に入らないものがあるのであれば、それを手放してください。そうすれば、あなたの欲しいもののためのスペースができます。

この「空白の法則」は、あなたの人生のいろいろな面に適用できることです。” (p276)

” あなたが心から欲しいもののためにスペースをつくることです。豊かになるための空白の法則のポイントは、新しいものを受け入れる前に、そのためのスペースを用意すること。

もう一つ注意するポイントがあります。不要のものを処分するときに、それを売却せずに、ただ手放すようにしてください。古本を買い取ってもらうのではなく、そのまま破棄または寄付するということです。”(p277)

” 古い物を売ってしまえば、それであなたが手にするのは、古くなった物に対するわずかなお金です。それを受け取ってしまえば、もう他に受け取るものはなくなり「空白の法則」の効力も消えます。” (p278)

この事は何が説明されているかというと・・

” 「与えることは、実は受け取ること」” (p277)

であるから。更に重要な事として・・

” どんなに与えすぎても、与えすぎるということはありません。そして、与えると、必ずその見返りとして何かを受け取ることになります。

同じ相手からその見返りを受け取ることはめったにありませんが、水が上から下に流れるがごとく、それは確実に起こります。” (p278)

この事は物質に限らず、精神面でも同じとの事で

” 新しいアイデアを求めるのなら、古いアイデア(考え・価値観)を捨てる必要がある ・・中略・・

(新旧のアイデア) 二つの考えの間で常に揺れ動きながら一生を過ごします。このような精神状態を「優柔不断」と呼ぶわけですが、これがときに精神的苦痛や混乱の元となっています。

この「優柔不断」と「迷い」こそが、人生において大きなことを成すのを妨げている大きな要因の一つにほかなりません。” (p279)

ここで、章のまとめとなる

” あなたが何かを手に入れたいと心から望んでいるなら、古いものを捨ててその何かを受け入れるためのスペースをつくる必要があります。これは、揺るがすことのできない人生の絶対法則(=空白の法則)です。” (p281-282)

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著者のボブ・プロクター Bob Proctor

まとめ

と、本の内容については3回に分けて、軽く10,000字を超える分量。先日出た成毛眞さんの書評講座で

>> 成毛眞さんに書評を学ぶ <<

「あらすじ」を書けとの指摘があり、解釈は極力控えて引用を心掛けましたが、

自分が要約すると人間には2種類いて、1つは

目に見えている世界を現実と捉える大多数の人と、

他方は、

心に描いたイメージを現実と捉える人。この本で「ビジョナリーパーソン」と称されています。

作家の浅田次郎さんは、兼業しなければ生計を立てられない時代、コンクール等で落選が続いても「現実の方がおかしい」と一切、その事実を頑として受け容れなかったとのエピソードや

Apple 創業者の故スティーヴ・ジョブスやVirginグループ総帥のリチャード・ブランソンも、目の前の世界は決して現実として捉えていないから、多大な価値を提供したり、夢を与えているのだと思います。

この本を読んだ読者の多くが再読の必要性について言及していて、実際、自分も読めば読むほど理解が深まる事と考えますが

Reaching for Star

要は「心になりたい未来をしっかり描く事」、つまり成功とは、ビジョナリーパーソンになる事ですね。

最後に、この本の素晴らしいところは、書いてある内容を実践する事で、結果が約束されている事です。

 

心の目で見るものが現実になると知るビジョナリーパーソンの時代:『イメージは物質化する』その参

3日連続で『イメージは物質化する』。本日は、「第5の法則」から「第8の法則」まで。

>> 『思考は現実化する』を読んで成功出来なかった人たちへ <<

>>  イメージし、信念を宿し、ブレない事:『イメージは物質化する』その弐  <<

第5の法則

「期待する」と題され、今までのところで・・

” 望んでいるすばらしいものをすでに手に入れた自分(心の中で裕福であることを)イメージする事の重要性 “

について記しましたが、そうすると、心が本来在るべき状態の「豊かさ」が宿る事になる。

この状態が整った状態で、望むものを実現するのに必要なのは二つ・・

1.願望(=その実現を求めていながらも、まだそのための行動をしていないために、実現していない状態のこと)と、2.期待

この部分、エンジンとガソリンの関係と捉えると理解が進みますかね。願望を抱いただけで目標が達成される事はなく、

” 望んでいるものが手に入ることを期待しないかぎり、それは実現しません。” (p137)

” 根拠などなくても実現するという思い(期待)がなければ、願望はただの夢に終わってしまいます。” (p138)

つまり、

” 一見、前向きな願望を抱いていると同時に、うまくいかないのではないか?うまくいかなかったらどうしようといった考えを抱くため、目標を達成できずに終わることが多いのです。” (p138)

願望は強く、しっかり抱く事。裏返しで、移ろいやすい特徴を持つ事が、経験談的にも分かります(笑)

ここで、重要なことは・・

” 真実は目に見えるものがすべてではないということも、覚えておいてください。” (p140)

↑ この言葉は強烈ですね。特に未来を既知の事実として捉える習慣を持っている人は稀有であろうと。

” 現代の人は、「目に見えるものがすべて」という考えの下、五感で知覚できるものだけを信じる傾向にあります。しかし、一部のビジョナリーパーソンたちは、「心の目で見るものが現実になる」という原則に気づいています。”  (p151)

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ここで、注意点。

” 願望は、あなたを夢の方向へと突き動かす原動力であり、確信した期待は夢をあなたのほうに引き寄せる力をとなります。” (p142)

この段階で、いわゆる「引き寄せの法則」が登場。

” イメージが現実になるには一定の期間が必要だということ。なぜ、一定期間が必要とするかといえば、それが「生命の法則」だから ” (p142)

” 生命の法則には、すべての種子が顕現するのに懐胎期間を必要とすることが定められています。” (p142)

脳があるべき状態にセットされたら、維持と忍耐力が必要になってくるという事で、ここが正念場ですね。

第6の法則

「振動と誘引の法則」との標題から、まず「振動の法則」についての説明があり、

” あらゆるものが振動しているか運動しており、じっとしているものはないとされます。” (p160)

この事が何を意味するかというと・・

” わたしたちは人のタイプを大きく二つに分けて考える傾向があります。その人にとって ①プラスになることを考える楽観主義者 ②マイナス思考の悲観主義者 ・・中略・・ 前向きな人の周りには、同じくプラス思考のの人たちが集まってきます。・・中略・・ 悲観的な人の周りには、マイナス思考の人が集い、彼らはお互いに傷をなめ合ってしまうのです。” (p162-163)

つまり、人もそれぞれ振動していて、似た振動を起こしている人を身近に引き寄せているのだと。

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次の言葉は自分でまだ租借出来ていませんが、

” 振動の法則によると、自ら自覚して変わろうとすれば、そのきっかけとなる気づきが起こる。” (p164)

ことは留意事項になるとの事です。と同時に、振動の発信源は自分である事も忘れてはならない点であると。

で、ここから高度ですが、

” あなたが欲しいものを手に入れるためには、その望んでいる状態の振動に、自分の振動を同調させること ” (p176)

この状態が、願望が叶う状態を表すようで、多かれ少なかれ我々が(無意識のうちに)行っていた事のようです。

章のまとめでは・・

” 偶然に起きることなど一つもありません。あなたが心に抱いたイメージは、それに誘引の法則(世に言う、引き寄せの法則)が働き、その実現に必要なものを引き寄せます。 ”

” あなたが望んでいるものは、すべてあなたの周りに存在しています。ただし、それと調和できるかどうかはあなた次第です。心に不足感や限界を感じていては、当然ながら繁栄と調和することはできません。あなたは絶えず何かに引き寄せられています。 ” (p182)

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と、心の向かう先が前向きなものであるか、後ろ向きであるか、ここに大きな分かれ目があるということですね。

第7の法則

タイトルは「リスクを冒す」。

” リスクを一度も負っていない成功者はいない “

の見出しに始まり、思考の在り様として

” 「もし……になってしまったら……」と考えるのではなく、「こうしていく」という考えを前面に押し出していくこと ” (p187)

” 自分のやりたいことをどのように行うか ” /  ” それらの実現には、それなりのリスクもあります。しかしながら、そのための第一歩を踏み出しさえすれば、必ずそれを達成できる大きな流れに乗ることになります。”

” リスクを冒すことに慣れてくれば、あなたはこれまで気づくことのなかった自分の隠れた驚くべき才能があることを知ることになります。”

=(イコール)

” あなたの中に眠る本来の能力を発揮するためには、そうしたリスクを負って行動する経験が必要なのです。リスクを負わずに、あなたが心から達成感を感じる成功などありえないということを知ってください。石橋を叩いて渡っているかぎり、退屈で面白みのない人生が延々と続くということも、また知っておいてほしい。” (p188)

なお、

” リスクを冒すとは、勇気を持って行動することであり、勇気を持って行動することは、無謀な行為とは違います。” (p196)

” 誰もが、心の奥底にすばらしいことや成功のイメージやアイデアを持っているものです。” (p206)

“(あなたはその夢を実現できます。 ・・中略・・ そのためには)それなりに思い切った行動をしなければいけません。・・中略・・自分がしたいことや手に入れたいもの、なりたいものを紙に書き出すことで、それは可能になります。”(p206-207)

” 心に抱いている願望を、できるだけ詳細に、現在それが実現しているかのように書いてください。将来の「計画」ではなく、今起こっていることとして書くのがポイントです。” (p207)

章の結びでは、紙の真ん中に、まっすぐ縦に線を引いて、左側にマイナス、右側にプラスを書いて、

それぞれに夢を追い求めて失敗した場合の最悪の場合と、夢を達成したことによるメリットを記載した「夢のバランスシート」の記載が推奨されていますが、

章の中では「リスクを冒した」人たちについての共通項が指摘されており、

” 不安を抱いていたにもかかわらず、それに負けずに行動した ” / ” 状況を慎重に分析し、準備を整えたうえで、成功のイメージを心に抱きつつ不安を乗り越えて行動する人は、真の意味でリスクを冒した人であるといえ ・・中略・・ このような人が失敗することはほとんどありません。たとえ失敗した場合でも、彼らはすぐに立ち直って再びチャレンジすることでしょう。”

” リスクを冒すことのできる人は、創造性あふれるワクワクする人生を送ることになります。そしてそれこそが、わたしたちの本来の生き方なのです。” (p203)

とあり、分析(=マーケティング)に、然るべき準備が成されれば、もはやそれはその人にとってリスクではないのでしょうね。

リスクが別の言葉(チャンス?)になる瞬間が見えるのでしょうね。この辺りで、力尽きたので(笑)第8の法則以降から最後までは、次回に!

 

イメージし、信念を宿し、ブレない事:『イメージは物質化する』その弐

 

今週末は特に決まった予定もなく、前日に続いて『イメージは物質化する』を読み進め。

>>『思考は現実化する』を読んで成功出来なかった人たちへ  <<

 

本で、10の法則が紹介されており、進んできたのは「第4の法則」まで・・

第1の法則

冒頭、エリック・バターワースの 「豊かさとは、物を持っている状態ではなく 物事を惹きつける意識のことである」 という言葉の引用(抜粋)があって

” お金はあなたの奴隷である!あなたがお金の主人なのだ ” (p32)

という大前提があり

” 真の経済的成功を収める法則は、人を愛し、そのためにお金を使うこと “

裏返すと

” 誤ってお金を愛し、そのために人を使ってしまうと不幸な結末を迎えることになる ” (p33)

お金の原則として

” 使って、楽しんで、循環させるもの ” (p35)

これらを踏まえた上で・・

” お金に対する不安は、現実のものとなる “

特性を持つため、決してやってはいけないことがあり、それは・・

” 自分が望むだけのお金を手に入れられるだろうか?または、そのお金を失うことはないだろうか?と心配すること” 。

” 収入を大幅にアップしたいのであれば、周囲の人の言葉に耳を傾けることをやめ、 代わりにあなたの「内なる声」に耳を傾けるようにする ” つまり ” 周囲の意見といった外の世界ではなく、自分の内側にある感覚や直感を信じてみる ”

” 自分が選択した人生で、十分なお金を手に入れていない人のほとんどは、他人の意見に左右されるタイプの人 ” (p41)

ここで大事なのは・・

” 顕在意識は常に思考することからはじまる ” つまり、” 今すぐ、頭を切り替えて新しい発想をしてみてみる。” (p46)

” すべてのことは、それが物理的に現実のものとなる前に、頭の中で、イメージができている(現実になっている)ーーー これは、すべてにあてはまる法則である ” (p51)

章の結びで、

” 潜在意識は、現実に起こっていることと想像したものとの区別ができない “

ため

” まずはゲーム感覚で大金持ちになった自分をイメージすることからはじめましょう。大金を使って何をしようかと考え、それを明確にビジュアル化してみる。”

この事の効果で、本来、人間が持っている

” 豊かさマインドが育まれていきます。” (p51) “人は誰もが自分とコミュニケーションをとっている ・・中略・・ 自分に語りかけるときには、裕福であることが気分がよいものであることを語るようにしましょう ” (p51-52)

この点、『ザ・シークレット』のDVDの中で「人が自分に接して欲しいように、自分にも接していますか」との問いがあった事を思い出しました。

第2の法則

ここは「明確にする」事がタイトルとして掲げられ、「豊かさマインド」が育まれ始めたら、次に成すべきが

” 自分がいったいどれだけのお金が欲しいのかを、できるだけ明確にすること ” (p63)

” 何のためにお金が欲しいのかを考える “

そして、 紙に「食費、家賃(住宅ローン)、衣料費、自動車ローン、光熱費、教育費、休暇、娯楽、保険代、貯金 」等、

各自で毎月支払う項目を書き出し、

” 将来望む生活を送るのに必要な金額の試算 “

を行う。そして・・

” 紙に太く大きな字で書き出して下さい。そのうえで、いったんその金額のことを忘れてください。” (p69) “自分にとって十分な額を知ることは、心を律することにつながります ” (p68)

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なぜ、この作業が必要かというと、本人が望む以上の金額を望んでいる人が多く、脳に対して、なぜ、その金額が必要であるかを理解させられないと、脳への指示が曖昧になって伝わらないとの事。つまり「求める豊かさ」は、人それぞれ違うという事ですね。

この章の中では、もう1つ大事な事・・

” お金を生む活動は二つしかありません。人が働くか、お金に働かせるか。人が働いて収入を得るのは、不慮の事故が起こることを考えると、それだけに頼るのは賢いこととはいえません。そのために銀行預金や保険、株式投資、不動産投資といった不労所得を収入源として持っておくこと ” (p70)

が、述べられています。

第3の法則

「イメージの力を使う」と題され、” イメージには、人生に起こるあらゆることを思いどおりにする力が秘められている ” として

” 人生に現れているすべてのことは、心にイメージした結果として起こったものにほかならない ” (p82)

人間は・・

” まず考え、イメージし、それから行動している ” (p86)

つまり

” わたしたちが成し遂げてきたことのすべては、まず最初に心にイメージしてからはじまったのです。だからこそ、もしあなたが望むものを手にしたかったら、まずは心にそれをイメージすることです。それからそれは実現していきます。 ” (p88)

思い当たるフシありますでしょうか、皆さん ^^  章の後半で、

” 今より裕福な自分のイメージを意識の中心に流し込むだけでいいのです。あなたがやるべきことは、あなたの中にくすぶる願望を表現するだけ ” (p100)

と、誰しも心持ち次第で出来る事で、特別な事は要求されていません。

” 現実の世界で達成する前に、まず心の中で達成しておくこと ” (p104) が、ポイント。

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第4の法則

本日のラストパート。ふぅー、ここまで2,100字+(汗)「宇宙を味方にする」との見出しで

これまで学んできた、” 心に抱いたイメージが現実になるのは、一つの方法をおいてありません。その方法とは、「法則」と「信念」に則ること ” (p116)

” 目標を達成するのに必要なことは、必ずそれが起こるという信念があれば、実際にそれは起こる ” (p117)

信念とは・・

” 目に見えないものを見て、信じることができないことを信じる能力のこと。” (p118)

(著者のボブ・プロクターが)” 人が生涯で成し遂げられることは、つぎの二つに正比例すると断言します ” (p118)・・

“1.信念の強さ 2.信念を維持する力(忍耐力) 望んでいることを成し遂げられない人は、それを成し遂げる能力がないのではなく、信念が欠けているのです。”(p119)

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” 創造のプロセスの第一のステップは、心身をリラックスさせ、自分が望んでいるすばらしいものをすでに手に入れた自分をイメージすることです。その後は、(宇宙を創造した無限の力に)任せて委ねること ” (p120)

脳の特性として、

” 人は、潜在意識に刻み込んだ方向性にしか進むことができないようになっている ” (p125)

今までのプロセスを実践する事が求められる。

信念は気まぐれに抱いてもだめ ・・中略・・ 一時的にうまくいっているときだけ信念を持ち、少しでもうまくいかないとその信念が揺らぐというのでは、願望が現実になることはありません。” (p125)

ロバート・シュラー博士の言葉で

” 困難な状況は長くは続かない。打たれ強い人はしぶとく生き続ける ” (p127)

というのがあり、信念が揺らぎそうになったら回復させる事。それは、 ” 一人になって、力強く声に出して唱えること” (p127)

具体的には、自分を鼓舞する常套句を持っておくと良いようです。

章の締めで・・

 ” あなたの内側にある真の声に耳を傾けることを意識してやってみてください。あなたの周りの人の忠告や世間の風評よりも、あなたの内なる声に従うのです。” (p129)

と、序盤に出て来た内容の繰り返しがあり、ここまでのところでは、

「なりたい自分を、積算など具体的、明確にイメージして、それが達成される事にブレない信念を持つ。

そして、自分の心の声に素直に耳を傾け、行動する」

こんなところです。心の声に関しては、日本語で「自問自答」ってな表現がありますが、そこに至るプロセスに鍵がありそうです。

 

今日この頃の本に囲まれる自分 その壱:『禁断のセールスコピーライティング』読み始め

本の感触は読んだ人から確かめる、の法則

今日から神田昌典さんの『禁断のセールスコピーライティング』を読み始め。

神田さんのマーケティング本は アクションアカデミー の教材を活用出来る状態にあるものの

同窓の方に本書の内容をネット上で質問させて頂いたところ「細部に渡る解説がある」との事で

「これは買わねば・・」と、手元にあったQuoカードをまとめて週末、書店に駆け込んだ次第。

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紙とペンだけで、再スタート出来る未来

まだ、本編に入る手前(「まえがき」相当)の所ですが・・

セールスライティングにより人間性が向上していく理由は、自分を主語にするのではなく、” 相手を主語に ” 考え続けなければならない(p5)

効果的なセールスコピーを書くためには、相手を深く理解しようと努め、相手の役に立てるように、自分が持っている経験と才能を掘り起こし、提供し続けなければならない。(p6)

と、冒頭から本質に迫った内容で、本書の(確か)キャッチコピーとなっている文面・・

ここで、私が伝えているのは・・・・・・。単なるハウツーではなく、焼け野原に立っても、翌日から、紙とペンだけで、立ち上がる力だからである。 (p5)

も、この部分に登場。これから展開されるであろう神田さんの経験に基づいた本質とテクニックが織り交ぜられた185ページの旅が楽しみです。

電子書籍は一旦休むと再開のキッカケを逃しやすい、かも・・

神田さんと言えば、kindle版で購入した『型を破る人の時代』の消化度合いが半分程度。

>>  Facebookを使って映画監督にもなれる時代:「型を破る人の時代」読み始め  <<

電子書籍で買うと、日頃、本の姿で確認する事がないのと、本書が相当な分量(一体、何ページ?=紙の本だと厚さから最後までのイメージが掴める)とみえ、最後が見えない感じで、読み始めからスローテンポになってしまっています。

内容自体は、今時の事例の紹介があったり等で、学びがあり面白いんですけどね。