佐野元春さんの24人のソングライターたちとの対談を収録した『ザ・ソングライターズ』を読み始めて
小田和正 ー 詞を先に書いたのは数曲だけ
松本隆 ー ハウツーはすべて忘れたほうがいい
さだまさし ー 心のなかに釣り糸を垂れる
スガ シカオ ー 言葉はアレンジの最終手段
と最初の4人を読み終えたので、そこまでのおさらい。
作り方、大別されるアプローチ
購入はサイン本が決め手となって食指が動いていた経緯ですが、
佐野元春さんのサインは(調べた範囲)レアと思いつつも「それでも5,280円(税込+送料)かぁ・・」と3、4冊相当の値段に、
実際届けば6cm弱の厚みに約850に及ぶページ数に、読むかどうかは・・ と思っていたものの
作曲のリアルに迫るテーマ自体へ興味は有り、いざ読み始めると
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高田純次さんの『50歳を過ぎたら高田純次のように生きよう』を読了。
マスコミ向けに八重洲ブックセンターで本書発売に関する会見が設けられたことを知り、
「もしや・・」と思い、同店舗を訪ねたところ
狙い通りサイン本入手機会に結び付けられていた経緯 ^^
高田純次、出版会見で “純ちゃん節”が炸裂!ちょっと意外な悩みも告白
憧れられる生き方
高田純次さんのように生きたいと思っている人は有名無名問わずいることを承知しており、私も憧れる気持ちを有していますが、
本書でも、影響を受け芸能界入りした
” 普通の人は高田さんみたいに生きられない。適当に生きようとしても、現実が頭を横切りますから。”(p060)
との見方を示したアンタッチャブル柴田英嗣さんに、
” 人間って、まず頭で思って、それを口に出して言おうか言うまいか、一瞬のうちに判断する回路があると思うんですよ。
でも高田さんは間違いなくその回路が欠如してる(笑)。”(p095)
というたむらけんじさんに、一般人よりも距離が近しいであろう人たちの高田純次評を交えながら
続きを読む 高田純次さんに学ぶ齢50過ぎてからの現実との向き合い方:『50歳を過ぎたら高田純次のように生きよう』読了 →
鈴木敏文セブン&アイ・ホールディングス元取締役会長が、セブン・イレブン会長、イトーヨーカ堂会長時代に上梓された『商売の創造』を読了。
今月(2022年3月)、「もしかして、鈴木敏文さんにお会い出来るかも・・」と、鞄の中にかつて購入した覚えのあった本書を探し出し仕込んでいたところ
念願叶いサインに写真撮影にも応諾頂けことに気分高揚し、購入からしばしの時を経て読んでみようと本を開いた経緯。
2003年から2022年へ 時の経過を経ながら
本書は、編者 緒方知行さんの「編者解説」によると
“セブン – イレブン・ジャパンの毎週一回行われる「FC会議」で、鈴木敏文氏が社員や幹部たちを前にして話した内容の速記録を題材に私がまとめたものである。”(p202)
というもので、出版されたのが2003年10月に遡るため本書冒頭の「まえがき」に書かれてある
続きを読む 鈴木敏文セブン&アイ・ホールディングス元代表取締役会長に学ぶ商売の本質:『商売の創造』読了 →
ラグビー日本代表などで主力選手として活躍するも、医学の道を志すべく2021年5月に惜しまれつつも現役引退をされた福岡堅樹さんの『自分を信じる力』を読了。
サイン本販売情報に
即反応して入手していた経緯。
ラグビー x 医学部受験 の両立
本書は、
” ラグビーで世界と戦いながら医師を志して学んだ経験をもとに、僕が何を大事にし、どんな考え方をしてきたか。具体的にどんな鍛え方、学び方をしてきたかを包み隠さずに書いていきたい。”(p5)
という意図に沿い、
第1章 成長の限界を決めない
第2章 自分を客観視する
第3章 割り切る勇気を手に入れる
第4章 目標はいつ変わってもいい
第5章 「ONE TEAM」で学んだこと
第6章 自分に合った勉強法を見つける
第7章 社会の中で輝く歯車になる
第8章 信じた道をまっすぐ走る
との章立てで、
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クリエイティブ・ディレクター藤島淳さんが、
” 木村九段の肉声を言葉にしたかった。長く将棋界のトップを維持し、折れても折れても立ち上がる。しかも丸い空気を身にまとっている。木村九段の言葉をどうしても伝えたくなった。”(p7)
との思いから上梓に至った『木村一基 折れない心の育て方 一流棋士に学ぶ行動指針35』を読了。
将棋は脇目で眺めているといった距離感も、何となく木村一基 前王位のことはお名前が頭に刻まれており
昨年(2021年)末のサイン本入手機会に
飛び付いていた経緯。
偉業を実現した不屈のメンタル
木村一基九段は、
” 羽生善治九段や藤井聡太2冠は中学生でプロ棋士になった。一方、木村九段がプロになったのは23歳の時。年間わずか4人しかプロに上がれない三段リーグを抜けるのに6年半を要している。
親しい仲間は先にプロになる。後輩にも先を越される。青春を、歯がボロボロになるほど奥歯を噛みしめながら過ごした。”(p3)
そして、プロ入り後
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人気YouTuber ラファエル Raphael さんの『ラファエル式無敵のメンタル 心を鍛えれば人生は思いのまま!』を読了。
先月(2021年11月)、
本書刊行を記念して開催されたサイン本お渡しイベントで入手していたタイトル。
豆腐から尋常なきに進化を遂げたメンタル
本書は、
” 人生はたった一度きりだ。ストレスなんてものは、できるだけ少ないほうがいいだろう。
僕自身、幼少の頃は、いつもメソメソ泣いている弱虫だった。いわゆる豆腐メンタルの持ち主で、周囲で積極的に関わろうとはしないタイプの子どもであった。
その後、成長して大人になっていくにつれ、「ラファエルさんのメンタルの強さは尋常ではないですね」などといわれるまでになった。”(はじめに)
という経緯を辿ってきたラファエルさんが、如何にして周囲から羨まれるメンタルの強度を手にしていった考え方に迫ったもの。
印象に残った箇所を以下に抜き出すと・・
続きを読む ラファエルさんが説く何ごとにも動じないメンタル:『ラファエル式無敵のメンタル 心を鍛えれば人生は思いのまま!』読了 →
橋下徹弁護士の『最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術 かけひきで絶対負けない実戦テクニック72』を読了。
以前、本書について推奨があり、その内容から興味を持ったものの相当なプレミアが付いていて購入に踏み切れなかったところ
プレミアも落ち着き、サイン本購入機が訪れ触手が伸びていた経緯。
修羅場も経て培われた交渉力
骨子は、
” 私に持ち込まれる案件は、他の弁護士がさじを投げたような、こじれにこじれたものばかりと言ってもいいだろう。
「殺すぞ!おら!」と威嚇してくるようなヤクザや、紛争解決をウラ稼業とする「事件屋」、「示談屋」といったような、百戦錬磨の連中たちが相手となることも多い。
・・中略・・
本書は、そんなさまざまな交渉において、私自身が実践し、体得してきたノウハウをみなさんにご紹介するものだ。”(p2)
というもので、各論で
続きを読む 橋下徹弁護士に学ぶ土壇場に挑む交渉術:『最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術』読了 →
古舘伊知郎さんの『MC論 昭和レジェンドから令和新世代まで「仕切り屋」の本懐』を読了。
サイン本販売機会に
即反応し、入手していた経緯。
本書は
” 昭和の名司会者の活躍を生で見てきた僕だからこそ、「後世に伝えておきたいMCの歴史」を、死ぬ前にまとめておきたいと思います。”(p9)
との主旨のもと、取り上げられているのは
第1章 スタンダードをぶち壊せ!昭和のレジェンドMC
大橋巨泉、タモリ、明石家さんま、笑福亭鶴瓶、黒柳徹子
第2章 芸人・タレントMCがバラエティをかき回す!平成・令和の仕切り術
とんねるず、ダウンタウン、今田耕司、爆笑問題、中居正広、加藤浩次、上田晋也、田村淳、有吉弘行、山里亮太、村上信五
第3章 キャスターの枠を超えた、ニュースプレゼンターの生き様
みのもんた、関口宏、小倉智昭、安住紳一郎、羽鳥慎一、石井亮次、逸見政孝
といったTVでお馴染みにして豪華な顔ぶれ(敬称略)。
司会者、MCのズバリ!ここが凄い集
以下、印象に残った箇所を抜粋すると・・
続きを読む 古舘伊知郎さんが喋りのプロとして紐解いた昭和以降の司会者、MC烈伝:『MC論 昭和レジェンドから令和新世代まで「仕切り屋」の本懐』読了 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる