銀座蔦屋書店で開催された『CUT AND CUT !』&『対談集 絵本のこと話そうか』刊行記念 五味太郎さんと國分功一郎さんと「絵本と哲学の話をしよう!」
に参加。
会場へ足を運ぼうと思ったのは、6月に読了していた國分功一郎さんの著書『暇と退屈の倫理学 増補新版』の内容に刺さりが多かったものの
本イベントで初めてお名前を知ることになった五味太郎さんが絵本作家とのことで、
國分功一郎さんを知ることになったきっかけの政治学者 白井聡さんとのトークイベントとは
だいぶ色合いの異なる切り口に、参加を逡巡するようなところがあったものの
いざ開演を迎え、お話しが始まると・・
続きを読む 絵本作家 五味太郎さんと 哲学者 國分功一郎さんの「絵本と哲学の話をしよう!」での内容が奥深く胸に刺さってきた(CUT AND CUT!』&『対談集 絵本のこと話そうか』刊行記念 トーク&サイン会 参加記) →
先日、中間記をアップロードした
國分功一郎さんの『暇と退屈の倫理学』を読了(注 を除く)。
本書を読んでみようと思った動機が、タイトルにある暇、退屈を感じた際に、従来と捉え方を変えることが出来れば、肯定感が高まるかなといったもの。
そのレベル感からすると、中盤で展開されている論は次元が高いと感じられるところもありましたが、
” 人は日常の仕事の奴隷になっているのか?それは「なんとなく退屈だ」という声から逃れたいためだった。
常識から言えば、奴隷になるのはとてもイヤなことだ。だが、この声に悩まされることは、それとは比べものにならないほど苦しいのだ。”(p312)
事例として
続きを読む 國分功一郎さんが迫る「暇と退屈」の正体と、その向こう側:『暇と退屈の倫理学 増補新版』読了 →
哲学者 國分功一郎さんの『暇と退屈の倫理学 増補新版』を読み始めてから、
全部で七章(+序章、結論ほか)まであるうちの第三章までを読み終えたので、そこまでのおさらい。
本書の冒頭「増補新版のためのまえがき」で、
続きを読む 國分功一郎さんが迫る「暇と退屈」の正体と、その向こう側:『暇と退屈の倫理学 増補新版』読み始め →
先日、中間記↓
をアップロードした明治大学 齋藤孝先生の『世界の見方が変わる50の概念』を読了。
中〜後半は、特に最後で紹介されている 49【悟り】、50【粋】が印象的で、
悟りを技化しよう
” 悟りとは、<思いわずらわずに今の時間に集中できている状態、それでいて自分の意識が勝ちすぎていない状態、リラックスして集中できている状態 >、
つまり <何物にも惑わされない、すっきりとした頭や身体であること >です。”(p216)
具体的には、
続きを読む 齋藤孝先生に学ぶ、人生をラクにしてくれる50の概念:『世界の見方が変わる50の概念』読了 →
明治大学文学部教授で、TV番組へのご出演も多い齋藤孝先生の『世界の見方が変わる50の概念』を読み始めて
50示されている概念のうち半分を読み終えたので、そこまでの中間記。
本書を手に取ることになったのは、「何か(面白いの)ないかぁー」と書店内を彷徨っていた際に、
本書の前を通りかかったもので、「これはー!」と購入に至ったという経緯。
人生をラクにしてくれる「概念」
本の冒頭、【序】で
” <すぐれた概念は、世界の見方、ものの見方を変えてくれます>。”(p14)
” <すぐれた概念は、先人の知恵と思考の結晶です。世界の見方を変え、思考を豊かにしてくれます。不安定になりがちな心をしっかりさせてくれるものでもあります。>”(p15)
と概念についての説明があり、
続きを読む 齋藤孝先生に学ぶ、人生をラクにしてくれる50の概念:『世界の見方が変わる50の概念』中間記 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる