週初め、中間記↓
をアップロードしていたライター鈴木忠平さんの『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』を読了。
著者の日刊スポーツでの中日ドラゴンズ番記者時代(2004〜2011年)の落合博満監督をはじめとした密着模様が描かれており
読み進むほど、
週初め、中間記↓
をアップロードしていたライター鈴木忠平さんの『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』を読了。
著者の日刊スポーツでの中日ドラゴンズ番記者時代(2004〜2011年)の落合博満監督をはじめとした密着模様が描かれており
読み進むほど、
ライター鈴木忠平さんの『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』を読み始めて
第1章 川崎憲次郎 スポットライト
第2章 森野将彦 奪うか、奪われるか
第3章 福留孝介 二つの涙
第4章 宇野勝 ロマンか勝利か
第5章 岡本真也 味方なき決断
第6章 中田宗男 時代の逆風
第7章 吉見一起 エースの条件
第8章 和田和浩 逃げ場のない地獄
第9章 小林正人 「2」というカード
第10章 井出峻 グラウンド外での戦い
第11章 トニ・ブランコ 真の渇望
第12章 荒木雅博 内面に生まれたもの
等(別途、プロローグ、エピローグ、あとがき)に章立てされているうち 第5章 岡本真也 味方なき決断 まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
奥付を確認すると、本書が出版されたのは2021年9月。その後の評判については承知していたものの
購入に至っていなかった状況で、百田尚樹さんの呟きを目撃して
決断(購入)に至っていた経緯。
読み始める前は全476ページに及ぶ厚みに腰が引け気味でしたが、
” 野球少女の未来に新たな可能性を示す歴史的な登板だった。豪州球界の頂点・オーストラリアン・ベースボール・リーグ(ABL)のメルボルン・エイシズに所属するジェネビーブ・ビーコム投手が8日、男性選手に混じってのプロデビューを飾った。
同リーグ史上初の女性投手となったビーコムは試合後「やりたいことをやってください。
懸命に努力を続ければ、必ずどこかにたどり着きます」と、野球という夢を追う少女たちにメッセージを送った。
17歳の左腕・ビーコムは1月上旬にチームと育成契約を締結。8日のアデレード・ジャイアンツ戦の6回、4点を追う場面で初登板を果たすと、1回を無安打無失点に抑えた。
さらに歴史的登板を終えると、野球をプレーしたいと願う少女たちに向け「もし誰かが、ソフトボールなどあなたが “したくない” スポーツをやらせようとしてきたら、無視してください。やりたいことをやってください」と熱いメッセージを送った。
ビーコムの軌跡を特集した米紙「ワシントン・ポスト」によると、彼女はエイシズと契約する前は、100球団以上が所属するビクトリアン・サマーベースボールリーグの1部でプレー。
2018年にはビクトリア州のU-16代表に、女性として初めて選出された。男性のものだったリーグに挑戦を続けてきた。
エイシズでヘッドコーチを務めるピーター・モイラン氏(元ブレーブスなど)はジュニア時代からビーコムの成長を見守り続け、実力を高く評価している。
「国内外のトップクラスの選手に引けを取らないどころではありません。彼女の選出が “名ばかり” だと思っている人がいれば、考え直すべきです。100%実力で勝ち取ったものなのですから」とコメントしている。
周囲の雑音に惑わされず、自分の信じた道を突き進んだからこそ開けた世界。「懸命に努力を続ければ、必ずどこかに辿り着きます。不可能ではありません。ご覧の通り、実現できるのです」とビーコムは言い切った。
今後は野球の本場・米国の大学野球に挑む意向も示している。彼女の挑戦は、多くの野球少女に勇気を与えたはずだ。”(出典:Full-Count via Yahoo! JAPAN)
ナイツ塙宣之さんの『極私的プロ野球偏愛論 野球と漫才のしあわせな関係 』読了。
在宅時、TVで塙宣之さんが司会/編集長代行を務める「球辞苑」が放映されていると
たいがい見入ってしまい、番組を通じて野球愛を十二分に感じていましたが、サイン販売を知り即反応し購入。
本書は
はじめに 野球と漫才のしあわせな関係
第1章 塙の「極私的ジャイアンツ論」
第2章 野球と漫才のしあわせな関係
第3章 僕と野球と、漫才と
第4章 「塙的ベストナイン」を作ってみたらこうなった!
第5章 芸人版東京ダービー 巨人・塙宣之 vs ヤクルト・出川哲郎「性格と芸風と、ひいきチームの不思議な相関関係」
あとがきのようなもの やっぱり、野球と漫才のしあわせな関係
との章立て(別途、おまけのあとがき、特別企画1・2)に沿って、リトルリーグに入った兄の背中を追う形で始めた野球で
” 元々、運動神経が悪かったこともあったと思うけど、そもそも近視でボールがよく見えない。だから、キャッチボールすらロクにできないんです。当然、周りの子どもたちから笑われ、からかわれました。・・中略・・
子ども心に「オレ、ちょっと間違えちゃったかな・・・」って、小学生にしてすでに人生の選択を誤ったことに気づきました。
技術的に未熟だからコーチには叱られる。同級生や先輩たちには笑われる。それで、練習も2回、いや3回かな?とにかく、その程度しか通わないうちに、リトルリーグを辞めていました。
これが、人生最初の挫折でした。”(p87)
という躓きはじめも、
続きを読む ナイツ塙宣之さんを夢中にさせた野球と漫才の醍醐味と近似性:『極私的プロ野球偏愛論 野球と漫才のしあわせな関係』読了
シーズンはまだ続くけど、Chicago Bears:シカゴ・ベアーズ 2021年最後のゲームは
敵陣に乗り込んでのSeattle Seahawks:シアトル・シーホークス戦。
次世代を託したQB Justin Fieldsの改めての戦線離脱で、
シーズン終盤に巡ってきた第三の男 Nick Folesが消去法的に先発に昇格しての一戦となり、
ますます(ゲームの)位置付けが難しくなってしまいましたが、結果的には
現役選手時代(福岡ダイエーホークス〜福岡ソフトバンクホークス)の大エース斉藤和巳さんが発してきた言葉が
” 印象的だったプロでの活躍やドラマチックな野球人生とは別に、野球とは直接関係のない分野の人たちの間で、しばしばその言葉の的確さ、クレバーさが噂になっている。
あるマーケティングプランナーの言葉を借りるならば、「斉藤和巳の話は、野球を超えた人生哲学みたいだ」という評価だった。”(p007)
との評価を得、インタビューでその考えを抽出し、まとめられた『斉藤和巳 エースの銀言 人生のディフェンス力』を読了。
サイン本販売機会に反応し、入手していた経緯。
その考えとは
元阪神タイガース横田慎太郎さんの著書『奇跡のバックホーム』を読了。
本書の出版は承知していて興味を持っていたものの「サイン本出ないかなぁ」と物色していた折、
タイミング良くTwitterで情報に触れ、手元に引き寄せていた著書。
本書は、
” あとで知ったのですが、タイガースは毎年、大学や社会人の即戦力選手を1位で指名し、2位はもっともほしい高校生を指名するのが通例だそうです。”(p77)
と、高校卒業時に迎えたドラフト会議で阪神タイガースから2位指名を受け、
続きを読む 元阪神タイガース横田慎太郎さんが振り返った惜しまれながら感謝に包まれた現役選手生活:『奇跡のバックホーム』読了