とかく週初めの月曜日は気分的に重たくなりがちですが、今週は長く阪神タイガースを主力として牽引し、昨シーズン(2021年)千葉ロッテマリーンズで18年に及ぶ現役選手を退かれた鳥谷敬さんトークショー&ツーショット撮影会があり、
チケットを購入した先月(2022年7月)下旬から楽しみにしていて遂に迎えた当日。
重みある記録の数々とは裏腹な飾らなさ
18:30開演に遅れることのないよう一日の予定をオープンにして会場の日本出版クラブ内へ。
らぶスポの運営イベントに参加するのは2回目ながら
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ノンフィクションライター 長谷川晶一さんが、東京ヤクルトスワローズで活躍された館山昌平元選手への十数時間のインタビューなどを経て出版された『自分を諦めない 191針の勲章』を読了。
サイン本販売機会を捉え
入手していた著書。
覚悟を決め挑み続けた17年間
序章 トミー・ジョン手術はドーピング違反ではないのか? において
” 17年間の現役生活において実に9回の手術を経験した。この身体に刻まれた手術痕は全部で191針もある。”(p5)
との一文に、東京ヤクルトスワローズのサイドハンドで長く活躍していたピッチャーとの表の活躍の一方、知られざる苦闘の日々が予感させられ、
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元阪神タイガース 赤星憲広さんの『中堅手論』を読了。
本書を知った当初は、ポジションに特化されたかのテーマから反応しなかったものの
「サイン本出ているみたいだしな」とじんわり盛り上がり、行ってみるかと入荷してそうな店舗を訪れ、狙い通り在庫を見つけ購入していた経緯。
9年間でゴールデングラブ賞6回を誇った守備力
現役時代の赤星憲広選手というと、何より走力=盗塁王のイメージ強かったですが、
” 手前味噌になって恐縮だが、僕は「盗塁王」獲得5度より、「ゴールデングラブ賞」受賞6度のほうが多い。”(p127)
というキャリアで、しかも
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稲葉篤紀 前侍ジャパン監督の『活かして勝つ 金メダルをつかむチーム作り』を読了。
別のサイン本を物色しに書店に立ち寄った際、
本サイン本を見つけ、購入していた経緯。
本書は
第一章 代表監督就任から五輪まで
第二章 決戦へ
第三章 出会った監督たち
第四章 侍ジャパンの関係者に聞く
第五章 <対談> 監督という役割 井上康生
という章立てで、(本記事の)タイトルはオリンピックに寄せましたが、実際は稲葉篤紀さんの幼少期から現役選手時のエピソードも掲載されています。
金メダルへの礎、そして分岐点・・
主たるトピックである東京オリンピックについては
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ABLに日本チーム参入構想。2023年シーズンオフ活用
” オーストラリア野球リーグ(ABL)が、新規に日本人を主体としたチームを参入させる構想を打ち出し、日本側と最終調整が進んでいることが3日、関係者の話で分かった。
日本側でチーム結成などが順調に進めば、オーストラリアで拠点のホームタウンを決め、2023年11月開幕のシーズンから本格参入する。
南半球のオーストラリアは日本と夏冬が逆。プロリーグのABLは日本がシーズンオフ中の開催で、プロ野球球団にも選手派遣の協力を呼びかける。
若手選手にとっては経験を積み、米大リーグも視野に実力をアピールする舞台になる。ABLにとっては日本市場の開拓が魅力だ。”(出典:共同通信 via Yahoo! JAPAN)
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週初め、中間記↓
をアップロードしていたライター鈴木忠平さんの『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』を読了。
著者の日刊スポーツでの中日ドラゴンズ番記者時代(2004〜2011年)の落合博満監督をはじめとした密着模様が描かれており
読み進むほど、
続きを読む 鈴木忠平さんが肉薄した落合博満監督の現場舞台裏:『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』読了 →
ライター鈴木忠平さんの『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』を読み始めて
第1章 川崎憲次郎 スポットライト
第2章 森野将彦 奪うか、奪われるか
第3章 福留孝介 二つの涙
第4章 宇野勝 ロマンか勝利か
第5章 岡本真也 味方なき決断
第6章 中田宗男 時代の逆風
第7章 吉見一起 エースの条件
第8章 和田和浩 逃げ場のない地獄
第9章 小林正人 「2」というカード
第10章 井出峻 グラウンド外での戦い
第11章 トニ・ブランコ 真の渇望
第12章 荒木雅博 内面に生まれたもの
等(別途、プロローグ、エピローグ、あとがき)に章立てされているうち 第5章 岡本真也 味方なき決断 まで読み終えたので、そこまでのおさらい。
奥付を確認すると、本書が出版されたのは2021年9月。その後の評判については承知していたものの
購入に至っていなかった状況で、百田尚樹さんの呟きを目撃して
決断(購入)に至っていた経緯。
読み始める前は全476ページに及ぶ厚みに腰が引け気味でしたが、
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初の女子プロ野球選手がジェネビーブ・ビーコム投手が示す道標
” 野球少女の未来に新たな可能性を示す歴史的な登板だった。豪州球界の頂点・オーストラリアン・ベースボール・リーグ(ABL)のメルボルン・エイシズに所属するジェネビーブ・ビーコム投手が8日、男性選手に混じってのプロデビューを飾った。
同リーグ史上初の女性投手となったビーコムは試合後「やりたいことをやってください。
懸命に努力を続ければ、必ずどこかにたどり着きます」と、野球という夢を追う少女たちにメッセージを送った。
17歳の左腕・ビーコムは1月上旬にチームと育成契約を締結。8日のアデレード・ジャイアンツ戦の6回、4点を追う場面で初登板を果たすと、1回を無安打無失点に抑えた。
さらに歴史的登板を終えると、野球をプレーしたいと願う少女たちに向け「もし誰かが、ソフトボールなどあなたが “したくない” スポーツをやらせようとしてきたら、無視してください。やりたいことをやってください」と熱いメッセージを送った。
ビーコムの軌跡を特集した米紙「ワシントン・ポスト」によると、彼女はエイシズと契約する前は、100球団以上が所属するビクトリアン・サマーベースボールリーグの1部でプレー。
2018年にはビクトリア州のU-16代表に、女性として初めて選出された。男性のものだったリーグに挑戦を続けてきた。
エイシズでヘッドコーチを務めるピーター・モイラン氏(元ブレーブスなど)はジュニア時代からビーコムの成長を見守り続け、実力を高く評価している。
「国内外のトップクラスの選手に引けを取らないどころではありません。彼女の選出が “名ばかり” だと思っている人がいれば、考え直すべきです。100%実力で勝ち取ったものなのですから」とコメントしている。
周囲の雑音に惑わされず、自分の信じた道を突き進んだからこそ開けた世界。「懸命に努力を続ければ、必ずどこかに辿り着きます。不可能ではありません。ご覧の通り、実現できるのです」とビーコムは言い切った。
今後は野球の本場・米国の大学野球に挑む意向も示している。彼女の挑戦は、多くの野球少女に勇気を与えたはずだ。”(出典:Full-Count via Yahoo! JAPAN)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる