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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:Boomers戦を振り返るトム・ホーバス日本代表ヘッドコーチ

Boomers戦を振り返るトム・ホーバス日本代表ヘッドコーチ

” 7月1日にオーストラリアのジョン・ケイン・アリーナで「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window3が行われ、男子日本代表(FIBAランキング38位)が、国内リーグのNBL勢を中心に形成されたオーストラリア代表(同3位)と対戦した。

第1クォーターを13-22で終えた日本は、続く第2クォーターではチーム全体でわずか4得点と失速。17-47でハーフタイムを迎えると、後半に入ってもオーストラリアに大きく点差を広げられる。第4クォーターではオフェンスのリズムをつかんだ日本が奮闘するも、最後は52-98で大敗を喫した。

キャプテンを務めた張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)は、試合終了後に「出だしから相手のフィジカルなバスケットに圧倒されました。1試合を通して自分たちのバスケットができたのは第4クォーターだけなので、修正する部分はたくさんあると思います」と振り返った。

また、次戦のチャイニーズ・タイペイ戦については「必ず勝たなくちゃいけない」と話し、「この試合で見つけた課題を一つひとつクリアしていって、またチーム一丸で頑張っていきたい」と前を向いた。

トム・ホーバスヘッドコーチは「良くない試合でした。合宿ではいい練習をやっていたけど、試合ではいいバスケットができていない。この試合ではオフェンスは問題ないけど、ディフェンスはどうかなと思っていたんですよ。でも、逆にオフェンスもぜんぜんダメでした」とコメントし、大敗の要因について語った。

「相手のフィジカルに負けて、チームの足が止まり、早いバスケットができなかったです。ペイントアタックも相手のフィジカルディフェンスによって止められました」

また、「試合の出だしはそんなに悪くなかった」と話すホーバスHCは、「2回連続でブロックをされたあと、みんな自信がなくなった感じで、そこからオフェンスのリズムがおかしくなった」とチームが崩れた分岐点について語った。

第1クォーター中盤に7-5とリードしていた日本だったが、テーブス海(滋賀レイクスターズ)と吉井裕鷹(アルバルク東京)のシュートが、NBAでもプレー経験の豊富なビッグマンであるソン・メイカーに立て続けにブロックされる。

その後、日本は12-0のランを作られ、オーストラリアに試合の主導権を握られた。

一方、25-30と奮闘した第4クォーターについては、「あのくらいのバスケットはできるかなと思います。でも、最初から最後まであのバスケットをやらなければならない。今日はいいバスケットが足りなかった」と話し、最後の10分間でのプレーが日本のスタンダードでなければならないと語った。”(出典:BASKETBALL KING via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:Boomers、日本代表戦に臨む12名発表。マシュー・デラベドバらがメンバー入り、Bリーグ勢は入らず

Boomers、日本代表戦に臨む12名発表。マシュー・デラベドバらがメンバー入り、Bリーグ勢は入らず

” 6月9日、オーストラリアバスケットボール連盟は6月30日から7月4日にかけてメルボルンで行われる「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区1次予選」に臨むオーストラリア代表12名を発表した。

メンバーには、2月に行われたWindow2には出場しなかった、東京オリンピック2020で銅メダル獲得に貢献したマシュー・デラベドバなども選出された。

一方で、ニック・ケイやアンガス・ブラント、リース・ヴァーグといったBリーグ勢は今回の代表メンバーからは外れている。”(出典:BASKETBALL KING

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:「NBA選手になるまでやめない」メルボルン・ユナイテッド馬場雄大選手がブレない理由

「NBA選手になるまでやめない」メルボルン・ユナイテッド馬場雄大選手がブレない理由

” 4月2日、バスケットボール・オーストラリアリーグ(NBL)のメルボルン・ユナイテッド―イラワラ・ホークス戦。この試合、日本男子代表の馬場雄大はリーグ2連覇を狙うメルボルンの一員として、NBL復帰を飾った。

馬場が初めて海外リーグに挑んだのは、23歳だった2019年7月のことだった。 当時、Bリーグ・アルバルク東京に所属していた馬場はNBAダラス・マーベリックスの一員としてサマーリーグに挑戦。

初めてNBAを肌で感じたそのとき、漠然と抱いていた世界最高峰への夢が、リアルな目標へとシフトした。

「NBAを意識するようになったのは、1つ年上の渡邊雄太さん(現トロント・ラプターズ)がNBAでプレーしたことがきっかけです。

ただ、当時は『アメリカ』という舞台があまりにも漠然としていて『自分ならどこまで通用するのだろうか?』と思ったぐらいでした。

サマーリーグでプレーしたことで初めて、自分のなかの物差しができた。自分は今、選手としてどのぐらいの立ち位置にいるのかを明確に測れたことで、夢をハッキリとビジョン化できました」

本人曰く「とにかく負けず嫌いな性格」。NBAという世界最高峰の舞台が視野に入った瞬間、「やるからにはてっぺんまで行きたい」という想いが沸き上がった。

「渡邊さんや2つ下の八村塁(ワシントン・ウィザーズ)は、アメリカの大学からNBAに挑戦しています。でも、僕のように日本の大学を出て、BリーグからNBAに移籍した選手は過去、例がありません。

英語もできない自分が、本当にこの年齢からできるのか? どこまで通用するのか? という気持ちがあるなか、挑戦する気持ちで思い切ってアメリカに飛びました」

しかし、その挑戦は出鼻を挫かれる。”(出典:THE ANSWER via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オーストラリアからの逆輸入Bリーガー岡島和真選手活躍中

オーストラリアからの逆輸入Bリーガー岡島和真選手活躍中

” 異色の“逆輸入”Bリーガーが、充実のプロ1年目を戦っている。オーストラリアのレイクランド高を昨秋に卒業。2月にB2東京Zのトップチームへ加入し、チーム最年少の18歳ながらガードとしてここまで13試合に出場している。

「小さい頃からずっと夢だった舞台でプレーできてうれしいです」 浜松学院中3年時にオーストラリアで生活した経験があるコーチに勧められ、レイクランド高を見学。

複数のクラブチームが入り交じって練習する本場の練習を目にし「環境に魅力を感じた」と留学を決意した。

英語でプレーの意図を伝えられるまでは1年かかったと言うが、「プレーの判断、味方の連係を自分で考えられるようになった」。

持ち前のスピードに加え、171センチと小柄ながら当たり負けしない体の強さも身につけ、21年には西オーストラリア州の年代別代表に選出された。

帰国後はB1三遠のトップチームに練習生として参加しつつ、同U-18でもプレー。昨年10月の「U-18 CHAMPIONSHIP」では、2戦連続で40得点以上をマークする大活躍を見せた。

3年間の成長を結果として形にし、東京Zからのオファーを勝ち取った。「やってやろうという気になった」とプロの世界に踏み込んだ。

「将来はB1でプレーできる選手になりたい」。バスケ大国で腕を磨いた18歳の目線には、大きな夢が広がっている。”(出典:スポーツ報知 via Yahoo! JAPAN

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ブルックリン・ネッツ移籍後 未出場のベン・シモンズ選手を名物ジャーナリストが口撃

ブルックリン・ネッツ移籍後 未出場のベン・シモンズ選手を名物ジャーナリストが口撃

今季未出場のベン・シモンズ選手を名物ジャーナリストが口撃” ブルックリン・ネッツのベン・シモンズは、前所属のフィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)時代を含めて今季1試合もプレイしていない。

メンタルヘルスの問題、腰の痛みなども重なる苦しいシーズンとなったが、名物スポーツジャーナリストのスティーブン・A・スミス氏は、25歳の大型ポインドガードを“口撃”している。

シーズン開幕前にトレードを志願したシモンズはトレーニングキャンプやプレシーズンを欠場、練習を欠席するなど、チームに有害な行動を起こしたとして罰金処分を受けた。

トレード先が見つからず、シクサーズの一員としてシーズンに突入するも、メンタルヘルスの問題も囁かれ、一向にコートに立つことはなかった。

1試合欠場するごとに36万ドル(約4,400万円)、チームに帯同しなかったことでも罰金を支払ってきたシモンズ。

日本時間2月11日(現地10日)のトレード期限最終日にネッツへ移籍となった。 新天地ネッツでも、腰の神経障害によりレギュラーシーズンの出場はなし。

44勝38敗でイースタン・カンファレンス7位だったチームは4月13日(同12日)にプレイイン・トーナメントで8位(44勝38敗)のクリーブランド・キャバリアーズを破って第7シードを獲得し、第2シード(51勝31敗)のボストン・セルティックスとの対戦が決定した。

『ESPN』のブライアン・ウィンドホースト記者によれば、シモンズは4月18日(同17日)のシリーズ初戦は欠場し、4月25日(同24日)に行われる第4戦で復帰する可能性があるという。

そのなかで、スティーブン・A・スミス氏は『ESPN』の番組『First take』で、シモンズはトレード直後にプレイされるべきだったと主張した。

「まったくバカげている。彼はフィラデルフィアを離れた瞬間から、プレイしていたはずだった。メンタルヘルスの問題を、我々は真剣に受け止めている。

しかし、それが真実なのか不安を抱いている人々がいる。彼がやっているので、ベンチでみんなとハイタッチ。昨年6月からプレイしていないし、準備ができているかも分からない。

ただ、彼には優れたディフェンスがあり、それは守備力に不安のあるネッツを傷つけることはないだろう。プレイさえすれば、彼がもたらすものは役に立つだろう」 果たして、シモンズはネッツの一員として今季プレイすることはあるのだろうか。”(出典: NBA Rakuten via Yahoo! JAPAN

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トム・ホーバス ヘッドコーチが東京オリンピックでバスケットボール女子日本代表を銀メダルに導いた取り組み:『チャレンジング・トム』読了

Tom Hovasse:トム・ホーバス バスケットボール女子日本代表前ヘッドコーチの『チャレンジング・トム』を読了。

先月(2022年3月)に開催された

出典:Tom Hovasse ヘッドコーチTwitter(画像はTweetにリンク)

サイン本お渡し会で入手していた著書。

サイン本に使われたマーカーは、黒、金、銀の3色 出典:Tom Hovasse HC Twitter(画像はTweetにリンク)

本書は、

” 私と女子日本代表の選手やコーチ、スタッフが走り抜けた4年間をまとめたものです。第1章では激闘の東京2020オリンピックを振り返り、第2章と第4章では、私たちがどのようにしてチームを作り上げてきたかを24の言葉でまとめています。第3章で私の歴史に触れるのは、女子日本代表を作り上げる上で、私自身の経験が大きく関わっているからです。”(p5)

という内容で、

” 私はよく選手たちに「絶対にヘッドダウンしないで!」と言ってきました。ヘッドダウン。つまり下を向くことです。

悪いプレーをしてしまったからといって下を向いてしまったら、目標に向かって前に進むことはできません。

なんとか足を動かし続けたとしても、よろよろとして、遠回りをするだけでしょう。しっかりと前を向いて進むためにはヘッドダウンしないことが必要です。”(p26)

に、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:Boomers、後半に日本代表を突き放し勝利

Boomers、後半に日本代表を突き放し勝利

” ワールドカップアジア地区予選のWindow2でオーストラリアに挑んだ日本は後半に失速し64-80で敗れた。

第2クォーターには富樫勇樹と谷口大智による連続3ポイントシュートにより一時逆転に成功するなど、日本は世界ランキング3位のオーストラリアに必死に食らいついていった。その結果、第2クォーターは26-20と上回り、前半を2点ビハインドで終えた。

先発センターのルーク・エヴァンスも「第2クォーターはチーム全体が走って、良いボールムーブメントができていました。チームが目指すオフェンスがそのままできていたんじゃないかと思います」と振り返った。

しかし、後半に入ると、フィジカルなオーストラリアディフェンスを突破できず、ボールムーブメントは停滞し、外一辺倒となってリズムを失ったシュートは弾かれ続けた。

そして、Bリーグでも活躍するニック・ケイやアンガス・ブラントらのパワフルなインサイドアタックを止められずに、そのまま大差をつけられて敗れた。

エヴァンスは「後半は体力切れだったこともありますし、オーストラリアがハーフタイムでかなり調整をしてきて、それにアジャストできなかったです。最初の20分は良かったと思いますが20分とは言わず、試合全体を通してできるようにしていかないといけません」と悔やんだ。

エヴァンスは「フィジカルにリバウンドを取ること。オフェンスではオープンショットを決めて、しっかりゴールにアタックすることの2点を意識してやっています」と言い、自身の役割を理解している。

この試合では富樫に次ぐ11得点に加え、6リバウンド2アシストを記録した。初勝利を挙げた前日のチャイニーズ・タイペイ戦でもチーム最長の35分間プレーし、17得点12リバウンド4アシストを挙げ、今回の試合でも最長となる28分間コートに立ち続けた。

トム・ホーバス体制になってから4試合連続で先発起用され、プレータイムも最長と、指揮官の信頼を得ているように映る。”(出典:BASKET COUNT

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ベン・シモンズ選手、ブルックリン・ネッツに移籍

ベン・シモンズ選手、ブルックリン・ネッツに移籍

” 先日のトレードでフィラデルフィア・76ersからブルックリン・ネッツに移籍したベン・シモンズが、ネッツの練習に参加した。『NEW YORK POST』のマーク・W・サンチェス記者がレポートしている。

ネッツの公式SNSでは、ホームのバークレイズ・センターで行なわれたシュートアラウンドに姿を現したシモンズがケビン・デュラントとコミュニケーションを交わす姿が公開されている。

また、この日行なわれたサクラメント・キングス戦にも帯同し、ベンチで試合観戦する姿が見られた。 シモンズと同じルイジアナ州大出身のキャム・トーマスは、「彼と少し話した。大学について聞いてきたよ」と明かしている。

さらにニコラス・クラクストンも、「ここでプレイしたいと思っている優秀な選手が3人がいる。チームの助けになると思う。僕たちの間でより良い雰囲気が生まれるだろう」と、シモンズと同時に入団したセス・カリー、アンドレ・ドラモンドを含めた3人の加入による好影響について語った。

一日も早い復帰が待たれるシモンズだが、最後にプレイしてから約8か月が経過している。試合への出場についてはスティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)も慎重だ。ネッツデビューについても、双方の合意を持って決定することを明かしている。

とはいえ、これまで悩まされ続けた去就問題がクリアになった影響は大きいはず。ナッシュHCは「フィジカルの準備が整った時、プレイする心の準備もできるようになると思う」と語っている。”(出典:NBA Rakuten

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