ウェスタン・フォース「ワールドシリーズラグビー」を主催
” パナソニック ワイルドナイツは5月24日、ウェスタン・フォース(オーストラリア)が主催するワールドシリーズラグビーに参加すると発表した。
本大会は、スーパーラグビー再編により同リーグから外されたフォースが、鉄鉱業の大富豪であるアンドリュー・フォレスト氏の支援を受けて今年新設し、
オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、トンガ、サモア、香港、そして日本から招待した7チームとフォースが対戦するというもの。
5月4日のフィジー・ウォリアーズ戦で開幕し、テストマッチ期間でスーパーラグビーが一時中断する6月にはレベルズ、クルセイダーズとも対戦。
ワイルドナイツは最終日となる8月17日に、パースのnibスタジアムで歴史的な一戦をおこなう。
パナソニック ワイルドナイツのロビー・ディーンズ監督は、「2018年のワールドシリーズラグビーに参加できることを非常に嬉しく思います。
我々は、国内での誇れる歴史をもち、そして本年は、パナソニック株式会社としての創業100周年を迎えます。
今回の大会参加は我々の新章をスタートするにあたり、素晴らしい機会となると思います」とコメントした。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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スーパーラグビー オーストラリアチームのニュージーランドチーム相手の連敗40で止まる
” スーパーラグビーでニュージーランド勢になかなか勝てなかったオーストラリアのチームだが、40連敗中だった不名誉な記録をワラターズが止めた。5月19日にシドニーでハイランダーズと対戦し、41-12で勝利。
前半19分にハイランダーズのWTBテヴィタ・ナンブラが危険なプレーでレッドカード、一発退場となり、数的有利でゲームを進めたワラターズは、
WTBタンゲレ・ナイヤラヴォロとFBイズラエル・フォラウがそれぞれ2回ゴールラインを割るなどして計6トライを挙げ、2016年5月27日以来、722日ぶりに呪縛から解放された。
フィールド外では宗教的信念から同性愛者に対する差別的発言で波紋を呼んでいるフォラウだが、歴代8人目、ワラターズ選手としては初めてとなる、スーパーラグビー通算50トライを達成している。
オーストラリア・カンファレンスで首位に立つワラターズは、これで6勝1分4敗となり、同2位・レベルズとの勝点差を6ポイントに広げ、3年ぶりのプレーオフ進出へ一歩リードした。
同日、日本チームのサンウルブズは、スーパーラグビー初開催となった香港でストーマーズを26-23で破り、初の2連勝。海外で勝ったのも初めてで、歴史的な日となった。
そして、サンウルブズとともに2016年から参戦しているアルゼンチンのジャガーズも確かな成長を見せており、現地時間19日に地元でおこなわれたブルズ戦に54-24で快勝。
オーストラリア、ニュージーランド遠征から続く勢いで5連勝となり、7勝5敗(勝点29)で南アフリカ・カンファレンス2位となっている。全体では7位で、3年目にして初のプレーオフ出場が見えてきた。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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レッズ、サンウルブズにシーズン初勝利を献上す
” スーパーラグビー(Super Rugby 2018)は12日、第13節の試合が行われ、サンウルブズ(Sunwolves)は63-28でレッズ(Queensland Reds)を下し、今季10試合目にして初勝利を挙げた。
秩父宮ラグビー場(Chichibunomiya Rugby Stadium)での今季最終戦となったサンウルブズは、「トンガ出身のゴジラ」の異名を持つホセア・サウマキ(Hosea Saumaki)のハットトリックや、
12本すべてのキックを決めるとともにトライも挙げたヘイデン・パーカー(Hayden Parker)の36得点の活躍で勝利を手にした。
過去最多となる63点を記録してオーストラリア勢から初白星を奪ったサンウルブズのキャプテン流大(Yutaka Nagare)は、
負け続けながらも大きな声援を受ける中、チームはゲームプランを実行できたと語り、さらなる勝利に意欲をみせた。
参戦3年目の今季、開幕から9連敗を喫していたサンウルブズは前半20分までに9-14と追いかける展開となったが、
グラント・ハッティング(Grant Hattingh)のトライで逆転すると、パーカーもトライを決めて29-14とリードして前半を終えた。
後半に入るとサウマキが大暴れをみせ、ハーフタイム直後に気の抜けたレッズの守備陣を突き、コーナーへ飛び込みこの日1本目のトライ。
さらにサウマキは終盤に同様の形から2トライを決めるなど、サンウルブズは計6トライを挙げた。
サンウルブズは参入1年目の2016年に15試合で1勝、昨季は2勝を挙げている。”(出典:AFPBB News)
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混迷を深めるイズラエル・フォラウの発言
” ラグビーオーストラリア代表のスター選手であるイズラエル・フォラウ(Israel Folau)が、同性婚を「筆舌に尽くしがたいほどの性的倒錯」と呼ぶ動画を投稿し、またしても波紋を呼んでいる。
敬けんなクリスチャンで、オーストラリアでも特に商品価値の高い選手として知られるフォラウは、先月にもゲイは地獄に落ちる運命だと発言して大きな物議を醸し、
他の有名選手からも批判を浴びたが、オーストラリアラグビー協会(Rugby Australia)は包括性の方針を掲げているにもかかわらず、フォラウに処分を下さなかった。
本人も前週、発言に後悔はなく、同性愛者に対する考えは揺らがないと言い放っていた。
そしてフォラウは8日遅く、自身のツイッター(Twitter)に伝道者の故デイビッド・ウィルカーソン(David Wilkerson)氏が説教を行っている11分の動画を投稿。
その中で同氏は、同性婚に「寛容」であることへの危険性を警告し、「われわれはかつてないほどの強欲と不平等のまん延、そして筆舌に尽くしがたいほどの性的倒錯の時代に生きている」と語っており、動画では虹色の旗を振る人々や、わなにかかるネズミなどが映されている。
この投稿にフォラウは「大いなる愛とともに、この動画をシェアする。みんながこれを見て、考えてくれればうれしい」などとするメッセージを添えた。
オーストラリアラグビー協会は、2018年いっぱいで切れるフォラウとの契約を更新したい思いと、
同選手の投稿への不快感を示しているカンタス航空(Qantas Airways)など主要スポンサーの要求とのバランス取りに苦慮している。”(出典:AFPBB News)
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スーパーラグビー、北米市場進出検討報道(SANZAAR 2030 Strategy)
” ニュージーランドやオーストラリア、日本などのクラブチームで争われるラグビーの最高峰リーグ、スーパーラグビー(Super Rugby)が、米国の複数チームを加えた20チームに再拡大することを検討していると豪メディアが報じた。
スーパーラグビーは2年間試行された18チーム方式が失敗に終わったばかりだが、運営側はそれにめげず、米国市場への進出を狙っているという。
オーストラリアのフェアファックス・メディア(Fairfax Media)によると、北米への大会拡大案を含む長期的な選択肢が「SANZAAR 2030ストラテジー」というリーク文書のなかで検討されているという。
フェアファックスは、4カンファレンスに最低1チームずつ北米のチームを加えた全20チームになる可能性を指摘している。
昨シーズン限りで18チーム形式が失敗に終わったばかりのこの段階で、大会を運営するSANZAAR(南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチンの4か国からなるラグビー連合協会)がこうした大胆な動きを検討する背景には、競争は極めて厳しいが見返りは大きい、北米市場に足場を築きたいという考えがある。
スーパーラグビーは、2016年から日本のサンウルブズ(Sunwolves)やアルゼンチンのジャガーズ(Jaguares)などを加えた18チームで開催されたが、この方式は2年間で終了し、今年からは15チームに戻った。
文書では、このやり方は「統一性を欠く混乱したもので、ファンと関係者、商業パートナーの支持を最終的に得られなかった」と結論づけられている。
そのためSANZAARは、現行の15チーム形式を2020年まで継続し、その後に現状維持、縮小、そして3パターンの拡大という、5種類の選択肢を検討するという。
大会幹部の一人であるニュージーランドラグビー協会(NZRU)のスティーブ・チュー(Steve Tew)最高経営責任者(CEO)は、スーパーラグビーが生き残っていくには拡大以外に道はないと過去に話している。
新市場への進出は、放映権収入を増やし、資金力の豊富な欧州のクラブによる一流選手の引き抜きを防ぐカギになるとみられている。
また、フェアファックス・ニュージーランド(Fairfax New Zealand)のスポーツ記者は、米ラグビーを「眠れる巨人」と評し、南半球勢は北半球のライバルたちが行動を起こす前に、米国市場に打って出るべきだと話している。
「SANZAARが米国を取り込む策を打ち出せなければ、他の誰かが考えるのは確実だ。そして最初に手に入れた者が、笑いが止まらないほど大もうけすることになるだろう」”(出典:AFPBB News)
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物議を醸す、イズラエル・フォラウの発言
” オーストラリアの年間最優秀選手に3回輝いたことのあるラグビー・同国代表のイズラエル・フォラウ(Israel Folau)が、ゲイの人たちは地獄に落ちる運命だと発言したことが波紋を呼んでいる。
敬けんなクリスチャンであるフォラウは今週、自身のインスタグラム(Instagram)でファンから「ゲイの人々に対する神のご意思は?」と聞かれ、「地獄さ…悔い改めて神の方を向かない限りは」と答えていた。
このやり取りは、差別と同性愛者への偏見の撲滅を目指すオーストラリアラグビー協会(Rugby Australia)の包括性方針に違反しているように見える。
協会はこの件から距離を置き、広報を通じて「イズラエル・フォラウ個人の考え方は、ラグビー・オーストラリアの価値観を反映したものではない。
人種、セクシュアリティー、ジェンダーにかかわらず、ラグビーはあらゆる形の包括性を支持し、われわれはそれを方針として示している」と話した。
一方、シドニー初のゲイラグビーチームであるシドニー・コンビクツ(Sydney Convicts)は、フォラウの発言に失望感を示し、「イズラエルの発言は残念だが、協会のゲイに対する姿勢を映したものではない」とコメントした。
ツイッターユーザーは、発言が「憎悪を助長する」とフォラウを非難している。
フォラウが同性愛に対する意見を表明して批判を浴びるのは初めてではなく、昨年にはオーストラリアで同性婚が合法化されるのに先立ち、反対意見をツイッターに投稿した。
しかしワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)の主要スポンサーであるカンタス航空(Qantas Airways)は、アラン・ジョイス(Alan Joyce)最高経営責任者(CEO)が同性婚支持の姿勢を明らかにしている。
そのためあるユーザーは「ワラビーズの大スポンサーとして、フォラウの反同性愛的な暴言を見過ごせるのか?」と同社に呼びかけ、別のユーザーはスポンサーを降りるべきだと促している。”(出典:AFP BB NEWS)
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「秩父宮みなとラグビーまつり2018」でワラタス&ブランビーズが来日
” 今年も聖地にスーパーな時間が訪れる。6月17日、秩父宮ラグビー場にワラターズとブランビーズがやって来る。
対戦するのは、それぞれNECグリーンロケッツとサントリーサンゴリアス。『秩父宮みなとラグビーまつり2018 Supported by SUNTORY』の中で開催される。
この『まつり』は6月12日~17日に開催される。地域・国際交流イベントやウェルカムレセプションパーティーなどが連日催され、最終日にフレンドシップマッチがおこなわれる。
第1回だった昨年は、来日したワラターズとサントリーが対戦。試合の日には外苑前駅から秩父宮ラグビー場に続くスタジアム通りを一部封鎖してイベントがおこなわれ、多くの人たちが訪れた。
今回はさらにパワーアップした内容になる予定だ。
試合のチケットは4月7日から先行発売され、同14日には一般発売も開始。さまざまなカテゴリーのチケットが売り出され、
スーパープレミアムシートの特典には「アフターマッチファンクション参加権(計2回/試合終了後選手とのパーティーに参加できる)」、
「ザ・プレミアム・モルツ飲み放題」、「限定オリジナルグッズプレゼント(Tシャツ、タオルなどを予定)」、「港区お菓子セット」等がある。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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ワラタス、50-29でサンウルブズを下す
” スーパーラグビー第8節、サンウルブズ―ワラタス(オーストラリア)は7日、東京・秩父宮ラグビーで行われ、サンウルブズは29―50で敗れて開幕6連敗となった。
同じオーストラリア・カンファレンスで2位につけるワラタスは4勝1分け1敗。
強風が吹きつける中、前半風下のサンウルブズは6分、ワラタスの巨漢WTBナイヤラヴォロにタッチ際を爆走され、内側でフォローしたSHゴードンに先制トライを許した。
一方で10分、左ゴール前スクラムからボールを受けたCTBリトル(三菱重工相模原)がタックルで倒されながらも起き上がり、ボールを拾って左中間へ飛び込み7―7と追いついた。
しかし、14分にPGを決められて7―10となった直後のキックオフでダイレクトのミス。中央スクラムからワラタスに攻められ、ディフェンスのギャップを突いたCTBロナに突破されてポスト左へトライを決められた(7―17)。
さらに19分、今度はパスミスのターンオーバーから相手FWにボールをつながれ、フランカーのミラーにインゴールを陥れられた(7―24)。
だが、サンウルブズは22分、自陣左奥ラインアウトの攻撃からリトルが裏へ抜け、相手1人を突き倒して左タッチ際を快走。最後はロックのワイクス(パナソニック)につなぎ、1トライを返した(14―24)。
さらにキックを交えて積極的に攻め、27分にはSO田村(キヤノン)のPGで17―24と7点差に迫った。
ワラタスも34分、ゴール正面スクラムからゴードンが持ち出してポスト左へトライし、終了間際にもサンウルブズのラインアウトでのノットストレートを機に連続攻撃を仕掛け、FBヘガティーのトライで38―17とリードを広げて前半を終えた。
後半も先手はワラタス。4分に右ラインアウトからモールを押し込み、フランカーのフーパー主将が右中間へ飛び込んだ(ゴール失敗で17―43)。
サンウルブズは12分、相手ノックオンのカウンターから右タッチ際でボールを受けたWTBマシレワ(近鉄)が快走。
相手を1人外して独走し、最後は右中間インゴールへダイブした(ゴール失敗で22―43)。
23分にはFB松島(サントリー)が見事なボディーターンで相手をかわして突破し、パスを受けたフランカーの徳永(東芝)が右中間インゴールに迫ったが、相手に絡まれてノートライ。
しかし、ゴール前密集での故意の反則でワラタスのフーパーがシンビン(10分間退場)となったのを受け、25分にはゴール前正面スクラムから流―No・8姫野(トヨタ自動車)の「帝京大コンビ」でポスト下へトライを返した(29―43)。
ワラタスは31分、ピッチを広く使ったパス攻撃で最後はナイヤラヴォロにボールを渡し、左隅へトライを決めた。”(出典:Sponichi Annex)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる