ワラビーズ、アデレードでスプリングボクス撃破(ザ・ラグビーチャンピオンシップ 2022)
” 世界ランキング7位のオーストラリアが同3位の南アフリカを地元で25-17(前半10-3)と破り、2勝1敗とした。アルゼンチンに敵地で17-48と歴史的大敗を喫した前節から立て直した。南アは連敗で1勝2敗。
敵地のオーストラリア戦は13年9月(ブリスベン)の白星を最後に1分けを挟んで7連敗となった。通算対戦成績は南アの48勝40敗3分け。
オーストラリアがキックオフからの電撃ノーホイッスルトライで先制した。
敵陣へ走り込んだ長身FBホッジが競り勝ってマイボールにすると細かくパスをつなぎ、フランカーのマクライトがポスト右へグラウンディング。
激しいブレークダウンとタックルで流れをつかみ、7分にはSOロレシウがPGを決めて10-0とリードを奪った。
前半は太陽を背にした南アはハイパントで揺さぶり、SOポラードが2本外したあとの24分にPGを決めて10-3。
さらにラインアウトとスクラムでプレッシャーをかけた。自陣にくぎ付けにされ、さらにWTBライトがイエローカード(10分間退場)を受けて数的不利となったオーストラリアは31分、ゴール前スクラムで左プロップのスリッパーがプッシュして相手反則を誘い、ピンチを脱出。
37分には左隅へ飛び込もうとした南アWTBマピンピ(元NTTドコモ)に、逆サイドから走り込んできたWTBコロインベンテ(埼玉)がビッグタックルを見舞って吹っ飛ばした。
南アは前半終了間際、相手ゴール前スクラムでボールを持ち出そうとしたオーストラリアSHホワイトの顔をSHデクラーク(横浜)がはたき、逆にイエローカードを受けてチャンスをつぶした。
オーストラリアは数的優位の後半7分、敵陣10メートル中央スクラムからホワイトのロングパスでライトが右タッチ際を快走してチャンスメーク。最後はコロインベテが左中間へ走り込んで15-3とした。
16分にはラックサイドでのサインプレーでリバースパスを受けたロレシウが裏へ抜け、マクライトがポスト右へこの日2本目のトライ。24分にはロレシオのPGで25-3とリードを広げた。
南アは35分、敵陣でのターンオーバーから途中出場のNo.8スミス(静岡)がポスト下へトライを返し、試合終了間際にもPKからの速攻でスミスが左中間インゴールを陥れたが、前半の逸機が響いた。”(出典:スポニチアネックス via Yahoo! JAPAN)
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