ワラビーズ、ジョージアを下しジョー・シュミットHC体制で3連勝
” シドニーのアリアンツ・スタジアムで7月20日にオーストラリア代表とジョージア代表のテストマッチがおこなわれ、40-29でオーストラリア代表”ワラビーズ”が勝利した。
7月13日にユアテックスタジアム仙台で日本に勝利(25-23)した世界ランキング12位のジョージアが、同ランキング9位のオーストラリアと対戦したテストマッチ。
前半3分、左サイドの敵陣22mライン付近でペナルティを得たジョージアがショットを選択し、SOルカ・マトカヴァが成功させる。
直後にオーストラリアが反撃開始。5分に敵陣右サイドのマイボールスクラムからCTBハンター・パイサミがトライ。SOベン・ドナルドソンがコンバージョンも決めてすぐに逆転した。
続く13分にFLロブ・ヴァレンティニがトライ。さらに20分に中央を攻め込んでPRアイザック・カイレアがテストマッチ初トライを奪いコンバージョンも決めてスコアを19-3とした。
33分にLOミヘイル・バブナシュヴィリのトライとコンバージョンでジョージアが差を詰めた直後、オーストラリアのWTBフィリポ・ダウングヌがキックチャージでジャンプした際、右脚がジョージアのWTBサンドロ・トドゥアの顔面に入り、イエローカードを受ける。
1人少ないオーストラリアだが、40分に左サイドのラインアウトモールからFLフレイザー・マクライトのトライとコンバージョンでスコアを26-10とした。
前半はオーストラリアの16点リードで終了。そしてハーフタイム中のレビューでダウングヌのカードがレッドカードに格上げされた。なお「20分レッドカード」ルールで、イエローカードの提示から20分後に別の選手を投入できる。
後半3分、数的有利のジョージアのCTBデムリ・タプラゼが中央を突破。FBダヴィト・ニニアシュヴィリへのパスは弾かれてつながらずも、こぼれ球をニニアシュヴィリが蹴って相手にリフレクト、キャッチしたニニアシュヴィリが走り込んでトライ。コンバージョンも決めて7点を返した。
さらに7分、自陣ゴール前まで迫られたジョージアがターンオーバー。WTBアカキ・タブツァゼが5mライン上で前方にキックしたボールを、ハーフウェイライン上で自らキャッチし、約100メートルを走り切るスーパートライを奪う。コンバージョンも決まり、24-26の2点差まで迫る。
しかし12分にジョージアのFBニニアシュヴィリがイエローカードを受け10分間の一時退場となった。
直後の14分、オーストラリアが自陣左サイドのラインアウトからFLマクライトがラインブレイクしてゴールライン直前まで前進。最後はFLロブ・ヴァレンティニがトライ。コンバージョンも決まり引き離した。
さらに23分、オーストラリアは右サイドのラインアウトモールから、FLマクライトの本日2本目のトライとコンバージョンで追加点。スコアを40-24とした。
ジョージアは29分にWTBタブツァゼがトライを決め、その後も攻撃の姿勢を見せるが点差を縮めることはできず。最終スコア40-29でオーストラリアが勝利した。
ワラビーズはジョー・シュミットHC就任後、3連勝。南アフリカ、アルゼンチン、ニュージーランドとの対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」への弾みをつけた。8月10日の初戦はサンコープ・スタジアム(ブリスベン)で南アフリカと対戦する。”(出典:RUGBY REPUBLIC )
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ワラビーズ、終盤にウェールズを突き放しシリーズ連勝
” オーストラリア代表”ワラビーズ”とウエールズ代表のテストマッチシリーズ第2戦が、7月13日にメルボルンのAAMIスタジアムでおこなわれ、36-28でオーストラリアが勝利した。就任2戦目のジョー・シュミットHC率いるワラビーズはシリーズ2連勝を果たしている。
先制はオーストラリア。前半7分、自陣ゴールライン前からカウンターを仕掛けたWTBフィリポ・ダウングヌがトライを取り、SOノア・ロレシオがコンバージョンも決まり7-0とする。
続けて15分のPG、25分のSHジェイク・ゴードンのトライとコンバージョンで得点を重ね、17-0とリードを広げた。
ウエールズの反撃は28分、右サイドのラインアウトモールを押し込みキャプテンのHOデウィ・レイクがトライ。SOベン・トーマスのコンバージョンも成功しスコアを17-7とした。
オーストラリアは31分にPGを決めるも、34分にLOルカン・サラカイアロトが頭部への危険なタックルでイエローカードを受け、一時退場で1人少ない状況に。
すると36分、ウエールズが再び右サイドのラインアウトモールでHOデウィ・レイクが2本目のトライ。コンバージョンも決めて点差を6に縮めた。
直後の38分にオーストラリアがPGでリードを広げ、23-14で前半を折り返す。
後半7分、この日は右WTBで出場したウエールズのリアム・ウィリアムズが左サイドを破りトライ。コンバージョン成功で、21-23の2点差に迫る。
突き放したいオーストラリアは14分に左サイドのラインアウトモールからFWで押し込み、途中出場の右PRアラン・アラアラトアがトライ。
さらに27分にはペナルティから狙ったタッチキックをウエールズのWTBウィリアムズが弾きノータッチにするも、こぼれ球をオーストラリアのWTBダウングヌが拾ってトライを奪う。コンバージョンも入れてスコアを33-21に広げた。
その後、30分にウエールズがキックチャージから左サイドを攻め込み、WTBリオ・ダイアーがトライ。コンバージョン成功で5点差に縮める。
最後まで緊張感が保たれた試合展開だったが、38分にオーストラリアがPGを沈め、36-28で試合が決した。
シュミットHC就任後、2連勝で勢いに乗るワラビーズ。20日にはアリアンツスタジアム(シドニー)でジョージア代表と対戦し、8月10日が初戦の南アフリカ、アルゼンチン、ニュージーランドとの対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」と、ニュージーランドと競う「ブレディスローカップ」に臨む。”(出典:RUGBY REPUBLIC )
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ワラビーズ、ウェールズに勝利、ジョー・シュミット HCの初陣を飾る
” アリアンツスタジアム(シドニー)で7月6日にオーストラリア代表とウエールズ代表のテストマッチがおこなわれ、オーストラリアが25-16で勝利した。
23年ラグビーW杯後に退任した現日本代表HCのエディー・ジョーンズ氏の後を継ぎ、オーストラリア代表”ワラビーズ”を率いるジョー・シュミット氏の初陣となったこの一戦。これまでテストマッチの出場記録のない、7名の選手を登録していた。
一方のウエールズは、W杯からウォーレン・ガットランドHCが継続して指揮を執る。今年2月から3月にかけて開催された「シックスネーションズ」では21年ぶりの全敗を喫していた。
先制したのはウエールズ。前半3分、敵陣10mライン付近でのオーストラリアの危険なタックルにより得たペナルティでショットを選択。SOベン・トーマスが成功させ3-0に。
7分にはオーストラリアがゴール前まで攻め込んで、相手のホールディングにより獲得したPGをSOノア・ロレシオが決め、同点に追いつく。続く15分にはセンタースクラムでウエールズのコラプシングを誘ったオーストラリアがPGを沈め、6-3で逆転した。
20分にはオーストラリアがペナルティで敵陣22mエリアのラインアウトを得てから右サイドに展開。ライン際の攻防を制し、PRタニエラ・トゥポウがトライ。コンバージョンも成功させスコアを13-3とした。
食らいつくウエールズは敵陣ゴールライン目前まで攻め込み、モールでの反則を重ねたオーストラリアがペナルティトライを献上し、10-13に。この後スコアは動かず、前半をオーストラリアの3点リードで終える。
後半開始からウエールズがオーストラリア陣内に攻め込む。ノットロールアウェイのアドバンテージが出る中、FBリアム・ウィリアムズが左サイドへグラバーキックを仕掛けるがトライには至らず。しかし、このペナルティで得たショットをSOトーマスが決め、後半6分に13-13の同点に追いついた。
12分には敵陣22mラインの手前からラインブレイクしたオーストラリアのWTBフィリポ・ダウングヌが右サイドへ流れ込むようにトライ。コンバージョンは失敗するも、18-13で勝ち越した。
17分、ウエールズが右サイドのモールからゴールラインを越えるも、オブストラクションが確認されノートライ。その後24分にウエールズが敵陣10mライン付近のノットリリースザボールで得たPGを成功させ、スコアを18-16とし2点差に迫った。
29分、オーストラリアが自陣でキャッチしたキックからカウンターを仕掛ける。FBトム・ライトが独走し、右サイドへトライ。途中出場により代表初キャップとなったSOトム・ライナーがコンバージョンを決め、ウエールズを引き離した。これが最終スコアとなり、25-16でオーストラリアが勝利した。
この試合結果により、ウエールズはワールドラグビーのランキングで10位から11位に順位を下げ、2003年のランキングシステム導入以来初めてトップ10の地位を逸した。両チームのテストマッチシリーズ第2戦は、7月13日にメルボルンのAAMIパークでおこなわれる。”(出典:RUGBY REPUBLIC )
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マイケル・フーパー、ワラビーズ引退を発表
” 元オーストラリア代表主将で世界的フランカーのマイケル・フーパーが、10年以上に渡る輝かしい国際舞台でのキャリアの幕を閉じる。6月30日、自身のSNSで代表引退を発表した。
32歳のフーパーは今季セブンズに転向していたが、パリオリンピックの男子セブンズ代表には選ばれなかったため、「私のオリンピックの旅は終わりを迎えた」とコメントした。
身長182センチ、体重101キロと国際レベルでは小柄だが、驚異の運動量を誇り、力強いボールキャリー、そして何よりジャッカルの名手としても知られた。
ジャッカル成功後に金髪をかき上げる姿でファンを魅了し、その活躍ぶりは似たような体躯で奮闘する日本国内の多くのプレイヤーにカテゴリー問わず目標にされた。
2012年に20歳でワラビーズデビューを飾って以来、同代表歴代4位の125試合に出場。オーストラリアの年間最優秀選手賞(ジョン・イールズ・メダル)を最多の4度受賞し、2015年と2021年には世界最優秀選手にもノミネートされた。
2021年には豪州で最速かつ最年少でテストマッチ100試合出場を達成した。
2014年に23歳でワラビーズ史上最年少のキャプテンとなり、2022年には心理状態の問題を理由に一時代表を離れたこともあったが、翌年にはワラビーズキャプテンとして最多キャップ記録(69キャップ)を更新。ジョージ・グレーガンの記録を塗り替えた。
ワールドカップは2015年から2大会出場も、2023年のフランス大会は若返りを図ったエディー・ジョーンズHC(現日本代表HC)のもとで、スコッド落ちを経験。その後セブンズに転向し、4月の香港セブンズで代表デビュー。パリ五輪出場を目指していた。
クラブシーンでは、2014年にワラダーズをスーパーラグビー優勝に導いた。2020年度(トップリーグ2021)には、コロナ禍の影響による特例で海外クラブとの短期契約が可能となり、トヨタ自動車ヴェルブリッツで1シーズンプレー。元ニュージーランド代表主将のキアラン・リードと夢の共演を果たした。
「揺るぎないサポートをしてくれた家族と友人に感謝しています。私たちは忘れられない経験、挑戦、そして思い出に満ちた素晴らしい旅を共有できました。ありがとう」とコメントを残した。”(出典:RUGBY REPUBLIC )
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ワラビーズ、ジョー・シュミット新ヘッドコーチ就任
” オーストラリアラグビー協会(Rugby Australia)は19日、エディー・ジョーンズ(Eddie Jones)前ヘッドコーチ(HC)の後任に、元アイルランド代表指揮官のジョー・シュミット(Joe Schmidt)氏が就任すると発表した。
協会の発表によると、シュミット氏は今年3月1日から少なくともブリティッシュ&アイリッシュライオンズ(British and Irish Lions、英国とアイルランドの選抜チーム)の豪遠征が行われる25年7月まで、ワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)の指揮を執る。
前任のジョーンズ氏は昨年1月に5年契約を結んだものの、W杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)での惨敗を受けてわずか10か月で退任。その期間のテストマッチ成績は9戦2勝7敗だった。その後ジョーンズ氏は、日本代表のHCに就任している。
ニュージーランド生まれのシュミット氏は就任記者会見で、W杯でのワラビーズは「私の認識しているオーストラリアではなかった」とし、「懸命に仕事をして、オーストラリアを立ち直らせるのにいい機会だと思った」と語った。
「再建には少し時間がかかるだろうし、私自身はおそらく現実主義者だ。可能な限りの成功を収めるために、懸命に努力すること以外は何も約束できない」
シュミット氏は2013年から2019年までアイルランド代表を率い、同国を世界ランク1位にまで引き上げた。また、フランスW杯ではニュージーランド代表のアシスタントコーチを務めた。”(出典:AFPBB News )
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ワラビーズ、エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ辞任
” オーストラリア・ラグビー協会は31日、ワールドカップ(W杯)フランス大会でオーストラリア代表を率いたエディー・ジョーンズ監督(63)が辞任すると発表した。本人の申し出を受け入れ、11月25日付で退任するという。
ジョーンズ氏は1月に母国オーストラリアの監督に就任。地元開催となる2027年W杯までの契約だったが、W杯フランス大会で同国初の1次リーグ敗退に終わり、去就が注目されていた。同氏は日本代表ヘッドコーチの後任候補に挙がっている。”(出典: KYODO via Yahoo! JAPAN )
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ワラビーズ、ポルトガルを下し2勝目も圧倒出来ず(RWC2023)
” 世界ランク10位のオーストラリアは、同16位のポルトガルに34―14で勝って2勝目。ボーナスポイント「1」を加えた勝ち点5を獲得し、11に伸ばした。1次リーグ(L)を2勝2敗で終え暫定2位。決勝トーナメント進出への可能性を残し、現在3位のフィジー の最終戦(8日)の結果を待つ。
オーストラリアは前半4分、敵陣22メートル内でスクラムの反則を誘い、SOドナルドソンのPGで先制。ポルトガルは素早いパス回しとランで攻め込み、12分にCTBベテンコウルトが右隅にトライを沈めた。
しかしベテンコウルトは直後に危険なタックルでイエローカード。数的有利のオーストラリアは19分、敵陣右サイドのラインアウトを起点に、NO8バレンティーニのオフロードパスを受けたロックのアーノルド再逆転トライ。10―7とし、相手が14人の10分間に計3トライを挙げて24―7で折り返した。
オーストラリアは後半7分、敵陣左サイドのラインアウトから右に展開し、フランカーのマクライトがチーム4トライ目。ボーナスポイントを獲得した。ポルトガルは20分、敵陣左サイド深くのラインアウトモールを押し込んだように見えたがグラウンディングが認められずに7―29のまま。オーストラリアは20分、22分と立てつづけにイエローカードを出し30分にポルトガルにトライを許したが、34分に埼玉でプレーするWTBコロインベテがダメ押しトライ。34―14で勝ちきった。
4試合を終えて勝ち点を11に伸ばしたオーストラリアは、暫定2位に浮上。だが3位のフィジーは最終戦のポルトガル戦で負けても7点差以内、もしくは4トライ以上での勝ち点1を獲得すれば2位となり、1987年の第1回大会から参加するオーストラリアの史上初の1次L敗退が決まる。エディー・ジョーンズ監督は試合後「我々はまだ生き残った」と、安どの表情を浮かべていた。”(出典:スポーツ報知 via Yahoo! JAPAN)
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ワラビーズ、ウェールズに大敗を喫しラグビーワールドカップ2023 1次リーグ敗退濃厚(RWC2023)
” 過去2度の優勝を誇るC組のオーストラリアが、ウェールズにノートライに抑えられ、6―40で完敗した。2敗目(1勝)を喫し、10度目のW杯で同国史上初の1次リーグ敗退が濃厚となった。
オーストラリアは初の1次リーグ敗退が現実味を帯びてきた。かつて日本代表を率いたジョーンズ監督は試合後に「サポーターに謝りたい」と異例の謝罪を行った。
目を覆いたくなるようなミスで試合の流れを失った。6―10の前半25分、トライを狙って敵陣深くのラインアウトを選択。だが、スローインはFWの頭上を通過し、相手に取られて大ピンチを招き、PGで失点した。
先発15人のうち、過去のW杯経験者は4人だけ。1月に5年契約を結んだジョーンズ監督は「変化が必要」と若手主体で大会に臨んだが、要所で未熟さを露呈した。8強入りを逃せば、自国開催の4年後へ、どん底からの再出発となる。日本への復帰も取り沙汰されているジョーンズ監督は続投するか問われ「100%だ」と言い切ったものの、厳しい批判は免れそうもない。”(出典:Sponichi Annex via Yahoo! JAPAN) 続きを読む オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラビーズ、ウェールズに大敗を喫しラグビーワールドカップ2023 1次リーグ敗退濃厚(RWC2023) →
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