「theatre:舞台」カテゴリーアーカイブ

竹中直人さんが向き合ってきたコンプレックス、役者としてのキャリア、そして人がらに触れる一冊『役者は下手なほうがいい』読了

俳優に、映画監督に、ときにミュージシャンとして多彩な才能を発揮されている竹中直人さんの『役者は下手なほうがいい』を読了.-

人間「竹中直人」に、俳優「竹中直人」・・

竹中直人さんの

” 小学生の頃は漫画家に憧れていました。漫画のキャラクターの模写をすることで、徐々に同級生の輪に入っていけるようになりました。

高校生になって個性的な先生のモノマネをするようになり、自分ではない人格になることに目覚めていったんです。

とにかくコンプレックスのかたまりだったので、誰かのキャラクター、人格を借りないと生きていけない、

相当変わったやつだったと思います(笑)。”(p10)

といった生い立ちに、

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西村雅彦さんに学ぶ、「言葉を伝える」コミュニケーションの極意:『西村雅彦の俳優入門』読了

TVドラマ『古畑任三郎』やNHK大河ドラマ『真田丸』など、個性的な役柄を演じ切ることで

お馴染み、俳優の西村雅彦さんの『西村雅彦の俳優入門』を先日読了.-

先週末に参加したイベント ↓

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の対象書籍として購入したもので、全体で109ページという分量からサラっと読めました。

但し、書かれてあることは俳優を目指す上での要点なり、心得がコンパクトにまとめられており、

まず、こういった世界を目指す方々に対しては貴重な書と云えそうです。

俳優、そしてコミュニケーターとして

本書に、どのようなことが書かれているかというと・・

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西村雅彦さんに学んだ役者としての心得、伝わる会話術:『西村雅彦の俳優入門』刊行記念トークショー参加記

『西村雅彦の俳優入門』を上梓された俳優の西村雅彦さんのトークショー(サイン本お渡し付き)に参加。

場所は連日の八重洲ブックセンター。書籍はDVD付き。開演までの間は映像で「伝わる会話術」を学習.- 下掲のリンク↓【書籍】西村雅彦の俳優入門PV は参考映像

大切だけど、学ばれていないこと

トークショーの後半で行われた質疑応答で、ご自身を「役者」と表現されていましたが、

出版のきっかけは、地方で素人の方と芝居づくりをされるようになり、言葉を伝えることの重要性を実感されてのこと。

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『ズームイン!!朝!』でお馴染み、ウィッキーさんの人柄に癒された

近年の朝のTV番組というと「スッキリ!!(日本テレビ)に、「めざましテレビ(フジテレビ)が、お馴染みでしょうか。

一旦、時計の針を昭和の真っ只中に戻すと・・ 朝の時間帯「ズームイン!!朝!」を思い出す人が多いのではなかろうかと。

その「ズームイン!!朝!」で人気を博したコーナーといえば「ウィッキーさんのワンポイント英会話」.-

今、wikipediaで調べたところ、同コーナー 番組スタートから15年続いたそうで、長寿ぶりから人気のほどがうかがえますが、

今週、そのウィッキーさんとお会い出来る機会に恵まれました。

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大村崑さんが語りつくした仰天「昭和芸能史」の舞台裏 < 高倉健さんとの交流秘話 >:『崑ちゃん ボクの昭和青春譜』読了

先日、アップロードした大村崑さんの自伝とも言うべき『崑ちゃん  ボクの昭和青春譜』読了記 ↓ で

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<< 2016年10月4日投稿:画像は記事にリンク >> 大村崑さんが語りつくした仰天「昭和芸能史」の舞台裏:『崑ちゃん ボクの昭和青春譜』読了

書き切れなかったところを今回。

高倉健さんとの交流秘話

2014年11月に惜しまれながら他界された故高倉健さんとの交流に関する内容で・・

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大村崑さんが語りつくした仰天「昭和芸能史」の舞台裏:『崑ちゃん ボクの昭和青春譜』読了

昭和を代表する喜劇人のお一人である大村崑さんの『崑ちゃん ボクの昭和青春譜』を読了。

先日、参加したサイン本お渡し会&撮影会の対象書籍で、

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<< 2016年9月28日投稿:画像は記事にリンク >> オロナミンCでお馴染みコメディアンの大村崑さんと記念の2ショット写真を撮ってきた:大村崑さんサイン本お渡し会&撮影会 参加記

イベント参加が縁で巡り合った一冊の本。

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オロナミンCでお馴染みコメディアンの大村崑さんと記念の2ショット写真を撮ってきた:大村崑さんサイン本お渡し会&撮影会 参加記

オロナミンCのCMやホーロー看板などで、お馴染み?

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三省堂書店神保町本店に設けられた特設会場.-

コメディアンの大村崑さんの著書『崑ちゃん  ボクの昭和青春譜』の出版記念サイン本お渡し会&撮影会に参加。

失礼ながら、大村崑さんのお名前は久方ぶりに拝見して、「あのホーロー看板の人かー」、 ↓

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昭和世代にはお馴染みであろう、このお姿・・

「写真撮れるなら、オロナミンC片手にポーズ決めたないなぁ」など、自分でも予期せぬ欲望に駆られ、

2ショット撮影目当てで参加を決意。

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内村光良さん(ウッチャンナンチャン)が描いた一等賞に取り憑かれた男の数奇の人生:『金メダル男』読了

ウッチャンナンチャン、最近はピンで活躍されている内村光良さんの小説『金メダル男』を読了。

本を手に取ったのは、ウッチャンナンチャンのファンであったり、TVで内村光良さんの番組を見ていてというものではなし

イベント参加のための整理券入手のため、八重洲ブックセンターに立ち寄った際、

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過日、八重洲ブックセンター 1F サイン本のコーナー

サイン本のコーナーで本書を発見↑したのが、きっかけ。

一等章が生み出した歓喜と苦悩

話しは、もともと讀賣新聞の夕刊に連載されていたものだそうで、

映画化が決まり、脚本が書き上がった頃に、小説として刊行の依頼があり、後追いという形で仕上げられたそうな。

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