「Tony Robbins:アンソニー・ロビンズ」カテゴリーアーカイブ

転んだら、また立ち上がりましょう の巻:習慣化、再始動日。

 

日記という事ではないですが、ブログの更新を一日1回と決めていたのに、三日振りの更新となりました。

というのは、木曜夜に延焼気味で終夜作業の案件が発生して・・ 金曜朝に一旦、仮眠を取るため帰宅して・・ 一日を乗り切ったというような経緯。

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つい先日も似たような展開がありましたが(苦笑)・・

>> 「最悪」を経験すると、「普通」に感謝出来るようになる  <<

 

ブログの場合、am2:00前に就寝体制に入れるなら、実際am1:00台で書いている事も多いですが、

就寝がam2:30就寝を過ぎると、次の日に負の影響が大きくなってしまう事を考慮してといった経験則から。

金曜夜は、23:30頃には帰宅していたものの、優先順位は「寝る(寝たい)」事が最上位となり、

ソファで仮眠取るつもりが、案の定、本睡眠となり・・ 土曜日を迎えたと(笑)

 

「人生の質」は、「習慣の質」なりかな

で、習慣。自分で習慣化を図っていることにブログ以外では、筋トレだったり、あるべき姿をメモに留めるなど、幾つか習慣化している事柄があり、全て吹っ飛んだ2日間でしたが  ーー;

人は劇的に変わる事はあるけれども、イチロー選手ではないですが、コツコツと積み重ねた努力であったり、

目標へ向けた習慣が礎となる事が原則なんだと思います。

周囲から一目置かれる人は、意識しているといないにかかわらず、それだけ「良い習慣を持っている」という考えを持っていますが

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Anthony Robbinsの師匠であるJim Rohnが定義する習慣

 

続けている事が一旦途切れると、気持ちがそういった事に流され、そこで終わってしまったり、空白の期間を招きがちだと思います。

 

転んだら、また立ち上がれば良い

そこで大事なのが、正常化した時点で元に戻す事。プロ野球の選手でも記録に拘るあまり、例えば連続試合出場とか

必ずしも内容が伴わずも「記録のため」と手段と目的が入れ替わってしまう事があると思います。

記録のために続ける事は大きなモチベーションになると思いますが、それがリセットされるような事があっても

また、1から出直す事も、傍から見ていて格好の良い姿であると。

自分が憧憬の念を抱いている人たちも、どん底に直面しても、そこから這い上がってきた人が多いです。

マネーの虎に出演されていた南原竜樹さんとか、元広島東洋カープの前田智徳さんとか。

 

Re:Start

そんなこんな、習慣化を取り戻す一日としては今日は大事な日と思っていましたが、目的は達成する事が出来そうなペースで良い一日でした。

starting over

自分が決めた習慣は一旦止まっても、また、すぐに再開しましょう。

 

アンソニー・ロビンズ語録

因みにアンソニー・ロビンズが、何か「習慣」に関して言及していないかと、『一瞬で自分を変える言葉』を開いてみたところ

「決断を習慣にせよ。決断すればするほど質が高まる。」という項目の中で・・

” 成功する人は、素早く決断し、一度決めたことはなかなか変えないという調査結果がある。

反対に失敗する人は決断が遅く、せっかく決めたことを簡単に変えてしまう傾向がある。

本気で決断していないため、変えることに抵抗感がないからだ。” (p36-37)

大谷正光さんが紹介する、人は7年毎に成長の節目を迎えていく話し

 

Facebookで最大級の交流会を主催されている 大谷正光 さんのメールマガジンから。

大谷さん主催のイベントは参加した事のない状況ながら、給与所得者生活から自己実現を経た生き様等から

メルマガで、しばし学びを頂いておる次第。

 

人生は7年毎に節目を迎える の法則

人の生涯には7年毎に経られる段階があるとして、それは人間、誰しもが持っている12種類の基本的な性格が露呈するようですが・・

” 幼児、孤児、戦士、援助者、探究者、破壊者、求愛者、創造者、統治者、魔術師、賢者、道化 ”

自分は未経験ですが、「ハリーポッター」は、このプロセスに従って物語が描かれているのが、人の深層心理に響いて大ヒットしたのではないかと、大谷さんは分析。

 

7年毎に移り変わる人生のステージ

そして人が生涯を歩んでいく中で、上記12の性格の原型が約7年サイクルで強く自分の表に出てくるものであると。

7歳(幼児)>>  14歳(孤児)>> 21歳(戦士)>>

28歳(援助者)>> 35歳(探求者)>> 42歳(破壊者)>>

49歳(求愛者)>> 56歳(創造者)>> 63歳(統治者)>>

70歳(魔術師)>> 77歳(賢者)>> 84歳(道化)

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と、これだけ並べると「?」という感じですが、大谷さんは、

” 20代前半は男性はなにかと戦うし、30代になると探究するし “

と。女性の場合、

” 女性は20代後半だと、恋人として援助者のエネルギーが強く出てきますから恋人の為に何でもしてあげたくなっちゃいますよね。”

(女性の方)合ってますか?(笑)

” それに30代になるとスピリチュアルに目覚める人が多くなります。”

” で、人生がガラリと変わるタイミングが大体30代半ば~40代半ばにくる人がとても多いのもこの原型でみえてきます。”

ココは ↑ 、自分の今のステージと合致してきて、よく実感出来るところです。

” 私(大谷さん)も知り合いの人で40代前半からものすごく急に活躍し始めた人がたくさんいます。みなさんほんとに劇的に人生がよくなっているんですよね。

これは原型でいうと「探究~破壊者」のステージで変容が起こるからなんですね。

探究のステージではまさに自分で未知の領域とか、夢とか目標を探求します。野心もあってどんどん突き進む感じ。

ところが、ある程度探究すると「自分が何者か」ということがうっすら見えてきます。

もしもその本当の自分からズレていることをしている場合は自らそれを「破壊者」として一回破壊しちゃいます。

「こんなことがやりたかったわけじゃない!」って。”

 

人それぞれ直面する出来事は違うが、段階毎の意味は共通する

各自それぞれ一つ一つのプロセスを経ないと、次へ進めないのが法則としてあるようで、

例えば「破壊」に至るのは、それ自体が悪い事ではなく、大谷さん曰く

” 本当に自分へと進む為に必要なプロセスなんですね。そして破壊の後の新たな創造がうまれる。”

女性の場合であれば・・

” 夫婦関係やパートナーシップに疑問を感じ始める人が多いでしょう。”

会社員の場合であれば・・

” この探究者~破壊者を30代~40代で通過するので多くの迷いや悩みが出て来やすいです。

中間管理職になるのもこの年代ですから、「自分は何がやりたいの?」という探究と「もうこんな会社辞めてやる!」という葛藤が続きやすいと思います。

転職しようか、起業しようかとすごく迷うのもこの年齢です。探究して、破壊したくなっちゃいますから。

” だから今30代~40代でいろいろ迷っているとしたら、それはあなただけっじゃないってことです。

普通は迷う時期なんですよね。

迷ったり不安になったりするのは全然悪いことじゃないですし、人の成長段階においては当たり前のことですよね。”

これらの段階を消化して行く事によって・・

“そうやって魂の成長とともに、精神的にも成熟していくということが原型から見えてきます。

最近、これまでとは感じ方が変わったり、目標がなんとなくなくなったり、これまでやってきたことが無駄だったんじゃないかって感じたりしているとしたら

それは探究者から破壊者への移行が始まっているかもしれません。”

メールマガジンの結びでは・・

” あなたの次の7年はどんな原型のエネルギーが現れてくるでしょうか “

と締め括られています。

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起こる出来事は人それぞれだが、誰しもに共通する成長の12段階

今回の記事を読んで、かつて受講したセミナーで同内容の事を学んであって、予備知識があったこと

方や周囲の人とこういった話しをする機会が無かった事もあり、「他の人はどうなだろう」と思うところはありましたが・・

大筋で合意出来て、「破壊者」の段階にいるであろう自分としては(笑)

腑に落ちる点が多く、ここに留めておこうと思った次第。

 

人生は、成長するプロセスなりて

それぞれ主人公(これを読まれている皆さん)の方々が、今の段階を認識して、そこを通過すると、次に何を迎えるのか、これを分かっているだけでも

直面している問題の相対化、アンソニー・ロビンズ曰く人の人生に欠かせないとする「成長」のプロセスが明瞭になって

より大局的な視野に立って、日々の事柄に向き合える事になれますね。

 

Editor’s Note

ブログの創設に遅れる形で作ったFacebookページの「いいね!」が本日200に。感謝。

100番目200番目は、それぞれブログでエキスパートの領域に足を踏み入れられている方にお願いして

それぞれご快諾頂け!

お一方お一方の重みを実感しながら、これからも地道に更新していこうと思えた良き節目の一日でした。

ありがとうございます。

池松耕次プラチナパスポート その十(最終回):人生は過去の延長にあらず

 

約2週間、10回に及んだ池松耕次さんのプラチナパスポート参加記の最終回。

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脳は「願い」によって情報を取捨選択している

脳は1秒間に200万個の情報を処理すると言われている。それら全てを処理する事は出来ないので、強く願っている事は脳で重要な事/現実として認識される。

日々、目標を見直す事で願望が強くなり、口に出して言い続けていると、燃えるような願望になっていく ⇒

行動する事で臨場感が高まり、目標に近付く。

右脳は左脳の数百倍の処理能力を持つと言われ、活性化すると結果が出るスピードが早くなる。

 

右脳を活性化させる8項目

1. 繰り返し学ぶ:世界No.1コーチのアンソニー・ロビンズは、師と仰ぐジム・ローンのセミナーに54回続けて出席し、講義の内容を一言一句を漏らさず書き取った。

2. 成功者と過ごす時間を増やす:周波数を合わせる

3. 成功者のように振舞う

4. (自分自身にとって重要度の高い)コア目標を毎日確認する:行動に繋げる

5.  インプリンティング:自分自身の言葉が、自分に最も影響力がある。目標を自分の声で録音(例:iPhone)し、日々耳にする事によって強烈なセルフイメージの刷り込みを行なう

*池松さんに、普段、自分が聞いている声と録音された声が違う点を質問しましたが、効力に影響無いとの事。

6. 運動する

7. 教える

8. 笑われてしまうくらいの目標設定をする:誰からみても現実的な目標を設定しても、脳は活性化されない

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受取りの法則

自分自身が成功の磁石となり、行動する事によって鉄(成功)を引き付ける。

世の中には「受取りの法則」と呼ばれる法則があり、何ごとも受け取る準備が出来ていなければ、

受け取る事が出来ないため、それまで自分の器を作る事が大事。

 

自分の人生の目的が分かっている1万人1人は、成功せざるを得ない

世の中で、自分の人生の目的を明確にしている人は、1万人に1人と言われている。

学んだだけで終わってしまっては何も達成されない。

行動を起こすと抵抗が起き、多少の困難と向き合うトレーニングも必要となるが、次の行動を起こす事が大事。

自分に厳しく、選択の場面を迎えたら厳しい方の選択をする。楽では無いが、成功は成長の果実として実る。

 

まとめ

と、6月6、7、8日の約2.5日半、ホテルに泊まり込んで学んできた内容になります。

自分なりの学びをまとめると、本来、この世に生を受けた人、一人一人に使命があり、

多くの人はそれに気付かず、或いは見てみぬふり。人間は本来それを実現出来る能力が内包されており

脳に、願う姿を強く(繰り返し)送信し、それに向かって行動する事で、願いは必ず成就される。

最後、池松さんがおっしゃられていた事で印象的な事があって、

人生は過去の延長では無い」という事。

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life begins at the end of your comfort zone

 

その解釈は読まれた方それぞれに委ねますが、「これから」を面白く、あるべき状況に近付けいくという観点で、

得難い学びを得られた2日半でした。後は行動あるのみですね v

 

池松耕次プラチナパスポート その七:未来の事でも臨場感が高まれば「現実」となる

 

7回目にして池松耕次さんプラチナパスポート最終日(3日目)。

この日は、私がこの場へ来るキッカケとなった認知科学の山本雄一郎先生の登壇が有り、他の方々を含め興味津々な「はじまる前」・・

 

自然と人の背中を押す力を持つ「認知科学」

「認知科学」とは山本先生によると、人が物を認識するプロセス、価値観の成り立ちを追求する事。難しいですね、、

「人を動かす力」と題された内容。山本先生ご自身は、特段セールスの勉強をした事がない状況ながら、

40万円から1,000万円までする商品の販売に、認知科学で学んだ事を駆使して、月数時間の取り組みで億単位を売上を上げられているそうな。

今回、登壇されたのは、自己啓発系のセミナーに出ても、ほんの一握りの人しか変われない実情に業を煮やされ、

本質を伝える事で、真に人の人生を変える助力になりたいとの事。

その決意たるや「アンソニー・ロビンズよりも上だ」と豪語され、

>>  池松耕次さんフォローアップ その弐:アンソニー・ロビンズと認知科学  <<

その迫力に圧倒され、申し込んで迎えた、この日。

 

質問する力が、その人のこれからを変える

変われない人は、同じビジネスマンでありながら収入に10〜100倍の差異があっても

その違いについて考えようとせず、「なぜ」を正しく設定出来ていない。

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商品を売ろうとする場合、満足出来る商品、サービスを売れば売れると思っている人が多いが、そういった事に売る事の本質は無い。

人は、自分の価値観に基づいて、主体的に判断し、決断し、行動するもので、

人は100%感情で物を買う。そのためには、人の価値観の成り立ち、本質を知る事が大事。

 

「言葉」によって作られている「現実」

我々の世界は「言葉」によって支配されていて、自分が言葉で意味付けた世界を現実と認識している。

自分が現実と思ったものが、その人にとっての現実となり、最もその人にとって臨場感のある空間が、(その人の)現実になる。

例えばホラー映画を観ていて、恐怖心を感じたり、手に汗を掻いたりといった場合は、脳は映画の世界を現実と認識している。

人間は、一つの現実しか認識出来ない特性があり、実際は現実は幾つも存在していて、人によって異なる。

人の脳は身体を現実に適応合わせようとする。その為には少しでも行動して、小さな成功体験を積んで、次の世界への臨場感を高める事が重要。

つまり、未体験の世界であっても臨場感が高まれば脳には現実と認識される。

上手くいっている人は、学びながら行動している傾向がある。

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「認知科学」から得られた学び、次回に続けます。

 

 

 

池松耕次プラチナパスポート その弐:成功は科学、だから再現性がある

 

前回記載の通り、金、土、日と池松耕次さんのプラチナパスポートというセミナーを受講していました。

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>>  池松耕次さんに学んだ2日半  <<

私が池松さんの事を知ったのは、4月アンソニー・ロビンズ(マザー・テレサ、ネルソン・マンデラ等のコーチを務めた世界No.1コーチ)が来日したセミナーズ・フェスタの初日に池松さんが登壇され・・

 

生まれてきた人それぞれに「使命」あり

今、ここに来ている皆さんの心臓は鼓動しているが、いつか自分の意思でなく、全員、この鼓動が止まる時が来る。

それまで自分に与えられた命に使命を感じて生きていきましょう、といった話しに心揺さぶられ(実際の表現力は上記の格段上)

4月に無料で参加出来るアンソニー・ロビンズのフォローアップ・セミナーを受講して、その際に本講座を知った次第。

>> アンソニー・ロビンズのフォローアップ BY 池松耕次さん <<

>> 池松耕次さんのフォローアップ その弐:アンソニー・ロビンズと認知科学  <<

 

成功は科学、だから再現性がある

初日は昼12時から始まり、途中、夕食休憩などを挟み、確か23時近くまで。約150名、皆、同じホテルに滞在していたゆえの遅くまでの盛り上がりでした。

その日に何を学んだかというと・・

” 世の中にはパターン、法則があって、人は間違いなく自分の中にあるものを活用していう事だけで、思い通りの人生を生きられるようになっている。大概の人は(パターン、法則を知らないため)脱線してしまっている。”

つまり、成功は科学で再現性がある。

 

人生の成功者と言えるためには、人が喜ぶ事、人の事を考えられるように、成功者のように振る舞う事が大事。

この心掛けを実践する事で、思考の中の周波数が変わってくる。

一般の人が成功者と言われる人たちを遠巻きに見て、近付いていけないのは、思考の周波数が合っていない状態。”

 

” 人はそれぞれの価値観によって生きており、今までの価値観が自分を作っている。

一例に年収を上げると、「これくらい稼げて当たり前」という価値観によって決められている。

成功者を身近に感じる事で、価値観(周波数)が変わる。”

 

まずは、身体を最高の状態に

また、その人が最高のパフォーマンスを発揮するためには、まず身体を最高の状態に維持していく必要が有り

” 最高の状態とは、脳に酸素が供給されている状態。

姿勢を正し深呼吸し、肺の機能の最大限を意識し、水を飲む事、身体を動かす事(ダンスがベスト/ 上手である必要無し)が大切。”

 

焦点を変えれば、人生が変わる

映像の主は Sean Stevenson/ショーン・スティーブンソン。彼は生まれてから咳をしただけでも骨が折れてしまうという難病の持ち主。

Sean Stevenson 1.

寿命の短さを悟り、そういった境遇にある子供の願い事を叶えて上げようという団体( Make a Wish )があり、

ショーンは生前に叶えたい願いとして「アンソニー・ロビンズに会いたい」として・・  やがて実現。

対面したアンソニー・ロビンズは、何とショーンに「体を鍛えろ」とアドヴァイスしたとの事。

死期を意識していたショーンはさぞ当惑したであろうと思いますが、

彼はその教えを守り、体を鍛え始めたところ・・  以降、骨が折れる事は一本として無かったとの事(!)

これは、ショーンが自分を骨が折れてしまう難病に苛まれている自分の焦点を従来から180° 転換させた事で、

体の状態が劇的に変わっていった事。つまり、人間は何に意識を向けるかが非常に重要。

コップに水が半分入っていて、水に意識を向ける人もいれば、空いたスペースに意識を向ける人も居るわけで、

どこに焦点を合わせるかで、大きく得られる成果が変わる事の好例と言えるでしょう。

 

で、この映像で伝えられようとしている事は、体を鍛えたショーンが「人生は楽しむもの」として、音楽に合わせてダンスを踊るシーン。

体を鍛えても車椅子に座った生活は変わらないのですが、この経緯、映像から多くを感じ取れる方もいらっしゃると思います。

この話題、まだ夕方頃だったと思いますが(笑)長くなったので、今日はここまで。また続けます。

 

ショーンは言う、あなたが「でも」の思いを断ち立ち上がれば幸せは皆に

ショーン・スティーブンソンの字幕入りの映像を探していたら講演映像が出て来て、内容が良かったので、お時間(約17分)ある方向けにシェアします。

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大森健巳さんから学んだ心に染み付いた信念と、愛と人間を動かす2大要因と

 

人は過去の出来事に感情を紐付けされている

4月に参加したアンソニー・ロビンズのセミナーで、約6,000人の参加者を前にファシリテーターを務められた 大森健巳 さんのセミナーに参加。

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金魚が金魚鉢の中で自由に泳いでいる錯覚しているが如く、人は過去の経験によって透明の壁を作っていて、

それを専門用語でリミティングビリーフと言うそうで、各参加者がそれに気付いて、今日以降の選択でそれに縛られない選択が行なえるように意図されたプログラム。

 

意思を超えて人を駆動させる2つの要素

セミナー中は、アンソニー・ロビンズのセミナーで紹介された6(シックス)ヒューマンニーズ、人間が持っている強い願望と動機を創り出す源が下記の6つあり、

1.  安定感:これが強いと動きが起こらず、成長につながらない

2. 不安定感(多様性):サプライズやハプニングで当たり外れあるが、この感覚をよく理解する事が人生を豊かにする

3. 重要感:特別でありたいと思っているニーズ。常にコントロールが効かない外部との比較が基準となるので、満足を得る事が難しい。99%の人は満たし方を誤る難しい感覚であるそうな

4. 愛/つながり:(愛に4段階有り、下記参照)

5.成長:自分を変えたい、成長したい

6.貢献:(見返りを求めず)誰かに良い事をして上げたい

人それぞれ、各6つの要素は持っていて、割合に違いがあるとの事ですが、

上位2つがドライビングフォース(駆り立てる動機)と呼ばれ、自分の意志を凌駕するパワーを持っている。

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学んだ内容を共有しながら進行

 

ここで大事なのは自分の動機がどれに基づいたものかを知ると同時に、コミュニケーションの相手方の要素も知って理解して上げる事が大事との事。

 

愛には4段階有る

愛に関しては・・

1. 人から貰う愛:赤ん坊のように、ただそこに居れば良い状態

2. 交換の愛:見返りを求めている関係

3. 見返りを求めない愛:そうしたいから、ただ与える

4.自分の事を害しうる者に対しても与える愛:一時的でなく、ネルソン・マンデラ、マザー・テレサのように常時提供出来る状態

見返りを求めないといっても、愛を与えるには相手のニーズを満たす事が求められ、受け手の事をしっかり考えるが重要。

 

学校で学べず、自分の意志でしか知り得ない心理領域

これらの人間の根源的な感情であったり、属性を理解して、自分で気付かぬ感情にアプローチしていく訳ですが、

こういった事を学ぶと、家庭内の事であったり、友人関係であったり、今更ながらにして学ばされる事もあり

本で読むと平坦な感じになってしまうところ、その道に長けた人からの話しは説得力に重みが感じられて、さまざま考えさせられ、軌道修正に思いを及ばされます(笑)

 

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一昨年は10人、昨年は100人、今年は1,000人の人生を変える事が目標の大森健巳さん。既に今年はアンソニー・ロビンズの力をあって既に5,000人とカウント。受講するとその重みが実感出来ました。

 

ラーニングエッジさんで学んだセミナービジネスの極意(初級)

 

過日、参加した「これからの時代の成功の秘訣とは?」に関して。主催は「セミナーズ・フェスタ」でアンソニー・ロビンズの初来日で 7,000人弱を集客し、イベントを成功裡に終えた ラーニングエッジ (さん)。

お招きを頂いた段階のメールではアンソニー・ロビンズの舞台裏に焦点を当てたものと思いきや、セミナー開催者向けのコンテンツ紹介で

当初、場違い感を抱きつつも3時間、未知の領域に関して学びを得る事が出来ました。

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セミナーで大事なのはコンテンツと集客

まず、業界の売上調査を行い、セミナー主催者の5社で売上構成比91%を占める優勝劣敗が鮮明な構造。

セミナービジネスにおいてコンテンツ力は大事な事は言うまでもないが、それ以上に大切なのが集客力。

セミナーを運営する上では、集客と収益を分けて考える事が必要。

セミナーで集客を図る上で2つのポイントがあり

1.コンセプト(Unique Value Proposition)

2.マーケティング(αとβ)

因みにセミナーズ・フェスタでは、最終集客数のうち4,365名は募集開始から2週間で捌いたもので、最高額98万円のVIP 30席は10分以内で売り切った。

 

基本に忠実に、細部に魂を込める

もっとも入場料が3,000円であっても、300万円であっても、やる事に変わりはなく、

企画書に下記の12項目を落とし込んでいくのだが・・

1. テーマ

2. タイトル、サブ・タイトル

3. 講師

4. 日程、時間、タイムテーブル

5. 場所(会場)

6.  主催、共催、後援、協賛、協力

7.  想定参加者

8.  告知媒体

9. 中心的なコンセプト(届ける価値、キーワード)

10. 開催の目的

11. 価格

12. オファー、特典

特に、大事なのが「中心的なコンセプト」で、表現一つで売上に大きな変化が生じてしまうデリケートな世界で、同社でも様々な試行錯誤があって現在に至ったとの事。

セミナーズ・フェスタでは、アンソニー・ロビンズを広く一般的に紹介するキャッチコピーの「世界の指導者たちのメンター」の一語を考えるのに4ヶ月の苦しみがあったそうな。

また、値決めに関しても微妙な違い、値ごろ感を出すのは難しく、例えば98万円の席がすぐに売り切れてしまったからといって、更に高い金額で出せば良かったのか?というとそれは違うそうで

この辺りは様々なセミナーに出席して、価格帯に応じた感覚を掴む事が出来ないと内容を数値に落とし込む事は実質的には困難であるとの事。

 

求められる一貫性

セミナー開催の上で、

1.  明確なターゲット

(誰に対して告知するのか?人は「私」にとって価値のある事にしか投資しない。)

2.  圧倒的なバリュー

3.  ベネフィットの証明

(人は、なぜセミナーに参加するのか?というと、どう良くなる?何が得られる?何がなくなる?等のベネフィットがあるから。)

4.  ベネフィットの補強

(今の時代、ベネフィットはコモディティ化しており、ベネフィットを支える特徴が必要。具体的には世界観 / 何の資格があって語れるのか、何であなたじゃなきゃいけないのか、何が特別なのか)

5.  ビジョン、証明

6. 秒殺メッセージ

この6つの一貫性が取れているかが大事。セミナーの参加者は、内容よりも、主催者に共感出来るビジョン、使命、世界観を見ている。

 

表側に在るノウハウ

ここまでが前半で、後半は実践編的な内容に移行し、例えばメルマガを募集媒体として用いた場合、

10万人の購読者が居て、URLがクリックされるのは一般的に0.5%程度(=500人)。そこから3%の申し込みが入って15人の参加者を集めるのが割合的に通常であるそうな。

ここに、ターゲットに合うリストを持っているメルマガ発行者とジョイントしたり、バーター取引をしたり、

或いは、見込み客の獲得(ご興味のある方は優先的に情報をお知らせしますので登録下さい、といった案内)を行なうなど

申し込み率を10倍に高める手法は存在するようで、プロ向けにカリキュラムも用意されているようです。

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「いきなり告白してはいけない」の大原則

もっとも手法そのものの前に、潜在顧客との関係作りが大事で、恋愛に準えて「いきなり告白するような事はしてはいけない」という事で

しっかり時間を掛けて、興味、関心のある人のリストを地道に作っていく事が常道。

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まずは、徹底的に尽くしましょう

こういった事を考えておられる人は情報発信されている方が多い事と推察されますが

まず、無料で出し惜しみなく情報を開示する事。

それを読んでいる人は「タダでこれだけの事を学ばせてくれる」のだからと、そこで、お金を払って得られる情報に興味を抱く事になる。

また、商品に段階(例、①Free: 集客商品 ⇒ ②フロント: 集客期間 ⇒ ③ミドル: 収益商品 ⇒ ④バック: 収益期間)がないと人は申し込めないとして、

最初から儲けようとしないで、バックエンドでモデルを設計するという発想も必要。

 

人は”Give”(与えている事) の質で問われる

というのが、大まかな流れ。セミナー中は概念図、フローチャートが踏んだんに用いられ、体系的理解を得る上で助けられましたが

個人的には日々ブログを書き綴っているものとして、発信している情報の内容に ” Give(ギブ) ” が成立しているか?の視点。

Give は、もともと Give & Take(ギブ&テイク)に相当する前段で使われる事が多かったですが、出版プロデューサーの長倉顕太さんによると

今の時代、Give & Take の発想でいるやつはダメで、とにかくまず相手を勝たせる Give! Give! Give! の精神でいないといった事を力説されており

 

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何より、 Give の質について広く考えを及ばされる機会となりました。

 

『思考は現実化する』を読んで成功出来なかった人たちへ

 

 

前日に、買ってきたばかりの『イメージは物質化する』を読み始め。

>> 本を買う時、中古でも気にしないタイプですか? <<

目を通したところは「推薦のことば」「監訳者まえがき」「序文」。

 

「成功は、既にあるものをアレンジする」ことで得られる

「推薦のことば」は、元ブッシュ大統領特別補佐官ダグ・ウィードさんの執筆で

著者のボブ・プロクターを・・

“アンソニー・ロビンズが自己啓発のマスターであるとするならば、ボブ・プロクターは思考の師” (p1)

と紹介。本書の概略を・・

“成功とは必ずしもゼロから創り出すものではなく、すでにあるものを手にして、それらをアレンジするだけでよいという事実に目を開かせてくれます。” (p1)

と説明。

 

成功のバイブル『思考は現実化する』を読んで成功出来なかった人たちへの援護射撃

続いて「監訳者まえがき」は岩元貴久さん。成功哲学書のバイブルとも称される『思考は現実化する』を読んで

“本に書いてあることを実践すれば、自分の経済状態がずっと改善され、自分が望んでいる成功を実現できると知りながら、それをしていない”  (p5)

岩元さんは、その事に対して二つの点を指摘されていて、

“一つは、実は成功を心から願っているわけではないということ。・・中略・・二つ目の理由は、本に書いてある内容が、真の意味で腑に落ちていないから” (p6)

であるとして、本書を

“『思考は現実化する』をはじめ、世の中にあるすべての成功哲学書にこれまで欠けていた部分を補足しているのが特徴” (p7)

と説明。読了した時点で

” 読者が、「なるほど、やっぱりそうだ。そうなんだね」とうなり、「自分にもできる!」と確信し、「よーし、まずはこれからはじめよう」”とやるべきことが明確になる本を書き上げた” (p7)

と紹介。なお、amazonのレヴューでも複数の方が書かれており、著者のボブ・プロクターが日本の読者に寄せた「ボブから日本の読者へ」の中へで言及していますが

” 本書に書いてある考え・知恵について、どうぞ納得いくまで何度も繰り返し読んでください。そして理解したら、本書で提示していることをぜひ実行に移してください。”  (p8)

と一読しただけでは十分でない事は、注意書き的に記されています。

 

行動する事こそ「なりたい」を引き寄せるすべて

で、ここから著者のボブ・プロクターのパートとなり、冒頭に「序文」。

” 人は誰でも本来豊かな存在です。ただ、多くの人が一時的にお金が少々足りない状態にあるというだけのこと。” (p10)

と、本のサブタイトルが「富」を無限に引き寄せる10法則 となっているだけに、のっけからお金に関する話題ですが、

経済的な苦境は、多くの人にとって直面する一般的な事象とあると定義。

” 本書の目的は、現在のあなたの状態と、あなたが望む状態との橋渡しをすることです。” (p10)

であるとして

” 人生はいわばルービックキューブのようなもの。必要なパーツと色は、実は最初から揃っています。ただ問題は、それらを正しく組み合わせる作業がわずらわしく、永遠に続くかのように思えてしまうことです。どんなにがんばっても、最後の一つ二つがどうしても揃ってくれないような気がしてしまうものです。” (p10-11)

経済的な困窮の解決を宝くじを買う人たちに向けて・・

” 人生の真の喜びは、誰かから富がもたらされることではなく、自ら行動することで富を得ることであることを知らないようです。何の努力もなく手にした富によって、真の喜びを得ることはできないのです。”(p11)

” 真理を悟るとき、自分の望みをすべて実現する力が、実はすでにあなたには備わっているのだと気づきます。” (p11)

本書を読むに当たって・・

” 大事なのは、本書の考えを正しく理解し、実践することです。それはあなた自身が試すことを意味します。” (p13)

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” あなたが人生において手に入れるものは、物質的なものであれ、精神的なものであれ、能力ではなく、あなたの行動によって結果がもたらされるということです。” (p13-14)

と「内容の理解」と並んで「行動する事の絶対性」に言及。ここを起点に、285ページ(+行動)の興味深い旅路です。

Journey-of-Success