贈る者から贈られる者へのインサイドストーリー
貰って嬉しいプレゼントも、上げる方の立場からすると「何を上げたら良いのであろう」と結構、頭を悩ませるところですよね。
今日、eコマース(電子商取引)の勉強をしていた際に、イギリスのeBayの調査で「欲しくない物を貰ってしまった消費者のうちの80%は転売の手段を講じてしまう」との調査結果があるそうな。
日本でも中古市場は伸びている
日本でも昔は質屋程度であったものが、今やヤフオクをはじめとするインターネットに、ブックオフに代表される中古小売業者も消費者にとって身近な存在で、
「80%はどうかな?」なんて思いものの、贈った方からすると「手離された」なんて事は珍しい事ではない状況なんでしょうね。
今、調べてみたところ経済産業省管轄の商業統計で、中古品小売業(除.骨董品)の商品販売額は、1997年 約908億円であったのが、2007年には約3,452億円。
方々で「売れない」の声が聞かれる中、中古市場に限っては約10年で3.8倍の規模に!
贈る者と贈られる者のジレンマ
事前の措置としては「欲しいモノを聞く」事なんでしょうが、貰う方は予算の兼ね合いがあって、相手の予算に合ったモノを適当に伝えられなかったり、聞く方としては貰って当然と思われるより、サプライズ感を大事にしたい面はあるでしょう。
贈る立場になる事が、何となく平均より上をいっているのではないかと思っている自分としては、「そういえば、アレどうだった?」なんて、迂闊に聞くと沈黙が流れ得るご時世なんでしょうが・・
それでも「これ欲しかったんだよねー」「よく分かったねぇ」なんて御礼される立場は果敢に狙っていきたいです(笑)