作家デビュー?ありでしょ!を試される172ページ
現在、am 1:39。休み前で、良かったなぁ・・と。
朝、電車に乗って程なくして、プロブロガー立花岳志さん絶賛されていた本「印税で1億円を稼ぐ」を読了。
私を含む一般の人にとっては「本を出版する」事に聳え立つ壁のようなものを感じますが、本著では段階を追って著者として歩んでいく道のりが、実体験に基づいて綴られており、
見知らぬ世界に目を開かせられたような感覚を。ブログを書く方も、もっぱら読む方だという方も、「読む」という行為は恐らく日常的な行為と思います。
作家になるには処女作が全て
その人しか書けない事に市場性(商業性)があって、本の場合、150~200ページ程度筆を走らす事が出来れば、単発的に本を出せて
そこでノウハウを会得して、ファンの期待に応える質をキープ出来れば何となく職業としての「書き手」も成り立ちそうかなと。素人考えでは、そのレベルですが・・
『処女作は、好きなことではなく得意なことを書く。』との指摘から、『処女作で増刷がかかると、2冊目以降が出しやすくなる。処女作がからきし売れないと、もう声はかけてもらえない。』(p47)
この処女作は売れなければならない点は、立花岳志さんも直にお会いしている場で出版における最重要点として思いを込めておっしゃられており、本では『1冊目に、一点の曇りもなく自分のすべてを注ごう。』とあり
何をおいても最初の打席でヒットを飛ばせないと、出版界(業界)で「売れない人」とのレッテルを貼られてしまうようで、「向こう側」へ」くには必ず通過せねばならない関所のようです。
1%に感じる思い
本著では作家になる心掛けとして・・
楽をして稼ぎたい人は、最も向いていない。そこそこ有名な著者でも1冊書き上げて100万円前後、たいていは数十万円振り込まれておしまい。
出版を募る一般募集が行なっている出版社は意外に多いとの事で・・
一般募集から出版に至るまでの確率は ”1%前後” ・・中略・・これを読んで「たったの1%!?」とショックを受けた人は、出版は向いていない。「1%も可能性があるの?」と興奮した人は、出版に向いている。
売らんがためには・・
『読者にとって、麻薬的存在になる覚悟があるだろうか。』 著者の千田琢哉さんが在籍されたとの経営コンサルタントの世界では中毒性のある人間的魅力を備えていたのが共通項だったそうで、
「書ける」事に加えて、文字から滲み出てくる人間性も大きなファクターですね。自分も著者のプロフィールを見て、購入の動機に繋げる事が多いです。
自分を進化させる修行僧のような1年間
千田さんは、保険会社からコンサルティング会社に転職された経歴を持つそうですが、『保険会社の1週間は、コンサルティング会社では半日だった。』
具体的には・・
『夜中の1時にミーティングを開いているのに、じゃあ明日の朝までにまとめておいて」と平気で言われる』
『こうした精神的にも時間的にも圧縮された状態でこそ新しい自分の才能を見つけられたし、大きく飛躍できたという実感がある。』
『1年間限定の修行僧のように生き抜いてみると、その先には一生モノの宝物が待っているのだ。』との一文が項目の締め括り。
同程度、それ以上の環境も少なくないと思いますが、まずは他人が興味抱く経験を経て、読み手を惹き付ける素材を生み出せる事につながるのでしょう。
日常に潜むスペシャル
何も特別と感じなくとも、立場が変われば興味深く受け止められる事も色んな所に転がっていると思いますが
「本を書こう」との思いを以て日々を過ごしていると、見ゆる世界も一変しそうで、「印税で1億円を稼ぐ」を読んで感じた事は、普段、自分で自分の置き場をどこに意識している事かなと。
と、夜中 2:57まで考えて頭を働かせてみました(笑)