今日になって、前日の「ザ・スタート」に関するまとめで書き切れない事があったなと思い出した次第。
本にペタペタと付箋を貼付けている効果と実感したところ。
>> 起業の世界は打率1割、それが分かれば必ず成功する <<
変化にビクともしない人になるための5ステップ
世の中でビジネスしているインターネットを使っている事が一般的であろうと思いますが、そこで付き物と言えるのが一方的なルール変更(例: 検索エンジンのアルゴリズムが変わる)。
そういった事に少なからぬ人たちが影響を受けてしまう一方で、本著の共同著者のお一人(加藤一郎さん)は・・
ルールやシステムがどう変わろうが、自分のビジネスには微塵も悪影響を受けない人もいます。(p200-201)
として、そのような存在に君臨するには5つのステップ(p201-202)があるとしています。
- あなたの中にある生まれ持った ” キーワードとなる核(コア)” を見つけて、最も尖った部分を抽出する。
- そこに磨きをかけて、尖らせ、オーディオアンプのように増幅する。
- 市場の需要と供給、競合、お客さんの分析を数理的に行い、あなたが最強になれる “ポジション” と “コンセプト”を算出する。
- さらに、あなたの “らしさ” を演出する調味料を加える。
- 言語化能力を磨きながら、あなただけの “必殺キーワード”を作り上げる。
ここから5項目に関して注釈が入り・・
1. 2. 4.は感性、直感に負うところが大きいので右脳的アプローチと言えます。
3. 論理的思考によるものなので左脳的なアプローチとなります。
5. は右脳と左脳を統合して活性化させる作業だと言えるでしょう。
ここでポイントなのは、著者は上記から抽出された・・
キー・エリア以外のビジネスには、(それが、儲かるビジネスだとわかっていても)手を出しません。
その心は・・
自分がそれをやっても全力を出せない、続かないことがわかっているからです。(p202)
自分の強みが分かれば、他に影響されなくなる
この過程を自分の消化する事が「最強の方法論」であるとされています。自分の解釈では・・
1. まず、自分の興味はどこにあるかを把握(=強みにつながる)
↓
2. 次に世の中の事象を捉えてマーケティング(競合度合い、差別化の可否等)
↓
3. パートナー探し等を通じて、自分の立ち位置を際立たせる
言葉にして書くと「出来るかな?」なんて不安も過りますが・・
それが出来るかどうか、この段階に至る上で重要な事は如何に5段階の最初のステップで
「 己(自分の興味、強みを)を知る事が出来るか」という事に尽きるんでしょうね。
人間誰しも、好きな事(分野)では、とかく没頭の境地に入りやすく、思った以上の結果を出せますものね。
人それぞれの興味が違うところが、この手の分野の悩みを深くしているところでもあり。