マックス・マキューンが『戦略大全』が誘(いざな)う、人生に戦略を

 

ここのところ読み進めている『「戦略」大全』が、第6部あるうちの第5部に入ってきたので、中間地点での整理。

と考えていたら、現在 am01:04につき、さらっと。

 

戦略 x 331ページ

著書名を読んで字の如く、「戦略」に照準を合わせて書かれた本で、企業が採った様々な紹介が成されていて、記載が具体的で

1章が10ページ程度なので、テンポ良く読み進める事が出来ます。

 

戦略とは「本当に欲しいものを手に入れるべく」の レール敷き

冒頭で、本書の役割を・・

” 戦略とは、未来を形づくることだ。だが、優れた計画でも、常に現実社会で機能するとは限らない。

本書の目的は、戦略を使って「本当に欲しいものを手に入れるために、いま何をすべきかを明確にすること」であり、戦略を実践的なものにすることだ。” (p20)

と明示され、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグの

” Done is better than Perfecet(完璧を目指すよりも、まずやってみよう)” (p32)

と同社のスローガンを紹介に始まり、章の頭で紹介した企業例をもとに、如何に戦略が機能したか、

「成功の基準」であったり、「落とし穴」であったり、様々な角度からの分析が成されています。

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格言を足がかりに迫る「戦略」

読みやすい半面、自分が実際、数値を盛り込んだ詳細な計画を立てて、実行する状況にないことから

読んでは抜け落ちて的な感覚で、広くオススメするタイプの本とは異なりますが

戦略についての格言も豊富(下記)で、手元に置いておく価値はあるかもしれず、その辺は本の後半の内容も合わせて結論を導ければと思います。

” 何事であれ、より良い方法はどこかに存在するものだ。現在地と目的地を結ぶ、より良いルート(急成長している新市場、新たな手法、顧客、アイデア)はどこかにあり、発見されるのを待っている。” (p33)

“戦略家として考えることは、望ましい状況を実現する可能性を探ることだ。周りで起きていることを認識し、過去の傾向を見極め、数手先を読みながら多次元のチェスをプレーする。” (p56)

” 戦略とは、目標をの達成を目指すものである。リスクとは、目標とそれを達成するための組織の能力の間にある差だ。” (p68)

” 私たちはリスクの見積もりを誤ることで、避けるべきリスクをとり、とるべきリスクを避けてしまうのだ。さらにこれらは、情報不足、個人的恐怖、集団の力学などによって悪化する。” (p75)

本の前半を読み返し、付箋箇所を振り返っみて、改めて気になった言葉、上記の通り。

 

 

祝、ジョン・サイクス 55th Birthday。ニューアルバムも 遂に!! か

Happy Birthday,  John Sykes.-

7月29日は、ギターリスト、John Sykes/ジョン・サイクスの誕生日。ロックのジャンルとなりますが

>> John Sykesっていいね!倶楽部 <<
(Facebookのログインが必要となります)

ギターが弾けないながら、個人ではFacebookでコミュニティの管理を引き受けてしまうくらい、

思い入れのあるミュージシャンで、実はこのサイトでも別立てで (下記)John Sykesのページを作っていたり ^^

MeWiseMagic.net : BLUE MURDER / John Sykes

そんな自分ながら、誕生日は昼休みにアクセスしたFacebookの投稿で知ったというーー;A

遂に来た、カムバックの狼煙

表舞台から遠ざかってから久しく、日本の地ももうかれこれ10年は踏んでいないと思いますが

誕生日に合わせてFacebookの John Sykes(Official) で、下記のアナウンスがあったようで、「遂に戻って来てくれるかー!」といった展開に。

” As John is in currently New York working with an artwork designer for his album sleeve design, we want to be the first to wish him a huge Happy Birthday today! “

ホントに信じて・・も、いいよね(笑

昨年、ファンを集めて20名近くを集めてオフ会を開催した時の集合写真を本人に送ったところ、「ニューアルバムは、もうすぐだ」といったメッセージを貰っていたもので・・。

 

そんなんで、John Sykesが世に出した作品から3つのセレクション!

Whitesnake “Serpen Albus”

John Sykesと言えば、1980年代最高のハードロック・アルバムとも称される Whitesnake “Serpens Albus”が代表作になる事は議論の余地はないと思いますが

それに関する映像となるとアルバムが完成した後、バンドのリーダーの David Coverdale に、解雇されてしまうという衝撃の展開で

このアルバムをヴィズアライズする適切な映像がナイ!という事で、アルバムを丸ごと(笑)耳にして頂くのが、一番 John Sykesの凄みを物語ってくれるものと。

BLUE MURDER

続いても静止画。Whitesnakeをクビになった凄まじき怨念とも言うべきエナジーが全快となって炸裂した

私的ロック史に残る名盤、BLUE MURDERの1stアルバム。こちらも50分ちょっと、丸ごと爆音炸裂させて頂けましたらと。

BLUE MURDER (the 1st album)

個人的にJohn Sykesを意識するようになったのは、この時から。アルバムリリースが1989年で、現在まで四半世紀の月日が流れた事になりますが

未だに新鮮な気持ちで楽しめる一枚。本作がリリースから程なく実現した Japan Tour。余りのアルバムの出来の良さに期待し過ぎてしまった面はありましたが、

今となってはJohn Sykes(G, Vo.), Tony Franklyn(B) & Carmine Appice(Ds.)(正確には + Nick Green)というラインアップを体感出来たのも自分のロック史に大きな刻印を残してくれました。

with Tony Franklin

で、最後は意表を突いて(笑)・・ BLUE MURDERの2nd “Nothin’ But Trouble”の日本盤に収録されていたボーナス・トラック。

BLUE MUDER “Bye Bye”

前作の凄まじき気迫も落ち着いて、クールダウンした感じは否めませんが、曲毎に聴き込むと随所にJohn Sykesのコンポーザーとしての魅力が感じられて

こちらも色褪せない感じ。BLUE MURDERの初期、Bassを弾いていたTony Franklynはフレットレース・ベースの担い手で

BLUE MURDERのサウンドの独自性を引き出す役割を果たしてくれていますが、この曲でもいい味出しています。

Tony Franklinの魅力を体感出来たのもBLUE MURDERと出逢った事によるインパクトだったなぁ。懐かしき1989年8月の有明MZA

 

平秀信さんが提唱する「好きな事して、相談され、感謝される」ヴァーチャル・コンサルへの道:ヴァーチャル・コンサル(1/4)

先日、受講した平秀信が発言されていて小耳に挟んだ「ヴァーチャル・コンサル」のウェビナーの初回が先週開講し

リアルタイムで聴講出来なかったのですが、動画が録画(有料講座のため非公開)されており、週末に学習してみました。

>>  平秀信さんに学んだPT(合法的無税生活)とヴァーチャル・コンサルティング  <<

ヴァーチャル化する世の中

4回シリーズで、第1回は「ヴァーチャル・コンサル」の概略的内容。

キャストは、平さんと(平さんの師匠の)仙人さん、ヴァーチャル・コンサルを実践されている神崎さんのお三方。

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序盤はビートたけしの番組的なノリでスタート。仙人さんは声のみの出演。

まず、ヴァーチャル・コンサルがこれから伸びて行く時代背景に世の中のあらゆる事が、ヴァーチャル化している事により、

これから6〜7割程度の職業のヴァーチャル化が想定され、ヴァーチャル・コンサルに向かない職業は無いと言えると思われる。

例えば美容師、蕎麦屋といった職業でも、同業者にコンサルする事で実現可能。因みにサラリーマンは、様々な苦労を経験していることからヴァーチャル・コンサルに向いているとの事。

この流れに沿ってコンサルティングの技術を身につけておくと、どこに居ても仕事が出来るようになり、未来が明るくなる。

参考までに(ヴァーチャル・コンサルの)月収の目安は35〜40万円程度との事。

まずはコンサルティングの世間一般のイメージを外すところから

ヴァーチャル・コンサルは主としてSkype(スカイプ)を使って、画面は落として、顧客の良き相談相手となるもので

イメージされる堅苦しさとは無縁。実際は「話しを聞いてくれる優しい人」程度の感じで丁度。

平さん曰く、そもそも仕事の定義自体、「価値を与える事」にあり、スーツを着て、会社に行く事と勘違いしている人が多いと指摘。

一気に大きくしようとせず、少しづつ段々と

ヴァーチャル・コンサルと聞いて、よくイメージ出来ず、不安に思う人が多いとみられるが

一気に始めるのではなく、不安を感じるのなら小さく始めれば良いとの事。

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安価なコストでインフラ整備が進んでいるこのご時世

平さんの提唱するヴァーチャル・コンサルは海外に出て、日本の顧客を相手にする。

これは次回以降の講義の内容となる海外で合法的に無税生活を送る「PT」とリンクしたもの。

この話しを聞いて、語学面で不安を感じる人も多いと推測されるが、ヴァーチャル・コンサルを生業としている人たちの中には

” Hello” 程度の英語力しかない中で、1年間ドイツで生活していたり等、語学力の出来不出来は本質的な問題ではないそうな。

海外では安宿をまとめて紹介するサイトや家をシェアさせてくれる制度の普及など、調べればいろいろ経済的に活用出来るシステムは発達しているようです。

本拠を構えるのにオススメの場所は東南アジアで、日本人でも目立たず、周囲と溶け込める事が大事であると。

ヨーロッパは惨めな思いをし兼ねないとの事ですが、世間との印象と打って変わって、ロシアは世界一優しい国であるそうな。

はじめ方は様々、価値の交換の仕方

「いきなり、海外は・・」という人たちのためには、会社と交渉して週1回は社外勤務にしてもらうなど

会社と協議する事の提案があり、意外と交渉に応じてくれる場合が多いんだとか。まぁ、これも「会社に行く事が仕事ではない」といった

こういった申し出を出来る人のマインドセットの問題はあるかと思います。

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内容が核心に入り、表情も真剣に・・

まずは「相談されましょう」

ヴァーチャル・コンサルの第1歩は、仙人さんによると

” まず人から相談されるチャンスを見付ける事 ”

相談が来れば、親切に乗ってあげる事を心掛け、その繰り返しが将来的にセミナーの開催やDVD等の商材販売に必ず繋がってくると指摘。

願わくば一人でやるよりはチームでやった方が良いとの事ですが、実は、

ヴァーチャル・コンサルに必要なのは「度胸だけ」だそうです。

才能とは、自分で気付かないくらい、至極当たり前にやっている事

ウェビナーの後半部で仙人さんから(コンサルティングの源泉となる)「才能」に関しての言及が有り、

才能は、自分が思っている事ではない。凄く自然な行為で、凄く簡単、自分でも考えないような事を指し、

これは(友達等の)人に聞いてみて分かる事だと。自分が嫌いな事であったり、親から怒られてきた事が該当したりするようです。

「失敗」が存在しない世界

ヴァーチャル・コンサルになって、自分が外へ出て行く事で、自ら環境を良くしていく。

大概の人は、「失敗したらどうしよう」と考えるが、仙人さんは学校に行かなかった事も有り

そもそも「失敗」について学ばなかったので、失敗について分からないとしながらも

人間界に失敗は無く、何かしたら、何かを必ず学ぶもので、それを次に活かせば良いだけの事。

「好きな事して、相談されて、感謝されましょう」の好循環

人間の幸せは、感謝される事に有る。好きな事をして、感謝される事に本来の姿が有り、

実際、ヴァーチャル・コンサルをやっている人たちは「感謝される事しかない」とか。

初回のエンディングは、「人に感謝される事を毎日していきましょう。」「最初から大きく考えない」

ちょっと海外に旅行する感じで出て行けば、必ずステップ・バイ・ステップの要領で歩を進められる。

自分ではなく他人の事、明日、明後日ではなく1年後の事

最後は仙人さんから、ヴァーチャル・コンサルの3つのマインドセットが定義され・・

1. 小さくテストする

2. 相談される

3. (借金があれば)借金を返す事

この指摘と並行して、自分の悩み、問題にフォーカスする事は止め、

明日、明後日の事を考える事も止めて、1年後の事を考えるようにしましょうと。

知らぬは、己の思考の枠組みなり

ざっと、このような内容で100分強の尺であったと思いますが、ヴァーチャル・コンサルという職業、ライフスタイルも然ることながら

こういった事を知っているか、知らずにいるか。また、自分が普段、如何に枠にハマった考えた方をしているのかを実感させられる機会にもなりました。

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続き(第2回)は、また来週アップします。

 

大谷正光さんが紹介する、人は7年毎に成長の節目を迎えていく話し

 

Facebookで最大級の交流会を主催されている 大谷正光 さんのメールマガジンから。

大谷さん主催のイベントは参加した事のない状況ながら、給与所得者生活から自己実現を経た生き様等から

メルマガで、しばし学びを頂いておる次第。

 

人生は7年毎に節目を迎える の法則

人の生涯には7年毎に経られる段階があるとして、それは人間、誰しもが持っている12種類の基本的な性格が露呈するようですが・・

” 幼児、孤児、戦士、援助者、探究者、破壊者、求愛者、創造者、統治者、魔術師、賢者、道化 ”

自分は未経験ですが、「ハリーポッター」は、このプロセスに従って物語が描かれているのが、人の深層心理に響いて大ヒットしたのではないかと、大谷さんは分析。

 

7年毎に移り変わる人生のステージ

そして人が生涯を歩んでいく中で、上記12の性格の原型が約7年サイクルで強く自分の表に出てくるものであると。

7歳(幼児)>>  14歳(孤児)>> 21歳(戦士)>>

28歳(援助者)>> 35歳(探求者)>> 42歳(破壊者)>>

49歳(求愛者)>> 56歳(創造者)>> 63歳(統治者)>>

70歳(魔術師)>> 77歳(賢者)>> 84歳(道化)

NewYou

と、これだけ並べると「?」という感じですが、大谷さんは、

” 20代前半は男性はなにかと戦うし、30代になると探究するし “

と。女性の場合、

” 女性は20代後半だと、恋人として援助者のエネルギーが強く出てきますから恋人の為に何でもしてあげたくなっちゃいますよね。”

(女性の方)合ってますか?(笑)

” それに30代になるとスピリチュアルに目覚める人が多くなります。”

” で、人生がガラリと変わるタイミングが大体30代半ば~40代半ばにくる人がとても多いのもこの原型でみえてきます。”

ココは ↑ 、自分の今のステージと合致してきて、よく実感出来るところです。

” 私(大谷さん)も知り合いの人で40代前半からものすごく急に活躍し始めた人がたくさんいます。みなさんほんとに劇的に人生がよくなっているんですよね。

これは原型でいうと「探究~破壊者」のステージで変容が起こるからなんですね。

探究のステージではまさに自分で未知の領域とか、夢とか目標を探求します。野心もあってどんどん突き進む感じ。

ところが、ある程度探究すると「自分が何者か」ということがうっすら見えてきます。

もしもその本当の自分からズレていることをしている場合は自らそれを「破壊者」として一回破壊しちゃいます。

「こんなことがやりたかったわけじゃない!」って。”

 

人それぞれ直面する出来事は違うが、段階毎の意味は共通する

各自それぞれ一つ一つのプロセスを経ないと、次へ進めないのが法則としてあるようで、

例えば「破壊」に至るのは、それ自体が悪い事ではなく、大谷さん曰く

” 本当に自分へと進む為に必要なプロセスなんですね。そして破壊の後の新たな創造がうまれる。”

女性の場合であれば・・

” 夫婦関係やパートナーシップに疑問を感じ始める人が多いでしょう。”

会社員の場合であれば・・

” この探究者~破壊者を30代~40代で通過するので多くの迷いや悩みが出て来やすいです。

中間管理職になるのもこの年代ですから、「自分は何がやりたいの?」という探究と「もうこんな会社辞めてやる!」という葛藤が続きやすいと思います。

転職しようか、起業しようかとすごく迷うのもこの年齢です。探究して、破壊したくなっちゃいますから。

” だから今30代~40代でいろいろ迷っているとしたら、それはあなただけっじゃないってことです。

普通は迷う時期なんですよね。

迷ったり不安になったりするのは全然悪いことじゃないですし、人の成長段階においては当たり前のことですよね。”

これらの段階を消化して行く事によって・・

“そうやって魂の成長とともに、精神的にも成熟していくということが原型から見えてきます。

最近、これまでとは感じ方が変わったり、目標がなんとなくなくなったり、これまでやってきたことが無駄だったんじゃないかって感じたりしているとしたら

それは探究者から破壊者への移行が始まっているかもしれません。”

メールマガジンの結びでは・・

” あなたの次の7年はどんな原型のエネルギーが現れてくるでしょうか “

と締め括られています。

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起こる出来事は人それぞれだが、誰しもに共通する成長の12段階

今回の記事を読んで、かつて受講したセミナーで同内容の事を学んであって、予備知識があったこと

方や周囲の人とこういった話しをする機会が無かった事もあり、「他の人はどうなだろう」と思うところはありましたが・・

大筋で合意出来て、「破壊者」の段階にいるであろう自分としては(笑)

腑に落ちる点が多く、ここに留めておこうと思った次第。

 

人生は、成長するプロセスなりて

それぞれ主人公(これを読まれている皆さん)の方々が、今の段階を認識して、そこを通過すると、次に何を迎えるのか、これを分かっているだけでも

直面している問題の相対化、アンソニー・ロビンズ曰く人の人生に欠かせないとする「成長」のプロセスが明瞭になって

より大局的な視野に立って、日々の事柄に向き合える事になれますね。

 

Editor’s Note

ブログの創設に遅れる形で作ったFacebookページの「いいね!」が本日200に。感謝。

100番目200番目は、それぞれブログでエキスパートの領域に足を踏み入れられている方にお願いして

それぞれご快諾頂け!

お一方お一方の重みを実感しながら、これからも地道に更新していこうと思えた良き節目の一日でした。

ありがとうございます。

神田昌典さんが伝授してくれた目から鱗な営業の極意x2:『禁断のセールスコピーライティング』読了

 

前回に続いて、神田昌典さんの『禁断のセールスコピーライティング』から。

>> 神田昌典さんが断言する「高飛車な営業スタイルが、信用につがなる」の真意  <<

30年の調査期間で実証された、顧客との絶対的信頼感を10分で築く方法とは・・

第4章「禁断のセールス」編 の「短時間で顧客との信頼関係を築く」と題された項目内の10分で築く信頼関係として、

一般的には「お客とお酒を飲むこと」と思われているが、もっと効果的な方法で

神田さんがジャック・ワース(アメリカで30年間、300業種のトップセールスマンに共通するセールス方法を調査した結果)が教えてもらったという方法が

“見込客の7歳以前の話をする。” (p233)

というもの。

” なぜ7歳以前の話をするのかといえば、相手が取引に値するかどうかという判断するため ”

” 見込客が、7歳以前に両親との葛藤があり、その葛藤が現在まで怒りという形で続いている場合は、取引をしてはいけない。なぜなら、その怒りが取引先である自分に向けられる可能性が高いから” (p233-234)

立ち入った質問とたるため難度が高いと思いきや、神田さんが実践したところ、「実にいい会話を持てることがほとんど」 (p234)であったそうな。

ここで相手が怒り出すような事があれば、先々、契約に至る事は難しいであろうと。

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この会話が終わった後・・

” 自然の感情として相手に対する敬意が涌いてくる。相手も同様に、幼馴染の友人のような感情を抱くことになる。つまり、その他の営業マンとはまったく次元の異なる関係が作られている “(p234)

という効果があるそうで、これが決定力を推進する役割を果たす事になるようです。

本で紹介されている会話具体例・・

営業マン:「いつ頃この会社を創業されたのですか?」ーーー「27年前だな」

営業マン:「創業されたきっかけは?」ーーー「いやぁ、ほかに仕事がなかったんだよ。オイルショックでね。だから、しようがなく始めたんだよ」

営業マン:「何を大学で勉強していたんですか?ーーー「経済だな」

営業マン:「経済を勉強しようと思ったのは、なぜですか?」ーーー「高校で野球ばかりやっていたから、それしか受からなかったんだよ」

営業マン:「野球を始めたのは、いつからですか?」ーーー「そうだな。6歳のときには、父親とキャッチボールしてたな・・・・・・」

こうすると、比較的、短時間で子ども時代にまでさかのぼれる。そして、調べたいのは両親との関係だ。

営業マン:「ご両親との関係はどうでしたか?ーーー「子どもときは、いやぁ、怖かったよな」

営業マン:「それはなぜですか?」ーーー「うちは醤油屋だったからなぁ。小学生でも自分の工場で働かなけりゃならなかったのだろう。それを手伝わないと、怒鳴られるからな」

営業マン:「そのときに、どう感じました?」ーーー「そりゃ、寒かったよ。冬でも水で醤油瓶を洗うんだからな。こんな父親を持ったのを恨んだこともあった」

営業マン:「今は、どう思われていますか?」ーーー「いやぁ、もう親父もお袋も亡くなっちゃったからね。感謝してるよ。」(p235-236)

出来るセールスマンは自然とやっていた!

と、まぁこんな会話の例示ですが、何でも

“トップセールスマンの8〜9割が、意識するしないにもかかわらず、この方法により信頼関係の構築を行なっている。” (p237)

そうな。神田さんご自身でも

” 高飛車で突っ走れるのも、「この方法を知っていれば、どんな会社でもトップセールスになれるだろう」との自信がある” (p238)

ためであると。

セールスの極意として抑えておくべき事は、わずか2つ

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と、『禁断のセールスコピーライティング』の後半では営業の極意は・・

” お客が、「この商品が欲しい」と表明し、そして欲しい理由が明確でないかぎり、商談を続けてはならない。

実に高飛車な営業スタイルだが、逆にそれが信用につながる。” (p212)

” 見込客の7歳以前の話をする。” (p233)

の2点。神田昌典さんの本ならではの「非常識」な感じが、ある種、爽快な読後感を運んでくれました ^^ 〜

神田昌典さんが断言する「高飛車な営業スタイルが、信用につながる」の真意

 

300ページ弱の「顧客心理」を射抜いた実例の数々

『禁断のセールスコピーライティング』を読了。

巻末に挟んでいたレシートの日付を、確認すれば5月10日。

285ページの分厚さに、休み休み読んでいた影響もありますが、後半が格段に面白く、まるでマンガを読んでいるかのような(笑)

本書は著者である神田昌典さんが主催されている中小企業の経営者を対象の「顧客獲得実践会」を通じて得られたノウハウのうち

セールスコピーライティングに関する内容が凝縮、再販された一冊と理解していますが

格段に面白かったのは、第4章「禁断のセールス」編と第5章「神田のセールスレター」編。

 

「お願い営業、こめつきバッタ」では売れない営業の世界の真実

「禁断のセールス編」では、

” いったい、お客は、どんな基準で、購買を決定するのか? ”

の問いに、アメリカで調査された結果が

” 1.信頼出来る営業マン  2.商品品質   3.価格 “(p207)

と示され、

” 購入するときには、信頼できる人から買う。つまり1対1の、人同士の関わりの中で、購買が決まっていく。” (p207)

“「多くの営業マンは、「お客に気に入られること=信頼されること」だと思い込んでいる。 ” (p207)

が、ここに大きな誤りがあって、神田さんは

” しかし、周りを見回してほしいが、お願い営業で稼いでいる人がいるだろうか?トップセールスマンに、こめつきバッタはいるだろうか?”(p209)

と。本書では・・

” お客が、「この営業マンは信頼できる」と思うときはどんなときだろうか?”(p210)

” お客が(営業マンを)信頼出来ると思うのは、十中八九、断られたとき なのである。”(p210)

と実態を指摘。具体的に、これは

” 買う側のメリットにならない場合、売ることを断る営業マン ・・・・・・” (p210)

 

営業マンが潜在顧客を見極める3つのポイントがある

と、上記の如く説明されていますが、『売り込まなくても売れる!』(ジャック・ワース著)によると・・

” 1. お客が自分の商品を必要であり、買いたいと思っているかどうか。

2. お客に、この商品を買う予算があるかどうか。

3. この取引をすることで、売り手および買い手の双方にメリットが生じるかどうか。

この3点について見きわめて、取引する価値がないと判断した場合には、丁寧にお断りする。” (p210-211)

” つまりお客が、「この商品が欲しい」と表明し、そして欲しい理由が明確でないかぎり、商談を続けてはならない。

実に高飛車な営業スタイルだが、逆にそれが信用につながる。”(p212)

誰もが犯してしまいがちな営業での過ち・・

逆に絶対にやってはいけない事として、

” 「1人のお客も逃さないように、説得しよう」と思うからその焦りがお客に伝わってしまう。”

説得してはいけない。説得しようとすれば、お客は必ず不買心理を高める。” = ” 売れない営業マンは頭を下げる。トップセールスマンは、お客を切り捨てる。” (p213)

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といった流れから、本では具体的なセールストークの紹介まで披露されています。

真剣なお客さんは、営業マンから切られるリスクを感じ取っている

神田昌典さんというと、このスタンスは自分でも分かっていて、個人では高飛車、非常識という先入観があり、

ご本人と接する機会があった時には、かなりのギャップを感じましたが(笑)

>> 神田昌典さんライブコンサルティング その弐(5/31): お金が無くても幸せな人を目指そう」の意味するところ <<

” セールスとは、「今すぐ客」を見きわめる。” (p230)

” 営業マンの仕事は可能性の低いお客には時間を使ってはならない。”(p219)

本章或いは本書の中で、一番刺さりのあった一文は・・

” 真剣なお客ほど、営業マンから切られることがリスクと感じるから、必ず「購入したい」と言ってくる。 ” (p222)

との部分。確かに、顧客側の立場に自分が居る時の心情を振り返ってみると、よく実感できます。

実例に富み具体的で、人間心理をよく突いていた一冊でした。繰り返し読み、実践でのフィードバックを経ていく事を通じて、大きな価値を得られます。

 

THIN LIZZY “Thunder And Lightning”ほか「雷」からインスピレーションされた3曲

 

東京地方、稲光が凄かったゆえ、「雷」からインスピレーションされた3曲。

 

THIN LIZZY  “Thunder And Lightning”

まずは、”雷鳴”轟くと個人でもそうだし、Facebookのニュースフィードでもこの曲を見掛けやすくなるような ^^こういったシチュエーションの定番!?

「来るぞー」ってな感じのイントロダクションに、リフの斬れ味に、ゾクゾクとされられるギターソロ(2:56〜)に名曲と謳われるだけの要素が詰まっていますね。

これだけの曲なのにPV(プロモーション・ビデオ)がないという。そんなんでライヴ・テイクの方で。

DOKKEN “Lightning Strikes Again”

続いて DOKKEN(ドッケン)の名を聴いて”In My Dreams”が入っている等、3枚目の”UNDER LOCK AND KEY”を上げる人が多いと思いますが

前作の”TOOTH AND NAIL”とのギャップを感じてしまった自分として、本作から”Lightning Strikes Again” “Till The Livin’ End”といったアップテンポな曲をつまみ食いしている感じ。

“Lightning Strikes Again”はベスト盤に収録されるような人気はないであろうと、本作もPV無しにつき、勢いある頃のライヴ・ヴァージョンを。

 

THUNDER “Play That Funky Music”

最後はバンド名が稲妻。ディスコミュージック?でお馴染みのナンバーで、Wild Cherryのカバー。

ライヴ・テイクは初めて聴いたような気がしますが、スタジオ・テイクと比べてタメを効かせていますね。

バンドの動向はフォローしておらず、確か一時は「解散」したはずですが(笑)秋の LOUDPARK で来日するようですね。ステージの楽しさでは定評を耳にしますね。

 

 

高橋洋一さんが斬る、財政再建のための「消費税増税」はウソ

 

報道に隠された意図有り

先日、リアルサイト社から配信された真実の日本史動画を見て、近現代の日本史の学習の足らなさを痛感。

>>  池間哲郎さんから学んだ日本人である事を誇らしく思うDNAの存在  <<

これから勉強しようかと準備していますが、帰宅後、自室の椅子に腰掛ければ同社からメールマガジン。

「表に出ていない真実は、まだ他にもある!」といった主旨で、赴くままにリンクを辿って

面白そうな話題をピックアップ。約25分動画を視聴しました。

▪️消費税増税の真実

財政再建のために(消費税)増税?

元大蔵省(現、財務省)に勤務され、小泉政権時に官邸におられたとの作家の高橋洋一さんが切れ込む消費税増税の真相。

本来、経済成長を遂げれば自然と増収になるわけで、まず財政再建のために消費税増税のロジック偽りがある。

何のための消費税増税かといえば、財務省のために他ならず、増税する事によって、歳出出来る枠を確保したいとの意図が働いた。

それをチェックするはずの政治家も公共事業を増やす事を公約に掲げた国会議員が多く、その流れに逆らう事は出来ない。

また、議員の多くは勉強不足で、周りに専門家を擁していないと、官僚の手のひらの上で転がされてしまう。

国会は国民の写し鏡なりて

これには構造的な問題もあって、国会に人を送り出す国民一人一人にも問題につながって

国民が勉強しない限りは、よく分かっている人たちのいいなりになってしまうと。

聞けば財務省内にも記者等が詰める場所が用意されているそうですが、役人たちと日夜を共にしている間から

そこでのチェック機能は望むべくも無いそうな。

尊き、自己学習で得られた見識なり

この類いの話し、今回初めて耳にするような話しでもありませんでしたが、まずは一人一人が人任せにせず、勉強する事ですね。

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私は(自発的に)TVを見る生活を止めて3年+αが経過していますが、どうもインターネットや漏れ伝わってくる話しを正面から受け止めているきらいがあり、

現実的に容易ではないにせよ、しっかり自分で調べて、考える事、大事ですね。