7月以来のCotton Clubへ。GINGER BAKER’s JAZZ FUSION。Ginger Bakerの名を耳すると、多くの人が想起するのは Eric Claptonと結成していたCREAMですかね。
CREAM “Sunshine Of Your Love”
方や自分は Gary Moore、Jack Bruceと組んだバンドというより、プロジェクト色の強かったBBMの”Where In The World”という1曲に魅了され
BBM “Where In The World”
その曲で叩いているロック史に名を刻む伝説のドラマーが来るならと、楽しみに丸の内まで出掛けてきました。
Cotton Clubで楽しみなアーティストとの交流、ではあったけれども・・
といっても、今回は公演に記載されている通り、演奏されるジャンルはJazz/Fusion.-
GINGER BAKER’s JAZZ FUSION show promotion video
Cotton Clubと言えば、公演終了後にサイン会が楽しみで、しっかり、BBMのシングル ” Where In The World ” も仕込んで行きましたが・・
場内に入るなり、物販売場に並ぶGinger Bakerの直筆サイン入りTシャツ、LP、CDにフォトブック。
思わずスタッフの方に「サイン入りグッズが出ているって事は、サイン会無しですか?」と質問すれば、「そうなんですよー」と、、
サイン会の後、上手い事いけば写真も撮れたのになと。
但し、会場に来ないと買えない直筆サイン入りCDを購入して、ちょっと得した気分に。
単なるサインというより、色使いも意識された感じはジャケットデザインと合わせアートのセンスも伝わってきました。
滲み出るショウマンシップ
今回は無料招待枠で来れ「ラッキー」と思ってましたが、ホールに入るなり「やっぱりそうだよな」と、開演1時間前ながら、かなりの客入りで、センターゾーンには立ち入れずサイドのカウンター席へ。
結果的にGinger Bakerがステージへ行くのに背中越しを通ってくれたり、ドラムセット近くであったため間近でプレーを見れたり、格好のポジションを確保出来た事に。
歩く姿から健康状態は良くない様子で、本人もMCで「これくらいが精一杯」だと、1時間に満たない公演時間に詫びが入っていましたが
現役75歳。本人から漂う風格に、喋る姿も万全そうにないながら曲間毎にMCをして、” I’m 75 years old sick man ” , ” We want money “といった英国人らしいブラックがかったジョークに
最後はアンコールに応えてくれコール&レスポンスと。往年と比べると演奏力はショウマンシップに溢れていました。
リヴィング・レジェンド of Rock’n Roll史
春先に自分の目にしたビジネスカテゴリーの本で、ジンジャー・ベイカーの生き方について語られていた一節があり
>> 週末の解放感で感じたいポール・アーデンが広げてくれる思考の幅 <<
今回、公演を見る一因になったと思っていますが、一人のレジェンドと称されるミュージシャンがドラムと戯れるかの姿が印象的な公演でした。