オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:移住の理想と現実 ⑬

移住の理想と現実 ⑬

“日本人移住者の多くが、オーストラリアのバランスのとれた生活スタイルや個人主義的労働倫理を享受している一方で、

自営業を営む移住者や日系企業に勤める移住者は、日本並みの多忙な生活を送っている現実が存在する。

さらに、本省の議論の中では、移住者の中にはオーストラリアの職場が「西洋的雰囲気」を消費する場となっている点、

および日本人移住者が言語バリア、ビジネス慣行の相違、人種的差別を経験する点を示し、

理想の人生や自己実現を主な動機として移住した移住者が、移住後の生活で経験する様々な現実的苦悩について述べた。

以上のように本章は、経済的動機井垣の様々な要素によって移住する今日の中間層移住の姿を示し、

彼ら日本人ライフスタイル移住者が移住先のオーストラリアで経験する様々な現実を個人レベルのミクロな視点から論じた。”(『日本社会を「逃れる」オーストラリアへのライフスタイル移住』p193)

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川﨑宗則選手、シカゴ・カブスの開幕ベンチ入りへ猛アピール & 新たなる伝説の誕生

4月3日の開幕へ向け、1軍のベンチ入りを目指す争いが熾烈となってきたMLB:メジャーリーグ・ベースボール.-

108年振りの頂点を目指し、充実した戦力の一角に割り込もうとChicago Cubs:シカゴ・カブスで奮闘している川崎宗則選手もエンジンがかかってきました。

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出典:Full-Count(YAHOO! JAPANニュース)

日本時間3月18日のゲームでは、(3打数)1安打1打点を記録し、通算打率は3割8分1厘の快進撃。

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:移住の理想と現実 ⑫

移住の理想と現実 ⑫

” 本章は、様々な理由によって日本社会を逃れた日本人ライフスタイル移住者の移住後の生活について考察し、

定住プロセスや移住後の仕事や余暇について、インタビュー・データをもとに論じた。

本章では第一に、彼ら日本人移住者の居住地選択のプロセスや定住パターンについて論じた。

この点については、移住後しばらくは移住前に抱いていたオーストラリアのライフスタイルのイメージに適合する場を選ぶ傾向を示し、

ライフスタイル価値観と、移住後の居住地選択の関連性について指摘した。

また、その一方で、一定期間後、特に経済力が限定的な若い居住者の間で、仕事や教育に利便性の高い現実的な場所へと移動する傾向が強い点を示し、中間層の移住の理想と現実をめぐるギャップも明らかにした。

第二に、本章は彼ら日本人ライフスタイル移住者の仕事と余暇に関する考察を行い、以下の点を指摘した。

日本社会の中間層に属し、一定の職務経験を有する者が大半を占める日本人移住者は、

移住によって経験する社会階級の下方移動を肯定的に受容し、それによって得られるバランスの取れた生活を享受している傾向が見られる。

無論、経済的・社会的により良い生活を送るための努力は行っているものの、他のアジア系移民やかつての日本人の経済移民の時代と比較すれば、

その温度差は大きく、余暇の傾向として家族との時間や日常に溶け込んだ余暇を楽しむ傾向が見られる。”(『日本社会を「逃れる」オーストラリアへのライフスタイル移住』p192-193)

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岡田斗司夫さんに学ぶ「カリスマ」というビジネスモデル(生き方):『カリスマ論』読了記 後編

岡田斗司夫さん『カリスマ論』読了記の続き。

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前編 << 2016年3月16日投稿:画像は記事にリンク >> 岡田斗司夫さんに学ぶ「カリスマ」というビジネスモデル(生き方):『カリスマ論』読了記 前編

前回は、岡田斗司夫さんのカリスマに対する下記の分類

” カリスマたる人間に必要なのは成功ではなく、その人自身のありようです。

私は、カリスマと呼ばれる人間が持っている属性とは、次の4つだと考えています。

① シナリオライター

② パフォーマー

③ プロデューサー

④ トリックスター “(29-30%/百分率は電子書籍のページ数、以下同様)

まで。今回、4属性の詳細について触れると・・

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:移住の理想と現実 ⑪

移住の理想と現実 ⑪

” 多くの日本人移住者が程度の差はあるものの差別を経験する一方で、彼らの大半は、オーストラリア社会の雰囲気やそこで得られるバランスの取れた生活に肯定的な印象を持っている。

中でも多くのインタビュイーが、差別の経験を語った後に述べたのは、「それがアジア系だからだったかは分からない」、

「オーストラリア社会に限らずどの社会にも外国人への差別はある」、「日本の方が差別はひどい」などの言葉であった。

これらは、日本人移住者がミクロな差別を日常的経験として経験しつつも、オーストラリアで生きていくために、

その差別に対応するためのポジティブな言説を自分の中で構築するプロセスと捉えることができよう。”(『日本社会を「逃れる」オーストラリアへのライフスタイル移住』p192)

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岡田斗司夫さんに学ぶ「カリスマ」というビジネスモデル(生き方):『カリスマ論』読了記 前編

岡田斗司夫さんの『カリスマ論』を読了.-

岡田斗司夫さんの著作は、『いつまでもデブと思うなよ』に始まり、

最近で印象的であったのは『評価経済社会』など、

都度、岡田斗司夫さんならではの分析なり、世界観に覆われる体験を楽しみにしています。

今回はKindleの検索を通じて本書を知り、「どれどれ・・」といった具合で読者レヴューに目をやるも

醜聞やらでの酷評もあり、「うーん、、」といった感じで悩まされるも、過去の実績から直感で購入・・

結果的に本を読み始めて程なく、またしても岡田斗司夫さんの世界観に魅了されていきました ^^

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:移住の理想と現実 ⑩

移住の理想と現実 ⑩

” 四十歳代の女性は、これらの公共の場におけるアジア人差別が九○年代中頃に急速に表面化した点を次のように指摘する。

ボーリン・ハンソンが出てきた頃に、差別がひどかったです。全然知らない人にいきなり「Go Home!」って言われたり。失礼ですよね。

あの人が出てきたのは九六年だったんですよね。あの人が出てきて、そういう態度が表面化した気がします。

ずっと心の中に思っている人はボーリン・ハンソンが出てくるまでは態度に出す人は少なかったと思うんです。

一九九〇年代は、オーストラリアの「アジア化」が進行した時代であった(Ang and Stratton 1996)。

第一章で述べたとおり、多文化主義をオーストラリアの労働市場の穴を埋める戦略として位置付けたオーストラリアにとって、

一九九〇年代はアジア系住民の急増を経験することとなり、それを危惧した保守系の政党の代表格がクイーンズランド州を地元とするボーリン・ハンソン率いるワン・ネーション党であった。

彼女は、アジア系移民の流入が白人系住民の仕事を奪うとの議論を行ったものの、実際の支持は限定的なものであった。

しかし、彼女がメディアで繰り返し述べる反アジア系移民の論調は、地元住民の態度を表面化させる契機となり、

結果的に多くのアジア系移民が差別的言動を経験することとなった。”(『日本社会を「逃れる」オーストラリアへのライフスタイル移住』p191-192)

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シカゴ・ベアーズ、2016シーズンでの巻き返しへ:FA市場で進む戦力補強

NFL(プロ・アメリカンフットボールリーグ)が、3月9日から新年度に切り替わったことに伴い、

契約期間満了した大物選手、注目選手などの新契約(移籍)のニュースが相次ぎました。

Chicago Bears:シカゴ・ベアーズの動きもヘッドライン級の扱いで、取り上げられることしばし。

主だったところを取り上げると・・

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