ワラビーズ、スコットランド代表を返り討ちで下す
” エディンバラのマレーフィールドではスコットランド代表とオーストラリア代表が激突。「世紀の誤審」があったワールドカップ2015準々決勝以来の再戦となった。
約1年前の熱闘と同じく、今回も接戦となり、リベンジを胸に誓ったスコットランドだったが、試合は23−22でオーストラリアが勝っている。
今年6月の日本代表戦(東京・味の素スタジアム)でデビューして以来、2キャップ目の出場となったCTBヒュー・ジョーンズの活躍で前半を17-10とリードして折り返したスコットランド。
後半早々、相手にPGを決められ4点差となったが、47分(後半7分)、 FBスチュアート・ホッグがゴール右に迫り、すばやいリサイクル後、LOジョニー・グレイが兄リッチーの援護を受けてインゴールに突っ込み、リードを9点に広げた。
敵陣で攻め続けるオーストラリアだが、スコットランドは規律のいいディフェンスで抵抗する。
その後、オーストラリアがPGで6点差とするも、68分に途中出場LOウィル・スケルトンがイエローをもらって追い上げムードに水を差し、数的有利となったスコットランドが逃げ切るかと思われた。
しかし、74分、敵陣深くでのモールドライブを止められたオーストラリアだったが、とっさのバックス展開でCTBテヴィタ・クリンドラニが中央を突破し、
ゴール前で捕まったものの腕を伸ばしてトライを獲得。コンバージョンも決まり、23−22とオーストラリアが逆転した。
1人少ない時間帯に失点しなかったオーストラリアの守りも勝因となった。
スコットランドはノーサイドの笛が鳴る寸前の80分にスクラムでフリーキックを得、19フェイズを重ねたが、逆転のドラマは生まれなかった。”(出典:ラグビー共和国)