デイヴィッド・ポーコック日本デビューを飾る
” トップリーグ第11節第1日(10日、花園ラグビー場など)3位からの逆転Vを狙うパナソニックが69-14でホンダに大勝し、7連勝した。
8日に合流したばかりの豪州代表FLデービッド・ポーコック(28)がTL初出場。
「世界最高のタックラー」と評される男は、激しいコンタクトで存在感をアピールだ。新人WTB福岡堅樹(24)もリーグの1試合個人最多に並ぶ6トライの奮闘。
首位ヤマハ発動機は連勝を11に伸ばしたが、まだまだあきらめない!
4連覇に向けて、パナソニックの“最強の切り札”がベールを脱いだ。ホンダに完勝し、ポーコックは笑みを浮かべた。
「非常に楽しかった。チームメートが温かく迎えてくれた」
チーム11トライのうち前半7、29、36分の3つはモールで押し込んだ。そこに参加して得点に貢献すると、得意技のジャッカル(タックルで倒された相手からボールを奪うこと)も披露。
後半16分に交代するまで、猛烈なパワーとスピードでスタンドをわかせた。
「気持ちよかった。しっかり誰かがタックルを一発で決めてくれて、スペースがあったので入らせてもらった」
豪州代表キャップ65。昨年のW杯で母国を準優勝に導き「世界最高のタックラー」「世界最強のボールハンター」と称された。
豪州代表のテストマッチで欧州遠征していて、8日にチームに合流したばかり。それでも「試合に出てプレーして慣れるのが一番いい」と疲れを感じさせない。
ディーンズ監督は元豪州代表ヘッドコーチで、2008年にポーコックを代表デビューさせた恩師でもある。
指揮官は試合前「ラグビーを楽しみなさい」と声をかけた。「ゲームプランなど覚えなければいけないことがたくさんあったと思うが、始まってしまえば賢い選手なので体が動いていた。
間違いなく彼が引っ張っている」と、まな弟子の奮闘に満足げだ。
ポーコックは「一人の選手としてフィールド上で貢献したい。チームには若くて優秀な選手たちがいる。学びながら、教えながら成長していきたい」と話した。
首位ヤマハ発動機までは、残り4試合で勝ち点10点差。逆転優勝を狙うパナソニックの切り札となる。”(出典:サンケイスポーツ)
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