タスマニア州ビジネス使節団、投資誘致で来日
” オーストラリアのタスマニア(TAS)州政府は2月27~28日、東アジア地域から同州への投資を促進する枠組み「タスインベスト2017」の一環として、州内企業12社が参加するビジネス使節団とともに日本でフォーラムや展示会などを開催した。
TAS州政府は、日豪経済連携協定(EPA)を基に、農業や再生可能エネルギー、観光部門で日本から同州への投資拡大を見込んでいる。地元各紙が報じた。
TAS州ビジネス使節団は22日から韓国を訪問し、日本でもイベントを開催した。
同ビジネス団は日本滞在中に、同州への投資を説明する目的などで、政府や企業の関係者と個別の懇談会を行った。
同州には、キリンホールディングスのオーストラリア子会社である醸造・乳製品大手ライオンや白鳥製粉(千葉県習志野市)などの食品系企業が展開している。
TAS州は、日本や韓国、中国の3カ国に対し、2015/16年度に12億豪ドル(約1,038億円)規模の輸出を行っている。
■TAS州初の高級ホテルを計画
ホテル世界最大手の米マリオット・インターナショナルは2018年に、TAS州初の高級ホテル「ラグジュアリー・コレクション・ホバート」を開業する計画だ。
1億5,000万豪ドル規模でホバートのパーラメントスクエアに建設される128室のホテルは、同社の高級ブランドホテルとしてはオーストラリア初の進出となる。”(出典:NNA.ASIA)