養老孟司先生が紐解いた「オーストラリア英語の壁
” オーストラリアの英語にふれたとき、人間はどこでも同じだと思ったことがあります。
オーストラリア英語は発音が違うでしょう。とても変わった発音です。英語だけれど、「A」を「ア」ではなく、「アイ」と発音する。
またそれを頑なに直さないのです。I come here today が、 アイ・カム・ヒア・トゥダイ に聞こえるので、「今日、ここに来ました」が、I come here to die つまり、「死ぬためにここに来ました」になってしまいます(笑)。
それではラジオはどうかといえば、クイーンズ・イングリッシュ。米語ではなく、きちんとした英語です。
・・中略・・
なぜかと言うと、オーストラリアはもともと流刑地だったところです。刑務所と同じで、先に入っている人が偉い。牢名主っているでしょう?(笑)。
後から来た人を差別するのです。その典型が言葉です。後になるほど言葉は通じなくなってきますから。”(出典『京都の壁』p35-36)
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7月に続いて、青山繁晴(参議院)議員登壇の独立講演会に参加。
「あれ、前回はこんな厳しかったっかなぁ」と、取り上げられた内容は全てオフレコとのお達しが冒頭に示されたのは、
国内外の各問題がデリケートになってきているからでしょうか。といった事情から限られた範囲での振り返りとなりますが、
開演の15:00から閉幕の19:30過ぎまで、
途中、15分程度の休憩を挟んで、前半は青山繁晴議員の講演に、
後半は事前に参加者から募った質問をもとにしての質疑応答に、何より疲れ知らず、しゃべり続ける青山繁晴議員のバイタリティが印象に残りました。
参加者の方も、日本列島台風直撃/通過といった警告交じりの気象条件ながら
物ともせずの遠征の方を含め(抽選に当選した)約600名が集う熱気で
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ワラビーズ、キャンベラでアルゼンチン代表を下す
” ラグビーの南半球4カ国対抗は16日、ニュージーランド(NZ)のオークランドなどで行われ、NZが南アフリカに57―0で大勝し、開幕4連勝とした。南アフリカは2勝1分け1敗。
オーストラリアはアルゼンチンを45―20で破って初勝利を挙げ、1勝1分け2敗とした。アルゼンチンは4連敗。”(出典:AFP時事)
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日本ハムファイターズが北海道へフランチャイズ移転後に黄金期を築いた森本稀哲さんの『気にしない。』を読了。
本を読んでまず意外であったのは、ご本人が
” 選手としての成績は、日本プロ野球名球会に入るための条件「2000安打」にほど遠い904安打、「記録よりも記憶に残る選手」と言われれば悪い気はしませんが、今もみなさんから忘れられずにいるのが不思議でありません。”(p3)
と仰られており、自分もしっかり記憶に残されているアスリートですが、
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サウスオーストラリア州でヒメフクロウインコの羽根発見
” オーストラリア南部のサウスオーストラリア(South Australia)州で、世界で最も発見困難な鳥の一種であるヒメフクロウインコのものとされる羽根が見つかり、
専門家らは14日、同州にこの珍しい鳥が生存していることを示す100年以上ぶりの証拠の発見だと明らかにした。
「ナイトパロット(夜のオウムの意)」とも呼ばれる夜行性のヒメフクロウインコは世界で最も希少な鳥類の一種とされ、
2013年に北東部クイーンズランド(Queensland)州で自然研究家のジョン・ヤング(John Young)氏が撮影した写真が証拠として公開されるまで、絶滅したものと考えられていた。
その後、ヒメフクロウインコは西部ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州でも目撃されている。
サウスオーストラリア州で今回、羽根を発見したのはヤング氏とオーストラリア野生動物保護委員会(Australian Wildlife Conservancy)の生態学者、キース・ベルチェンバース(Keith Bellchambers)氏の2人。
ヤング氏とベルチェンバース氏は、エア湖(Lake Eyre)の周りでカメラが捉えたある画像を頼りに、多くのキンカチョウの巣を見て回っていた際に、そのうちの一つの巣の中で羽根を発見したという。
ヤング氏は、羽根が新しかったことから、「過去数週間以内にキンカチョウの巣から数百メートル以内の範囲」で集められたとみていると語った。
両氏が見つけた羽根について西オーストラリア博物館(Western Australian Museum)は、小型で黄色味がかった緑色の羽を持つヒメフクロウインコのものと確認したという。”(出典:AFPBB News)
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日本総合研究所会長、多摩大学学長で、報道番組等でコメンテーターとしても活躍されている寺島実郎さんの『ユニオンジャックの矢 大英帝国のネットワーク戦略』を読了。
水曜日に参加した特別講演会が縁で購入した一冊。
内容も主だったところは講演のおさらいとなりますが、本を開いたところの「はじめに 「全体知」としての英国理解への挑戦」で
” 英国をグレート・ブリテン島に限定した欧州の島国と捉えてはいけないということである。
この国のポテンシャルはネットワーク力にある。”
とくに、五二か国を緩やかに束ねる隠然たる影響力、その中でもロンドンの金融地シティを中核に、
ドバイ(アラブ首長国連邦)、ベンガルール(インド)、シンガポール、シドニー(オーストラリア)を結ぶラインを「ユニオンジャックの矢」とイメージし、その相関をエンジニアリングする力に注目すべきである。”(p3)
という本書の根幹に据えられた見立てに始まり、「ユニオンジャックの矢」とは・・
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失業率 − 2017年8月
” オーストラリア統計局が14日発表した8月の雇用統計は、就業者数(季節調整済み)が前月比5万4200人増と約2年ぶりの大幅な伸びを示した。
市場予想の2万人増を大きく上回った。建設やサービス分野の雇用が好調だった。失業率は前月から横ばいの5.6%だった。
就業者数の内訳はフルタイムが4万100人増、パートタイムが1万4100人増だった。労働参加率は0.2ポイント上昇の65.3%だった。
労働市場は拡大しているものの、賃金の上昇率はなお鈍い状態が続いている。
豪準備銀行(中央銀行)は2018年半ばまで、政策金利を過去最低水準の1.5%のまま維持するとの見方が市場では多い。”(出典:日本経済新聞)
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↑の写真は昼食時、よく立ち寄る行列の出来る人気店でのワンシーン。
大概30〜40分は並ぶので「丁度いいっか」と、列に並びながら読み始めた本を先へ先へと進めていましたが、
わざわざハードカバーの本を持ち込んでいった状況に次第に、やがて「(ちょっと)あなた浮いてますよ」的な空気を感じ、
周囲を見回してみると・・
続きを読む いざ、細切れの時間。携帯電話に、読書に、或いは何もせずと、人それぞれそれですが →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる