養老孟司先生に学ぶ、ものの考え方、見方:『超バカの壁』読み始め

先日、養老孟司先生の『バカの壁』を読了↓した

<< 2017年10月12日投稿:画像は投稿にリンク >> 養老孟司先生に学ぶ、正解なき時代を生きるヒント:『バカの壁』読了

次は『超バカの壁』でしょうと、

週末からパラパラとページをめくり始め、12項目あるうちの最初の「若者の問題」を読み終えたので、ぺろっとおさらい。

養老孟司先生に寄せられた身の上相談回答集

「まえがき」に、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:第55回日豪経済合同委員会で自由貿易推進を確認

第55回日豪経済合同委員会で自由貿易推進を確認

” 日本と豪州の経済委員会は8―10日、都内で第55回日豪経済合同委員会を開き、両国経済協力関係の深化などについて意見交換した。

10日会見した三村明夫・日豪経済委員会会長(日本商工会議所会頭・新日鉄住金名誉会長)は11カ国による環太平洋パートナーシップ(TPP)の早期発効を日豪経済界がそれぞれの政府に働き掛けるなど、両国の発展だけでなく、自由貿易推進など共通の価値観に基づいた協力関係を深める考えを強調した。

来年は豪シドニーで10月14―16日に開く。”(出典:日刊産業新聞

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高田文夫さんが残してくれた、昭和の芸人さんたちの粋な感性が伝わってくる笑言&名言集:『私だけが知っている金言・笑言・名言録』読了

放送作家にラジオのパーソナリティーに、様々なジャンルで才能を発揮されている高田文夫さんの

『私だけが知っている金言・笑言・名言録』を読了。

6月に本書の続編となる

<< 2017年6月28日投稿:画像は投稿にリンク >> 高田文夫さんが残してくれた、悩んでいるのがバカらしくなる「笑言集」:『また出た 私だけが知っている金言・笑言・名言録 ②』読了

『また出た 私だけが知っている金言・笑言・名言録 ②』を読了していて、

それから(本書の内容が)気になっていて、ようやく手にしたという経緯。

復活後の高田文夫さんのライフワーク

本を開いたところの「まえがき」に

” 不整脈なる大病で8時間の心肺停止( 2012年4月)。

・・中略・・

再び仕事をし始めて気がついた。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・ライブで皆、面白いことを言っている。

このままスルーするにはもったいない。気に留まったものは忘れないようにメモっておこうと心掛けた。

これが大病明けで変わったこと。言葉のメモと趣味さんぽ。”(p.003)

といった出版の経緯が記されており、23の金言、30の笑言、35の名言が収録されています。

金言・笑言・名言から1言づつ

それぞれ印象に残ったところを1つづつ引用すると・・

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:Socceroos、大陸間プレーオフでホンジュラスと対決

Socceroos、大陸間プレーオフでホンジュラスと対決

” W杯予選の大陸間プレーオフは、北中米カリブ海4位のホンジュラスがアジア・アジアプレーオフ勝者のオーストラリアと対戦することが決まった。またオセアニア1位のニュージーランドは、南米5位のペルーに挑む。”(出典:スポーツ報知

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J-WAVEな日々に魅了された曲紹介 PART 17 〜 RESONATORS, Amy Winehouse & Noel Gallagher’s High Flying Birds

久々にJ-WAVEをBGMにして気になった曲の3曲選。

日常のことで、当たり前になってくると、(ラジオから流れてくる曲を)聴いているんだか、いないんだか・・ といった状態になりがちですが、

よく聴こえてくる時もあれば、全然耳に入ってこない、という時もあり、きっと曲云々だけではないですね ーー;

まずは、Resonators

Resonators – Right Time【Official Video 2017】

ユニット名も初めて、ズンチャズンチャと、ジャンルに当てはめるとスカになるのか、金曜日の開放感と相まって心地よく響いてきました。

続いては、 Amy  Winehouse:エイミー・ワインハウス.-

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:実は、それほど住みやすくない?オーストラリア

実は、それほど住みやすくない?オーストラリア

” オーストラリア国内の主要都市は、公共交通機関、住宅の購入しやすさ、雇用状況などにおいて、それほど住みやすい場所ではないという調査結果が、ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)による最新の報告書で明らかになった。

RMITによる報告書では、国内の7主要都市を対象に、街中における歩きやすさ、公共交通機関の使いやすさ、公共のオープンスペースなどのほか、住居の購入しやすさ、飲食環境などの項目について調査結果を示しており、多くの住民がこれらの項目で満足のいく経験を得られていないとしている。

報告書は、多くの都市において、住みよい街づくりのために設定された独自の政策目標が達成されていないと指摘した上で、「住みよい街」のどの項目においても、目標を十分に超える結果を出している都市は一つもないと、厳しく評価している。”(出典:Jams. TV

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養老孟司先生に学ぶ、正解なき時代を生きるヒント:『バカの壁』読了

養老孟司先生と云えば、↓

を上げる人は多いでしょうと、先月に参加した講演会が印象的で、

<< 2017年9月7日投稿:画像は投稿にリンク >> 養老孟司先生に学ぶ、地域(地方)を大切にすることの意義:養老孟司先生『地域人』創刊2周年記念 トーク&サイン会 参加記

ちょっと著作に触れてみようということで、『京都の壁』に続いては

<< 2017年9月13日投稿:画像は記事にリンク >> 養老孟司先生に学ぶ、京都の魅力:『京都の壁』読了

「代表作の『バカの壁』でしょう」と。

移動時間も長めにあった関係で、読み始めから読了に至るまで1.5日といったスピードで、興味深い記述が点在していました。

一世を風靡した「バカの壁」とは・・

結論的なところは・・

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オーストラリアの大学が困惑する物言う中国人留学生

オーストラリアの大学が困惑する物言う中国人留学生

” オーストラリアでは多くの中国人学生が学んでいるが、このところ、授業における西洋的な価値観や中国に対する見方に反発する彼らの行動が大学側を悩ませている。

特定のグループにより、キャンパスにおける言論の自由が制限されるという不安が、豪の大学で広がっているようだ。

◆物言う中国人学生、教授に抗議
中国人学生と大学側の衝突で、最近多くのメディアに取り上げられたのは、「一つの中国」を巡るものだ。

BBCによれば、豪ニューキャッスル大学の授業で「台湾は独立した国」という見解を示した教授に対し、中国人留学生たちが(教授の発言は)不快であり、教授は(クラスにたくさんいる中国人学生に)敬意を示すべきと抗議した。

これに対し教授は、自分の考えでは台湾は別の国だとし、「あなたが私の考えに感化されたくないのであれば、あなたも私の意見に影響を与えようとすべきではない」と反論した。

学生の1人が会話を録画しウェブサイトやソーシャルメディアに投稿したことで、注目を集める事態となった。

この事件を受けて大学側は、授業の教材は第三者団体のレポートを参考文献として引用したもので、レポートでは「国(country)」と「地域(territory)」の両方の意味で国という言葉が使用されていた、と釈明している。

また、教師と学生双方が文化的差異と敏感さに敬意を表することを期待すると述べ、動画が密かに撮られ表に出たことは残念だとしている(BBC)。

◆行動は政府の支持ではなく学生の意志
豪ニュースサイト『new.com.au』は、このところ中国人学生が西洋的な教授法や考え方に公然と不満を述べ、公に謝罪や授業の進め方の変更を要求するようになっていると述べ、オーストラリアにおける中国の影響力の高まりを懸念している。

BBCによれば、中国政府が学生に行動するよう圧力をかけていると疑う地元メディアもあり、今回の事件もその一つという見方もある。

しかし、豪ローウィー研究所のメリデン・ヴァラル氏は、学生の抗議行動は、彼らが自ら選んだものだとする。

1989年の天安門事件以来、中国ではイデオロギーが強化され、学生たちは中国政府におもねる信念を吹き込まれて育っている。

多くの学生が領土や主権には強い意識を持ち、長年に渡り中国は外界の犠牲になって来たと信じているため、外国から「台湾は独立国」と言われれば、非常に感情的になり、客観的な議論は困難だと説明している(news.com.au)。

一方、シドニー工科大学(UTS)の豪中関係研究所のジェームス・ローレンスソン教授は、ローウィー研究所のメディア『Interpreter』に寄稿し、学生の行動を政府のプロパガンダのせいにするのは、事実とフィクションが区別できる中国人の能力を過小評価しているという意見を支持する。

領土的主権に関しては、彼らは全会一致で政府の主張を支持するが、官僚の腐敗、環境汚染、格差といった問題では、多くの中国人が政府を酷評していると述べ、白黒はっきりさせたいオーストラリア人と違い、ほとんどの中国人はより実際的だと述べる。

同氏は、中国人学生は彼らが中国共産党の手先であり人質だという意見を拒絶しているのに、地元メディアが学生達の行動や発言を中国の脅威という狭い既成概念にむりやりはめ込もうとしていると指摘。

それによって学生たちが包囲されていると感じることが問題だとしている。

◆表現の自由は双方に大切。問題解決が急務
モナッシュ大学の講師、ジョナサン・ベニー氏は、中国人学生が意見を言うことに問題はないが、彼らが教師や他の学生が批判的意見を言うことを止めようとすることが問題だとする。

一部の大学では、中国人学生への差別的な落書きなども見つかっており、反中感情の広がりも心配されている(BBC)。

ローレンスソン教授は、現在オーストラリアには30以上の大学に10万人以上の中国人学生が学んでいると述べる。

表現の自由はすべての学生にとっての本質的価値だが、中国人学生はオーストラリアに収入と文化的多様性をもたらす歓迎すべき存在であり、問題は解決するべきだとしている。”(出典:NewSphere

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