菊澤研宗さんが『失敗の本質』とは異なる切り口で迫った大東亜戦争の深層:『組織の不条理 日本軍の失敗に学ぶ』読了

先日、中間記↓を

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アップロードした『組織の不条理 日本軍の失敗に学ぶ』を読了。

読了に近づくにつれ、佐藤優先生が先般の『失敗の本質』を読む京都合宿↓で示された見解、

<< 2017年9月7日投稿:画像は記事にリンク >> 佐藤優先生が読み解いた『失敗の本質 〜日本軍の組織論的研究』:京都合宿企画 「危機研究の名著『失敗の本質』を読む」 受講記 ②

「とち狂った人たちが戦争に突き進んでいったのではなく限定合理性の中で、合理的に行動していた」は、本書の主張に沿ったものと実感。

そのことは本書に

” すべての人間の合理性は限定されており、人間は限定された情報のなかで意図的に合理的にしか行動できないという限定合理性の立場から、日本軍の行動を新たに分析したのが本書である。”(p240-241)

との前提であったり、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:Socceroos プレーオフ初戦はシリアと引き分け

Socceroos プレーオフ初戦はシリアと引き分け

” ロシアW杯のアジアプレーオフ第1戦が5日に行われ、4大会連続5回目の出場を目指すオーストラリア代表は中立地マレーシアでシリア代表と対戦し、1-1で引き分けた。

第2戦は10日にオーストラリアのホームで開催。2試合合計の勝者が11月に本大会出場を懸け、北中米カリブ海予選4位チームとの大陸間プレーオフに臨む。

シリアの政情不安を受け、中立地マレーシアのマラッカで行われた一戦。

アウェー扱いのオーストラリアが立ち上がりから攻勢を仕掛けると、前半40分にPA内右のFWマシュー・レッキーが蹴ったシュート性のボールをFWロビー・クルーズが押し込み、先制に成功した。

初出場を狙うシリアもサイド攻撃からFWオマル・アルソマにボールを集めてゴールに迫ったが、後半もオーストラリアが優勢にゲームを進める。

それでもシリアは空中戦の競り合いでアルソマがファウルを受け、PKを獲得。後半40分に自らキッカーを務めたアルソマが冷静に決め、土壇場で1-1のドローに持ち込んだ。”(出典:ゲキサカ

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高城剛さん、加藤一二三九段の何れもが著書で説いた「強く願う」ことの大事さ

最近、読了した本の中で、著者に関連性がないのだけれども、描いてあることが共通していることがあって、

一つは高城剛さんの・・

” 超最先端医療は「意識革命」だという医師も多い。「偽薬のプラシーボ効果が科学的に実証されているように、

効果ある薬をさらに強力に効果があると思い込めば、その効果は倍にならずとも、それなりにプラスになるのは間違いない」と話す。

これは事実として、すでに多くの論文データが示している。また、このような「強い意識」を持つことは、病気だけに限らず、ダイエットやトレーニングにも効果が高い。

このような「強い意識」は、よくスピリチュアル界隈で言われる、外界を変える「引き寄せの法則」とは違い、あくまでも自己の体内の科学的変化の要因を探る話だ。

「強い意識」を持つことが、脳を強力に働かせることに成功し、それによって各種ホルモンや神経伝達物質が物理的に動きはじめる未解明の人間の可能性について、世界中で研究や討議が繰り返されている。

だからと言って、脳がすべてではなく、外的な治療やトレーニング、たとえば投薬からジョギングなどと、強く思う「意識革命」とのかけ算が、想像以上に大きな効果を生むことも明らかになってきた。

「病は気から」とは、よく言ったものだ。まだまだ科学では解明できていない人間の「意識」や、おそらく体を取り巻く「気」のようなものを入り口にし、ニュートン力学では説明できない世界へとアクセスし、

今後は病気をコントロールするようになる時代が遠くないのかもしれない。さらには、人間の能力を大幅にバージョンアップする可能性があるのではないか、と僕は考えている。”(出典『不老超寿』p-179-180)

他方は、加藤一二三九段の

” 敗北に打ちひしがれている方、挫折を味わっている方にイエスの言葉を教えれば、何かの突破口になると私は信じています。

聖書はイエスの教えを集めたものですが、そこにある描写はインパクトの強いたとえ話、誇張法になっていることが多いのですね。

やはり強い印象を与えないと教えが残りませんから。教えをいくつか挙げますと、

「善行を自画自賛するな」

「とにかく粘り強く願え」

「人に願う姿を見せるな」

・・中略・・

また2番目の教えは「求めよ、さらば与えられん」という言葉につながります。これは努力の大切さを伝えている教えですが、「しつこく願う=努力」ということになるのです。

淡白さを美徳としている日本社会ではわかりにくいかもしれませんが、キリスト教の教えはそれとは真逆にあるのです。”(出典『負けて強くなる  通算1100敗から学んだ直感精読の心得』p212-213)

表現は違えど、また表現が生み出された切り口は高城剛さんの本は医療、加藤一二三九段はクリスチャンであるプロフィールに関連して聖書からと異なれども、

意識に強く働きかけることの重要性について説かれており、

誰でもやろうと思えば出来るけど、(おそらく)殆どの人が出来ていないであろう大事な心がけ、今一度、胸に留めておきたいことです。

因みに、格闘技界のレジェンド Rickson Gracie:ヒクソン・グレイシーが色紙に好んで書く言葉(座右の銘?)も、Strong Spiritですね。

 

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:Choice 2017 ションキー・アウォード発表

Choice 2017 ションキー・アウォード発表

” 今年も消費者団体Choiceが、問題の多い商品を選んで贈るShonky Choice Awardsが発表された。ABC放送(電子版)が伝えた。

Shonky Choice Awardsは今年で12年目、品質の悪い製品、質の割りに高すぎる製品、誇大広告、不明瞭価格、疑わしい主張などに贈られる不名誉な賞で、Chocieのアラン・カークランドCEOは、「一部の大手ブランドが劣悪な商品を売ることが続いている。

白物メーカーのサムソンが3年連続で一位に選ばれ、同社の$3,000の自動乾燥洗濯機は、3.5kgの洗濯物を洗うのに6.5時間かかり、149リットルの水を使ったとしている。

Cuddly Sensitive Hypoallergenicと名付けられた繊維柔軟剤は、Choiceが自社研究室で試験したところ、水よりも低い成績だったが、価格は1リットル$6で、水の3,000倍の値段だったとしている。

また、自動車の安全装置、日本のタカタ社のエアバッグが不良品で死者18人、負傷者180人を出してリコールされたが、自動車メーカー14社の70種のモデル、249万台に装着されている。

Choiceは、一部の自動車メーカーが不良品のエアバッグを他の不良品のエアバッグと取り替えることをしていたとして、ホンダ、トヨタ、レクサス、マツダ、BMWに賞を与えている。

スイス系のチケット販売企業、Viagogoは、個人のチケット売買の窓口にもなっているが、詐欺まがいのチケットが上乗せ価格で売られている。同社が苦情に応じてくれないとする苦情がChoiceに寄せられている。

また、Nature社のWay Kids Smart Vitaガミーは、「丈夫で健康な骨と歯と筋肉をつくる」と包装には書かれているが、砂糖の含有量が50%にも達しており、虫歯の原因になりかねない。

ウェストパック銀行は、同社のBump Savings預金商品が生まれる前の子供の名義で貯金し、最高金利2.3%という低利で16年過ぎないと下ろすことができず、預金者にとって何の利益にもならない預金商品でションキー・アウォードを受けた。

また、$159の「Pain Erazor Pen」は皮膚に40回ほどの微弱電流を流すことで微麻酔をかけ、薬物を使わずに痛みを和らげると銘打っているが、Choiceでは「効果があるとは考えられない」として賞を授けた。

また、スーパーマーケットのコールズの「Complete Cuisine」キャット・フードは、「完全」と称しながら、ネコに必要な栄養素をすべては備えていなかったとしている。”(出典:NICHIGO PRESS

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デーブ・スペクターさんのフレンドリーな人がらに触れてきた:『デーブ・スベッター 2018カレンダー』発売記念イベント参加記

先月のこととなりますが、デーブ・スペクターさんの『デーブ・スベッター 2018カレンダー』発売記念イベントに参加。

整理券番号、まさかの・・ No.1 ^^;;

デーブ・スペクターさんのお名前を知ったのは『森田一義アワー 笑っていいとも』の初期であったか、

その時は外国人タレントブームの走りの頃であったように記憶していますが、

その時期一時的な出演にとどまった方もいれば、デーブ・スペクターさんのようにずっと表舞台にとどまり続けられている方もいらっしゃり、

埼玉県生まれなど、都市伝説もさまざまある中で(笑)「(いったい)どんな人だろう?」との好奇心から足を運んだ次第。

入場は先着順で、順番待ちの列で待機

まさかの歓談タイム♪

イベントに先行して取材が行われていた様子で、やや予定時間を押してスタート。

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:夏の気温50度への警告

夏の気温50度への警告

” オーストラリア国立大学の研究チームは4日、地球温暖化対策を講じたとしても、シドニーやメルボルンの夏の気温が50度に達する事態に備えるべきだと警告する研究結果を公表した。

地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」は、産業革命以前からの世界平均気温の上昇幅を2度未満に抑制する目標を設定している。

研究チームは、気温上昇が目標通りに抑えられた場合の影響を予測。

豪メディアによると、研究チームを率いたソフィー・ルイス博士は、協調して温室効果ガスの排出を削減したとしても、2060年ごろまでには豪主要都市の気温が50度に達する可能性があると語った。”(出典:時事通信

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菊澤研宗さんが『失敗の本質』とは異なる切り口で迫った大東亜戦争の深層:『組織の不条理 日本軍の失敗に学ぶ』中間記

本の帯に「閉塞した時代に生き残りを模索するすべての人に勧める」との佐藤優先生の推薦が載せられている

『組織の不条理 日本軍の失敗に学ぶ』を読み始めて、10章あるうちの6章まで読み終えたので、そこまでのおさらい。

本書購入のきっかけも、先月(2017年9月)佐藤優先生の京都合宿企画「危機研究の名著『失敗の本質』を読む」に参加した際、

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本書の紹介や引用があり、興味を持って購入。合宿時のお話しでは『失敗の本質』ではなく、『組織の不条理』を(合宿の)対象図書とすることが検討されたものの「型破り」であるとの評価から見送られたそうな。

『失敗の本質』とは異なるアプローチで迫る大東亜戦争

本を開くと、まず「本書を読むまえに」との説明書きがあり、

” 『失敗の本質』から『組織の不条理へ』”

という小見出しから

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:トヨタ、オーストラリア工場閉鎖

トヨタ、オーストラリア工場閉鎖

” トヨタ自動車は3日、オーストラリア・ビクトリア州メルボルンにある現地法人のアルトナ工場を閉鎖し、約半世紀にわたる現地生産から撤退した。

豪ドル高などで現地生産車は輸入車と厳しい競争を強いられていた。米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)系のホールデンもオーストラリアでの生産を今月終える計画。同国で自動車を生産するメーカーはなくなる。

トヨタのオーストラリア現地法人は1959年に設立。63年から現地生産を始め、ピークの2007年には約15万台を製造した。”(出典:中日新聞

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