2020 ザ・ラグビーチャンピオンシップ オーストリア集中開催の日程発表
” 南半球の強豪4か国(南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチン)がぶつかるザ・ラグビーチャンピオンシップの日程が、大会を運営するSANZAARから発表された。
今年は新型コロナウイルス感染症の世界的流行が続いており、感染拡大防止のため国境を越える頻繁な移動を避け、オーストラリアで集中的に開催することが決定。
期間は11月7日から12月12日で、ブリスベン、シドニー、ニューカッスルがホストシティとなり、試合当日は2試合が同じ会場でおこなわれる。
この南半球の4か国は2015年のワールドカップでベスト4を独占、2019年は南アフリカが世界王者になっており、
オーストラリアラグビー協会のロブ・クラーク暫定CEOは、「世界最高峰の4か国が6週連続ダブルヘッダーで戦うこの大会は、まるで“ミニ・ワールドカップ”だ。
ファン必見のすばらしい大会になるだろう」と熱戦を期待している。
11月7日の開幕節はブリスベンのサンコープスタジアムでおこなわれ、オープニングゲームでは、昨年のワールドカップチャンピオンである南アフリカが世界ランキング10位のアルゼンチンと対戦する。
第2試合では、5年ぶりの南半球王座奪還を目指すオーストラリアが世界ランキング2位のニュージーランドに挑む。
ちなみに、アルゼンチン以外の3チームは新しいヘッドコーチのもとで臨む初めての試合となる。
南アフリカはコロナ禍の国内状況が不安視され今大会参加は未定とされていたが、93人の代表候補選手をリストアップして10月3日にケープタウンでトライアルマッチ(スプリングボック・ショーダウン)を予定しており、ラグビーチャンピオンシップへの準備は少しずつ進んでいる。
アルゼンチンは、マリオ・レデスマ ヘッドコーチを含むスタッフと多くの選手が新型コロナウイルス感染症検査で陽性反応を示し、準備の遅れが心配されたが、
指揮官はシドニーモーニングヘラルドの取材に対し、「状況はここ数週間で改善し、ほとんどの選手とスタッフが回復した」ことを明らかにしている。
この2か国と比べ、ニュージーランドとオーストラリアははるかに準備が進んでいる。
このオセアニアの2国では、6月、7月から約2か月間にわたってスーパーラグビーの国内大会を実施し、ニュージーランドの代表選手たちは国内地方対抗選手権大会(マイター10カップ)にも参戦中。
また10月中には、ニュージーランド代表とオーストラリア代表が競うブレディスローカップが2試合予定されており、万全の状態でラグビーチャンピオンシップに臨むこととなる。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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