小泉今日子さんが
” 不思議な原宿の町を観察しようと雑誌の連載を始めた。「原宿百景」と題した連載は、原宿に所縁のある人との対談と、私のエッセイで構成されていた。私は原宿を歩きながら、過去や、未来や、自分の心の中を旅した。”(p9)
という著書『黄色いマンション 黒い猫』を読了。
先月(2022年4月)開催されたオンラインイベント↓の
対象書籍として入手していた一冊。
個人的なこと、社会を揺るがせたあのこと etc
上掲「はじめに」の一文からてっきり原宿界隈を深堀されたエッセイ集かと思いきや
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リーグワン1部昇格決定の花園近鉄ライナーズ〝悪童〟クゥエイド・クーパーの献身
“「人は会ってみないと分からない」とはよく聞く言葉だ。取材をしていて、それを実感することも多い。
最近でいえば、今季のリーグワン2部で優勝し、来季の1部昇格を決めた花園(旧近鉄)の指令塔、SOクウェイド・クーパー(34)だろう。
オーストラリア代表キャップ75の世界的選手。若いころには代表首脳陣を痛烈に批判し、「悪童」と批判された。
天才肌で自由奔放なプレースタイルと相まって、悪い意味で〝尖った人〟というイメージがあった。
だが、取材してみると、表情は柔らかで受け答えは丁寧。全体練習後には率先して居残り練習に励み、若手にも積極的に溶け込み、熱心に指導する。
練習中はピリピリムードを醸し出すこともあるが、「私にとって試合は特に重要ではない。勝敗はコントロールできないから。でも、日々の準備を大切にすることで勝利に近づくことはできる」という言葉を聞けば、それもうなずける。
クーパーは昨年夏、4年ぶりにオーストラリア代表に復帰。9月のラグビーチャンピオンシップ第3戦、南アフリカ戦(○28-26)から10月23日の日本代表戦(○32-23)まで5戦連続で先発し、5連勝に導いた。
オーストラリアに比べれば、レベルの低い日本、しかも2部のチームに所属していながら変わらぬ高い実力を示し、続く欧州遠征への参加も打診された。
だが、その要請をあっさり辞退する。
「日本のシーズン前の大事な時期で、チーム(花園)のためにも、自分のためにもそうするのが賢明だと思った。そうして良かったと思っている」と2部順位決定戦第2節の三重(旧ホンダ)戦を2日後に控えた4月28日の取材の際には、こう言い切った。
そんなチーム愛あふれるクーパーの左胸には『永久』という漢字のタトゥーが刻まれている。
てっきり2019年の花園入団後に入れたものと思ったのだが、09年のスーパーラグビー・レッズ時代の南アフリカ遠征の際、当時も今もHB団を組むオーストラリア代表110キャップのSHウィル・ゲニア(34)と一緒に入れたという。
「日本語を入れたかった。ここに家族のタトゥーを入れているからマッチすると思った」と左脇腹を指して教えてくれた。
ちなみにゲニアの左胸のタトゥーも漢字で『天使』。奥さんをイメージしたそうだ。
この計185キャップの超大型HB団は将来の日本行きを予感していたのだろうか。
2人は来年も花園でプレーする予定だ。日本ラグビー最高峰の1部でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。それは同年秋にW杯フランス大会を戦う日本代表の選手たちにとっても貴重な経験になるに違いない。”(出典:サンスポ)
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一時的に日中のBGMをJ-WAVEとした日々に、On Airされた曲に「!」とさせられた記録集 第188弾.-
最初は、厳かな出だしに引き込まれる
Closer To You – Jacob Collier
Jacob Collier
Vocalパートが近づくにつれ漂うクールさに、曲中の切々としつつもXmasっぽい暖かさに、後半のTake6を想起されられたハモりに、とかくハートを温められるチューンで 👍
続いては
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シドニーで2年ぶりに大規模旅行・観光商談会開催
” 日本人観光客に人気のオーストラリアで、2年ぶりに大規模な観光商談会が開催されました。
記者 「シドニー市内の会場です。現在、こちらには世界各国から多くの人が集まっています」 オーストラリア政府観光局が主催して、2年ぶりに対面で開催された旅行と観光の商談会。
日本を含む世界23か国から、500人を超えるバイヤーらを含め、およそ1,100人が集まりました。
日本からの商談参加者 クラブツーリズム(株)海外旅行部 大熊恵美さん 「(Q.豪州への旅行人気は?)イメージ的は本当にハワイと並んでオーストラリア・・・期待をしております」
一時は厳しい“ゼロコロナ政策”をとっていたオーストラリア。今年2月、2回のワクチン接種を完了した旅行者の全面受け入れを再開。
4月からは、入国前のPCR検査と新型コロナ陰性証明書の提出義務も廃止しました。 オーストラリア政府観光局アジア地区・航空担当 ホグ副局長 「こちらに戻って来られる海外旅行者を大歓迎します。
また、日本の入国規制などが早く撤廃されることを期待しています。多くのオーストラリア人も日本への旅行を楽しみにしています」 コロナ禍前の2019年には、年間およそ50万人の日本人旅行者がオーストラリアを訪問。
また、オーストラリアからは62万人以上が日本を訪れていて、商談会の参加者は、1日も早い両国間の自由な往来の再開を望むと話していました。”(出典:TBS NEWS DIG via Yahoo! JAPAN)
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稲葉篤紀 前侍ジャパン監督の『活かして勝つ 金メダルをつかむチーム作り』を読了。
別のサイン本を物色しに書店に立ち寄った際、
本サイン本を見つけ、購入していた経緯。
本書は
第一章 代表監督就任から五輪まで
第二章 決戦へ
第三章 出会った監督たち
第四章 侍ジャパンの関係者に聞く
第五章 <対談> 監督という役割 井上康生
という章立てで、(本記事の)タイトルはオリンピックに寄せましたが、実際は稲葉篤紀さんの幼少期から現役選手時のエピソードも掲載されています。
金メダルへの礎、そして分岐点・・
主たるトピックである東京オリンピックについては
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スコット・モリソン首相、総選挙を前に住宅政策を公表
” モリソン豪首相は15日、総選挙を前に住宅所有を促し価格を抑制するための政策を発表した。総選挙は21日。
直近の世論調査ではモリソン氏の与党・保守連合(自由党と国民党)の支持率が野党・労働党の支持率を下回っており、9年ぶりに政権が交代する可能性がある。
自由党はこの日ブリスベンで選挙戦を正式にスタートさせた。
モリソン氏は住宅政策の詳細を説明して有権者に支持を訴えた。55歳以上の住宅売却を後押しし、売却資金を退職年金に投資することを可能にする。
住宅価格を抑制し、市場での家族向け住宅の供給を増やすとモリソン氏は強調した。
選挙戦ではこれまで物価高対策や国家安全保障問題、気候変動対策などに焦点が当てられていた。
一方、労働党は雇用拡大と産業基盤多様化に向け、先進的な製造業分野に10億豪ドルを投資する方針を示している。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
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作家 伊東潤さんの『潮待ちの宿』を読了。
先月(2022年4月)、サイン本販売情報に反応して
入手していた一冊。
明治を生きた女性の・・
出だし
” 父はめったに感情を面に出さない男だったが、最後に振り向いた時、これまで見たことのないほど辛そうな顔で、志鶴を見つめていたのをよく覚えている。
それが何を意味するのか、その時には分からなかったが、夕方になっても父が戻ってこないことで、志鶴はその理由を覚った。”(p10)
の一文に、重たさを覚悟させられたものの
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2022年5月消費者マインド、利上げ不安でまた下落
” ウエストパック・メルボルン研究所は11日、オーストラリアの5月の消費者マインドが90.4ポイントと、前月から5.6%下落したと発表した。
生活費の高騰と政策金利の上昇に対する不安が圧力となり、ビクトリア州で新型コロナウイルス流行の第2波が原因で厳格なロックダウン(都市封鎖)が敷かれていた2020年8月以来の低水準となった。
消費者マインド指数は、個人の財政状態や景況感、出費状況などについての質問から割り出した経済指標。
100ポイントを超えた場合は「楽観」が「悲観」を上回り、100ポイント未満は「悲観」が「楽観」を上回っていることを示す。調査は約1,200人を対象に行われた。
「今後12カ月の経済見通し」は前月比5.8%下落の90.4ポイント、「今後5年間の経済見通し」は4.1%下落の96.2ポイントとなった。
一方で家計への信頼感では、「前年比の家計」は前月比0.3%上昇の79.6ポイント、「今後12カ月の家計見通し」は11.2%下落の93.3ポイントとなった。
今後12カ月間の失業者数の増加見込みを示す失業予測指数は、前月比10.5%上昇の109.6ポイントとなった。
「住宅の買い時」は1.6%下落の77.5ポイント、住宅価格予想指数は9.4%下落の121.4ポイントだった。
ウエストパック銀行のチーフエコノミスト、エヴァンス氏は「インフレ圧力はここから緩和されるかもしれないが、消費者は、オーストラリア連邦準備銀行(RBA)がこれから利上げを続ける予定であることを認識している」と指摘。
「銀行の預金金利が上昇するとの見通しはあるものの、金利上昇の見通しは明らかに消費者の重荷になっている」と述べた。”(出典:NNA ASIA)
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「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる