オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オーストラリアと自動車②(製造業)

下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」6月12日付の記事を転記したものです。

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「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」:画像はFacebookページとリンクしています。是非「いいね!」を宜しくお願いします。

オーストラリアと自動車②(製造業)

” オーストラリアで作られた車の輸出先は、ニュージーランド、シンガポール、ブルネイ、香港、南太平洋諸島を除けば、大半が日本なのである。

さらに、オーストラリアは一部の精密機器を除いて、自国市場の狭さから製造業に不熱心で、輸入に頼る体質が強い点ではアメリカと異なる。

その懸念が出てきたのは1990年代初頭で、オーストラリアは関税障壁を極端に下げる決定を下し、日産オーストラリアは「これではオーストラリアで車を作るより輸入した方が安い」とぼやき、

関税率が25%に落ちる96年度を期して撤退を決めた。撤退の費用だけで10億豪ドルを要した。” (『オーストラリアを知るための58章』p312)

自動車への依存度の高さは前日の通り、世界有数の水準でありながら、オーストラリア政府が推進している関税引き下げは1996年以降も継続しており、

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この経過から2017年を以ってオーストラリアからTOYOTAを含む自動車製造業3社が全て撤退する結果を導く事になりました。

 


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