下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」6月19日付の記事を転記したものです。
オーストラリアのマスメディア ③:印刷メディア
” 2,000万人を超える人口のオーストラリアには現在、48の日刊紙(全国紙2紙、大都市=州都=日刊紙10紙、地方日刊紙36紙)と10の日曜紙がある。
日刊紙の数はこの10年あたり、ほぼ変わらない。しかし、総発行部数は350万部から300万程度に落ち込んでいる。” (『オーストラリア入門 第2版』p127)
昨日、オーストラリアのソーシャルメディアに関して取上げ、Facebookのアカウント登録者が約1,100万人と紹介しましたが
新聞発行部数は約3の1の規模。そこから様々な媒体に分かれることになりますが、何が読まれているのか?=世間話しをするのに何を読んでおけばよいのか?というところもあると思います。
この点に関しては、先日紹介したメディア王のルパート・マードックが所有するニューズ社のやはり影響が強いようで
” マードックのニューズ社は、全国日刊紙『ジ・オーストラリアン』、オーストラリアで最大の発行部数を誇る『ヘラルド・サン』(メルボルン)や『デーリー・テレグラフ』(シドニー)などを発行し、
大都市日刊紙市場(月〜金)で7割弱、同土曜紙市場で6割、さらに日曜紙市場は8割近く、同郊外紙でも5割以上の発行部数を占める。” (『オーストラリア入門 第2版』p125)
語学力向上を目指している方々は、旬の話題を新聞や雑誌などの印刷メディアなり、インターネットからリーディングスキルを上げる事が効果的と思います。
電子メディアか、紙メディアかライフスタイルの違いはあると思いますが、じっくり読みたい人にとって教材としての新聞の価値はまだまだありそうですね。