下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」7月6日付の記事を転記したものです。
オーストラリアのダイソー ②
” 100円ショップ「Daiso(ダイソー)」を展開する大創産業(本社:広島県東広島市)が、メルボルンにオーストラリア最大となる店舗をオープンすることが分かった。開店は2013年8月を予定しており、中央ビジネス区(CBD)に店舗を構えることで、通勤者などの顧客層を狙う。同社はメルボルンのほかにも、東海岸地区を中心に年内に12店舗の出店を計画するなど、拡大勢力を強めている。” (NNA.ASIA 2013.5.13)
” 2日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューなどによると、同社はメルボルンCBDのエリザベス・ストリート2番地に位置するオフィスビル1階に新店舗を開設する予定。店舗面積は1,800平方メートルで、すでに不動産大手コリアーズ・インターナショナルと英系不動産仲介業サビルス・オーストラリアのエージェントとの間で、10年間のリース契約を結んだもようだ。関係者によると、1平方メートル当たりの賃料は700豪ドル近いという。” (NNA.ASIA 2013.5.13)
ダイソーのオーストラリアでのウェブサイトを確認したところ、2015年7月時点の店舗数5で、ユニクロ同様、当初の見込み通り、出店計画が推移していないようです。
また、賃料は日本では坪単価が一般的な指標となりますが、平方メートル(700豪ドル=1円、95円換算で66,500円と想定)を坪換算すると、220,000円と算出され、日本で10,000円払っている例も少数とみられる中、「幾らなんでも桁違いなんでは?」と思ってしまいますが、高額である事は間違いないようで、人件費の高さ(最低時給1,600円程度)と悩ましいところでしょう。